説明

古河電池株式会社により出願された特許

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【課題】サイクル寿命性能に優れる制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】所要数の正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層した極板群を電槽内に所定の群圧Dで収容し、そこに電解液を注入した制御弁式鉛蓄電池において、前記セパレータの反復復元率Rが20%以上、前記群圧Dに対する電解液注入後の群圧Wの比率((W/D)×100%)が50%以上であることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。
但し、前記反復復元率Rは、吸液状態にして、20kPaの荷重をかけたときの厚みt20を測定し、次いで1kPaと50kPaの荷重を交互に10回かけ、10回目の1kPaと50kPaの荷重をかけたときのそれぞれの厚みtとt50を測定し、その差をt20で割り、これに100をかけた値である。
即ち、R=[(t−t50)/t20]×100%である。 (もっと読む)


【課題】蓄電池において、ストラップ構造の利点を生かし、かつ、ストラップと極板耳との溶接位置のずれが生じず、蓄電池組立て工程に不具合が発生しない、蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】極板耳2を有する多数の正極板1と多数の負極板とを、セパレータを正負極板の間に挟んで交互に積層して極板群とし、前記正極板1の極板耳2と前記負極板の極板耳を複数枚ずつの組に分け、分けられた組毎の極板耳部21を仮溶接して一体化し、複数枚の極板耳部21を仮溶接した極板群を極板固定治具に装着し、必要により極板耳2と極板との間に遮熱板を介在させて前記仮溶接した極板耳部21をストラップ6の極板耳取り付け部62の溝部63に嵌め込み、極板耳2とストラップ6とを溶接接続する蓄電池の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】密閉形鉛蓄電池において、サイクルユース用途で正極の寿命要因となる活物質の軟化、脱落を防止して電池のサイクル寿命特性を向上させることができる密閉形鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛または鉛合金からなる格子基板に活物質を充填してなる極板を用いて構成される密閉形鉛蓄電池において、正極の格子基板の升目面積をS、負極の格子基板の升目面積をSとしたときに、S<Sであり、正極の格子基板の升目面積Sが負極の格子基板の升目面積Sの50〜90%とする。
好ましくは、正極の格子基板の升目面積Sは50mm以上100mm以下とし、負極の格子基板の升目面積Sは150mm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 鉛蓄電池の放電状況を適格に把握して充電電圧を設定して充電することにより蓄電設備を用途別に使い分けることなく採用することができる蓄電装置と鉛蓄電池の充電制御方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、鉛蓄電池と充電器からなる蓄電装置であり、該鉛蓄電池を放電した後充電するに際し、放電した鉛蓄電池の放電末期電圧を検出し、該検出電圧により前記鉛蓄電池の充電電圧を設定し、その充電電圧で充電する様にした充電器とで構成される蓄電装置であり、更に、該蓄電装置の鉛蓄電池を該設定充電電圧で充電して満充電後、セル当たりの充電電圧を2.20〜2.25Vに設定変更して該鉛蓄電池を充電する充電制御法である。 (もっと読む)


【課題】フラッディング等による一時的な電圧低下をセルの劣化と診断しないように、内部抵抗とI-V特性を測定することにより正確な劣化診断を行い、また全セル測定を行わすに劣化診断が可能なPEFCの劣化診断装置を提供する。
【解決手段】燃料極と空気極とこれらの間に配設された高分子電解質膜(イオン交換膜)とがセパレータによって狭持された構造をもつ固体高分子形燃料電池の劣化診断方法において、燃料極への燃料ガスの供給路の末端部に位置するセルを集中して劣化診断する。 (もっと読む)


【課題】 第1の樹脂製品と第2の樹脂製品との接合不良を監視して、接合不良による欠陥商品の発生を未然に防止する樹脂製品の熱融着接合装置を提供する。
【解決手段】
本発明は、第1の樹脂製品と第2の樹脂製品とを熱融着で接合する熱融着接合装置であって、該熱融着接合装置は前記第1の樹脂製品を搬送する第1のシリンダーと、前記第2の樹脂製品を搬送する第2のシリンダーと、熱源を搬送する第3のシリンダーとで構成され、前記シリンダーの少なくとも1つにはシリンダーの動きが所定時間内に完了しているか否かを監視する監視センサーが設けられている樹脂製品の熱融着接合装置である。 (もっと読む)


【課題】電解液量を従来より多く保持でき、これにより寿命延長ができ、且つ、電解液の注液作業時の液漏れの不具合を起こり難くすることが可能である制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群を構成し電槽内に収納し、電解液を注液して成る制御弁式鉛蓄電池において、該セパレータは耐酸性を有する繊維を主体とし、その空隙率を90〜93%とし、セパレータの正極板および負極板と相対向しない部分の余剰セパレータの無加圧体積が、正極板と負極板と相対向し接触するセパレータの加圧時の体積に対して30%以上占め、また隣り合った正極板と負極板との極板間距離をXとし、正極板または負極板の極板高さをYとしたとき、その比率Y/Xが110以下とする。 (もっと読む)


【課題】交流電流により蓄電池のインピーダンス測定を電磁誘導、誘導電圧の影響を受けずに正確に測定できる蓄電池のインピーダンス測定方法とその測定治具を提供する。
【解決手段】蓄電池1のインピーダンスを測定するための測定電流を流す電流印加線2と、電池の電圧を検出する電圧計測線3とを蓄電池の端子に接続して蓄電池のインピーダンスを測定する方法において、蓄電池の端子を配置した表面で、蓄電池の+端子11に接続する+側計測線と+側印加線とが蓄電池の異なる辺に沿って配置し、蓄電池の−端子12に接続する−側計測線と−側印加線とが蓄電池表面の異なる辺に沿って配置するよう蓄電池表面に配置し、蓄電池のインピーダンスを計測する。 (もっと読む)


【課題】被覆回数を1回とし、且つ、極柱の内部抵抗不良の低減、内部抵抗のバラツキの抑制が可能で、また平均締め付けトルク値も向上する鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】極柱端子が鉛または鉛合金より電気抵抗の低い金属から成り、該極柱端子の基部が鉛合金で鋳込まれた極柱を備える鉛蓄電池において、該極柱端子は銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金の何れかから形成されており、該極柱端子の少なくとも基部の表面にはAs、Ag、Bi、In、Ni、Sb、Se、Te、Znの1種類またはこれらの合金からなる厚さ10〜100μmの被覆層を設ける。 (もっと読む)


【課題】 極板の芯体に極板耳をシーム溶接で溶接する際に溶接部に発生する溶接ダレやバリの発生を防止する。
【解決手段】 極板から突出形成された取付部に極板耳の下部を重合し、これを回転円板電極間に挟み込んで加圧・通電して溶接する際に、該重合した極板耳の下端と、該極板耳の溶接される幅方向の両端部を溶接せずに残して未溶接部を形成した。
この様に未溶接部を形成することで、溶接ダレやバリの発生を防止することが出来た。 (もっと読む)


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