説明

靴の中敷き

【課題】爪先で地面を後方に蹴り出すように歩くことを支援する機能を有する靴の中敷きを提供する。
【解決手段】靴底の内表面とほぼ同形状の中敷き本体12の爪先部に、弾性を有し、先方に向かうに従い高さが次第に高くなる傾斜体22が設けられている靴の中敷き10とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウォーキングやゴルフ、テニスなどの靴を履いて行う運動における足の動きを支援する機能を有する靴の中敷きに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ウォーキングなどの靴を履いて行う運動における足の動きを支援する機能を有する靴の中敷きが提案されている。例えば、特許文献1には、靴に対するフィッティング機能および歩行支援機能を向上させることが可能な靴の中敷き(インソール)として、使用者の足底先端部に対応する位置に、使用者の足底先端部に当接して使用者の足が履物の内部において前方向に移動するのを規制する足底先端部支持体を着脱自在に設けたものが提案されている(請求項1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−23290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ウォーキングにおいては、足は踵から着地した後、爪先で地面を後方に蹴り出すように歩くことが良いフォームであるとされている。しかし、特許文献1の靴の中敷は、靴を履いて行う運動における足の動きを支援する機能として、使用者の足が履物の内部において前方向に移動するのを規制する機能は有するが、爪先で地面を後方に蹴り出すように運動することを支援する機能を有するものではなく、歩行を支援する機能が不十分なものであった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、爪先で地面を後方に蹴り出すように運動することを支援する機能を有し、十分な運動支援機能を有する靴の中敷きを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記目的を達成するため、靴底の内表面とほぼ同形状の中敷き本体の爪先部に、弾性を有し、先方に向かうに従い高さが次第に高くなる傾斜体が設けられていることを特徴とする靴の中敷きを提供する。ここで、中敷き本体の爪先部とは、中敷き本体の少なくとも足の指の先が直接または間接的に接触する部分をいう。
【0007】
本発明に係る靴の中敷きは、先方に向かうに従い高さが次第に高くなる傾斜体を中敷き本体の爪先部に有するので、ウォーキング等の靴を履いて行う運動において、上記傾斜体の弾性効果、形状効果により、足の爪先で地面を後方に蹴り出す動きを支援することができる。すなわち、本発明に係る靴の中敷きの傾斜体は、反発力を有し、かつ、先方に向かうに従い高さが次第に高くなるので、ウォーキング時等に靴の使用者が上記傾斜体を爪先で押した場合、爪先で地面を後方に強く蹴り出すことができる。
【0008】
本発明に係る靴の中敷きの構成に限定はなく、中敷き本体と傾斜体は一体としてもよく、別体としてもよいが、中敷き本体と傾斜体を別体とする場合、例えば、下記(1)〜(3)の構成とすることができる。
(1)中敷き本体は上側シートおよび下側シートシートからなる2層構造を有し、上側シートと下側シートとの間に傾斜体が装着されている構成。この構成では、中敷き本体を2層構造とするので、靴の中敷きの強度を高めることができる。
(2)中敷き本体は1枚のシートからなり、このシートの下面に傾斜体が装着されている構成。
(3)中敷き本体は1枚のシートからなり、このシートの上面に傾斜体が装着されている構成。
【0009】
上記(1)の構成では、さらに、上側シートの爪先部に前後方向に沿って単数または複数のスリットが形成され、上記スリットにより、上側シートの爪先部が足指に対応する2〜10個の足指対応部に分割されているとともに、上側シートの各足指対応部と下側シートとの間にそれぞれ傾斜体が装着されている構成を採ることができる。また、上記(2)の構成では、さらに、シートの爪先部に前後方向に沿って単数または複数のスリットが形成され、上記スリットにより、シートの爪先部が足指に対応する2〜10個の足指対応部に分割されているとともに、シートの各足指対応部の下面にそれぞれ傾斜体が装着されている構成を採ることができる。ウォーキング時等に靴の使用者が傾斜体を爪先で押す場合、人によってどの足指に特に力が加わるかが異なるが、上記のように足指対応部を形成し、この足指対応部にそれぞれ傾斜体を装着した場合には、力が加わる足指が異なる種々の人にそれぞれ対応することが可能となる。足指対応部のより好ましい個数は2〜5個である。
【0010】
本発明では、中敷き本体の上面に、靴の中で足が前後に滑ることを防止する滑り止め体を設けることができる。これにより、本発明に係る靴の中敷きの運動支援機能をさらに向上させることができる。
【0011】
