説明

質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム及び言語教育方法、言語教育プログラムを記録した記録媒体

本発明は、外国語使用者または学習者の質問と情報提供者の答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システムに関するものであって、外国人との対話で起こることができる対話状況や表現文章をコーパスデータで構成して格納し、学習者が入力した質問に対応する答弁を前記質問の類型によって多様なテキストデータで抽出してネットワークインターフェースを通じて出力する情報提供者装置と、前記情報提供者装置に質問データを入力し、前記情報提供者装置から入力された答弁をウェブブラウザ及びスピーカを介して出力して学習がなされるようにし、学習者個人の学習環境に合うように前記答弁データを選択格納して合わせ学習が可能な加入者装置で構成されることを特徴とする。したがって、本発明の言語教育システムは、外国人との対話において必要な状況や文章を質問によって連結される答弁を即刻抽出して、これをテキストデータ、ビデオ/オーディオデータに提供することができ、学習者の環境に合う学習道具などの選択を通じて自分に合う最適の合わせ学習を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、言語学習システムに関し、より詳しくは、外国人との意思疎通のために必要な状況や文章表現を学習者がインターネットから即刻検索できるようにしたものであり、併せて、このような言語学習システムを用いて必要な内容を学習者が個人環境に合うように管理して学習できるようにしたインターネットとマルチメディアなどを用いて提供する言語教育システム及び言語教育方法、そして、このような言語教育プログラムを記録した記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、超高速インターネット環境が大いに発展することにつれて、多様な言語学習コンテンツと方法が開発されて、インターネット及び無線ネットワークを通じてリアルタイム学習が可能になった。
【0003】
しかしながら、大部分のインターネット教育は、学習教材やマルチメディア内容をインターネットを通じて供給者が学習者に一方的に提供される水準であるので、実際に学習の効果を期待することが困難な現状であり、大部分の教材が画一的であり、何よりも学習者がその場で必要とする内容を即刻提供できなくて、実際に学習の効果を期待することが困難な現状である。したがって、外国語習得の本質的な機能である即刻的な意思疎通に必要な充分な学習に限界がある。
【0004】
一例として、英語教育において、文章を全部暗記するとか、話す速度を異にするとか、発音を正確に大きい声で叫ぶというなどの学習方法が発表されているが、実際にこれを碌に実践することが困難であり、その場の必要な意思疎通の問題を解決できなくている。即ち、学習者が希望することは、外国人との対話状況及び要求する内容を即刻解決してくれたり、各々の学習者が必要とする最適の内容で学習することにも関わらず、現在まではこのような要求が全く反映されていないだけでなく、言語習得のための学習動機さえ期待し難い現状である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここに、本発明は、前記のような従来の諸問題を解消するために提案されたものであって、学習者が必要とする対話状況や表現文章をコーパスデータで格納していてから、学習者が要求する内容の質問に最も適合した答文などを提供することをその目的とする。
【0006】
また、本発明の他の目的は、個々人の学習環境、即ち、身分、職業、学習水準、使用場所、使用目的によって必要な内容のみを別途に管理して個人の学習環境に合う合わせ学習が可能な多様な学習道具と方法で進行することにある。
【0007】
また、本発明の更に他の目的は、学習者の質問に応ずる答弁を学習資料データベースと辞典検索方式を用いて、有・無線インターネットネットワーク端末機(PC、Mobile、PDA)と既存の記録媒体(CD、テープ、本)に記録して学習者に提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記のような目的を達成するために提案された本発明の特徴によれば、有・無線ネットワーク端末機を通じてデータを送受信して学習がなされるように加入者装置と情報提供者装置から構成される言語学習システムであって、外国人との意思疎通に必要な状況や表現文章を状況単位と文章単位のテキストデータ及びオーディオ/ビデオデータが格納された学習資料格納部と、ネットワークを通じて前記加入者装置の要請データを分析して前記学習資料格納部から前記要請データに符合する学習資料を抽出する認識部と、前記認識部から抽出された学習資料を前記ネットワークを通じて前記加入者装置に伝送されるように制御する送信制御部と、前記ネットワークを通じて前記学習資料を受信して、受信された学習データを多様な学習方法とマルチメディア道具を用いて学習が進行されるように制御する学習資料制御部と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0009】
本発明の他の特徴によれば、前記ネットワークを通じて前記加入者装置から受信された会員情報を格納して、前記抽出された学習資料を該加入者装置に伝送するための識別情報を前記送信制御部に提供する会員資料格納部を更に含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の更に他の特徴によれば、前記学習資料格納部から抽出された状況単位データと文章単位データとに各々区分して格納する状況単位データバッファー及び文章単位データバッファーと、前記学習資料格納部から前記状況単位データと文章単位データに相応するオーディオ/ビデオデータが格納されたAVデータバッファーと、前記加入者装置から受信された学習者が入力したテキストデータとオーディオデータを各々格納する受信テキストバッファー及び受信オーディオバッファーを更に含んで構成されることを特徴とする。
【0011】
本発明の更に他の特徴によれば、前記情報提供者装置を構成する認識部は、前記加入者装置の要請データに相応して前記学習資料格納部から該当する学習資料を抽出して、前記学習者が選択した状況検索及び文章検索の検索類型によって前記要請データを場所、機能、自然語に区分して、前記学習資料格納部から前記要請データに符合する学習資料を呼び出す第1比較部と第2比較部から構成されることを特徴とする。
【0012】
本発明の更に他の特徴によれば、前記情報提供者装置を構成する前記送信制御部は、前記抽出された学習資料をテキストデータ、オーディオデータ、ビデオデータに区分して前記加入者装置に送信することを特徴とする。
【0013】
