説明

大同特殊鋼株式会社により出願された特許

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【課題】鍛造加工時における摩耗とともに、熱疲労亀裂を抑制し金型の大きな割れや欠けを防止でき、耐久性に優れた温熱間鍛造用金型及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金型意匠面に耐摩耗性皮膜を与えた温熱間鍛造用金型である。耐摩耗性皮膜は、イオンプレーティング法により、(AlCr1−x)Nからなる第1層(0<x<1)と、(TiAl1−y)Nからなる第2層(0<y<1)と、を交互に積層させた多層皮膜であって、隣り合う前記第1層及び前記第2層の各層の厚さが少なくとも15nm以下であるとともに、前記多層皮膜の総被膜厚さは1μm以上20μm以下である。 (もっと読む)


【課題】炉内の雰囲気ガスを炉外に導いて雰囲気ガス中に発生するホワイトパウダーを炉外で除去でき、加熱室の前段の前室内面へのホワイトパウダーの付着を防止することのできる金属ストリップの光輝焼鈍用の連続式焼鈍炉を提供する。
【解決手段】装入口12から搬出口14にかけて水冷ジャケット付きの前室15、加熱室16及び冷却室18を有し、装入口12から装入した金属ストリップを炉内の還元性の雰囲気ガスの下で連続的に光輝焼鈍処理する連続式焼鈍炉10において雰囲気ガスの一部を加熱室16の出側と前室15の入側とから炉内に供給し、炉内において加熱室16を入側へと向うガス流れと、前室15内を加熱室16側へと向うガス流れとを生ぜしめる。加熱室16の入側から炉内の雰囲気ガスを炉外に取り出して再び炉内に戻す循環配管30を設け且つ循環配管30に雰囲気ガス中のホワイトパウダーを除去するための水冷ジャケット付チャンバ32とサイクロン34及びフィルタ70を設けておく。 (もっと読む)


【課題】生成不純物含有雰囲気ガスが装入側冷却領域を構成する前室側に入り込まないようにしてホワイトパウダーの発生を排除する。
【解決手段】ストリップ1の搬送路2に沿って配置された装入側冷却領域3、焼鈍領域4、搬出側冷却領域5、焼鈍領域4と搬出側冷却領域5を連結する中間領域6、およびガス供給装置7で構成された連続式光輝焼鈍炉Aにて装入口12及び搬出口14から還元性雰囲気ガスを放出しつつストリップ1を還元性雰囲気内で連続的に光輝焼鈍する方法であって、装入口12より搬出口14の炉内ガス排出抵抗を小さくし、且つ、ガス供給装置7の装入側ガス供給口8を装入側冷却領域3に接続して、供給された還元性雰囲気ガス10aを装入側冷却領域3から焼鈍領域4方向に流し、ホワイトパウダーその他不純物に起因する焼鈍ムラを解消する。 (もっと読む)


【課題】焼入性,硬さ,耐摩耗性を高く維持しつつ被削性に優れた冷間工具鋼を提供する。
【解決手段】冷間工具鋼を、質量%でC :0.50〜1.20%,Si:0.10〜3.00%,Mn:1.00〜2.00%,Cr:4.50〜10.0%,Mn/Cr:0.20〜0.32,Mn+0.05Cr:≧1.25%,Mo+0.5W:0.01〜0.18%,(Mo+0.5W)/Mn:0.01〜0.09,Cu:0.10〜1.00%,Ni:0.30〜1.50%,Al:0.10〜0.70%,Ni/Al:1.00〜4.10,V+Nb+Ta+Ti+Zr:≦1.00%,残部Fe及び不可避的不純物の組成を有するものとなす。 (もっと読む)