本発明に係る靴の中敷きは、靴を履いて行う運動における足の動きを支援する機能を有するもので、上記運動としては、例えば、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ゴルフ、テニス等が挙げられ、本発明に係る靴の中敷きは、ウォーキングシューズやゴルフシューズ、テニスシューズに特に好適に使用される。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る靴の中敷きは、ウォーキング等の靴を履いて行う運動において、爪先で地面を後方に蹴り出す足の動きを支援することができ、優れた運動支援機能を有する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る靴の中敷きの第1実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の靴の中敷きの図1A−A線に沿った断面図である。
【図3】本発明に係る靴の中敷きの第2実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明に係る靴の中敷きの第3実施形態を示す平面図である。
【図5】図4の靴の中敷きの図1B−B線に沿った断面図である。
【図6】本発明に係る靴の中敷きの第4実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る靴の中敷きの第5実施形態を示す平面図である。
【図8】本発明に係る靴の中敷きの第6実施形態を示す平面図である。
【図9】図7の靴の中敷きの図1A−A線に沿った断面図である。
【図10】本発明に係る靴の中敷きの第7実施形態を示す断面図である。
【図11】図10の靴の中敷きの動作を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明につき図面を参照して詳しく説明する。
【0015】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る靴の中敷きの第1実施形態を示す平面図、図2は同靴の中敷きの図1A−A線に沿った断面図である。本例の靴の中敷き10において、12は中敷き本体を示す。この中敷き本体12は、靴底の内表面とほぼ同形状を有する上側シート14および下側シート16からなる2層構造のものである。上側シート14の爪先部には、前後方向に沿って4本のスリット18が形成され、これにより上側シート14の爪先部が5本の足指に対応する5個の足指対応部20に分割されている。なお、下側シート16には、スリットは形成されていない。
【0016】
中敷き本体12の爪先部には、上側シート14の各足指対応部20と下側シート16との間に、傾斜体22が装着されている。この傾斜体18は、弾性材料により形成され、先方に向かうに従い高さが次第に高くなる断面ほぼ三角形のものである。ただし、傾斜体22の上面(傾斜面)は、若干凹面状となっている。なお、傾斜体の形状は限定されるものではなく、くさび形等の適宜形状とすることができる。
【0017】
上側シート14の各足指対応部20の下面と各傾斜体22の上面、下側シート16の上面と各傾斜体22の下面、および、傾斜体22が装着されていない部分の上側シート14の下面と下側シート16の上面とは、それぞれ接着剤により接着されている。
【0018】
なお、図示していないが、互いに隣接する足指対応部20の間、および、互いに隣接する傾斜体22の間には、それぞれ若干の隙間が形成されており、これにより足指対応部20同士が擦れて足指対応部20が破損したり、傾斜体22同士が擦れて傾斜体22が破損したりすることが防止されている。
【0019】
本例において、上側シート14および下側シート16の材質としては、例えば、エチレンビニルアセテート(EVA)、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、熱可塑性ポリウレタン、ゴム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、傾斜体22を形成する弾性材料としては、弾性、反発性を有するものであればよく、例えば、エチレンビニルアセテート(EVA)、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、熱可塑性ポリウレタン、ゴム、板ばね等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。上側シート14、下側シート16および傾斜体22の材質は全て同じでもよく、全て異なっていてもよい。また、上側シート14、下側シート16および傾斜体22は単層構造でもよく、多層構造でもよい。
【0020】
本例において、上側シート14および下側シート16の厚みは、それぞれ1〜10mmとすることが適当である。本例において、傾斜体22の先端部の高さ(最大高さ)mは、20mm以下、特に1〜20mm、中でも5〜12mmとすることが、爪先で地面を後方に蹴り出す足の動きを支援する点で好適である。また、傾斜体22の前後方向長さnは、足指の長さと同程度とすることが適当であり、具体的には15〜70mm、特に20〜60mmとすることが、爪先で地面を後方に蹴り出す足の動きを支援する点で好適であるが、靴のサイズに合わせて適宜変化させればよい。