本発明の更に他の特徴によれば、前記加入者装置を構成する学習資料制御部は、前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置から受信された学習資料をテキストデータとオーディオデータに区分して格納するテキストデータバッファー及びオーディオデータバッファーと、学習者が状況単位データを検索するか文章単位データを検索するかを選択するようにする検索メニュー選択部と、前記学習資料を前記バッファーに格納し学習のためのプログラムを駆動する等、前記学習者が学習できるように一連の動作を制御する学習制御部を含んで構成されることを特徴とする。
【0014】
一方、本発明の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システムは、対話に必要な状況単位データと文章単位データをテキストデータ、オーディオデータ、ビデオデータに区分してコーパスデータで学習資料格納部に格納して、学習者の質問テキストデータと一致する学習資料を前記学習資料格納部から抽出して所定の学習順序によって前記ネットワークを通じて出力する情報提供者装置と、前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置に質問テキストデータを出力し、前記情報提供者装置から受信された学習資料をウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力する加入者装置とを含んで構成されることを特徴とする。
【0015】
ここで、前記加入者装置は、PC、PDA、Mobileのうち、いずれか1つであることを特徴とする。
【0016】
一方、本発明の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システムを用いた言語教育方法の特徴によれば、学習者が入力した質問テキストデータが前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置に伝送されるステップと、前記ネットワークを通じて受信された前記質問テキストデータに相応する状況単位データまたは文章単位データが抽出されるステップと、前記抽出された状況単位データまたは文章単位データが前記ネットワークを通じて前記加入者装置に伝送されるステップと、前記ネットワークを通じて受信された状況単位データまたは文章単位データが学習プログラムによって前記加入者装置のウェブブラウザとスピーカを通じて出力されて学習が進行されるステップと、を含んでなることを特徴とする。
【0017】
このような本発明の言語教育方法は、状況単位データを検索するか文章単位データを検索するかを選択できるように検索類型選択画面を提供するステップを更に含んでなることを特徴とする。
【0018】
また、前記質問テキストデータに相応する状況単位データを抽出することにおいて、前記加入者装置から受信された質問テキストデータの場所値と機能値を基準にして、前記場所値と機能値が一致する状況単位データを抽出することを特徴とする。ここで、前記加入者装置から受信された質問テキストデータが場所値のみ存在する場合、前記機能値を含む質問テキストデータの再入力を要請したり前記場所値のみ一致する状況単位データを抽出し、前記加入者装置から受信された質問テキストデータが機能値のみ存在する場合、前記場所値を含む質問テキストデータの再入力を要請したり前記機能値のみ一致する状況単位データを抽出することを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0019】
以上、考察したように、本発明は、従来の言語教育方法において、学習者が画一化した教材で学習することによって、外国人との意思疎通に必要な状況が発生した時、探そうとする内容を既存の古材から即刻捜し出すことが困難であり、言語学習においても特定の状況のみを反復学習することによって、実際に、学習した内容の以外の他の状況が発生した時には状況表現が不可能になる問題を解決したものであって、インターネット上で外国人との意思疎通に必要な可能な場合の状況または表現文章をコーパスデータで格納して質問と答弁を辞典検索方式を用いて探そうとする内容を文字情報、オーディオ情報、映像情報で提供することにより、使用者の質問に対する答弁を即刻的に解決する。また、本発明によれば、辞典検索方式で探した内容を別途の格納装置に格納して学習者に最適化した内容の合わせ教材を構成して学習できるようにしたのであり、また学習プログラムとマルチメディア道具を活用して效果的に提供することができる。また、本発明によれば、オンラインまたはオフラインの多様な方法により学習可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0021】
図1及び図2に示す本発明の一実施形態は、学習者の質問を辞典検索方式を用いて情報提供者装置と加入者装置により答弁がなされる言語教育システムの例を示すものである。
【0022】
まず、図1は本発明の一実施形態に係る辞典検索方式を用いた言語教育システムの構成図であって、図面において参照符号110は学習資料格納部、111は学習資料データベース、112は学習資料抽出制御部、113は状況単位データバッファー、114は文章単位データバッファー、115はAVデータバッファー、120は認識部、121は第1比較部、122は第2比較部、130は送信制御部、143は受信制御部、141は受信テキストバッファー、142は受信オーディオバッファー、150は会員管理部、151は会員データベース、152は会員認識部を示すものであって、上記の構成要素は情報提供者装置を構成する。
【0023】
図1を参照して説明すれば、学習者が探そうとする内容を検索するために、加入者装置1bの検索メニュー選択部201から状況単位データ検索なのか文章単位データ検索なのかを選択した後、検索ウィンドウにテキストデータを入力すれば、前記テキストデータは出力制御部210を通じて送信制御部190に伝達され、以後、ネットワークインターフェース160を通じて情報提供者装置1aの受信制御部143に伝えられる。
【0024】
前記受信制御部143に伝えられたテキストデータは、また受信テキストバッファー141に格納された後、(前記学習者がオーディオに入力する場合には受信オーディオバッファー142に格納される)、第1比較部121と第2比較部122に入力される。第1比較部121は状況単位データバッファー113に格納された状況単位データと前記テキストデータとを比較した後、一致する状況単位データが存在すれば該状況単位データを送信制御部130に伝送させ、第2比較部122は文章単位データバッファー114に格納された文章単位データとテキストデータとを比較した後、一致する文章単位データが存在すれば該文章単位データを送信制御部130に伝送させる。
【0025】
