説明

CRIPTO結合分子

本発明は、抗CRIPTO抗体のヒト化形およびその一部に関する。1つの実施形態において、これらの抗体の可変領域またはそれらを含むポリペプチド(たとえば全長抗体またはドメイン欠失抗体)を使用して、癌などの障害を処置できる。本発明は少なくとも一部は、CDRグラフトおよび他のヒト化抗Cripto抗体の開発に基づく。本発明により、ヒト化抗Cripto抗体の複数の形が開発され、腫瘍成長について動物モデルで試験するためにメイタンソイドに接合させた。本実施例に示した結果は、生体内での腫瘍細胞成長を阻害するためのこれら抗体の有用性を証明している。これらのヒト化抗Cripto抗体は、ヒト被験体において使用するにはマウス抗体よりも適している。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
結合分子であって:
(i)
【化1】

を含む群より選択される少なくとも1個のCDR配列と;
(ii)ヒトアクセプタ免疫グロブリン配列由来の可変フレームワーク領域配列と;
を含み、ヒトCripto抗原に特異的に結合する結合分子。
【請求項2】
CDR H3配列
【化2】

(配列番号:14)を含む、請求項1に記載の結合分子。
【請求項3】
CDR H2配列
【化3】

(配列番号:13)を含む、請求項1または2に記載の結合分子。
【請求項4】
CDR H1配列
【化4】

(配列番号:12)を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項5】
CDR L3配列
【化5】

(配列番号:11)を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項6】
CDR L2配列
【化6】

(配列番号:10)を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項7】
CDR L1配列
【化7】

(配列番号:9)を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項8】
前記可変フレームワーク領域配列の少なくとも1個のフレームワーク残基が相当するマウスB3F6可変領域配列由来の対応するアミノ酸残基によって置換される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項9】
結合分子であって:
(a)配列番号:39のCDR1〜3と、ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域とを含む軽鎖可変領域と;
(b)配列番号:40のCDR1〜3と、ヒトアクセプタ免疫グロブリン重鎖由来の可変フレームワーク領域とを含む重鎖可変領域と;
を含み、ヒトCripto抗原に特異的に結合する;
結合分子。
【請求項10】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン重鎖由来の可変フレームワーク領域が、配列番号:40のフレームワークおよびCDR領域と少なくとも約50%は同一である、請求項9に記載の結合分子。
【請求項11】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン重鎖由来の可変フレームワーク領域がヒトサブグループ1配列、ヒトサブグループ1コンセンサス配列、またはヒト生殖系列配列に由来する、請求項9または10に記載の結合分子。
【請求項12】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン重鎖由来の可変フレームワーク領域が配列番号:46で示すアミノ酸配列を含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項13】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域が、配列番号:39のフレームワークおよびCDR領域と少なくとも約60%は同一である、請求項9〜12のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項14】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域がヒトサブグループKappa 2配列、ヒトサブグループKappa 2コンセンサス配列、またはヒト生殖系列配列に由来する、請求項9〜13のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項15】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域が配列番号:45で示すアミノ酸配列を含む、請求項9〜14のいずれか一項に記載の結合分子。
【請求項16】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン重鎖由来の可変フレームワーク領域の少なくとも1個のフレームワーク残基が、配列番号:40で示すマウスアミノ酸配列由来の対応するアミノ酸残基と置換され、該少なくとも1個のアミノ酸残基が
a)標準残基、
b)インタフェースパッキング残基、
c)結合部位に近い異常または希少な残基、
d)CDR内の一部の原子の約3オングストロームユニット以内の側鎖原子を有する残基、
である、請求項9〜15のいずれかに記載の結合分子。
【請求項17】
前記少なくとも1個のフレームワーク残基がH1、H48、H67、H71、H73、H81、H82b、H93、およびH112(Kabat番号付け規則)から成る群より選択される、請求項16に記載の結合分子。
【請求項18】
前記少なくとも1個のフレームワーク残基がH48、H67、H71、H73、H93、およびH112を含む請求項16または17に記載の結合分子。
【請求項19】
前記少なくとも1個のフレームワーク残基がH71およびH112である、請求項16〜18のいずれかに記載の結合分子。
【請求項20】
