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Fターム[2G085BE05]の内容

粒子加速器 (3,302) | 装置の構造的特徴 (314) | 位置微調整(クリアランス)機構 (27)

Fターム[2G085BE05]に分類される特許

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【課題】 永久磁石で構成された多段六極磁子の焦点距離を、外部操作により変化させる方法を提供する。
【解決手段】 永久磁石で構成された複数の六極磁子により多段六極磁子全体を構成し、一部の六極磁子の位置を移動機構により外部から操作できるようにする。これにより、多段六極磁子全体の構成を変化させ、多段六極磁子の焦点距離調整を可能にする。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線の照射中におけるRI製造量の測定精度の向上を図ることが可能なRI製造装置及びRI製造方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子線の照射中にRI製造部3で発生した中性子線の線量を測定する中性子線量測定手段9を備える構成とし、荷電粒子線の照射中のRI製造部3内のRI製造量を測定する。荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定することで、従前と比較して、精度良くRI製造量を測定することができる。また、RI製造装置1では、中性子線量測定手段9によって測定された測定結果に基づいて、加速器2による荷電粒子線の照射を制御する制御手段12を備える構成とし、荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定してRI製造量を把握した上で荷電粒子線の照射を調節する。 (もっと読む)


【課題】重粒子線治療装置に必要な数の重粒子イオンを安定して生成することができる重粒子線治療用重粒子イオン発生装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る重粒子線治療用重粒子イオン発生装置は、レーザ光の照射によってプラズマを発生する物質と、物質を収納する容器と、レーザ光を発生するレーザ光源と、物質上に前記レーザ光の焦点が形成されるようにレーザ光を集光する集光手段と、物質から発生したプラズマから重粒子イオンをクーロン力によって引き出し、容器の外部に送り出す電極手段と、物質から発生するプラズマを観測し、物質に接する領域のプラズマ径からレーザ光の集光径を求める観測手段と、物質の位置または集光手段の位置を調節する位置調節手段と、観測手段で求めた集光径が所定の基準集光径となるように、位置調節手段による物質の位置調節を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多くのレベルをもつ出力エネルギーを与えることができる定在波粒子ビーム加速器を提供する。
【解決手段】粒子ビームを加速する加速器が、軸線にそって連続して連結された複数の電磁空洞16を有する主要体部と、隣接する電磁空洞の二つに連結される側方空洞を有する結合体部と、側方空洞の電場の分布を変更する唯一のプローブ56を有するエネルギー切り替え部80と、を含み、プローブ56は、円筒状のカップ形状体部50の軸線59とは平行であるがずれている軸線を有し、プローブ56は、電磁空洞16の二つの間の電磁場結合を、第二の側方空洞34へのプローブ56の挿入の程度を変化させることにより変更することができるように設けられる。 (もっと読む)


【課題】
ドリフトチューブ線形加速器において、RFコンタクトを台座と土台間に挿入すると高周波電流の経路により台座と土台間に電位差が生じ放電するという問題があった。
【解決手段】
円筒共振器に固定された土台と、円筒共振器の円筒軸方向に直線状に配列された複数のドリフトチューブとを備え、ドリフトチューブの少なくとも一つは、台座を有するステムにより支持され、このステムにより支持されたドリフトチューブの設置位置が調整可能となるよう、台座は土台に固定されるとともに、台座と土台との間にRFコンタクトが挿入されたドリフトチューブ線形加速器において、台座と土台との間であってRFコンタクトから外側部分に電気的な接触部がない隙間を有するようにした。 (もっと読む)


【課題】磁極ギャップを所定の精度で管理でき、磁場精度の高い偏向電磁石を提供することを目的とする。
【解決手段】 荷電粒子ビームの周回軌道が形成される軌道面POを挟むように所定の間隙MGをおいて対向するように配置された対となる磁極11を備え、対となる磁極11は、それぞれ周方向Sにおける端部11eが着脱自在となっており、端部11eは、それぞれ周方向S外側からのボルト締めにより、磁極の本体11bに固定され、磁極の本体11bには、それぞれ端部11eを支えるための軌道面POに平行で軌道面POに対向する第1の受面PbHと、軌道面POと周方向Sに垂直で周方向Sの外側を向く第2の受面PbVとが設けられ、第2の受面PbVに設けられたボルト13のねじ穴HbB、および端部11eに設けられたボルトの貫通穴HeBは、当該ボルトのねじ先13Pよりも頭13Hの方が軌道面POに近づくように、軌道面POに対して傾いている。 (もっと読む)


【課題】Hモード型ドリフトチューブ線形加速器の運転中でも、加速器空胴内に発生する電場分布の変化の有無をリアルタイムで観測することができて故障の早期発見等に役立てることができ、また電場分布の調整を容易に行えるようにして調整の手間を軽減する。
【解決手段】真空容器と共振器とを兼ねた加速器空胴1と、この加速器空胴1内で荷電粒子軸方向に加速電圧を生成する複数のドリフトチューブ電極2と、上記ドリフトチューブ電極2間のギャップ4に生じる電場の分布を調整する複数のチューナ5とを備えるとともに、加速器空胴1の荷電粒子軸方向(Z軸方向)に沿う中央部、および両端部の少なくとも3箇所に、それぞれ電場分布の変化を測定するためのアンテナ6が設置されている。 (もっと読む)