図1の情報提供者装置1aを構成している学習資料格納部110を詳細に説明すれば次の通りである。全ての学習資料は学習資料格納部110内の学習資料データベース111に格納される。前記学習資料データベース111はDBサーバで構成することができる。学習資料データベース111に格納された学習資料は学習資料抽出制御部112の制御下に抽出された後、各々のコンテンツ別バッファーに格納される。即ち、学習資料データベース111から抽出された状況単位データは状況単位データバッファー113に格納され、学習資料データベース111から抽出された文章単位データは文章単位データバッファー114に格納され、学習資料データベース111から抽出されたオーディオ及びビデオデータはAVデータバッファー115に各々格納される。
【0026】
前記において、状況単位データバッファー113には意思疎通(外国人との)のために必要な対話状況を構成する状況別コーパスデータの集合が格納される。例えば、家で料理する時に必要とする対話の内容は“腹がへる時”、“材料を準備して料理する過程”などが該当する。即ち、家で料理する時に起こることができる対話状況、即ち、聞いて答える多い対話内容を1つのコーパスデータで作って置いたものである。
【0027】
一方、前記加入者装置1bから入力された質問テキストデータは、前記受信テキストバッファー141または受信オーディオバッファー142に入力され、前記テキストデータ及びオーディオデータは、前記認識部120を構成する第1比較部121や第2比較部122で状況単位データあるいは文章単位データと比較された後、最終的に学習資料抽出制御部112の制御下に学習資料が抽出される。この際、抽出された学習資料はn個だけ累積されて抽出される。
【0028】
前記加入者装置1bに提供される状況単位データと文章単位データは、前記AVデータバッファー115のオーディオ及びビデオデータと同時に呼び出されて、送信制御部130の制御信号によって動作する学習資料抽出制御部112により抽出される。前記抽出されたオーディオ及びビデオデータを含む状況単位データと文章単位データは、送信制御部130に入力された後、ネットワークインターフェース160を通じて加入者装置1bに伝送される。一方、前記ネットワークインターフェース160を通じて加入者装置1bから入力されたデータは、情報提供者装置1aの受信制御部143に入力される。前記受信制御部143に入力されたデータがテキストデータである場合には、受信テキストバッファー141に伝送され、前記入力されたデータがオーディオデータである場合には受信オーディオバッファー142に伝送される。
【0029】
一方、前記認識部120は、第1比較部121と第2比較部122から構成され、前記第1比較部120は加入者装置1bから入力された質問テキストデータの内容と一致する状況単位データが存在するかを比較した後、一致する状況単位データが存在すれば、前記状況単位データバッファー113に格納された状況単位データを送信制御部130に出力させ、第2比較部122は加入者装置1bから入力された質問テキストデータの内容と一致する文章単位データが存在するかを比較した後、一致する文章単位データが存在すれば、前記文章単位データバッファー114に格納された文章単位データを送信制御部130に出力させる。
【0030】
送信制御部130に出力された学習資料(状況単位データあるいは文章単位データ)は、前記ネットワークインターフェース160を通じて加入者装置1bの受信制御部180に入力される。前記受信制御部180に入力された学習資料のうち、テキストデータは学習制御部204の制御下に前記加入者装置1bのウェブブラウザに出力され、前記学習資料のうち、オーディオデータは出力制御部210の制御下にスピーカに出力される。この際、情報提供者装置1aから抽出された学習資料がどんな加入者装置1bに出力されるかは送信制御部130から分かり、前記送信制御部130は会員認識部152で入力された識別情報を通じて分かる。前記会員認識部152は受信制御部143を通じて入力される加入者装置1aの識別情報を前記会員データベース151に格納される会員情報を用いて認識し、それによる加入者装置1aの識別情報を前記送信制御部130に伝送する。
【0031】
以上、説明した実施形態は情報提供者装置1aと加入者装置1bがインターネットを通じてデータを送受信することを例にしたものであって、前記加入者装置1bは、好ましくはPC、モバイル及びPDAのうち、いずれか1つである。
【0032】
しかしながら、前記情報提供者装置1aから提供される学習資料を無線ネットワーク端末機(例えば、Mobile、PDA等)と移動式格納装置(例えば、テープ、CD、DVD、半導体チップ、語学機器等)に格納させて加入者装置1bに一括的に提供して実行することができる。この際、学習者は前記学習資料を一括的に自身の無線ネットワーク端末機にダウンロードした後、実行させて使用することができる。したがって、本発明は、オンラインは勿論、オフラインを通じても教育が可能なシステムである。
【0033】
一方、図2は本発明の言語教育システムによる合わせ学習のための情報提供者装置と加入者装置の構成を示すものであって、学習者が入力した質問テキストデータに相応する学習資料は、情報提供者装置2aの学習資料データベース221から抽出された後、加入者装置2bの学習資料格納バッファー312に格納される。このように学習資料格納バッファー312に格納された学習資料は学習制御部314の制御下に学習プログラムバッファー313に格納されたプログラムが駆動されて前記加入者装置2bのウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力されることによって、学習者が希望する合わせ学習がなされる。参考に、図2において、220は学習資料格納部、230は認識部、240は送信制御部、250は会員管理部、260は受信制御部を示すものであって、これらは情報提供者装置を構成し、290は受信制御部、300は送信制御部、320は受信制御部を示すものであって、これらは加入者装置を構成する。
【0034】
全ての学習資料は学習資料格納部220内の学習資料データベース221に格納される。この際、前記学習資料データベース221はDBサーバで構成することができる。前記学習資料抽出制御部222は学習資料データベース221から学習資料を抽出する。このように抽出された学習資料は各々のコンテンツ別に状況単位データバッファー223に格納される。この際、前記学習資料データベース221から抽出された学習資料のうち、オーディオ及びビデオデータは、オーディオデータバッファー224と動映像データバッファー225に各々格納される。
【0035】
