説明

車両用灯具

【課題】光軸調整を行っても放熱効果の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具1は、光を出射するLED光源30と、LED光源30を支持する基台40と、基台40を覆うハウジング10と、基台40を回動可能として光軸調整を行うエイミング機構60とを備えている。基台40は、エイミング機構60によって回動させられる回動方向に沿って延設された第1曲面部42を有し、ハウジング10は、内部に第1曲面部42に沿った曲面であって第1曲面部42に面接触する第2曲面部12を有し、第1曲面部42と第2曲面部12とは、エイミング機構60によって基台40が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持する形状となっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エイミング機構を有した車両用灯具が知られている。この車両用灯具では、エイミング機構により光軸調整が可能となっている(特許文献1参照)。また、近年車両用灯具にLED(Light Emitting Diode)光源が用いられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−178609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、LED光源を用いた車両用灯具の場合、LED光源から熱をうまく放熱しなければ、LED光源の温度が上昇して発光効率が低下してしまい、所望の光量を得られなくなってしまう可能性があった。特にエイミング機構を備える車両用灯具の場合、光軸調整を行った際に放熱効果が弱まってしまうと、所望の光量を得られなくなってしまう
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、光軸調整を行っても放熱効果の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両用灯具は、光を出射するLED光源と、前記LED光源を支持する基台と、前記基台を覆うハウジングと、前記基台を回動可能として光軸調整を行うエイミング機構とを備えた車両用灯具であって、前記基台は、前記エイミング機構によって回動させられる回動方向に沿って延設された第1曲面部を有し、前記ハウジングは、内部に前記第1曲面部に沿った曲面であって前記第1曲面部に面接触する第2曲面部を有し、前記第1曲面部と前記第2曲面部とは、前記エイミング機構によって基台が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持する形状となっていることを特徴とする。
【0007】
この車両用灯具によれば、LED光源を支持する基台から延設され、エイミング機構によって回動させられる回動方向に沿った第1曲面部を有すると共に、ハウジングは、内部に第1曲面部に面接触する第2曲面部を有している。このため、LED光源からの熱は基台から第1曲面部を通じてハウジングの第2曲面部に至り、ハウジング外に放出される。しかも、第1曲面部と第2曲面部とは面接触していることから、効率よく熱をハウジング外に放出することができる。さらに、エイミング機構によって基台が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持するため、第1曲面部と第2曲面部とは面接触したままとなり、放熱効果が弱まってしまう事態を防止できる。従って、光軸調整を行っても放熱効果の低下を抑制することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車両用灯具によれば、光軸調整を行っても放熱効果の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施形態に係る車両用灯具の斜視図である。
【図2】図1に示した車両用灯具のI−I断面図である。
【図3】図1に示した車両用灯具のII−II断面図である。
【図4】図1に示した車両用灯具のIII−III断面図である。
【図5】図4に示した車両用灯具のIV−IV断面図である。
【図6】図4に示した柱部材の先端側を示す拡大図である。
【図7】図3に示したエイミング機構により光軸をやや下向きにしたときのI−I断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る車両用灯具の斜視図である。なお、図1ではフォグランプを例に説明するが、車両用灯具は特にフォグランプに限られるものではない。
【0011】
図1に示す車両用灯具1は、車両の前方に設置されて前方側に向けて光を照射するものであって、ハウジング10と、アウターレンズ20とを備えている。ハウジング10は、後述のLED光源30や基台40等を覆う部材であって、本実施形態では金属により構成されている。また、ハウジング10は、後方側にヒートシンク11を備えており、LED光源30からの熱の放熱性を高める構造となっている。特にヒートシンク11はハウジング10の後方上部側に設けられ、且つ、上下方向に伸びる略平板状となっていることから、熱が上方に逃げやすくなっている。
