説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

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【課題】中間層のフラッディングに起因するセル電圧低下を抑制する。
【解決手段】
燃料電池は、固体高分子電解質膜24と、これを挟み込む燃料極20および酸化剤極30を備える。燃料極20は、燃料極触媒層22、燃料極ガス拡散基材24、および、これらに挟まれた燃料極中間層23を備える。酸化剤極30は、酸化剤極触媒層32、酸化剤極ガス拡散基材34、および、これらに挟まれた酸化剤極中間層33を備える。燃料極中間層23および酸化剤極中間層33は、電気伝導性を持つ粉末と、フッ化カーボン粉末と、結着材とを含有する。 (もっと読む)


【課題】低コストで湯切れの発生の可能性を抑制することができる燃料電池コージェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム1と、貯湯槽2と、燃料電池システム1の排熱を回収して加熱された水を貯湯槽2まで戻す排熱回収ライン22と、貯湯槽2から外部に延びる給湯配管23と、給湯配管23の途中に設けられた給湯遮断弁5と、補助貯湯タンク4と、貯湯槽2から補助貯湯タンク4に延びた補助加圧配管25と、補助貯湯タンク4の水を加熱するヒータ8と、補助貯湯タンク4から給湯配管23の給湯遮断弁5よりも下流側に延びる補助配管24と、補助配管24の途中に設けられた補助遮断弁6と、貯湯槽2から給湯配管23に送出される水の温度を測定する給湯温度計3と、給湯温度計3が測定した温度を伝達されてその温度が所定の給湯不能検知温度以下となったときに給湯遮断弁5を閉じて補助遮断弁6を開く制御装置9とを備える。 (もっと読む)


【課題】運転停止時に電池が凍結環境に置かれても、損傷・劣化を防止する。
【解決手段】燃料電池システムの運転時に、燃料電池本体1に燃料ガス、酸化剤ガス、冷却水がそれぞれ供給する。冷却水は冷却水循環手段4より燃料電池本体1に供給され、冷却水循環手段4に戻る。運転停止状態では、燃料ガスと酸化剤ガスの供給を停止し、冷却水排出バルブ13を切り替え、燃料電池本体1からの冷却水をドレンタンク11へ流す。吸引手段10により冷却水流路7を負圧とし、燃料電池本体1内の冷却水をドレンタンク11に貯める。燃料ガス流路5と酸化剤ガス流路6に存在する水は、多孔質セパレータを介して冷却水流路7、冷却水排出ライン9を通ってドレンタンク11に貯める。燃料電池本体1内のすべての水が排出されるのに必要な所定の時間を経過した後に、吸引手段10を停止する。ドレンタンク11に貯めた水は冷却水ポンプ24により冷却水循環手段4に戻す。 (もっと読む)


【課題】再生式水処理装置を用いた燃料電池システムにおいて水自立を容易にする。
【解決手段】燃料電池システムに、改質器6に供給する純水を貯える純水タンク63と、電池本体2から排出されるガスを凝縮した凝縮水を貯える凝縮水タンク61と、凝縮水タンク61に貯えられた凝縮水のうち所定の水位を超えた量を排出するオーバーフロー管34とを備えたタンク60と、水から不純物を取り除いた純水と不純物が濃縮された濃縮水とに分離して純水を純水配管46を介して純水タンク63に排出する再生式水処理装置41と、凝縮水タンク61に貯えられた水を再生式水処理装置に送出する水処理循環ポンプと、濃縮水を再生式水処理装置41から凝縮水タンク61に排出する濃縮水配管45と、を備える。 (もっと読む)


【課題】熱供給不足となる可能性を低減する。
【解決手段】外部の水素供給源44から純水素を供給されて電気および熱を外部に供給する純水素型燃料電池システムに、燃料電池本体2と、水素供給源44から燃料電池本体2に延びる水素供給配管45と、貯湯槽32と、貯湯槽32に熱を供給する排熱回収水ライン46と、排熱回収水ライン46を流れる水に燃料電池本体2で発生した熱を伝達する冷却水熱交換器6と、貯湯槽32に貯えられた水を外部に供給する給湯配管35,36と、水素を燃焼させる燃焼器5と、水素供給源44から燃焼器5に延びる燃料極バイパス配管23と、給湯配管35,36を流れる水に燃焼器5の排ガスの熱を伝達する給湯加熱用熱交換器22と、を備える。 (もっと読む)