【課題】複数あるドリフトチューブを有するドリフトチューブ加速器において、複数あるドリフトチューブの位置調整を同時に行うドリフトチューブ位置調整方法を得る。
【解決手段】複数のドリフトチューブ1をドリフトチューブ固定ジグ4に固定する第1の工程と、複数のドリフトチューブ1を支持するステム2をステム支持台3に固定する第2の工程と、ドリフトチューブ1に設けられるステム差し込み穴6に半田を充填する第3の工程と、第1の工程、第2の工程、及び第3の工程の後、半田を溶融するための昇温を行い、ステム2をステム差し込み穴6に挿入する第4の工程と、この第4の工程の後、ドリフトチューブ1をステム2に半田により固定するため冷却を行う第5の工程とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 サイクロトロンから粒子ビームを抽出するためにサイクロトロンの周囲の負に帯電された粒子ビームから電子をストリッピングするためのストリッピング部材を提供する。
【解決手段】 このストリッピング部材は、前記粒子ビームが第一ストリッパー箔を通過するように前記サイクロトロンの周囲に設けられるのに適合した第一ストリッパー箔を含んでおり、さらに前記負に帯電された粒子ビームが、前記第一ストリッパー箔が損傷したとき、第二ストリッパー箔を通過するように、前記第一ストリッパー箔より大きな周囲半径で前記サイクロトロンの周囲の第一箔と並んで設けられるのに適合した第二ストリッパー箔を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子をより効率的に加速することが可能なドリフトチューブ線形加速器を安価に得る。
【解決手段】共振空胴内部のビーム加速軸に沿って複数の円筒状のドリフトチューブ3を配列し、ドリフトチューブ3をステム4を介して共振空胴内部に保持し、ドリフトチューブ3間に発生する電場を利用して荷電粒子を加速し加速ビームを収束するドリフトチューブ線形加速器であって、ドリフトチューブ3が、分割した形状の一部3bと他部3aとからなり、分割した形状の一部3bがステム4と一体で加工されたものであり、一部3b及び他部3aにおける分割面10を接合することにより形成された接合体9を備えたものとする。 (もっと読む)


【課題】高周波電力を強くすることなく電子ビームをバンチングできる電子線照射装置のプリバンチング機構を提供する。
【解決手段】電子銃10と加速管13の間に、電子ビームを高周波によりバンチングするプリバンチャー11を接続した電子線照射装置のプリバンチング機構において、プリバンチャー11と加速管13の間に、ドリフト距離を調整するドリフト距離調整機構12を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】
粒子線治療装置は、一般に前段加速器とシンクロトロンで構成される加速器システムと照射装置を設置した回転ガントリーで構成される。民間病院への普及に伴い、既存施設に隣接して粒子線治療システムを設置する際には、制限のある敷地面積に設置しなければならない。
【解決手段】
粒子線治療システムを構成要素である加速器システムにおいて、前段加速器をシンクロトロンの階下に設置し、加速器システムを設置する加速器室に隣接する壁面を利用して前段加速器から加速器室までビームを輸送する。これにより、敷地面積に対する加速器室の投影面積を削減可能となる。また、前段加速器からシンクロトロンまでビームを輸送する際の垂直輸送部には、ビーム輸送手段機器を架台に固定し、架台を壁面に据え付けることで、ビーム輸送手段機器の据え付け・調整作業を効率化できる。 (もっと読む)


