説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

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【課題】ラジエータを持たない燃料電池発電システムであっても、貯湯タンクが満蓄熱になった後に発電停止を可能とする。
【解決手段】燃料電池発電システムに、改質器2から燃料電池5までの流路を通過する気体を冷却する冷却熱交換器4と、貯湯タンク8の下部から冷却熱交換器4の低温側を経由して貯湯タンク8に戻る循環配管52の途中に設けられた温水循環ポンプ9と、外部の水源を貯湯タンク8よりも下流側かつ冷却熱交換器4よりも上流側で循環配管52に接続する給水配管51と、冷却熱交換器4よりも下流側かつ貯湯タンク8よりも上流側で循環配管52から分岐して排水制御弁16が設けられた排水配管53と、制御装置11とを備える。制御装置は、燃料電池5の発電停止後のクールダウン中に、貯湯タンク8から冷却熱交換器4に供給可能な水の温度が所定温度より高いときに、排水制御弁を開いている状態に保持する。 (もっと読む)


【課題】好適な運転計画を少ない計算量で立てる。
【解決手段】発電装置と、排熱を回収して蓄熱する蓄熱装置とを備えるコジェネレーションシステムの運転計画作成装置に、未来の電力使用量予測値および未来の熱使用量予測値を記憶する予測量記憶部51と、時間帯ごとの発電量を表す遺伝子からなる個体で表されるように発電装置を運転したときのエネルギー削減量を電力使用量予測値および熱使用量予測値に基づいて求める適応度算出部52と、個体の群である第1世代を生成する個体群生成部53と、少なくとも一部の遺伝子が電力使用量予測値に対応する負荷追従個体を生成する負荷追従個体生成部54と、前世代の個体の群から新世代の個体の群を遺伝的アルゴリズムでエネルギー削減量が大きくなるように生成する交配部55と、最後の世代の個体群のうちエネルギー削減量が最も大きい個体を運転計画とする運転計画作成部56と、を備える。 (もっと読む)


【課題】現状の保安機能を損なうことなくガス漏れの誤検知を回避でき、定常的な運転を継続することができる燃料電池発電システムを提案する。
【解決手段】燃料電池本体と、燃料を改質して前記燃料電池本体に供給するための燃料処理系と、前記燃料処理系へ送る燃料を遮断するための2つのフェイルクローズ式燃料遮断弁と、前記燃料電池本体に酸素を供給するための空気供給系と、前記フェイルクローズ式燃料遮断弁を制御するための制御装置と、前記燃料処理系に供給される燃料を一時的に蓄積するために前記2つのフェイルクローズ式燃料遮断弁の間に設けられた容積式燃料バッファと、を有する。 (もっと読む)


【課題】コストの増加を抑制しつつ、燃料電池発電システム内での細菌の繁殖を抑制する。
【解決手段】純水タンク14は水蒸気改質反応に用いられる純水を、電池冷却水タンク30は燃料電池本体5で60℃以上に加熱された電池冷却水18を、凝縮水タンク14は燃料電池本体5から排出されるガスを凝縮した凝縮水を貯える。電池冷却水タンク30は純水タンク14の溢水が、凝縮水タンク14は電池冷却水タンク30の溢水が流れ込むように形成される。制御装置60は、第1温度計38が測定する温度が細菌繁殖限界温度未満のまま所定の期間経過した場合に、その水の温度が所定期間細菌繁殖抑制温度以上、かつ、水質浄化装置33のイオン交換樹脂劣化温度以下となるように、給水ポンプ58の送出量を低下させて水質浄化ライン熱交換器36での熱交換量を小さくする。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の原燃料の二重遮断を容易に確認できるようにする。
【解決手段】改質器12に原燃料ガスを供給する原燃料ガス供給配管19に設けられた第1燃料遮断弁16および第2燃料遮断弁17ならびに燃料電池本体11の燃料流路の下流側に接続されたアノード排ガス配管20に設けられた下流側遮断弁24を開閉可能な制御器15を用いて、第1燃料遮断弁17および下流側遮断弁24を閉じかつ第2燃料遮断弁17を開いて圧力センサ18の検出値が時間とともに増加する場合に第1燃料遮断弁16にシートリークが発生していると判定し、第2燃料遮断弁17および下流側遮断弁24を閉じかつ第1燃料遮断弁16を開いて圧力センサ18の検出値が時間とともに増加する場合に第2燃料遮断弁17にシートリークが発生していると判定する。 (もっと読む)