前記少なくとも1個のフレームワーク残基がH1、H48、H71、H81、H82b、およびH112を含む、請求項16〜19のいずれかに記載の結合分子。
【請求項21】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域の少なくとも1個のフレームワーク残基が配列番号:39で示すマウス配列由来の対応するアミノ酸残基と置換され、該少なくとも1個のアミノ酸残基が
a)標準残基、
b)インタフェースパッキング残基、
c)結合部位に近い異常または希少な残基、
d)CDR内の一部の原子の約3オングストロームユニット以内の側鎖原子を有する残基、
である、請求項16〜20のいずれかに記載の結合分子。
【請求項22】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域がL2またはL100(Kabat番号付け規則)である、請求項21のいずれかに記載の結合分子。
【請求項23】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域がL2である、請求項21または22に記載の結合分子。
【請求項24】
前記ヒトアクセプタ免疫グロブリン軽鎖配列由来の可変フレームワーク領域がL2およびL100を含む、請求項21〜23に記載の結合分子。
【請求項25】
結合分子であって:
(a)配列番号:47、配列番号:50、および配列番号:52のアミノ酸残基1〜112から成る群より選択されるVL配列で示すCDRおよびフレームワークアミノ酸配列と;場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:48、配列番号:49、配列番号:51、および配列番号:55のアミノ酸残基1〜121から成る群より選択されるVH配列で示すCDRおよびフレームワークアミノ酸配列と;場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含み、ヒトCripto抗原に特異的に結合する;
結合分子。
【請求項26】
(a)配列番号:52のアミノ酸1〜112で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:55のアミノ酸1〜121で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項27】
(a)配列番号:47で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:48で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項28】
(a)配列番号:47で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:49で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項29】
(a)配列番号:47で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:51で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項30】
(a)配列番号:50で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:48で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項31】
(a)配列番号:50で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:49で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項32】
(a)配列番号:50で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む軽鎖と;
(b)配列番号:51で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列と、場合によりシグナル配列とを含む重鎖と;
を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項33】
前記結合分子重鎖が、VH、VL、またはCH1ドメインに合成結合ペプチドを介して遺伝的に融合したCH3ドメインを含む、請求項9〜32のいずれかに記載の結合分子。
【請求項34】
前記結合分子重鎖がCH2ドメインの全部または一部を欠失している、請求項9〜33のいずれかに記載の結合分子。
【請求項35】
IgG1、IgG2、IgG3、およびIgG4から成る群より選択されるアイソタイプの抗体に由来する定常領域を含む、請求項9〜34のいずれかに記載の結合分子。
【請求項36】
γ1ヒンジ、γ2ヒンジ、γ3ヒンジ、およびγ4ヒンジから成る群より選択されるヒンジ領域に由来するアミノ酸配列を含む、請求項9〜35のいずれかに記載の結合分子。
【請求項37】
キメラヒンジを含む、請求項9〜36のいずれかに記載の結合分子。
【請求項38】
前記結合分子がIgG1ヒンジドメインの少なくとも部分、IgG3ヒンジドメインの少なくとも部分を含む、請求項9〜37のいずれかに記載の結合分子。
【請求項39】
前記結合分子が位置239または242(Kabat番号付けシステム)にシステイン残基を含む重鎖定常領域を含む、請求項9〜38のいずれかに記載の結合分子。
【請求項40】
前記結合分子が野生型Fc領域と比較して少なくとも1つのアミノ酸修飾を含む重鎖定常領域を含む、請求項9〜39のいずれかに記載の結合分子。
【請求項41】
前記修飾が、哺乳類細胞内で改変体が発現されたときに実質的にグリコシル化されるように、EU位置297〜299のいずれかにアミノ酸置換を含む、請求項40に記載の結合分子。
【請求項42】
前記結合分子が野生型Fc領域を有する結合分子と比較して低下したエフェクタ機能を有する、請求項40または41に記載の結合分子。
【請求項43】