【0012】
図2は、図1に示した車両用灯具1のI−I断面図である。なお、図1のI’−I’断面は、I−I断面とほぼ同様であるため、説明を省略する。図2に示すように、車両用灯具1は、複数(2つ)のLED光源30と、LED光源30を支持する基台40と、リフレクタ51,52とを備えている。なお、図2では1つのLED光源30のみを図示しているが、LED光源30はI’−I’断面上にも設けられているため、本実施形態では2つ備えている。
【0013】
LED光源30は、ハウジング10内の上部に設けられ、下方に向けて光を出射するものである。基台40は、本体部41と第1曲面部42とを有し、金属により構成されている。本体部41は、LED光源30が取り付けられている。第1曲面部42は、一定の曲率を有した曲面状の板材からなり、本体部41から後方に延びて設けられている。また、ハウジング10は、後方側に第2曲面部12を有している。この第2曲面部12は、第1曲面部42と略同じ曲率を有し、両者は面接触する関係にある。なお、ここでいう面接触とは、厳密に面同士がぴったりと接触する関係でなくともよく、面同士が大凡同じ曲率を有して接触する関係であればよい。
【0014】
リフレクタ51,52は、例えば光不透過性の合成樹脂材により構成され、内面にアルミ蒸着や銀塗装が施されて反射面が形成されている。このうち、第1リフレクタ51は、放物自由曲面により構成され、曲面の内側に反射面を有し、焦点FがLED光源30の位置となるように設けられている。第2リフレクタ52は基台40から前方に延びて設けられ、その下面側に反射面を有している。なお、図2において第1リフレクタ51と第2リフレクタ52とは分離して図示されているが、これらは分離してらず一体的に形成されており、図外の箇所において接続関係にある。また、リフレクタ51,52は、I−I断面上及びI’−I’断面上に設けられた複数の光源30の光を反射するために、横長形状に形成されている。
【0015】
このようなリフレクタ51,52を有するため、LED光源30からの光は、第1リフレクタ51により前方側に反射されることとなる。また、第1リフレクタ51によってやや上方に反射した光についても第2リフレクタ52によって下方に向けられることとなる。特に、本実施形態において第1リフレクタ51は横長形状であることから、高拡散配光を実現することとなる。
【0016】
図3は、図1に示した車両用灯具1のII−II断面図である。図3に示すように、第1リフレクタ51と基台40とは接続部Aにおいて接続されている。さらに、本実施形態に係る車両用灯具1はエイミング機構60を備えている。エイミング機構60は、車両用灯具1を光軸調整するものである。
【0017】
このエイミング機構60は、エイミングスクリュウ61と、筒状部62と、冠状歯車63と、延設部64とを備えている。エイミングスクリュウ61は、前後方向に延びる棒状の部材であって、先端にねじ切り部61aを有している。このねじ切り部61aは、上下方向に延びる延設部64のねじ切り溝と螺合するようになっている。
【0018】
筒状部62は、ハウジング10の後方側に設けられた孔部に嵌っており、中央に設けられた穴部をエイミングスクリュウ61が貫通する構成となっている。冠状歯車63は、ドライバなどの工具を挿入可能に構成されており、工具にて回転操作することによりエイミングスクリュウ61を回転させることができる。
【0019】
エイミングスクリュウ61が回転すると、ねじ切り部61aを介して延設部64が前後に傾動(回動)する。なお、延設部64は第1リフレクタ51に接続される後述の連結部材73に接続されている。このため、延設部64の傾動により連結部材73も傾動してLED光源30、基台40及びリフレクタ51,52の全体についても点Cを中心に回動して光軸が調整されることとなる。
【0020】
さらに、本実施形態において第1曲面部42は、エイミング機構60によって基台40が回動させられる回動方向に沿った曲率を有している。第2曲面部12についても同様に回動方向に沿った曲率を有している。このため、エイミング機構60により光軸調整されたとしても、第1曲面部42と第2曲面部42とは面接触の関係を維持することとなる。
【0021】
図4は、図1に示した車両用灯具1のIII−III断面図である。図4に示すように、車両用灯具1は、付勢機構70を備えている。付勢機構70は、第2曲面部12側から延びる棒状の柱部材71を有している。この柱部材71は、球形状の先端部71aを有している。また、付勢機構70は、噛合部72を有している。この噛合部72は、球形状の先端部71aに噛み合うようになっている。
【0022】