前記第1比較部231は、学習者が入力した質問テキストデータと一致する状況単位データが存在するかを比較して(前記質問テキストデータの場所値と機能値とを比較)、一致する状況単位データが存在すれば、該状況単位データが送信制御部240に出力されるようにし、前記第2比較部232は学習者が入力した質問テキストデータと一致する文章単位データが存在するかを比較して(前記質問テキストデータの場所値と機能値とを比較)、一致する文章単位データが存在すれば該文章単位データが送信制御部240に出力されるようにする。この際、前記状況単位データ及び文章単位データはオーディオデータバッファー224及び動映像データバッファー225から抽出されたオーディオ及びビデオデータと共に前記送信制御部240に伝えられる。
【0036】
前記情報提供者装置2aの送信制御部240に伝えられた、前記学習者が希望する学習資料は、ネットワークインターフェース270を通じて加入者装置2bの受信制御部290に入力される。前記受信制御部290に入力された前記学習資料は、学習制御部314の制御下に前記学習プログラムバッファー313に格納されたプログラムが駆動されてウェブブラウザとスピーカを通じて出力されることにより学習がなされる。
【0037】
この状態で、学習者は前記学習資料のうち、自身に必要であると考えられる学習資料のみを選択的に別途の格納部(図示していない)に格納して自分だけの合わせ学習をすることができる。この際、前記格納部に格納される学習資料は、前記状況単位データや文章単位データでなく、前記状況単位データと文章単位データにマッチングされる識別コードとなる。
【0038】
したがって、学習者は格納部に格納された自分だけの学習資料を呼び出して合わせ学習をすることになるが、前記合わせ学習をするには、まず、前記格納部に格納された識別コードは送信制御部300とネットワークインターフェース270を通じて情報提供者装置2aに伝送される。
【0039】
ネットワークインターフェース270を通じて情報提供者装置2aに入力された前記合わせ学習用学習資料に相応する識別コードは、前記第1比較部231で状況単位データと比較される。即ち、前記第1比較部231は、前記識別コードと一致する状況単位データが存在するかどうかを検索して、前記一致する状況単位データが存在すれば、該状況単位データを送信制御部240に出力されるように制御する。この際、前記状況単位データは、オーディオデータバッファー224及び動映像データバッファー225から抽出されたオーディオ及びビデオデータと共に前記送信制御部240に伝えられる。
【0040】
以後、前記送信制御部240に伝えられた合わせ学習用学習資料は、ネットワークインターフェース270を通じて前記加入者装置2bに伝送され、前記加入者装置2bは、学習制御部314の制御下に学習プログラムを駆動させてウェブブラウザとスピーカを介して出力することによって、合わせ学習を進行することになる。
【0041】
このように構成された合わせ学習方式による言語教育システムは、情報提供者装置2aと加入者装置2bがインターネットを通じて合わせ学習用データを伝送することを例としたものであって、前記加入者装置2bは、好ましくはPC、Mobile、PDAのうち、いずれか1つである。
【0042】
しかしながら、前記情報提供者装置2aから提供される合わせ学習用学習資料を無線ネットワーク端末機(例えば、Mobile、PDA等)と移動式格納装置(例えば、テープ、CD、DVD、半導体チップ、語学機器等)に格納させて加入者装置2bに一括的に提供して実行することもできる。この際、学習者は前記合わせ学習用データを一括的にダウンロードした後、実行させて使用することができる。したがって、本発明はオンラインは勿論、オフラインを通じても教育が可能なシステムである。
【0043】
一方、図3a乃至3gは、図1及び図2に図示された学習資料データベース111、221と会員データベース151、251の構造を示す図面である。
【0044】
図3aは状況単位マルチメディアデータベース、図3bは状況単位学習資料データベース、図3cは文章単位マルチメディアデータベース、図3dは文章単位学習資料データベース、図3eは合わせ学習方式のマルチメディアデータベース、図3fは合わせ学習方式の学習資料データベース、図3gは会員データベースの情報ファイルを各々表す。
【0045】
まず、状況単位マルチメディアデータベースは、図3aに示すように、学習資料コード、状況単位テキストデータ、状況単位オーディオデータ及びマルチメディア制御フィールド(Field)から構成される。状況単位学習資料データベースは、図3bに示すように、学習資料コード、分類コード、キャプションコード、データ分類、データ比較、データ呼出、データ出力及び状況単位データベースフィールドから構成される。この際、前記状況単位データは、また場所と機能にコード分類し、対話に必要な内容で構成されたものであって、各々の内容の集合をコーパスデータと定義する。文章単位マルチメディアデータベースは、図3cに示すように、学習資料コード、文章単位テキストデータ、文章単位オーディオデータ及びマルチメディア制御フィールドから構成される。文章単位学習資料データベースは、図3dに示すように、学習資料コード、分類コード、キャプションコード、データ分類、データ比較、データ呼出、データ出力、N個のデータベース及び文章単位データベースフィールドから構成される。この際、文章単位データは1個の文章を1セットに構成するが、入力されるテキストデータと比較して適用される個数だけn個のセットで構成されて出力する。合わせ学習方式のマルチメディアデータベースは、図3eに示すように、学習資料コード、学習資料テキストデータ、学習資料オーディオデータ、学習資料動映像データ及びマルチメディア制御フィールドから構成される。合わせ学習方式の学習資料データベースは、図3fに示すように、学習資料コード、分類コード、キャプションコード、データ分類、データ比較、データ呼出、データ出力及び学習プログラムデータベースフィールドから構成される。この際、前記学習プログラムデータは、カリキュラム構成、講義指導、テスト及び自己評価などからなり、学習が制御できるようにする。最後に、会員データベースは、図3gに示すように、会員コード、氏名、住民登録番号、住所、学習プログラムコード、キャプションコード及び個人情報データベースフィールドから構成され、前記キャプションコードフィールドには最後に学習した学習データが記録される。
【0046】
以下、質問と答弁を辞典検索方式を用いる本発明の言語教育システムによる言語教育方法を図4を参照しつつ説明する。
【0047】
まず、図1に図示された加入者装置1bの出力制御部210は、検索方法に関する紹介画面をディスプレイする(S110)。この際、前記紹介画面は、オーディオ、ビデオ及びテキストデータから構成される。学習者は紹介画面の中断または一時停止を制御することができる。
【0048】
前記において紹介画面がディスプレイされた後、学習者は状況単位データを抽出するか文章単位データを抽出するかを決定する検索メニューを選択した後(S120)、検索ウィンドウにテキストデータを入力する(S130)。
