説明

古河電池株式会社により出願された特許

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【課題】 制御弁式鉛蓄電池を部分充電状態で使用した場合に、蓄電池の容量の低下や不可逆なサルフェーションが生成して蓄電池の寿命が低下する。
【解決手段】 制御弁式鉛蓄電池を部分充電状態で充放電して使用する場合に、蓄電池の放電時における放電量の全てを積算してその放電量の総量が蓄電池の定格容量の2倍から8倍になった時に蓄電池を過充電して蓄電池を100%の充電状態にすることにより、限られた量の電解液しか使用されていない制御弁式鉛蓄電池の電解液量の消失を極力防止し、かつ不可逆なサルフェーションの発生を防止してサイクル寿命を向上させた。 (もっと読む)


【課題】深い放電が繰り返され、かつガッシングが起き難い条件で使用しても高い電池容量が維持され、かつ長寿命な、特にアイドリングストップや過充電防止システムを採用した自動車に適した鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正極板と、袋状セパレータ内に収容された負極板とを、フェルト状セパレータを介して交互に積層してなる極板群が電槽内に挿入された鉛蓄電池において、前記フェルト状セパレータは平均孔径が10〜100μmであり、20kPa加圧時の厚みuと5kPa加圧時の厚みvの比率(u/v)が50%以上であり、前記極板群が電槽内に圧迫度10〜25kPaで挿入されている鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】ブックモールド式の鋳型を用いた鋳造工程において、鋳型全体の温度管理をヒーター及び冷却管により制御可能とし、焼き折れ、ボイドといった欠陥を低減することのできる鉛蓄電池用格子基板の製造装置を提供する。
【解決手段】ブックモールド式の鋳型を用いた鉛蓄電池用格子基板の製造装置において、ヒーター冶具は鋳型中央部よりも下方に設置されており、冷却管は鋳型上部とヒーター冶具より下部に少なくとも1つ有しており、下部に設置された冷却管は、ヒーター冶具の横幅に対して65%〜110%の長さを有する。 (もっと読む)


【課題】液密性および生産性に優れる密閉形鉛蓄電池の端子封着方法を提供する。
【解決手段】本発明は、電槽蓋に鉛端子を封着する密閉形鉛蓄電池の端子封着方法において、前記電槽蓋の端子封着部にシランガス(SiH)燃焼炎の700〜1200℃の青炎部を当てSi系酸化物を堆積させて厚み0.05μm以上のSi系酸化物層を形成するか、或いは前記電槽蓋の端子封着部に溶媒に溶かしたシラザン(SiHNH)を膜状に塗布し、これを80〜130℃の温度で乾燥して厚み0.05μm以上のSi系酸化物層を形成し、次いで前記電槽蓋の端子封着部に鉛端子を配し、両者間に接着剤を充填する密閉形鉛蓄電池の端子封着方法である。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡単な構成で複数の負荷装置への電力供給の優先順位を設定することができ、また、発電装置の出力電圧が負荷装置の作動電圧より低い場合であっても好適に使用することができる電力供給制御装置および負荷電力供給システムを提供する。
【解決手段】 電力供給の優先順位の数と同数の出力系統(優先度1、優先度2)と、これらの出力系統から動作状態を切り替える回路開閉部21(21−1、21−2)と、これらの回路開閉部21(21−1、21−2)を制御する制御部22と、電力供給制御装置2に入力された電力を電力供給制御装置2の出力側に接続された負荷装置が必要とする電圧値となるように変換する電力変換部23とを備えた電力供給制御装置2を構成する。
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【課題】 焼結式正極板とペースト式負極板を、2枚の織布の間に微多孔性フィルムを挟んで成るセパレータを介して交互に積層して成るベント形アルカリ蓄電池において、低温における良好な高率放電特性の向上をもたらすベント形アルカリ蓄電池を提供する。
【解決手段】 上記課題に記載の構成から成るベント形アルカリ蓄電池において、該織布の目付けを41g/m2 以下とし、且つ負極容量/正極容量の容量比を1.40以上とすることを特徴とする。これにより、低温における良好な高率放電特性を長時間に亘り維持できる。 (もっと読む)


【課題】深い充放電が繰り返されても活物質が剥離し難く、長寿命であり、かつ高生産性の、特に自動車用に適した鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】Pb−Ca系合金正極格子に金属化合物を添加した正極活物質が充填され、化成処理開始前に逆充電が施された鉛蓄電池であって、前記金属化合物の金属は負極充電電位より貴な電位で還元可能であり、前記逆充電が前記金属化合物の金属を総て還元するのに必要な理論電気量の50〜300%の電気量を流して施されている鉛蓄電池。鉛蓄電池は、正極活物質に、負極充電電位より貴な電位で還元可能な金属を含む金属化合物が添加され、さらに化成処理開始前に逆充電が施されて、前記金属が正極格子表面に析出したものなので、正極格子と正極活物質間の密着性(剥離抑制)が向上し、それにより電池容量の早期低下防止ひいてはサイクル寿命の向上が図られる。 (もっと読む)


【課題】炭酸ガスの放散を抑制することにより添加剤の溶出などを防止した制御弁式鉛蓄電池用負極板、および前記負極板を用いた長期安定性に優れる制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の負極板は、熟成・乾燥後の負極板の活物質に占める炭酸ガス生成物量が5.0質量%以下、前記炭酸ガス生成物量aと前記負極板の熟成・乾燥前の厚みbとの比(a/b)を2.0未満に規定したものなので、負極活物質の脆化が防止され、また充電初期の炭酸ガス放散が著しく抑制されて、添加剤の溶出防止およびカーボンのセパレータへの侵入防止が図れる。従って、前記負極板を用いた本発明の制御弁式鉛蓄電池は長期安定性に優れる。 (もっと読む)


【課題】深い充放電が繰り返されるなどの苛酷な条件で使用しても長寿命で、かつ電池容量が大きい、特にアイドリングストップや過充電防止などの新システムを導入した自動車に適した鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】Pb−Ca系合金基板を用いた正極板と、負極板とをセパレータを介して交互に積層してなる極板群が電槽内に挿入された鉛蓄電池において、前記セパレータがフェルト状で、その面密度が20〜100g/m、20kPa加圧時の厚みが0.1〜0.8mmであり、前記正極板または負極板の少なくとも1つが合成樹脂製の袋に収容されており、前記極板群が電槽内に10〜25kPaの圧迫度で挿入されている鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】高温下で深い充放電が繰り返される苛酷な条件で用いても電池容量が低下し難く長寿命が得られる鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】Pb−Ca系合金基板を用いた正極板と、負極板とをセパレータを介して交互に積層してなる極板群を電槽内に挿入して電槽化成を行った鉛蓄電池において、前記セパレータがフェルト状であり、前記極板群が電槽内に10〜25kPaの圧迫度で挿入されており、前記電槽化成における初充電前に逆充電が施されている鉛蓄電池。
前記Pb−Ca系合金基板の表面にSb、Bi、Snのうちの少なくとも1元素をめっきすることにより電池容量がより高度に維持される。 (もっと読む)


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