説明

日立粉末冶金株式会社により出願された特許

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【課題】安価で、かつアルコール燃料を用いる内燃機関において使用できる高い耐食性を有する耐摩耗性焼結合金、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】耐摩耗性焼結合金を、質量比で、全体組成が、Ni:1〜5%、Co:2.25〜33.3%、Cr:1.5〜18%、Mo:2.25〜15.75%、Si:0.15〜4.5%、C:0.5〜1.5%、および残部がFeと不可避不純物からなり、Fe−Ni−C系合金基地中に、組成が、Mo:15〜35%、Si:1〜10%、Cr:10〜40%、および残部がCoと不可避不純物からなる硬質相が15〜45%分散する金属組織を呈するものとする。 (もっと読む)


【課題】軸方向および径方向への単純な脱型が不可能なアンダーカット部を有するプラネタリキャリアを粉末冶金法で製造するにあたり、圧粉体全体を一体に型出し成形可能とする金型を提供する。
【解決手段】サーキュラコアの中子部の上下に、上板部22および下板部23に対応するキャビティを形成して粉末を充填し、上下のパンチと中子部の間に、上板部22および下板部23に対応する圧粉体を圧縮成形するとともに、アンダーカット部の空間部25を形成する。サーキュラコアを回転させることにより中子部を抜け孔21に逃がし、その状態からサーキュラコアを軸方向に移動させることにより中子部を抜き出し可能とする。 (もっと読む)


【課題】
無鉛低融点ガラスに対する無鉛フィラーの比重,粒径,含有量を配慮し、封着部或いは被覆部の無鉛フィラーの分散状態を適切にコントロールした無鉛低温ガラスフリット、それを用いた無鉛低温ガラスフリットペースト材料,画像表示装置及びICセラミックスパッケージを提供する。
【解決手段】
無鉛低温ガラスフリットが無鉛低融点ガラスと、無鉛低融点ガラスの比重より小さい無鉛フィラーと大きい無鉛フィラーとを含む。さらに、これら無鉛フィラーは、平均粒径が異なり、好ましくは、無鉛低融点ガラスの比重より小さい無鉛フィラーの平均粒径が、無鉛低融点ガラスの比重より大きい無鉛フィラーの平均粒径より大きい。 (もっと読む)


【課題】比較的急角度な傾斜面などがあって圧縮方向厚さが漸次大きくなる偏肉形状部品を、均一な圧粉密度に圧縮成形することを実現可能とする。
【解決手段】ダイス20のダイス孔21内に、部品1の傾斜面5を形成する下パンチ傾斜面33を有する下パンチ32をセットする。下パンチ32の上方に、圧縮方向厚さが部品1と同一で下パンチ傾斜面33と平行なスライダ傾斜面51を有するスライダ50を配設する。スライダ50をダイス孔51から退避させた状態でダイス孔51内に粉末Pを充填してからスライダ50をダイス孔51内に進出させ、スライダ傾斜面51と下パンチ傾斜面33とを上下方向に重畳させた状態で、ダイス孔51内に粉末Pを充填する。この状態から、上パンチ41をダイス孔21内に挿入するとともに、上パンチ41の挿入動作に同期させてスライダ50をダイス孔21からしだいに退避させながら、粉末Pを圧縮する。 (もっと読む)


【課題】外周面の軸方向中間部にくびれ部を有する円筒状の圧粉体をダイスから軸方向に抜き出し可能に圧縮成形する。
【解決手段】圧粉体1のキャビティCの外周面形状を形成するダイス孔25を有する内側ダイス20を、軸方向に直交する水平方向に分割する複数の分割ダイス21で構成し、各分割ダイス21を、パンチホルダ13上にスライダ27を介して離接自在に設置する。スライダ27を引っ張りバネ28で互いに近付け、通常は分割ダイス21が合体状態となるようにする。粉末を上下のパンチ35,15で圧縮した後は、内側ダイス20の周囲の外側ダイス10を相対的に下降させてカム棒31をスライダ27に装着したローラ29間に押し込み、分割ダイス21を分割させて圧粉体1を分割ダイス21内から軸方向に抜き出し可能とする。 (もっと読む)