【0049】
学習者が検索ウィンドウに入力したテキストデータは、出力制御部210を通じて送信制御部190に伝えられて、前記送信制御部190に伝えられたテキストデータはネットワークインターフェース160を経て情報提供者装置1aの受信制御部143に入力される(S140)。
【0050】
受信制御部143に入力されたテキストデータは、受信テキストバッファー141に格納された後、第1比較部121と第2比較部122に入力され、ここに、前記第1比較部121と第2比較部122は入力されたテキストデータが意味する値と一致する学習資料があるかどうかを検索する(S150)。参考に、検索メニュー選択の際、状況単位データ検索を選択すれば、前記テキストデータは第1比較部に入力され、文章単位データ検索を選択すれば前記テキストデータは第2比較部に入力される。
【0051】
前記検索結果、一致する学習資料が存在すれば、前記学習データ抽出制御部112は該学習資料を抽出する(S160)。この際、前記学習資料は、状況単位あるいは文章単位のテキストデータ及びオーディオデータを含む。このように抽出された学習資料は、ネットワークインターフェース160を通じて加入者装置1bの受信制御部180に伝えられ(S170)、前記受信制御部180に伝えられた学習資料のうち、テキストデータはテキストデータバッファー202に格納され、オーディオデータはオーディオデータバッファー203に格納される(S180)。
【0052】
このように格納された学習データは、学習制御部204の制御下にウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力されて(S190)、学習者が読取り学習及び聞取り学習することができるようにする。この際、読取り学習と聞取り学習は、学習者が読取り学習モードを選択するか聞取り学習モードを選択するかによって決定され(勿論、読取りと聞取りが同時になされることもできる)、学習者が話しモードを選択した場合には学習者が対話状況のある人物になって対話を通じた学習(対話学習)がなされるようにする。
【0053】
このような読取り学習モード、聞取り学習モード、話しモードによる学習は、加入者装置1bの学習制御部204の制御下に学習プログラムが駆動されることによってなされる。
【0054】
以上、説明したように、学習者が加入者装置1bを用いてテキストデータを入力すれば、前記入力されたテキストデータは、情報提供者装置1aに伝えられて、前記情報提供者装置1aは、入力されたテキストデータに合う状況単位データまたは文章単位データを学習資料データベース111から抽出して前記加入者装置1bに伝送することにより、学習者は加入者装置1bに入力された学習資料を聞取り、読取り、話しなどの多様な学習方法を選択して学習できるので、それだけ言語活用能力を極大化することができる。
【0055】
一方、図5は、合わせ学習方式の言語教育方法を説明するためのフローチャートである。
【0056】
図2に図示された加入者装置2bの出力制御部210は、検索方法に関する紹介画面をディスプレイする(S310)。この際、前記紹介画面は、オーディオ、ビデオ及びテキストデータから構成される。学習者は紹介画面の中断または一時停止を制御することができる。
【0057】
以後、学習者が事前に学習資料格納バッファー312に格納された学習資料を用いて合わせ学習を進行することを希望すれば(S320)、学習制御部314の制御下に学習プログラムが駆動されて前記学習資料格納バッファー312に格納された学習資料を抽出し(S330)、このように抽出された学習資料は情報提供者装置2aに伝送される(S340)。この際、前記学習資料は、状況単位データや文章単位データにマッチングされている識別コード値である。即ち、学習資料格納バッファー312に格納されている学習資料は、状況単位データや文章単位データでなく、前記のデータとマッチングされている識別コード値に過ぎないのであり、このようなコード値を情報提供者装置2aに伝送することにより、前記情報提供者装置2aは識別コード値に相応する状況単位データや文章単位データを抽出して加入者装置2bに伝送することになる。
【0058】
前記情報提供者装置2aに伝送された学習資料、即ち、学習資料格納バッファー312に格納されていた状況単位データ及び文章単位データにマッチングされた識別コード値は、出力制御部320を通じて送信制御部300に伝えられて、前記送信制御部300に伝えられた前記データにマッチングされたコード値は、ネットワークインターフェース270を経て情報提供者装置2aの受信制御部263に入力される。
【0059】
受信制御部263に入力されたコード値は受信テキストバッファー261に格納された後、状況単位データは第1比較部231に入力され、文章単位データは第2比較部232に入力されて、各々の比較部には入力されるコード値と一致する学習資料があるかどうかを検索する(S350)。
【0060】
前記検索結果、一致する学習資料が存在すれば、前記学習データ抽出制御部222は学習資料データベース221から該学習資料を抽出する(S360)。この際、前記学習資料は状況単位あるいは文章単位のテキストデータ及びオーディオデータを含む。このように抽出された学習資料はネットワークインターフェース270を通じて加入者装置2bの受信制御部290に伝えられて(S370)、前記受信制御部290に伝えられた学習データはテキストデータバッファー311に格納される(S380)。
【0061】
このように格納された学習資料は、講義モード、話しモード、テストモードなど、各々の学習方法によって学習できるようにウェブブラウザ及びスピーカを介して出力される(S390)。
【0062】
一方、合わせ学習に対する情報変更は、個人情報モードの学習情報変換制御を通じて個々人の学習環境及び学習水準によって調整が可能であり、またマルチメディア機能も制御することができる。そして、最後に学習した学習資料は図2の学習資料格納バッファー312に伝送して記録することになる。この際、前記学習資料格納バッファー312に格納される学習資料は実際に状況単位や文章単位データでなく、前記データとマッチングされた識別コード値である。
【0063】
上記のように、学習者は自身が必要とする合わせ学習方法で学習プログラムを使用し、必要な内容に最適化してカリキュラムを構成し、手順によって学習することによって、言語活用能力を極大化することができる。
【0064】
図6aは、図1の学習者が入力したテキストデータを認識部120で比較、検索する方法を詳細に示すフローチャートである。
【0065】
学習者が検索メニューを選択すれば(S511)、状況検索または文章検索のための初期画面がウェブブラウザ上に出力される。ここに、学習者が自身が希望するテキストデータを入力すれば(S512)、前記テキストデータはネットワークインターフェース160を通じて情報提供者装置1aの受信制御部143に伝送される(S513)。
