説明

三菱化学株式会社により出願された特許

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【目的】特に、副生ポリマーの分離を容易に行い得る様に改良されたα−オレフイン低重合体の工業的有利な製造方法を提供する。
【構成】クロム系触媒を使用したα−オレフイン低重合体の製造方法において、クロム系触媒の存在下、溶媒中でα−オレフインの低重合を行い、顆粒状の副生ポリマーを含有する反応液を得、得られた反応液を、遠心分離によって固形分を分離しつつ分離された固形分を回転スクリューで系外に排出する構造の固液分離装置に供給して反応液中の顆粒状副生ポリマーを分離する。 (もっと読む)


【構成】 アルカンをアンモニアと気相接触酸化反応させてニトリルを製造するのに用いる触媒であって、モリブデン、バナジウムおよびテルル含む第1水溶液に、不活性無機粒子を混合させて第1混合液を調製した後、該第1混合液にニオブ、タンタル、タングステン、チタン、アルミニウム、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケル、パラジウム、白金、アンチモン、ビスマス、ホウ素、インジウムおよびセリウムからなる群から選ばれる1以上の元素を含有する第2水溶液を混合て第2混合液を調製し、次いで、該第2混合液を乾燥し、得られた乾燥物を熱処理することを特徴とするニトリル製造用触媒の製造方法。
【効果】 本発明方法で製造される触媒によれば、アルカンを原料として、反応系にハロゲン化物や水等を存在させることなく、しかも400〜450℃程度の比較的に低い温度において、高い収率で目的とするニトリルを製造することができ、機械的強度も良好であるので工業的価値が高い。 (もっと読む)


【目的】 潤滑性、耐摩耗性に優れた潤滑剤を提供する。
【構成】 潤滑性を有する化合物をゲスト化合物とし、多座配位子をホスト化合物としてホストゲスト錯体を形成して潤滑剤とする。潤滑剤(ゲスト化合物)が、多座配位子(ホスト化合物)と静電相互作用により、ホストゲスト錯体を形成することにより、優れた潤滑性、耐摩耗性を有し、耐久性に優れた潤滑剤が得られる。特に、本発明の潤滑剤を磁気記録媒体に適用した場合には、非常に薄い膜厚で良好な潤滑性と充分な耐久性を有するので、データ記録密度を増大させることができるとともに、信頼性の高い磁気記録媒体を製造することができる。 (もっと読む)


【目的】 潤滑剤の凝集を抑制し、潤滑性、耐摩耗性を長期間維持することができる潤滑層の形成方法を提供する。
【構成】 固体表面にホスト分子としての多座配位子からなる層を形成し、その上にゲスト分子としての潤滑剤分子からなる層を形成し、多座配位子と潤滑剤分子からなるホストゲスト錯体を構成することにより潤滑層を形成する方法であって、潤滑剤(ゲスト分子)が、固体表面に固着された多座配位子(ホスト化合物)によって静電相互作用で固定されることにより、凝集やスピンオフ等を引き起こさない充分な強さの相互作用で固体表面に配向性よく固着され、単分子膜程度の薄い膜厚で、優れた潤滑性、耐摩耗性を有し、耐久性に優れた潤滑層を実現することができる。 (もっと読む)


【目的】エチレンを原料とし、炭素数が7以上の任意のα−オレフイン低重合体を高収率で製造し得る新規なα−オレフイン低重合体の製造方法を提供する。
【構成】クロム系触媒を使用したα−オレフイン低重合体の製造方法において、クロム系触媒として、少なくとも、クロム化合物とアミン又は金属アミドとアルキルアルミニウム化合物の組み合わせから成る触媒系を使用し、エチレンと炭素数がn(3以上の整数)のα−オレフインの1種とを低重合させることにより、n+4の炭素数を有するα−オレフイン低重合体を製造する。 (もっと読む)