【課題】特に簡易化により実施容易にして設計変更等に対する汎用性に優れた構造にする。
【解決手段】分割された分割ダイ2と、分割ダイ2を摺動可能に挿通している保持孔7aを有しているダイホルダ3と、上下パンチ4,5とを備え、分割ダイ2で形成されるダイ孔及び下パンチ4、或いはそれらとコアロッド6とで区画されるキャビティCに充填された原料粉末を、上下パンチ4,5の相対運動で圧縮する粉末成形装置1において、分割ダイ2は支持板15を介して昇降されると共に、ダイホルダ3は保持孔7aの内周上側に設けられて分割ダイ2の外周に非接触となる逃げ部7bを有している。 (もっと読む)


【課題】特にダイ作製費を抑えて設計変更等に対する汎用性に優れた構造にする。
【解決手段】 分割ダイ2と、分割ダイ2を閉じた状態及び拡開が可能な状態に保持するダイホルダ3と、上下パンチ4,5とを備え、分割ダイ2を閉じた状態で形成されるダイ孔2a及び下パンチ5、或いはそれらとコアロッド6とで区画されるキャビティCに充填された粉末Hをダイホルダ3と上下パンチ4,5の相対運動で圧縮する粉末成形装置1において、ダイホルダ3は、保持孔8a付きの本体8と、保持孔8aに嵌合する外径及び分割ダイ2を嵌合する内径を形成していると共に、半径方向に分割された分割ホルダ7と、分割ホルダ7を閉じた締付態様及び拡開が可能な非締付態様に切り換える切換手段(8a,7a,15)とを有し、分割ホルダ7が、前記締付態様で分割ダイ2を閉じた状態に保持し、かつ前記非締付態様で分割ダイ2を拡開が可能な状態に保持する。 (もっと読む)


【課題】充填工程、加圧成形工程および抜き出し工程からなる成形サイクルを短縮して量産性を向上させる
【解決手段】金属粉末に、熱可塑性樹脂とワックスからなるバインダを40〜60体積%添加し、加熱混練して調整した原料を押型の型孔内に充填し所望形状に加圧成形し、次いで、加圧した成形体を押型から抜き出してから加熱してバインダを除去し、この後、成形体を加熱して焼結する焼結部品の製造方法において、加圧成形時のパンチの移動速度:Uを、ΔP:パンチの加圧力(Pa)、μ:粘度(Pa・s)、L:長さ(m)、De:相当管径(m)としたとき「U=ΔP/(32μ×L)×De」で求められる速度以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐食性および耐摩耗性とともに高温強度を向上させた、オーステナイト系耐熱材料と同等の熱膨張係数を示す耐摩耗部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、Cr:25〜45%、Ni:8〜16.0%、Mo:0.8〜2.8%、Si:0.8〜2.8%、C:0.5〜3.0%、残部Feおよび不可避不純物よりなる組成のFe合金粉末に、P:10〜30質量%のFe−P粉末を1.0〜5.0質量%、黒鉛粉末を0.5〜3.0質量%添加して混合した混合粉末を用い、この混合粉末を成形した後に焼結することを特徴とする焼結機械部品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐食性および耐摩耗性とともに高温強度を向上させた、オーステナイト系耐熱材料と同等の熱膨張係数を示す耐磨耗部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、Cr:25〜45%、Mo:1.0〜3.0%、Si:1.0〜3.0%、C:0.5〜1.5%、残部がFeおよび不可避不純物よりなる組成のFe合金粉末Aに、質量比で、Cr:15〜35%、Ni:15〜30%、残部がFeおよび不可避不純物よりなる組成のFe合金粉末Bを40〜60質量%と、質量比で、P:10〜30%、残部がFeおよび不可避不純物よりなる組成のFe−P粉末を1.0〜5.0質量%と、黒鉛粉末を0.5〜3.5質量%とを添加して混合した混合粉末を用い、この混合粉末を成形した後に焼結することを特徴とする焼結機械部材の製造方法。 (もっと読む)


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