【0066】
以後、前記情報提供者装置1aの認識部120は、前記で選択された検索メニューにより第1比較部121と第2比較部122で各々一致する学習資料があるかどうかを検索する(S514)。即ち、前記検索メニュー選択ステップで学習者が状況単位データ検索を選択すれば、加入者装置1bから入力されたテキストデータと一致する状況単位データが存在するかどうかを検索した後、一致する状況単位データが存在すれば(S515)、前記一致する状況単位データを抽出して(S516)、これを加入者装置1bに伝送することによって、聞取り、話しなどの多様な学習機能制御を通じて学習がなされるようにする。この際、学習者の選択によって前記のような検索と学習が継続的に反復されるようにしたり、または、終了することになる。一方、前記認識部120でテキストデータと一致する状況単位や文章単位データが存在しなければ、初期のテキストデータ入力ステップに戻ることになる。
【0067】
図6bは、図6aにおいて、一層具体的に状況単位データを検索する方法を説明するためのフローチャートであり、図6cは文章単位データを検索する方法を説明するためのフローチャートであって、説明の便宜のために、図1のシステム構成を参照して説明する。
【0068】
まず、図6bに示すように、認識部120は受信テキストバッファー141に入力されるテキストデータを場所と機能値に分類し(S611)、前記テキストデータが有するコード値を比較、分析する(S612)。即ち、前記入力されたテキストデータが有する場所値と機能値を学習資料データベース111に格納された学習資料が有する場所値及び機能値と比較して場所値と機能値とが全て一致する学習資料が存在すれば(S613)、前記テキストデータと場所値と機能値が全て一致する学習資料を抽出する(S614)。
【0069】
一方、場所値のみ一致する学習資料が存在すれば(S615)、機能値が含まれたテキストデータの再入力を要請する(S616)。この際、前記S616ステップで機能が含まれたテキストデータの再入力要請に相応して学習者は初めに戻って場所と機能が含まれたテキストデータを再入力したり機能が含まれたテキストデータの再入力を拒否することもできるが、前記学習者が再入力を拒否する場合には、前記テキストデータと場所値とが一致する学習資料のみを抽出する(S617)。
【0070】
一方、機能値のみ一致する学習資料が存在すれば(S618)、場所値が含まれたテキストデータの再入力を要請する(S619)。この際にも学習者は初めに戻って場所と機能が含まれたテキストデータを再入力したり、場所が含まれたテキストデータの再入力を拒否することもでき、前記学習者が再入力を拒否する場合には、前記テキストデータと機能値とが一致する学習資料のみを抽出する(S620)。
【0071】
一方、場所値と機能値のうち、いずれか1つでも一致する学習資料が存在しなければ、該当する学習データ無しを表示する(S621)。
【0072】
一方、前記ステップS614、ステップS617及びステップS620で各々抽出された学習資料は、加入者装置1bのウェブブラウザとスピーカを介して出力されることにより、学習者が学習することができるようにする。
【0073】
図6cは文章単位データを検索して方法を説明するためのフローチャートであって、情報提供者装置1aの認識部120は入力されるテキストデータを比較分析する(S711)。
【0074】
以後、前記学習資料データベース111に格納された学習資料のうち、前記入力されたテキストデータと一致する学習資料があるかどうかを判断して(S712)、一致する学習資料があれば該学習資料を抽出する(S713)。この際、前記学習資料を抽出することにおいて、前記入力されたテキストデータと最も近接するように一致する学習資料順にn個まで抽出する。
【0075】
このように抽出されたn個の学習資料は、送信制御部130を通じて加入者装置1bに伝送される。
【0076】
一方、ステップS712において、テキストデータとの一致の可否を判断した結果、一致する学習資料が存在しなければ、該当する学習資料無しを表示し、必要の場合、前記学習者が希望するデータを別途のデータ格納装置(図示していない)に要請して加入者装置1bに提供できるようにする。
【0077】
図7は合わせ学習方法による学習者が選択したメニューを認識部で認識して処理する方法を具体的に説明するためのフローチャートであって、情報提供者装置2aから入力された学習資料を出力した後、学習者が自身が希望する学習のための学習プログラムを選択すれば(S811)、該学習プログラムを呼出し、該プログラムの学習鑑賞モード画面を出力する(S812)。この際、学習者は出力される学習鑑賞モード画面の継続進行またはスキップ(Skip)を制御することができる。
【0078】
以後、学習者の学習開始の可否を確認して(S813)、学習開始を希望すれば学習プログラムを駆動して学習者が希望する学習が進行するようにする(S814)。そして、学習進行時に必要とする学習情報を学習資料格納バッファー312に記録したり格納して、必要時に呼び出して使用することができるようにし、マルチメディア道具(例えば、GVA講義、動映像講義、メッセンジャー、Mobile、PDA等)を用いてより效果的にすることができるようにする。
【0079】
次に、学習者が反復学習を希望する場合(S815)、初期画面に戻って反復学習がなされることができるようにする。
【0080】
前記のような学習方法は、インターネットを通じてデータを伝送させた後、学習者は格納された図2の学習資料格納バッファー312を通じて学習することを例としたが、学習資料を第3者と同時に接続してリアルタイム学習したり、学習者が選択した学習資料を全て学習者のターミナル(加入者装置)に伝送させた後、抽出して学習する。
【0081】
また、情報提供者装置2aから学習資料データベース221を無線ネットワーク端末機(例えば、Mobile、PDA等)と移動式格納装置(例えば、テープ、CD、DVD、半導体チップ、語学機器等)に格納させて加入者装置に一括的に提供して実行することもでき、この際、使用者は学習資料を一括的にダウンロードした後、実行させて使用することができる。したがって、本発明の実施形態に係る使用者質問を辞典検索方式により答弁する言語教育システムと合わせ学習方法はオンライン及びオフラインで教育が可能である。
【0082】
このように、本発明の属する技術分野の当業者は、本発明がその技術的思想や必須的な特徴に変更しなくて、他の具体的な形態で実施できるということが理解できるはずである。したがって、以上に技術した実施形態は全ての点で例示的なものであり、限定的でないことと理解するべきである。本発明の請求範囲の意味及び範囲、そして導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれることと解析されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本発明の実施形態に係る言語教育システムにおける質問と答弁機能を用いた辞典検索方式において情報提供装置と加入者装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る言語教育方法における合わせ学習方式の情報提供装置と加入者装置の構成を示す図である。