【0021】
(第2実施形態)
図3は本発明に係る靴の中敷きの第2実施形態を示す断面図である。平面図は、第1実施形態と同じであるため省略する。
【0022】
本例の靴の中敷き30は、第1実施形態の靴の中敷きにおいて、下側シートを省略したものである。すなわち、本例の靴の中敷き30は、中敷き本体32を1枚のシートで形成し、この中敷き本体32の爪先部において、各足指対応部の下面と各傾斜体34の上面とをそれぞれ接着剤により接着してある。
【0023】
中敷き本体32の材質や、傾斜体34の材質、先端部の高さおよび前後方向長さについては、第1実施形態で述べたのと同様である。また、中敷き本体32の厚みは、2〜15mmとすることが適当である。
【0024】
(第3実施形態)
図4は本発明に係る靴の中敷きの第3実施形態を示す平面図、図5は同靴の中敷きの図1B−B線に沿った断面図である。
【0025】
本例の靴の中敷き40は、第1実施形態の靴の中敷きにおいて、上側シートを省略するとともに、分割していない1つの傾斜体を用いたものである。すなわち、本例の靴の中敷き40は、中敷き本体42を1枚のシートで形成し、この中敷き本体42の爪先部の上面と傾斜体44の下面とを接着剤により接着してある。
【0026】
中敷き本体42の材質や、傾斜体44の材質、先端部の高さおよび前後方向長さについては、第1実施形態で述べたのと同様である。また、中敷き本体42の厚みは、2〜15mmとすることが適当である。
【0027】
(第4実施形態)
図6は本発明に係る靴の中敷きの第4実施形態を示す断面図である。平面図は、第3実施形態と同じであるため省略する。
【0028】
本例の靴の中敷き80は、中敷き本体82と傾斜体84とを一体に成形したものである。なお、本例の靴の中敷き80の爪先部に前後方向に沿ってスリットを形成し、これにより靴の中敷き80の爪先部を2〜10の足指対応部に分割してもよい。
【0029】
中敷き本体82および傾斜体84の材質や、傾斜体84の先端部の高さおよび前後方向長さについては、第1実施形態で述べたのと同様である。また、中敷き本体82の厚みは、2〜15mmとすることが適当である。
【0030】
(第5実施形態)
図7は本発明に係る靴の中敷きの第5実施形態を示す平面図である。断面図は、第1実施形態と同じであるため省略する。
【0031】
本例の靴の中敷き50は、第1実施形態の靴の中敷きにおいて、足指対応部の態様を変更したものである。すなわち、本例の靴の中敷き50は、中敷き本体52の上側シート54の爪先部に、前後方向に沿って1本のスリット56が形成され、これにより上側シート14の爪先部が第1趾に対応する足指対応部58と、第2趾〜第5趾に対応する足指対応部60とに分割されている。なお、下側シートには、スリットは形成されていない。
【0032】
また、本例では、傾斜体として、第1趾に対応する足指対応部58とほぼ同形状の傾斜体62と、第2趾〜第5趾に対応する足指対応部60とほぼ同形状の傾斜体64とを用いている。そして、上側シート54の各足指対応部58、60の下面と各傾斜体62、64の上面、下側シートの上面と各傾斜体62、64の下面、および、傾斜体62、64が装着されていない部分の上側シート54の下面と下側シートの上面とは、それぞれ接着剤により接着されている。なお、第1実施形態と同様に、互いに隣接する足指対応部58、60の間、および、互いに隣接する傾斜体62、64の間には、それぞれ若干の隙間が形成されている。
【0033】
中敷き本体52の材質、厚みや、傾斜体62、64の材質、先端部の高さおよび前後方向長さについては、第1実施形態で述べたのと同様である。
【0034】
(第6実施形態)
図8は本発明に係る靴の中敷きの第6実施形態を示す平面図、図9は同靴の中敷きの図1A−A線に沿った断面図である。
【0035】
本例の靴の中敷き70は、第1実施形態の靴の中敷きにおいて、上側シート14の各足指対応部20の付け根付近に、略四角形の滑り止め体72を接着したものである。それ以外は、本例の靴の中敷き70は、第1実施形態の靴の中敷きと同一であるため、図8、図9において、図1、図2と同一構成の部分には、同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0036】
本例で用いた滑り止め体72は、靴の中で足が前後に滑ることを防止する機能を有するもので、その形状は本例のものに限らず、適宜設定することができる。また、滑り止め体の材質としては、例えば、エチレンビニルアセテート(EVA)、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、熱可塑性ポリウレタン、ゴム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
【0037】
(第7実施形態)
図10は本発明に係る靴の中敷きの第7実施形態を示す断面図である。平面図は、第1実施形態と同じであるため省略する。
【0038】