低下した抗原依存性細胞毒性を有する、請求項42に記載の結合分子。
【請求項44】
延長された半減期を有する、請求項42または43に記載の結合分子。
【請求項45】
前記修飾Fc領域が少なくとも1個の操作されたシステイン残基を有する、請求項40〜45のいずれかに記載の結合分子。
【請求項46】
前記操作されたシステイン残基が前記Fc領域のCH3ドメイン内にある、請求項45に記載の結合分子。
【請求項47】
エフェクタ部分に接合された、請求項1〜46のいずれかに記載の結合分子。
【請求項48】
前記エフェクタ部分が細胞毒、プロドラッグ、生体毒素、および放射性同位体から成る群より選択される、請求項47に記載の結合分子。
【請求項49】
前記エフェクタ部分がアミド結合を介して接合される。請求項47に記載の結合分子。
【請求項50】
前記エフェクタ部分がメイタンシノイドである、請求項48に記載の結合分子。
【請求項51】
前記軽鎖が配列番号:53で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列を含み、前記重鎖が配列番号:56で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項52】
前記軽鎖が配列番号:53で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列を含み、前記重鎖が配列番号:57で示すフレームワークおよびCDRアミノ酸配列を含む、請求項25に記載の結合分子。
【請求項53】
γ1アイソタイプの重鎖定常領域を含む、請求項52に記載の結合分子。
【請求項54】
配列番号:71で示す重鎖定常領域配列を含む、請求項52に記載の結合分子。
【請求項55】
アクセション番号 でATCCに寄託された細胞系統によって産生された、ヒト化抗Criptoモノクローナル抗体。
【請求項56】
前記軽鎖が配列番号:53で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:58で示す配列を有する、請求項25に記載の結合分子。
【請求項57】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:56で示す配列を有する、請求項25に記載の結合分子。
【請求項58】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:57で示す配列を有する、請求項25に記載の結合分子。
【請求項59】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:58で示す配列を有する、請求項25に記載の結合分子。
【請求項60】
前記軽鎖が配列番号:52で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:55で示す配列を有する、請求項25に記載の結合分子。
【請求項61】
(a)配列番号:52、配列番号:53、および配列番号:54から成る群より選択される軽鎖可変領域(VL)配列を含む軽鎖と;
(b)配列番号:55;配列番号:56、配列番号:57、および配列番号:58から成る群より選択される重鎖可変領域(VH)配列を含む重鎖と;
を含み、ヒトCripto抗原に特異的に結合する;
CH2ドメイン欠失結合分子。
【請求項62】
前記軽鎖が配列番号:53で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:60で示す配列を有する、請求項57に記載のドメイン欠失結合分子。
【請求項63】
前記軽鎖が配列番号:53で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:61で示す配列を有する、請求項57に記載のドメイン欠失結合分子。
【請求項64】
前記軽鎖が配列番号:53で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:62で示す配列を有する、請求項57に記載のドメイン欠失結合分子。
【請求項65】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:60で示す配列を有する、請求項57に記載のドメイン欠失結合分子。
【請求項66】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:61で示す配列を有する、請求項57に記載のドメイン欠失結合分子。
【請求項67】
前記軽鎖が配列番号:54で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:62で示す配列を有する、請求項57に記載のヒト化B3F6結合分子。
【請求項68】
前記軽鎖が配列番号:52で示す配列を有し、前記重鎖が配列番号:59で示す配列を有する、請求項57に記載のヒト化B3F6結合分子。
【請求項69】
前記結合分子が、該結合分子の少なくとも1個のCDR内に少なくとも1個の保存的アミノ酸置換を含むように改変される、請求項9〜68のいずれかに記載の結合分子。
【請求項70】
二重特異性である、請求項9〜69のいずれかに記載の結合分子。
【請求項71】
4価である、請求項9〜69のいずれかに記載の結合分子。
【請求項72】
全長抗体である、請求項9〜69のいずれかに記載の結合分子。
【請求項72】
抗体断片である、請求項9〜69のいずれかに記載の結合分子。
【請求項73】
少なくとも2個の結合部位および少なくとも2個のポリペプチド鎖を有するポリペプチドダイマーを含む組成物であって、該少なくとも2個の結合部位のうち少なくとも一方がヒト化B3F6可変領域を含み、該少なくとも2個のポリペプチド鎖が少なくとも1個の重鎖部分および合成結合ペプチドを含み、該ポリペプチドダイマーの約70%超が少なくとも1個の鎖間ジスルフィド結合を介して結合されるポリペプチド鎖を含み、該結合ペプチドがKabat番号付けシステムの位置243にプロリン残基を含む、組成物。
【請求項74】
