説明

日立粉末冶金株式会社により出願された特許

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【課題】可塑性を有する原料粉末を押し型内で圧縮成形する金型装置において、押し型内への原料粉末の供給を容易として効率的に成形体を得る。
【解決手段】押し型10の上ダイス20に挿入した内側ダイス25に、原料貯留部26を形成するとともに原料貯留部26とキャビティ11とを連通する上パンチ孔27を形成し、原料貯留部26の原料粉末Pをキャビティ11に押し込んで注入するプランジャ40に、上パンチ孔27に挿入されて原料貯留部26と上パンチ孔27との間のゲート28を開閉する上パンチ50を摺動自在に挿入した構成とする。上パンチ50を上昇させてゲート28を開けた状態でプランジャ40を押し込むと、原料貯留部26内の原料粉末Pがゲート28を経てキャビティ11内に注入され、続いて上パンチ50を押し込むと、ゲート28が閉じられるとともに、キャビティ11内の原料粉末Pが圧縮成形される。 (もっと読む)


【課題】可塑性を有する原料粉末を押し型内で圧縮成形する金型装置において、押し型内への原料粉末の供給を容易として効率的に成形体を得る。
【解決手段】押し型10の上ダイス20にキャビティ11に連通する2つの上パンチ(外側上パンチ22、内側上パンチ24)を挿入し、上ダイス20内に原料貯留部25を設けるとともに、原料貯留部25とキャビティ11とを連通する注入通路26を設け、キャビティ11への開口を外側上パンチ22で開閉されるゲート27とする。外側上パンチ22を上昇させてゲート27を開けた状態で、原料貯留部25内の原料粉末を、プランジャ40を押し込むことにより注入通路26からゲート27を経てキャビティ11内に注入し、続いて外側上パンチ22を押し込むと、ゲート27が閉じられるとともに、キャビティ11内の原料粉末Pが圧縮成形される。 (もっと読む)


【課題】可塑性を有する原料粉末を押し型内で圧縮成形する金型装置において、押し型内への原料粉末の供給を容易として効率的に成形体を得る。
【解決手段】押し型10の上ダイス20に原料貯留部21を形成するとともに、原料貯留部21とキャビティ11とを連通する上パンチ孔22を形成し、原料貯留部21の原料粉末Pをキャビティ11に押し込んで注入するプランジャ40に、上パンチ孔22に摺動自在に挿入されて原料貯留部21と上パンチ孔22との間のゲート23を開閉する上パンチ50を摺動自在に挿入した構成とする。上パンチ50を上昇させてゲート23を開けた状態でプランジャ40を押し込むと、原料貯留部21内の原料粉末Pがゲート23を経てキャビティ11内に注入され、次いで、上パンチ50を下降させてゲート23を閉じ、さらに下降させると、キャビティ11内の原料粉末Pが圧縮成形される。 (もっと読む)


【課題】合金元素の添加量の少ない低合金の鉄系焼結部材としつつ、焼結部材自体の強度を高め、かつ軽金属との密着性および接合強度に優れる鋳包み用焼結部材、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】軽金属合金に鋳包まれて使用される鋳包み用焼結部材であって、組成が、Cu:3〜5質量%、C:0.2〜1.2質量%、および残部がFeおよび不可避不純物からなり、鉄合金基地中に銅相と気孔が分布する金属組織を呈するとともに、気孔の気孔率は11〜22%であり、銅相は、焼結部材表面の銅相が、焼結部材内部の銅相よりも質量%で2.0倍以上多く分布する焼結合金からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】全体組成中からリンを省いて低コストとしつつ、従来のものと同等の耐摩耗性を維持し、低コストと耐摩耗性の維持の両立を図る。
【解決手段】バルブガイド用焼結合金を、全体組成が、質量比で、C:1.3〜3%、Cu:1〜4%、および残部がFeと不可避不純物からなり、気孔と気孔を除く基地組織からなるとともに、前記基地組織が、パーライト相、フェライト相、鉄炭化物相、および銅相の混合組織からなり、気孔の一部に黒鉛が分散する金属組織を呈し、断面金属組織を観察したときの金属組織に対する面積比で、鉄炭化物相が、3〜25%であり、前記銅相が、0.5〜3.5%であるものとする。 (もっと読む)