【課題】 残留応力が少量に抑制されたチタン合金製棒材を、高い生産性でかつ歩留まりよく製造することができる、チタン合金製棒材の製造方法を提供する。
【解決手段】 チタン合金のビレットを所定断面寸法に圧延し所定長さに切断して得られた棒材を、焼鈍する第1の焼鈍工程S3と、この焼鈍後の棒材の曲がりを矯正する矯正工程S4と、この矯正後の棒材の表面疵を切削除去する表面疵除去工程S5と、この表面疵除去後の棒材を焼鈍する第2の焼鈍工程S6と、この焼鈍後の棒材の曲がりを、該棒材を600℃以上β変態点以下の温度に加熱した状態でロール矯正する温間矯正工程S7と、この矯正後の棒材の表面を研磨して棒材製品とする表面研磨工程S8とを、有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】常温において、広い周波数域に渡って高い制振性を示す複合制振材シートを提供すること。
【解決手段】以下の構成を備えた複合制振材シート。(1)前記複合制振材シートは、エラストマーと、金属扁平粉とを含む。(2)前記金属扁平粉のアスペクト比は、20以上80以下である。(3)前記複合制振材シートに含まれる前記金属扁平粉の含有量は、35vol%以上55vol%以下である。 (もっと読む)


【課題】スタート板用原板をグラインダで研削してスタート板を整備する際に上記原板を良好に保持することができる。
【解決手段】二次溶解のスタート板を整備するための保持具であって、互いに対向しその対向間隔が一方から他方へ漸次拡大する一対のガイド壁54,55を備え、これらガイド壁54,55の間に略円形のスタート板用原板Mを受容する受け台5と、原板Mの外周の二箇所を両ガイド壁54,55にそれぞれ当接させるように原板Mの他の外周を押圧する押圧片6とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱処理間時間を適正に決定して、次工程との良好な連携や生産計画の精度を確保する。
【解決手段】台車上にワークを積載して炉内へ出し入れすることにより熱処理とこの間の冷却を行なうバッチ式熱処理炉において、第1熱処理工程と、これに続く第2熱処理工程との間の熱処理間時間を決定する方法であって、第2熱処理工程の開始温度が第1熱処理工程の終了温度よりも高い場合には、開始温度と終了温度の差を、炉の大きさに応じて予め定められた炉冷却速度で除した値を台車冷却時間とする一方、第2熱処理工程の開始温度が第1熱処理工程の終了温度以下の場合には前記台車冷却時間を0に設定するステップと、前記台車冷却時間が、ワーク冷却方法に応じて予め定められた追加時間よりも大きい場合には前記台車冷却時間と台車への積込み時間の和を前記熱処理間時間として決定する一方、前記台車冷却時間が前記追加時間以下の場合には当該追加時間と前記積込み時間の和を前記熱処理間時間として決定するステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】焼入れ性、鏡面性を確保しつつ冷却能力に優れたプラスチック成形金型用プリハードン鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20%〜0.30%、Si:0.01%〜0.20%未満、Mn:1.00%〜2.00%、P:0.015%以下、Cu:0.25%以下、Ni:0.25%以下、Cr:2.00%〜2.50%、Mo:0.25%〜0.45%、V:0.05%〜0.20%、Al:0.030%以下、O:0.0100%以下、および、N:0.02%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、かつ、36〜42HRCに調質されてなるプリハードン鋼とする。 (もっと読む)


【課題】溶接性、接合強度に優れたNi基超合金製の溶接ワイヤの製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:1%以下、Mn:1%以下、Cr:5〜20%、Mo:5超〜10%、W:20%未満、Mo+(1/2)W:5%超〜15%、Al:0.8〜1.5%未満、Ti:0.30〜0.85%、Nb:1.5超〜3.0%、Fe:4.0%以下を含有し、Al+Ti+Nb:3.0〜5.9原子%、原子%比:Nb/(Al+Ti):0.35〜0.60、残部Ni及び不可避不純物の組成の第1インゴットをVIF法で得、VAR法、ESR法を適用して第2インゴットとし、均質化処理、熱間加工、固溶化処理、伸線加工を経て溶接ワイヤとする。 (もっと読む)


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