【図3a】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3b】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3c】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3d】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3e】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3f】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図3g】図1及び図2に図示された学習格納データベースと会員データベースの構造を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る質問と答弁機能を辞典検索方式を用いた言語教育システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る合わせ学習方式に係る言語教育方法を示すフローチャートである。
【図6a】図1に図示された認識部の制御方法を示すフローチャートである。
【図6b】図1に図示された認識部の制御方法を示すフローチャートである。
【図6c】図1に図示された認識部の制御方法を示すフローチャートである。
【図7】図2に図示された合わせ学習の抽出方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0084】
1a、2a 情報提供装置
1b、2b 加入者装置
110、220 学習資料格納部
180、300 受信制御部
111、221 学習資料データベース
190、290 送信制御部
112、222 学習資料抽出制御部
200、310 学習資料制御部
113 状況単位データバッファー
223 状況単位/文章単位データバッファー
201 検索メニュー選択
114 文章単位データバッファー
202、311 テキストデータバッファー
203、224 オーディオデータバッファー
115 AVデータバッファー
225 動映像データバッファー
120、230 認識部
204、314 学習制御
121 第1比較部
210、320 出力制御部
122 第2比較部
312 学習資料格納バッファー
130、240 送信制御部
313 学習プログラムバッファー
140、260 受信部
141、261 受信テキストバッファー
142、262 受信オーディオバッファー
143、263 受信制御部
150、250 会員管理部
151、251 会員データベース
152、252 会員認識部
160、270 ネットワークインターフェース
170、280 インターネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有・無線ネットワーク端末機を通じてデータを送受信して学習がなされるように加入者装置と情報提供者装置から構成される言語学習システムであって、
外国人との意思疎通に必要な状況や表現文章を状況単位と文章単位のテキストデータ及びオーディオ/ビデオデータが格納された学習資料格納部と、
ネットワークを通じて前記加入者装置の要請データを分析して前記学習資料格納部から前記要請データに符合する学習資料を抽出する認識部と、
前記認識部から抽出された学習資料を前記ネットワークを通じて前記加入者装置に伝送されるように制御する送信制御部と、
前記ネットワークを通じて前記学習資料を受信して、受信された学習データを多様な学習方法とマルチメディア道具を用いて学習が進行されるように制御する学習資料制御部と、を含んで構成されることを特徴とする質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項2】
前記ネットワークを通じて前記加入者装置から受信された会員情報を格納して、前記抽出された学習資料を該加入者装置に伝送するための識別情報を前記送信制御部に提供する会員資料格納部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項3】
前記学習資料格納部から抽出された状況単位データと文章単位データとに各々区分して格納する状況単位データバッファー及び文章単位データバッファーと、
前記学習資料格納部から前記状況単位データと文章単位データに相応するオーディオデータとビデオデータが格納されたAVデータバッファーと、
前記加入者装置から受信された学習者が入力したテキストデータとオーディオデータを各々格納する受信テキストバッファー及び受信オーディオバッファーを更に含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項4】
前記認識部は、
前記加入者装置の質問データに相応して前記学習資料格納部から該当する学習資料を抽出して、前記学習者が選択した状況検索及び文章検索の検索類型によって前記質問データを場所、機能、自然語に区分して前記学習資料格納部から前記質問データに符合する学習資料を呼び出す第1比較部と第2比較部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項5】
前記送信制御部は、
前記抽出された学習資料をテキストデータ、オーディオデータ、ビデオデータに区分して前記加入者装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項6】
前記学習資料制御部は、
前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置から受信された学習資料をテキストデータとオーディオ/ビデオデータに区分して格納するテキストデータバッファー及びオーディオ/ビデオデータバッファーと、
学習者が状況単位データを検索するか文章単位データを検索するかを選択するようにする検索メニュー選択部と、
前記学習資料を前記バッファーに格納し学習のためのプログラムを駆動する等、前記学習者が学習できるように一連の動作を制御する学習制御部を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項7】
ネットワークを通じてデータを送受信する装置であって、