【課題】検査の所要時間を大幅に短縮化でき、しかも的確な検査結果を獲得可能である燃料電池スタックの検査方法を提供する。
【解決手段】電気−電圧特性検査、燃料ガス流量応答性検査、酸化剤ガス流量応答性検査、クロスリーク検査という4種類の検査を、この順番で連続的に実施する。最初に電流−電圧特性検査を実施するので、連続発電による電圧変動を抑制した状態で正確な電圧測定が可能とある。その後から行う3項目の検査については、従来では検査前に行っていた、微小電流の発電あるいは不活性ガスのパージを省いており、検査時間の短縮化が可能である。 (もっと読む)


【課題】外部マニホールド方式の燃料電池において、電圧測定を常時実施しても長期にわたって異種材料接触腐食を防ぐことができ、しかも高価な材料の使用量を抑えることにより、信頼性、経済性に優れた燃料電池を提供する。
【解決手段】空気出口側ガスマニホールド5内部に位置する内部導通部11aは、単位電池1の電圧測定部である酸化剤側セパレータ24に対して、電気化学的電位が貴である材料から構成されている。この内部導通部11aに電気的に接続される接続部29がガスマニホールド5に取り付けられている。接続部29は内部導通部11aに対し電気化学的電位差を0.6V以下とした材料から構成されている。 (もっと読む)


【課題】組立が簡単且つ容易に行うことができる燃料電池を提供することにある。
【解決手段】燃料電池電極と、この燃料電池電極のアノード電極とカソード電極にそれぞれ接触させて配置された燃料ガス流通路および酸化剤ガス流通路を有するセパレータとを備えた単位電池を複数個積層して構成された燃料電池積層体を締付板により互いに近接する方向に一体的に締付けて構成される燃料電池において、単位電池は、燃料電池電極11、セパレータ15,20,22の外周部にセパレータの燃料ガス流通路および酸化剤ガス流通路にそれぞれ連通するマニホルド穴を有する枠部材12,16,21,22が配置され、この枠部材と燃料電池電極および前記セパレータの周縁部の全周との間に跨って配置された接着用シート13,17,23を接着剤14,19,18,26,24,25により、燃料電池電極11およびセパレータの15,20,22と枠部材12,16,21,22とにそれぞれ接着して一体化されている。 (もっと読む)


【課題】シンプルで廉価な構成により排ガス温度の低減化を図り、燃料電池排ガス冷却用の凝縮熱交換器の大型化を回避しつつ排ガス温度を低減することができ、これにより熱回収効率の向上を実現して高効率運転に寄与することが可能な燃料電池コジェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】排熱回収水供給手段109から見て排ガス熱回収手段110の下流側に、外部流体熱回収手段111が設置されている。外部流体熱回収手段111には燃料電池ユニット10とは独立した太陽光発電装置201が接続されており、太陽光発電装置201側から排熱回収水に熱を与えるPV冷却剤(例えば水)が供給される。 (もっと読む)


【課題】改質処理装置を備えた燃料電池発電システムにおいて、出荷前発電運転試験にかかる時間を短縮し、しかも運転停止期間中に改質触媒の劣化を抑制する。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料電池本体11と、燃料電池本体11から出る残燃料を燃焼するバーナ17と、バーナで得られた熱と改質触媒を用いて水素を生成する改質処理部16とを備えた改質処理装置13と、燃料電池本体11から出た残燃料をバーナ17に送る残燃料出口配管19と、改質処理部16で生成された水素を燃料電池本体11に送る燃料供給配管18と、を有する。運転停止後に、残燃料出口配管19および燃料供給配管18の一方を途中で分断し、分断部で、改質処理部16に大気が連通せずに、改質触媒に対して不活性なガスが供給されるように不活性ガス源を接続する。 (もっと読む)


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