本例の靴の中敷き90は、第1実施形態の靴の中敷きにおいて、傾斜体22として、爪先部の最先方に位置し、硬度が低い低硬度部22aと、低硬度部22aの後方に位置し、低硬度部22aより硬度が高い高硬度部22bとを一体成形したものを用いたものである。低硬度部22aおよび高硬度部22bの硬度は、適宜設定することができる。それ以外は、本例の靴の中敷き90は、第1実施形態の靴の中敷きと同一であるため、図10、図11(後述)において、図1、図2と同一構成の部分には、同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0039】
本例の靴の中敷き90は、図11に示すように、ウォーキング時等に靴の使用者が上記傾斜体22を爪先92で押した場合、先方の低硬度部22aが後方の高硬度部22bよりも大きく変形し、これによって爪先92で地面を後方により強く蹴り出すことができるものである。
【0040】
本発明に係る靴の中敷きは、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1実施形態において、上側シートの爪先部にスリットを設けず、上側シートと下側シートとの間に1つの傾斜体を装着してもよい。また、第1実施形態において、傾斜体として、単数または複数の足指に対応する2つ以上の部分に分割した傾斜体を用いてもよい。さらに、第4実施形態において、中敷き本体と滑り止め体とを一体に成形してもよい。また、各実施形態において、デザイン性、吸着性、吸水性向上などのために、靴の中敷きを生地や皮革で覆うようにしてもよく、この場合も本発明の効果は変わらない。
【符号の説明】
【0041】
10 靴の中敷き
12 中敷き本体
14 上側シート
16 下側シート
18 スリット
20 足指対応部
22 傾斜体
30 靴の中敷き
32 中敷き本体
34 傾斜体
40 靴の中敷き
42 中敷き本体
44 傾斜体
50 靴の中敷き
52 中敷き本体
54 上側シート
56 スリット
58、60 足指対応部
62、64 傾斜体
70 靴の中敷き
72 滑り止め体
80 靴の中敷き
82 中敷き本体
84 傾斜体
90 靴の中敷き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴底の内表面とほぼ同形状の中敷き本体の爪先部に、弾性を有し、先方に向かうに従い高さが次第に高くなる傾斜体が設けられていることを特徴とする靴の中敷き。
【請求項2】
前記中敷き本体と傾斜体は一体に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の靴の中敷き。
【請求項3】
前記中敷き本体と傾斜体は別体であり、中敷き本体の爪先部に傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の靴の中敷き。
【請求項4】
前記靴の中敷きの爪先部に前後方向に沿って単数または複数のスリットが形成され、前記スリットにより、靴の中敷きの爪先部が足指に対応する2〜10個の足指対応部に分割されていることを特徴とする請求項2に記載の靴の中敷き。
【請求項5】
前記中敷き本体は上側シートおよび下側シートからなる2層構造を有し、前記上側シートと下側シートとの間に前記傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項3に記載の靴の中敷き。
【請求項6】
前記上側シートの爪先部に前後方向に沿って単数または複数のスリットが形成され、前記スリットにより、上側シートの爪先部が足指に対応する2〜10個の足指対応部に分割されているとともに、上側シートの各足指対応部と下側シートとの間にそれぞれ前記傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項5に記載の靴の中敷き。
【請求項7】
前記中敷き本体は1枚のシートからなり、前記シートの下面に前記傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項3に記載の靴の中敷き。
【請求項8】
前記シートの爪先部に前後方向に沿って単数または複数のスリットが形成され、前記スリットにより、シートの爪先部が足指に対応する2〜10個の足指対応部に分割されているとともに、シートの各足指対応部の下面にそれぞれ前記傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項7に記載の靴の中敷き。
【請求項9】
前記中敷き本体は1枚のシートからなり、前記シートの上面に前記傾斜体が装着されていることを特徴とする請求項3に記載の靴の中敷き。
【請求項10】
前記靴の中敷きの上面に、靴の中で足が前後に滑ることを防止する滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の靴の中敷き。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−284212(P2010−284212A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−138435(P2009−138435)
【出願日】平成21年6月9日(2009.6.9)
【出願人】(592014104)ブリヂストンスポーツ株式会社 (652)
【Fターム(参考)】