図5は、図4に示した車両用灯具1のIV−IV断面図である。図5に示すように、付勢機構70は、連結部材73及び軸部材74を有している。連結部材73は、車両用灯具1の側方に延びる板材であって、断面コの字状に形成されている。また、連結部材73はコの字先端側は軸部材74によって枢支されており、軸部材74を中心に回動可能となっている。また、連結部材73はコの字先端には第1リフレクタ51が連結されている。このため、付勢機構70は、基台40に対して間接的に取り付けられることとなる。なお、付勢機構70は基台40に対して間接的に取り付けられる場合に限らず、直接的に取り付けられていてもよい。また、第1リフレクタ51はコの字の先端に連結される場合に限らず、先端側のいずれかの箇所に連結するようになっていてもよい。
【0023】
図6は、図4に示した柱部材71の先端側を示す拡大図である。図6に示すように、噛合部72は、先端部71aに完全に噛み合っているわけではなく、先端部71aの球部分後方側に噛み合っている。すなわち、噛合部72の噛合先端部72aは、柱部材71の先端部71aと棒状部分との境目71bに合致しておらず、球部分の後方側に噛み合っている。このため、噛合部72は後方、すなわち第2曲面部12側に付勢されることとなり、噛合部72と接続される連結部材73、基台40、及びリフレクタ51,52についても第2曲面部12側に付勢されることとなる。特に、基台40が第2曲面部12側に付勢されるため、第1曲面部42も第2曲面部12側に付勢されることとなり、両者の面接触の関係はより強固なものとなる。
【0024】
さらに、図4及び図5に示すように、噛合部72は、エイミング機構60により回動させられる方向(すなわち上下方向)のみに噛み合っている。このため、側方の噛み合いを不要とし、噛合部72を小型化でき、ひいては車両用灯具1の小型化に寄与することができる。また、側方のみの噛み合いであっても噛合部72を小さくできるが、上下方向に噛み合わせることで、エイミング機構60により光軸調整を行っても柱部材71と噛合部72との噛み合いが外れ難くなる。
【0025】
次に、図2及び図7を参照して、本実施形態に係る車両用灯具1の放熱性について説明する。まず、図2を参照する。LED光源30が発光すると熱を生じ、その熱は基台40の本体部41へ伝達される。また、本体部41の熱は第1曲面部42に伝達され、第1曲面部42を介してハウジング10の第2曲面部12に伝達される。
【0026】
ここで、第1曲面部42と第2曲面部12とは面接触している。このため、接触面積の関係から、LED光源30からの熱は、第1曲面部42を介して第2曲面部12まで効率よく伝達されることとなる。加えて、基台40及びハウジング10は金属で形成されるため、熱伝導率が樹脂よりも高く、LED光源30からの熱は効率よく第2曲面部12まで伝達される。
【0027】
さらに、本実施形態では第2曲面部12の近傍にヒートシンク11が設けられている。このため、第2曲面部12に到達した熱はヒートシンク11によって速やかに放出されることとなる。特に、ヒートシンク11は車両用灯具1の上部において上下方向に延びる板材であるため、第2曲面部12からの熱はこもることなく、効率よく上方へ放出される。
【0028】
図7は、図3に示したエイミング機構60により光軸をやや下向きにしたときのI−I断面図である。図3に示すエイミング機構60の冠状歯車63に、ドライバなどの工具を挿入し、工具にて回転操作することによりエイミングスクリュウ61を回転させることができる。
【0029】
これにより、連結部材73が噛合部72と共に軸部材74周りに回動する。そして、図7に示すように、LED光源30、基台40及びリフレクタ51,52の全体を傾動させて光軸をやや下向きにすることができる。なお、図7では、光軸がやや下向きとされているが、上向きにすることも可能である。
【0030】
また、本実施形態において第1曲面部42と第2曲面部12とは、エイミング機構60によって基台40等が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持する形状となっている。このため、第1曲面部42から第2曲面部12への熱伝達の効率を低下させることなく、熱が伝わりやすい状態で維持することができる。よって、LED光源30からの熱は、第1曲面部42から第2曲面部12へ効率よく伝わり、第2曲面部12からヒートシンク11へ伝達されて放熱されることとなる。
【0031】
このようにして、本実施形態に係る車両用灯具1によれば、LED光源30を支持する基台40の本体部41から延設され、エイミング機構60によって回動させられる回動方向に沿った第1曲面部42を有すると共に、ハウジング10は、内部に第1曲面部42に面接触する第2曲面部12を有している。このため、LED光源30からの熱は基台40から第1曲面部42を通じてハウジング10の第2曲面部12に至り、ハウジング10外に放出される。しかも、第1曲面部42と第2曲面部12とは面接触していることから、効率よく熱をハウジング10外に放出することができる。さらに、エイミング機構60によって基台40が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持するため、第1曲面部42と第2曲面部12とは面接触したままとなり、放熱効果が弱まってしまう事態を防止できる。従って、光軸調整を行っても放熱効果の低下を抑制することができる。
【0032】