【課題】
ステムと円筒型空洞の電気的接触を取りながらドリフトチューブ間の平行度と位置調整を高精度にできるドリフトチューブ型加速器を提供することを課題とする。
【解決手段】
貫通穴を有する円筒型空洞と、円筒型空洞に入射された荷電粒子の通過位置に取り付けられるチューブ状のドリフトチューブと、ドリフトチューブを固定するステムとを有し、円筒型空洞の内部に複数のドリフトチューブを配置し、ドリフトチューブ間に高周波電場を発生させ、ドリフトチューブ中心を通過する荷電粒子を加速する型のドリフトチューブ型加速器において、円筒型空洞の貫通穴の壁とステムとの間に設置され、可動可能な構成を有する固定部材と、固定部材とステムとの間に設置される接続子とを備え、固定部材を可動することで、接触子を介して円筒型空洞とステムとの間の電気的接続を取ることによって、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】2つの物体間の高精度位置決めを可能とする位置出し機構に関する。
【解決手段】本発明の位置出し機構は、第1部材と、第2部材と、回動操作部とを備え、第1部材は、第1ベース部と、第1ベース部から突出した第1突出部と、第1突出部に設けられた第1雄ネジ部とを有し、第2部材は、第2ベース部と、第2ベース部から突出した第2突出部と、第2突出部に設けれた第2雄ネジ部とを有し、前記回動操作部は、第1雄ネジ部及び第2雄ネジ部のそれぞれに噛み合う第1雌ネジ部及び第2雌ネジ部を有し、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部は、ネジの向きが同じでネジピッチが互いに異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】上部ビームと下部ビームの間の距離の不連続変化を防ぐことができる挿入光源用架台を提供する。
【解決手段】本発明の挿入光源用架台は、ギャップを介して対向配置された上部磁石列及び下部磁石列を備え前記上部磁石列と下部磁石列の間に入射された電子ビームに蛇行運動させることによってシンクロトロン光を発生させる挿入光源用の架台であって、前記上部磁石列を支持する上部ビームと、前記下部磁石列を支持する下部ビームと、前記下部ビームに対して前記上部ビームを上下移動させる第1移動機構と、前記下部ビームを上下移動させる第2移動機構とを備え、第1移動機構は、前記上部ビームに加わる力が前記下部ビームに伝達されるように構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】対向する磁極の曲面により形成される対向部空間における真空容器の位置決めを正確かつ容易に行うことができる荷電粒子加速装置を得る。
【解決手段】上部及び下部鉄心31,32の磁極複合部31h,32hに対向方向貫通孔形成部31m,32mを設け、まず上部鉄心31の対向方向貫通孔形成部31mに位置決め棒8を挿通して真空容器1に固設された座7に螺合させ、ナット9を回して位置決め棒8の端部8aと背面31dとの距離を測定して所定値に設定する。次に、下部鉄心32の対向方向貫通孔形成部32mに位置決め棒8を挿通して座7に螺合させ、ナット9を回して真空容器1に下方から所定の張力を与えて固定する。左右方向についても同様に行う。位置決め棒8にて位置決めするので、曲面31b,32bを有する磁極31a,32aであっても、正確かつ容易に真空容器1の位置を決めることができる。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で管の接続/分離作業が迅速にできるベローズ伸縮装置を提供すること。
【解決手段】ベローズ伸縮装置は、伸縮する円筒形状のベローズ13、ベローズの一端に気密に接続されたフランジ11付きの第1の管12、ベローズの他端に気密に接続されたフランジ15付きの第2の管14、第1の管と第2の管とを所定の軸方向距離において固定するクランプ装置23〜28、ベローズが伸縮しても第1の管と第2の管との軸が一致するように第1の管と第2の管との相対位置を規制するガイド装置22、31とを備える。レバー26を回動するのみの操作によってベローズ伸縮装置を伸張した位置で固定できるので、チェーンクランプ装置17の装着/分離が容易にでき、管の接続/分離作業が短時間でできる。 (もっと読む)


【課題】軸方向磁場の強度変化によるプラズマ密度或いはイオンビーム電流の変化を低減し、精密な磁場調整なしでビーム電流を安定化するマイクロ波イオン源或いはプラズマ源と、それを利用した線形加速器システム、医療用加速器システム等の機器等の応用装置を提供する。
【解決手段】永久磁石6を放電容器4の周囲に16個、隣り合う磁石の極性が異なるように設置し、放電で発生するプラズマを閉じ込める多極磁場B2を放電容器壁近傍に局部的に発生させる。また、この多極磁場により軸方向磁場B1の変化によるプラズマ密度の変化が低減され、電極9a〜9cの孔より引き出されるイオンビームの電流の変化も低減される。これにより磁場B1の精密な調整なしでイオンビーム電流を安定化できる。また、軸方向磁場B1を永久磁石15で発生させた場合でも、大電流のイオンビームが安定に得られる。 (もっと読む)


【課題】電磁石の高精度な据付を容易に行える調整ボルトの操作方法を提供する。
【解決手段】調整ボルト24の操作方法は、加速器を構成する電磁石20の下側に調整ボルト24(鉛直方向調整ボルトおよび水平方向調整ボルト)を配置し、これらの調整ボルト24を用いて電磁石20の位置および姿勢を調整するときに用いられるものである。そして調整ボルト24の操作方法は、電磁石20を移動させるために操作対象となっている調整ボルト24を締め込むときに、操作対象以外の調整ボルト24を予め求めたトルクで締め込むまたは開放しておく構成である。 (もっと読む)


【課題】
従来技術の、整合器やマイターベンドから真空排気する方法では、長い伝送ラインの限られた箇所以外に真空排気ポートを設置できず、長い伝送ラインの全体を良好な真空状態に保つことができない。一方、直線的な導波管の伝送方向に細い溝を切る方式は、高コストであり、高電力長時間のパワー伝送時の過熱が問題になる。
【解決手段】
ギャップで隔てた2本の直線導波管を設け、そのギャップを囲んで周囲の大気から隔てることを目的とし真空排気におけるバッファー機能を有するマニホールドを設け、2本の導波管の位置を固定しそのギャップを調整する保持機構を設け、真空ポンプヘの接続ポートを設けることにより、ギャップからの高周波損失を小さく抑えながら、ギャップから導波管内部を真空排気できることを特徴とするミリ波伝送用真空排気ポート。 (もっと読む)


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