説明

東洋ゴム工業株式会社により出願された特許

111 - 120 / 2,711


【課題】転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上する。
【解決手段】天然ゴム及び/又は合成イソプレンゴムからなるジエン系ゴムを変性してなるものであって、前記ジエン系ゴムの主鎖における二重結合部分の酸化により生成したエポキシ基と、前記ジエン系ゴムの主鎖に結合した式:−A−NHR(Aは炭素数1〜9の2価の基、nは0又は1、Rは水素又はアルキル基)で表されるアミノ基含有基とを含有し、エポキシ基の含有量がイソプレンユニットに対して5〜25モル%であり、アミノ基含有基の含有量がイソプレンユニットに対して0.5〜10モル%であり、エポキシ基に対するアミノ基含有基の比率(アミノ基含有基/エポキシ基)がモル比で0.05〜0.5である変性ジエン系ゴム。該変性ジエン系ゴムを含むゴム成分100質量部に対してシリカを10〜120質量部含有するゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】転がり抵抗性能とウェット性能を高度に両立することができ、また製造性に優れたシリカ含有ゴムマスターバッチを提供する。
【解決手段】エポキシ化率が10〜30モル%のエポキシ化天然ゴムのラテックスと、水中に湿式シリカが分散したシリカスラリーと、を混合してなる混合液を、凝固させずに噴霧乾燥することを特徴とするシリカ含有ゴムマスターバッチの製造方法である。前記シリカスラリーは、カチオン界面活性剤等の界面活性剤で処理されていることが好ましい。また、該製造方法により得られたシリカ含有ゴムマスターバッチを含むゴム組成物であり、該ゴム組成物は、前記シリカ含有ゴムマスターバッチを、エポキシ化天然ゴムの含有量がゴム成分100質量部中10〜100質量部となるように配合してなるものである。 (もっと読む)


【課題】転がり抵抗性能とウェット性能を改善する。
【解決手段】天然ゴム及び/又は合成イソプレンゴムからなるジエン系ゴムを変性してなるものであって、前記ジエン系ゴムの主鎖における二重結合部分の酸化により生成したエポキシ基と、前記ジエン系ゴムの主鎖に結合した式:−A−SiR(Aは炭素数1〜9の2価の基、kは0又は1、Rは炭素数1〜3のアルコキシ基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、m=1〜3、m+n=3)で表されるアルコキシシリル基含有基とを含有し、エポキシ基の含有量がイソプレンユニットに対して5〜30モル%であり、アルコキシシリル基含有基の含有量がイソプレンユニットに対して0.5〜6モル%である変性ジエン系ゴム。該変性ジエン系ゴムを含むゴム成分100質量部に対してシリカを10〜120質量部含有するゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】転がり抵抗性能とウェット性能を高度に両立することができるシリカ含有ゴムマスターバッチを提供する。
【解決手段】ガラス転移点が−80℃以上−55℃以下であるジエン系ゴム(A)のラテックスと、ガラス転移点が−55℃超−30℃以下であるジエン系ゴム(B)のラテックスと、オイルと、水中にシリカを分散させたシリカスラリーと、を混合してなる混合液を乾燥させてなるシリカ含有ゴムマスターバッチであり、前記ジエン系ゴム(A)の含有量が全ゴム成分に対する乾燥質量比で5〜30質量%であり、前記ジエン系ゴム(B)の含有量が全ゴム成分に対する乾燥質量比で70〜95質量%であり、前記オイルの含有量が全ゴム成分100質量部に対して3〜20質量部であり、前記シリカの含有量が全ゴム成分100質量部に対して20〜200質量部である。 (もっと読む)