対話に必要な状況単位データと文章単位データをテキストデータ、オーディオ/ビデオデータに区分してコーパスデータで学習資料格納部に格納して、学習者の質問テキストデータと一致する学習資料を前記学習資料格納部から抽出して所定の学習順序によって前記ネットワークを通じて出力する情報提供者装置と、
前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置に質問テキストデータを出力し、前記情報提供者装置から受信された学習資料をウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力する加入者装置を含んで構成されることを特徴とする質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項8】
前記加入者装置は、
PC、PDA、Mobileのうち、いずれか1つであることを特徴とする請求項7に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育システム。
【請求項9】
有・無線ネットワーク端末機を通じてデータを送受信して学習がなされるようにする加入者装置と情報提供者装置を用いた言語教育システムを用いた言語教育方法であって、
学習者が入力した質問テキストデータが前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置に伝送されるステップと、
前記ネットワークを通じて受信された前記質問テキストデータに相応する状況単位データまたは文章単位データが抽出されるステップと、
前記抽出された状況単位データまたは文章単位データが前記ネットワークを通じて前記加入者装置に伝送されるステップと、
前記ネットワークを通じて受信された状況単位データまたは文章単位データが学習プログラムによって前記加入者装置のウェブブラウザとスピーカを通じて出力されて学習が進行されるステップと、
を含んでなることを特徴とする質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項10】
状況単位データを検索するか文章単位データを検索するかを選択できるように検索類型選択画面を提供するステップを更に含んでなることを特徴とする請求項9に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項11】
前記質問テキストデータに相応する状況単位データを抽出するステップは、
前記加入者装置から受信された質問テキストデータの場所値と機能値を基準にして前記場所値と機能値が一致する状況単位データを抽出することを特徴とする請求項9に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項12】
前記加入者装置から受信された質問テキストデータが場所値のみ存在する場合、前記機能値を含む質問テキストデータの再入力を要請したり前記場所値のみ一致する状況単位データを抽出することを含むことを特徴とする請求項11に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項13】
前記加入者装置から受信された質問テキストデータが機能値のみ存在する場合、前記場所値を含む質問テキストデータの再入力を要請したり前記機能値のみ一致する状況単位データを抽出することを特徴とする請求項11に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項14】
前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置から受信された学習資料のうち、学習者が希望する学習資料の識別コードが前記学習者が指定した別途の格納部に格納されるステップと、
前記識別コードが前記ネットワークを通じて前記情報提供者装置に伝送されるステップと、
前記ネットワークを通じて受信された識別コードに相応する状況単位データまたは文章単位データが抽出されるステップと、
前記抽出された状況単位データまたは文章単位データが前記ネットワークを通じて前記加入者装置に伝送されるステップと、
前記ネットワークを通じて受信された状況単位データまたは文章単位データが学習プログラムによって前記加入者装置のウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力されて合わせ学習が進行されるステップを更に含んでなることを特徴とする請求項9に記載の質問と答弁機能を用いた辞典検索方式の言語教育方法。
【請求項15】
意思疎通のための状況または表現文章をテキストデータ、オーディオデータ、映像データに区分してコーパスデータで学習資料データベースに格納し、前記学習資料データベースから学習者が希望する学習資料を抽出して学習者のターミナルに伝送する言語教育プログラムを記憶させる記録媒体であって、
外国人との対話で起こることができる対話状況や表現文章をコーパスデータで構成して格納し、学習者が入力した質問に対応する答弁を前記質問の類型によって多様なテキストデータで抽出してネットワークインターフェースを通じて出力する情報提供者装置と、前記情報提供者装置に質問データを入力し、前記情報提供者装置から入力された答弁をウェブブラウザ及びスピーカを通じて出力して学習がなされるようにし、学習者個人の学習環境に合うように前記答弁データを選択格納して合わせ学習が可能な加入者装置間に前記学習資料の伝送及び学習進行を制御して外国人との対話において必要な状況や文章を質問によって連結される答弁を即刻抽出して、これをテキストデータ、オーディオデータ、ビデオデータに提供し、学習者の環境に合う学習道具などの選択を通じて自分に合う最適の合わせ学習を進行させるプログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図3e】
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【図3f】
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【図3g】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−509365(P2007−509365A)
【公表日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−535267(P2006−535267)
【出願日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【国際出願番号】PCT/KR2004/002632
【国際公開番号】WO2005/038683
【国際公開日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(506129164)
【出願人】(506129175)
【Fターム(参考)】