また、第2曲面部12側から伸びると共に球形状となる先端部71aを有した柱部材71と、基台40に対して直接的又は間接的に設けられると共に球形状の先端部71aの球部分後方側に噛み合う噛合部72とを備えるため、基台40が第2曲面部12側に付勢されることとなり、より面接触の関係を維持しやすくすることができる。
【0033】
また、噛合部72はエイミング機構60により回動させられる方向に噛み合っているため、エイミング機構60により光軸調整を行っても柱部材71と噛合部72との噛み合いが外れ難くなると共に、エイミング機構60により回動させられる方向のみに噛み合うため、噛合部72を不要に大きくすることなく、車両用灯具1の小型化に寄与することができる。
【0034】
また、第1曲面部42及び第2曲面部12はハウジング10の上部側において面接触するため、ハウジング10外に放出された熱を他の部材等に阻害されることなく逃がすことができ、ハウジング10周辺に熱がこもってしまう事態を抑制することができる。
【0035】
また、本実施形態では横方向に延びる連結部材73を備え、連結部材73は、コの字の先端側に第1リフレクタ51が連結され、軸部材74の周りに回転することにより光軸調整されるため、横方向に長い第1リフレクタ51を備える車両用灯具1にあっても第1リフレクタ51を両側から挟み込むように回動させることができ、好適なエイミング調整を実現することができる。
【0036】
さらには、LED光源30、基台40、リフレクタ51,52、噛合部72、及び連結部材73を一体に構成されているため、ハウジング10の後方から延びる柱部材71に上記の一体部品の噛合部72を嵌め込むように組み付けることも可能となり、組み付け性についても優れている。
【0037】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態では、フォグランプを例に説明したが、これに限らず、他の前照灯に適用されてもよいし、前照灯に限らず他方向を照らす灯具に適用されてもよい。
【0038】
また、本実施形態において、連結部材73と第1リフレクタ51とは直接的に連結する関係にある。このため、連結部材73の動きが直接第1リフレクタ51に伝わることとなるが、これに限らず、両者間に可動部を有し、連結部材73からの動きが可動部にて緩和されて第1リフレクタ51に伝わるようになっていてもよい。これにより、光軸調整を行うと、第1リフレクタ51等は2つの可動部を介して可動することなり、滑らかに回転させることができる。すなわち、光軸調整を行うと、柱部材71の先端部71aと噛合部72との可動、及び、連結部材73と第1リフレクタ51との間に設けられた可動部の可動との2箇所で可動することとなり、1箇所又は可動部がない場合と比較すると、第1リフレクタ51等を滑らかに回転させることができる。
【符号の説明】
【0039】
1 車両用灯具
10 ハウジング
11 ヒートシンク
12 第2曲面部
20 アウターレンズ
30 LED光源
40 基台
41 本体部
42 第1曲面部
51 第1リフレクタ
52 第2リフレクタ
60 エイミング機構
61 エイミングスクリュウ
62 筒状部
63 冠状歯車
70 付勢機構
71 柱部材
71a 先端部
72 噛合部
72a 噛合先端部
73 連結部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を出射するLED光源と、前記LED光源を支持する基台と、前記基台を覆うハウジングと、前記基台を回動可能として光軸調整を行うエイミング機構とを備えた車両用灯具であって、
前記基台は、前記エイミング機構によって回動させられる回動方向に沿って延設された第1曲面部を有し、
前記ハウジングは、内部に前記第1曲面部に沿った曲面であって前記第1曲面部に面接触する第2曲面部を有し、
前記第1曲面部と前記第2曲面部とは、前記エイミング機構によって基台が回動させられた場合にあっても面接触の関係を維持する形状となっている
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記第2曲面部側から伸びると共に球形状となる先端部を有した柱部材と、
前記基台に対して直接的又は間接的に取り付けられると共に前記先端部の球部分後方側に噛み合う噛合部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記噛合部は、前記エイミング機構により回動させられる方向のみに噛み合っている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記第1曲面部及び前記第2曲面部は、前記ハウジングの上部側において面接触する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2011−18517(P2011−18517A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−161731(P2009−161731)
【出願日】平成21年7月8日(2009.7.8)
【出願人】(000000136)市光工業株式会社 (774)
【Fターム(参考)】