【目的】 実機プラントにおける構造粘性物質の品質変化にも十分対応でき、プロセス計として実施可能な、その軟化点を測定すること。
【構成】 構造粘性物質(以下ピッチを例とする)の軟化点は溶融ピッチを全体的に均一に冷却する過程で定電流を印加して得られる発熱部のピッチ中における温度θ1とピッチ温度θ2の同一時刻での差△θを求め、その値をピッチ温度θ2に対してプロットすると、図3の一点鎖線で示される曲線が得られる。この曲線の温度微分曲線を求めると図3の実線で示されるように変曲点が得られる。この温度微分曲線の極値より求める変曲点は、従来のメトラ軟化点法およびJIS法により測定したピッチの軟化点と一次の相関関係が成り立つ。 (もっと読む)


【構成】 Mo、V、Te、X及びOを必須成分とし(Xは、ニオブ、タンタル、タングステン、チタン、アルミニウム、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケル、パラジウム、白金、アンチモン、ビスマス、ホウ素、インジウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムおよびセリウムからなる群から選ばれた1種以上の元素)、酸素を除く上記必須成分の合計に対する各必須成分の存在割合所定の複合金属酸化物触媒(例えば、Mo0.3Te0.23Nb0.12)の存在下、プロピレンを気相接触酸化反応させるアクリル酸の製造方法。
【効果】 この方法によれば、プロピレンを原料として、一段法により高い収率でアクリル酸を製造することができる。 (もっと読む)


【構成】 エタンを分子状酸素含有ガスと高温度の触媒組成物と接触させるエチレンの製造方法において、該触媒組成物が、モリブデン、バナジウム、テルル及び酸素を必須成分として含み、その粉末X線回折が主として次表に示す相対ピーク強度を有する複合金属酸化物を含む、エチレンの製造方法。
────────────────────────回折角2θ(±0.4゜) 相対ピ−ク強度────────────────────────22.1゜ (100)
28.2゜ (400〜3)
36.2゜ (80〜3)
45.1゜ (40〜3)
50.0゜ (50〜3)
────────────────────────(X線源としてCu−Kα線を使用。)
【効果】 エタンの低温酸化脱水素によりエチレンを高収率、かつ高選択的に製造することが出来る。 (もっと読む)


【構成】 炭素原子数が3〜8個の脂肪族飽和炭化水素を複合金属酸化物触媒の存在下、気相接触酸化反応させて、α,β−不飽和カルボン酸を製造する方法において、該複合金属酸化物触媒が特定の複合金属酸化物を含み、原料ガスとして前記脂肪族飽和炭化水素と水蒸気及び酸素含有ガスとを用い、かつ、原料ガスの組成モル分率が、
【数1】(脂肪族飽和炭化水素):(酸素):(希釈ガス):(H2O)=1:(0.1〜10.0):(0〜20):(0.2〜70)
であることを特徴とするα,β−不飽和カルボン酸の製造方法。
【効果】 本発明方法によれば、炭素数が3〜8個の脂肪族飽和炭化水素を原料として、一段法により高い収率で目的とするα,β−不飽和カルボン酸を製造することができる。 (もっと読む)


【構成】 ターゲット上にパルス状のエネルギービームを照射することによって、基板上に、希土類金属元素、遷移金属元素及びアルカリ土類金属元素を含有する酸化物の薄膜を蒸着により作製する蒸着薄膜の作製法において、前記ターゲットとして、該希土類金属元素と該遷移金属元素との合金からなるターゲットと、該アルカリ土類金属元素又はその酸化物若しくは無機塩からなるターゲットとを用いることを特徴とする蒸着薄膜の作製法。
【効果】 本発明によれば、レーザー蒸着法により酸化物超伝導体薄膜等の酸化物薄膜を作製する際に、レーザー蒸着可能で且つ粒の問題の解決されたターゲットを用いることにより、電子素子に適した高特性で膜形状の優れた薄膜を提供することができる。 (もっと読む)


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