前記ポリペプチドダイマーの90%超が少なくとも1個の鎖間ジスルフィド結合を介して連結される、請求項73に記載の組成物。
【請求項75】
前記合成結合ペプチドがKabat番号付けシステムの位置239または242にシステイン残基をさらに含む、請求項73または74に記載の組成物。
【請求項76】
前記ポリペプチド鎖の少なくとも一方が、前記結合ペプチドを介してVL、VHまたはCH1ドメインに連結されたCH3ドメインを含む、請求項73〜75のいずれかに記載の組成物。
【請求項77】
前記合成結合ペプチドがKabat番号付けシステムの位置244にアラニン残基を、Kabat番号付けシステムの位置245にプロリン残基をさらに含む、請求項73〜76のいずれかに記載の組成物。
【請求項78】
配列番号:53で示す軽鎖アミノ酸配列と、配列番号:57で示す重鎖アミノ酸配列とを含むヒト化抗Cripto抗体であって、メイタンソイドに接合される抗体。
【請求項79】
請求項1〜78のいずれか一項に記載の結合分子と、製薬的に許容される担体とを含む組成物。
【請求項80】
請求項78に記載の抗体の改変体であって、該改変体が少なくとも1個の保存的アミノ酸置換を含み、ヒトCriptoに特異的に結合する能力を保持する改変体。
【請求項81】
請求項9〜55のいずれか一項に記載の結合分子の重鎖または軽鎖をコードするヌクレオチド配列を含む単離核酸分子。
【請求項82】
高ストリンジェンシー条件下で請求項81に記載の核酸分子の相補体にハイブリダイズする核酸分子。
【請求項83】
ベクター内にある、請求項82に記載の核酸分子。
【請求項84】
請求項83に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項85】
前記結合分子を産生する方法であって、請求項9〜55に記載のいずれか一項の宿主細胞を、該結合分子が産生される条件下で培養するステップと、該宿主細胞または培養物から該結合分子を単離するステップと、を包含する方法。
【請求項86】
請求項1〜80のいずれかに記載の結合分子による処置から恩恵を得る被験体を処置する方法であって、該結合分子をそのような処置が行われる被験体に投与するステップを含む方法。
【請求項87】
悪性疾患が患者にて処置されるように、請求項1〜80のいずれか一項に記載の結合分子をコード化する核酸分子を、該結合分子が発現されるような条件下で悪性疾患を有する患者に投与するステップを含む、悪性疾患を処置する方法。
【請求項88】
前記被験体が癌に罹患している、請求項86または87に記載の方法。
【請求項89】
追加の薬剤を投与するステップをさらに含む、請求項86または87に記載の方法。
【請求項90】
前記追加の薬剤が化学療法剤である、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記追加の薬剤がナタリズマブ、トラスツズマブ、ベバシズマブ、インフリキシマブ、リツキシマブ、イブリツモマブチウキセタン、セツキシマブ、塩酸レバミゾール、トシツモマブ、アレムツズマブ、IMC−C225、メシル酸イマチニブ、フルベストラント、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾール、タモキシフェン、インターフェロンアルファ、デニロイキンディフチトクス、オブリマーセン、エルロチニブHCl、ボルテゾミブ、サリドマイド、およびエンドスタチンから成る群より選択される、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記患者に請求項78に記載の結合分子の有効な投薬量を投与するステップを含む、患者の細胞におけるCripto発現の効果を阻害する方法。
【請求項93】
前記結合分子の有効投薬量が少なくとも約5mg/kgである、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記結合分子の有効投薬量が少なくとも約10mg/kgである、請求項92に記載の方法。
【請求項95】
前記結合分子が腹腔内に、経口的に、経鼻的に、皮下に、筋肉内に、局所的に、または静脈内に投与される、請求項92に記載の方法。
【請求項96】
前記患者が脳、乳房、精巣、結腸、肺、卵巣、膀胱、子宮、子宮頸部、膵臓および胃から成る群より選択される臓器の癌に罹患している、請求項92に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19A】
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【図19B】
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【図20】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23A】
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【図23B】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25A】
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【図25B】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公表番号】特表2008−526234(P2008−526234A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550510(P2007−550510)
【出願日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/000502
【国際公開番号】WO2006/074397
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(592221528)バイオジェン・アイデック・エムエイ・インコーポレイテッド (224)
【Fターム(参考)】