【課題】ウェット制動性能および耐摩耗性能がバランス良く向上し、かつ低発熱性を向上させることにより転がり抵抗の低減が可能なタイヤトレッド用ゴム組成物および空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】少なくともゴム成分およびタルクを含有するタイヤトレッド用ゴム組成物であって、ゴム成分は、ゴム成分100質量部中、ポリスチレンブタジエンゴムを少なくとも75質量部以上含有するものであり、タルクは、その安息角が40度以上、モース硬度が2.0以下、BET比表面積(BET5)(m/g)が10m/g以上、かつジブチルフタレート(DBP)吸収量(ml/100g)とBET比表面積(BET5)(m/g)との比(DBP)/(BET5)が2.0以上であって、ゴム成分100質量部に対するタルクの含有量が1〜30質量部であることを特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】回転台の台上でゴム試験部材を転動させる際に、接地面内の周速差に伴う横力の影響を排除して評価精度を高めることができるゴム摩擦・摩耗特性試験方法とゴム摩擦・摩耗特性試験装置を提供する。
【解決手段】回転台1を回転させるとともに、その回転台1の台上に押し当てられた円盤状のゴム試験部材2を転動させる。そして、その回転台1の台上で転動するゴム試験部材2に生じた横力を検出し、その検出された横力に基づきゴム試験部材2のスリップ角SAを調整する。これにより、ゴム試験部材2に生じる横力を減じて、ゴム試験部材2の接地面内の周速差に伴う横力の影響を排除する。 (もっと読む)


【課題】ウェットマスターバッチ化に際してゴム成分へのシリカの取り込み性を改善する。
【解決手段】シリカを400〜1000℃で熱処理してシリカ表面のシラノール基量を減少させ、該熱処理したシリカを水中に分散させてシリカスラリーを作製し、該シリカスラリーとゴム溶液とを混合してシリカ含有ゴムマスターバッチを製造する。前記熱処理したシリカは、BET比表面積(m/g)に対するシアーズ滴定量(ml)の比である(シアーズ滴定量/BET比表面積)×100が9以下であることが好ましい。また、該熱処理によりシリカのシアーズ滴定量(ml)を熱処理前の70%以下に減少させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低発熱性を改善することができるゴム組成物を提供する。
【解決手段】ジエン系ゴムからなるゴム成分100質量部に対して、カーボンブラックを25〜150質量部と、下記式(1)及び/又は(2)で表される化合物(Xはハロゲン原子、Yはカーボンブラック表面のフェノール性水酸基と結合可能な官能基、Aは炭素数1〜10の2価の飽和又は不飽和の炭化水素基、nは0又は1、Rは炭素数5以下のアルキル基又はアルコキシ基、mは0〜4を示す。)を0.1〜10質量部配合してなるゴム組成物である。
【化1】
(もっと読む)


【課題】制動時の接地圧分布を均一化することにより、制動性能を向上させることができる非空気圧タイヤを提供する。
【解決手段】車両からの荷重を支持する支持構造体SSを備える非空気圧タイヤTにおいて、支持構造体SSは、内側環状部1と、その内側環状部の外側に同心円状に設けられた中間環状部2と、その中間環状部2の外側に同心円状に設けられた外側環状部3と、内側環状部1と中間環状部2とを連結する複数の内側連結部と、外側環状部3と中間環状部2とを連結する複数の外側連結部とを備え、かつ、タイヤ幅方向WDに複数の帯域S1,S2、S3に分割されており、最外側帯域S1,S3における中間環状部21,23の最大外径D21maxは、内側帯域S2における中間環状部22の最大外径D23maxよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】操縦安定性能や耐久性能を確保しながら転がり抵抗を低減できる空気入りラジアルタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】有機繊維コードがタイヤ周方向に対して傾斜するように配置された内側ベルトプライ5を円筒状に成形し、その円筒状に成形した内側ベルトプライ5の径寸法を拡張する。続いて、カーカスプライ4を構成する一対の分割プライ片4a,4bを配設し、内側ベルトプライ5の両端領域を一対の分割プライ片4a,4bの端部で覆いつつ、内側ベルトプライ5の中央領域を開放する。次に、スチールコードがタイヤ周方向に対して傾斜するように且つ前記有機繊維コードとは逆向きに配置された外側ベルトプライ6を円筒状に成形し、分割プライ片4a,4bの端部を内側ベルトプライ5と外側ベルトプライ6とで挟み込む。 (もっと読む)


111 - 120 / 2,711