【課題】燃料電池システムのパッケージ小型化を可能とすると共に、安定した発電を可能とした液体燃料の燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料処理システム20において、脱硫器21の出口に接続された脱硫燃料供給ライン61に減圧弁62を設置すると共に、この脱硫燃料供給ライン61を改質器バーナ29に接続される第1の燃料供給ライン63と、気化器24に接続される第2の燃料供給ライン64に分岐する。第1の燃料供給ライン63には、液体検出手段である液体検知センサー100及び第1の遮断弁65を設置し、第2の燃料供給ライン64には第2の遮断弁66を設置する。そして、図示しない制御装置によって、液体検知センサー100の検出値に基づいて、第1の遮断弁65及び第2の遮断弁66が制御されるように構成する。 (もっと読む)


【課題】マニホールドの撓みや積層体側面の凹凸などの寸法変化を吸収でき、かつ耐久性に優れたシール材を有する外部マニホールド式燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池の積層体3と、その周囲に配置された外部マニホールド1と、マニホールド1と積層体3との接合部または外部マニホールド同士の接合部を密封するシール材2を備える。シール材2は、マニホールド1に加わる荷重によって変形する紐状の弾性材料である。シール材2は、横幅寸法がマニホールド1の肉厚内に収まる幅寸法であり、マニホールド1の荷重方向の寸法(高さ寸法)が、シール材2の幅寸法よりも大きな寸法を有し、全体で縦長の断面形状である。シール材2の荷重方向の縮み代が、積層体3にマニホールド1を固定した際における積層体3とマニホールド1の間に生じる隙間誤差を吸収するに足る大きさとする。 (もっと読む)


【課題】燃料電池発電システムの停止期間中において、冷却水の水質を維持する燃料電池発電システム及びその運転方法を提供する。
【解決手段】燃料電池発電システムの停止期間中に、調整弁24、流量計25及びポンプ26並びに熱交換器27を備えた冷却水ライン11のみを起動し、間欠的に冷却水を循環させる。具体的には、一定の間隔を設けて間欠的にポンプ26を起動し、冷却水を燃料電池スタック10から、フィルタ21およびイオン交換樹脂22へと循環させるようした。 (もっと読む)


【課題】燃料極中のCO濃度および過酸化水素発生量を低減する。
【解決手段】燃料電池システムに、第1ガス流路を形成する第1ガス流路板44と第1ガス拡散層43と第1触媒層42とを積層した第1電極41と、第2ガス流路を形成する第2ガス流路板54と第2ガス拡散層53と第2触媒層52とを積層した第2電極51と、これらの電極に挟まれる高分子電解質膜17と、第1ガス流路と第2ガス流路とを連結する中間配管65と、第1電極41と第2電極51との間に電圧を印加する電源とを備えたCO低減装置40を設ける。第1ガス流路は、燃料電池の燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給源に連結されている。第2ガス流路は、燃料電池の燃料極に連結されている。 (もっと読む)


【課題】負荷の変動によらず、常に高効率な電力を供給することができる燃料電池電源装置を提供する。
【解決手段】監視対象の測定値が取得され(ステップ403)、負荷の平均消費電力が算出される(ステップ404)。続いて、負荷の平均消費電力が所定の通常範囲内か否かが判断され(ステップ405)、通常範囲内であると判断された場合には、負荷の平均消費電力と燃料電池内部補機が通常時に消費する消費電力との合計値が算出される。続いて、この合計消費電力が、所定の発電効率T1となる時の発電出力P1より大きいか否かが判断され(ステップ407)、P1より大きい場合には、ステップ402に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、合計消費電力が、発電出力P1より小さいと判断された場合には、出力設定値を100W増やして新たな出力設定値として(ステップ408)、ステップ402に戻り、上述した処理が繰り返される。 (もっと読む)


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