【課題】焼結バルブガイド材と同等の耐摩耗性を維持し、低コストと耐摩耗性の維持の両立を図る。
【解決手段】全体組成が、質量比で、P:0.01〜0.3%、C:1.3〜3%、Cu:1〜4%、および残部がFeと不可避不純物からなり、気孔と気孔を除く基地組織からなるとともに、基地組織が、パーライト相、フェライト相、鉄−リン−炭素化合物相、および銅相の混合組織からなり、気孔の一部に黒鉛が分散する金属組織を呈し、断面金属組織を観察したときの金属組織に対する面積比で、鉄−リン−炭素化合物相が、3〜25%であり、銅相が、0.5〜3.5%である。 (もっと読む)


【課題】全体組成中のリンの含有量を僅かにして低コストとしつつ、従来のものと同等の耐摩耗性を維持し、低コストと耐摩耗性の維持の両立を図る。
【解決手段】バルブガイド用焼結合金を、全体組成が、質量比で、C:1.3〜3%、Cu:1〜4%、P:0.01〜0.08%、Sn:0.05〜0.5%、および残部がFeと不可避不純物からなり、気孔と気孔を除く基地組織からなるとともに、前記基地組織が、パーライト相、フェライト相、鉄−リン−炭素化合物相、および銅錫合金相もしくは銅相と銅錫合金相の混合組織からなり、気孔の一部に黒鉛が分散する金属組織を呈し、断面金属組織を観察したときの金属組織に対する面積比で、鉄−リン−炭素化合物相が、3〜25%であり、銅錫合金相もしくは銅相と銅錫合金相が、0.5〜3.5%であるものとする。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤の内部への侵入を抑制することができ、鍛造により充分な密度と強度を得ることができる焼結部材の製造方法を提供する。
【解決手段】原料粉末を混合する混合工程と、前記原料粉末を圧縮して圧粉体とする成形工程と、前記圧粉体を焼結して焼結体とする焼結工程と、前記焼結体の表面に塑性加工を加えるか表面を溶融して該表面に露出した気孔を塞ぐ封孔工程と、封孔した前記焼結体を潤滑剤を用いて鍛造する鍛造工程とを備えたことを特徴とする焼結部材の製造方法を適用する。 (もっと読む)


【課題】外周面に同心円状の大径部および小径部を有し、大径部から小径部への移行部にはしだいに縮径するテーパ面が形成された円筒状の物品を焼結歪みによる偏った変形を効果的に抑えて形状精度の低下を防ぐ。
【解決手段】熱膨張で変形しやすい薄肉部を部分的に有する圧粉体1Aの小径部10を円筒状の治具20内に挿入し、焼結中においては小径部10の外周面10aを治具20の内周面20aに密着させて拘束し、小径部10の外側への変形を抑える。 (もっと読む)


【課題】複数の圧粉体を同時に成形する金型装置において、成形密度のばらつきが抑えられ安定した品質の圧粉体を得る。
【解決手段】圧縮エアにより下パンチ台61を介して上方に付勢される下パンチ31の高さ位置をナット部材65で任意の位置に規制し、これにより各キャビティ12A、12B、12Cの深さ(容量)を異ならせた状態でそれらキャビティに粉末Pを充填し、次いで上下のパンチ51,31でキャビティ内の粉末Pを圧縮することにより圧粉体を成形する。キャビティごとにフィーダボックス40からの粉末充填量を予め把握しておき、その充填量に応じて圧縮成形時の下パンチ31の高さ位置に基づくキャビティの容量を調節することで各キャビティ2において均一な成形密度の圧粉体を成形することができる。 (もっと読む)


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