説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

61 - 70 / 358


【課題】出荷試験に要する時間を短くするとともに、精度よく健全性を確認できるようにする。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料電池本体5と燃料処理装置とカソードブロア8と制御装置9とを備える。燃料処理装置は、改質器2、一酸化炭素変成器3および一酸化炭素除去器4などを備えて、原燃料を改質して水素を生成してその水素を燃料電池本体5に供給する。カソードブロア8は、燃料電池本体5に空気を供給する。制御装置9は、燃料処理装置およびカソードブロア8などの複数の制御量を通常運転範囲内に制御して、燃料電池本体5に発電させる通常運転を行う。また、制御装置9は、これらの制御量の少なくとも1つを通常運転範囲外であって発電可能範囲内となるように制御して燃料処理装置とカソードブロア8などを運転させる試験運転を行う。 (もっと読む)


【課題】電極触媒層中の触媒粉末量を確認しながら製造できる燃料電池用電極触媒層の製造方法及びそれにより製造された燃料電池を提供する。
【解決手段】通気性を有する基材を通気性テーブル上に載置し、通気性テーブル上の基材の上面側を囲い部材で取り囲み、囲い部材で取り囲まれた第1の空間にキャリアガスに随伴された所定量の触媒粉末を導入するとともに、基材の下面側の第2の空間を排気することにより、基材の上面に触媒粉末を所望厚みに堆積させる。 (もっと読む)


【課題】燃料電池発電システムの信頼性と省エネ性を向上させる。
【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池本体2と、アノード電極13から排出されたアノード排ガスを燃焼させるバーナ10を備えてアノード電極13に供給される前の燃料ガスを水素リッチに改質する改質器6と、バーナ10に空気を供給するバーナ空気ブロア26と、バーナ空気ブロア26から供給された空気とアノード排ガスとをバーナ10の上流側で予混合させる予混合配管62と、予混合配管62に設けられてバーナ10からの逆流を阻止するために永久磁石を用いた予混合配管逆止弁40と、を有する。 (もっと読む)


【課題】自然エネルギー発電装置に接続された燃料電池システムにおいて、燃料電池発電装置の発電効率の低下および発電電力の商用電力系統への逆潮流を抑制しつつ、自然エネルギーを用いた発電装置の発電電力をより高い割合で商用電力系統へ供給させる。
【解決手段】燃料電池システムは、系統連結部20と負荷接続部21との間に設けられた半導体スイッチ30と、系統連結部20と負荷接続部21との間の電力の供給方向を検出する電力検出器7と、を備える。電力検出器7が逆潮流を検出したら、制御器60は開閉指令信号65を伝達して半導体スイッチ30を開かせる。系統連系運転中には、定格出力までインバータ62の発電出力を増加させるように制御してもよい。さらに、商用電力系統1の電圧を測定する系統電圧計測器10を設けて、インバータ62の電圧が商用電力系統1と同位相となるように制御してもよい。 (もっと読む)


【課題】製造コストを過度に増大させずに、燃料電池システムの水素生成装置に過大な熱応力が発生しないようにする。
【解決手段】外壁21とこの外壁21に固定された仕切板22で囲まれて炭化水素系燃料と水蒸気とに水蒸気改質反応を生じさせる触媒23を収納した改質部17と、仕切板22に面して設けられて発熱する燃焼部16とを備えた改質器11に、仕切板22の燃焼部16側の点を測定する温度計61と改質部17内部の点の温度を測定する温度計61とを設ける。制御装置60は、これらの温度計61,62が測定する温度の差が基準温度差以上となったときに、弁63,64を閉じて燃焼部16の単位時間当たりの発熱量を低減させる。 (もっと読む)


【課題】外部マニホルドを持つ燃料電池の製造性および機械的強度を高める。
【解決手段】燃料電池は、燃料電池積層体と、一対の端板37,38と、マニホルド外壁12,13とを備える。燃料電池積層体は、膜電極複合体とセパレータとをセパレータに形成された流路の出入口が側面に露出するように積層したものである。端板37,38には、流路の出入口を積層方向へ投影した範囲を含む領域を外側に突出させた突出部を備えている。端板37,38の側面は、積層方向に平行なマニホルド固定面となっている。マニホルド外壁12,13は、マニホルド固定面に沿った積層方向への投影形状を持ち積層方向に平行な面からなり、燃料電池積層体の側面に露出した出入口に面したマニホルド空間を外部と仕切っている。 (もっと読む)


【課題】水処理装置の圧力損失が上昇した場合に、ポンプの出力を増加させて、水流量を確保することにより、燃料電池が要求する水質を長期間に亘って維持し、改質水を供給し続けることができる燃料電池の水処理システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック11で回収された凝縮水を溜める凝縮水タンク3と、凝縮水タンク3の凝縮水を送出する水ポンプ4と、水ポンプ4により送られた凝縮水中のイオン成分を除去する水処理装置5を有する。水処理装置5への供給水あるいは水処理装置5の出口水のうち、少なくとも一方の温度を検出する供給水温度検出手段14を有する。供給水温度検出手段14で検出した温度が所定温度以下となった場合、制御手段により、水ポンプ4の出力を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】コンパクトな構成で燃料フローパターンを最適化し高い燃料利用率を実現すること。
【解決手段】単位セルを軸方向に沿って複数列状に配置した燃料電池スタック1を、N個のスタックからなるN段構成とし、スタック間に隔離板6を設け、燃料電池スタック1の両側面に、燃料電池スタック1の各単位セルの燃料ガス流路に燃料ガスを供給するためのガス室を備えた燃料ガスマニホールド7,8が設けられた燃料電池において、燃料ガスマニホールド7,8は、少なくともスタック間を境に仕切られた複数の空間を備え、i番目(iは1以上でN−1以下の整数)のスタックの燃料出口に対向する第1の空間とi+1番目のスタックの燃料入口に対向する第2の空間とを連絡するスタック間連絡流路が、燃料ガスマニホールド7,8の少なくとも一方に設けられている。 (もっと読む)


【課題】安全性を確保しつつ、燃料電池発電システムが起動に失敗する頻度を低減する。
【解決手段】燃料電池12を含む機器とセンサとを有する燃料電池システムに自動再起動判断手段16を備える。自動再起動判断手段16は、直前の起動シーケンスの開始時のセンサ情報20のうち安全パラメータが所定の範囲内であって、センサ情報20のすべてが過去の起動成功の際のセンサ情報20の範囲内である場合、および、センサ情報20のすべてが過去の起動失敗の際のセンサ情報20の範囲内でありかつ過去の起動成功の際のセンサ情報20の範囲からの逸脱量が所定の範囲内である場合、のいずれかの場合に機器制御部18に指示して改質器11などの機器を再起動させる。 (もっと読む)


【課題】中間層のフラッディングに起因するセル電圧低下を抑制する。
【解決手段】
燃料電池は、固体高分子電解質膜24と、これを挟み込む燃料極20および酸化剤極30を備える。燃料極20は、燃料極触媒層22、燃料極ガス拡散基材24、および、これらに挟まれた燃料極中間層23を備える。酸化剤極30は、酸化剤極触媒層32、酸化剤極ガス拡散基材34、および、これらに挟まれた酸化剤極中間層33を備える。燃料極中間層23および酸化剤極中間層33は、電気伝導性を持つ粉末と、フッ化カーボン粉末と、結着材とを含有する。 (もっと読む)


61 - 70 / 358