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Fターム[3H070CC07]の内容

往復動ポンプ (3,228) | 目的、効果 (776) | 耐久性向上 (103)

Fターム[3H070CC07]に分類される特許

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【課題】熱処理などの硬化処理を斜板に施すことなく、斜板の摩耗・割れを防止することができる構造を備えた斜板式油圧モータ又は斜板式油圧ポンプを提供すること。
【解決手段】斜板式の油圧モータ1である。傾転ピストン8の斜板側端面に球面部8bが一体的に形成されている。傾転ピストン側に球面部8bが摺動自在に嵌り込む当該球面部8bと同形状の凹部10aと、斜板側に第2支持面7b2と摺動する摺動面10bと、を有するプレート部材10が、斜板7と傾転ピストン8との間に配置されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックと摺動部材における正常な摺動状態を実現すると共に、安定的な摺動状態を維持できる液圧回転機のシリンダブロック製造方法及び液圧回転機の提供。
【解決手段】回転軸9と、この回転軸9の回転に伴って回転し、球状黒鉛鋳鉄によって形成されるシリンダブロック1と、このシリンダブロック1のシリンダ3の摺動面に摺接するピストン2とを備えた液圧回転機のシリンダブロック1の製造に際し、シリンダブロック素材1Aの所定部位に施す所定の表面処理加工は、シリンダブロック素材1Aの所定部位に対してバニシング加工を行い、塑性変形域層30を形成する強ひずみ加工工程と、この強ひずみ加工工程におけるバニシング加工によって形成された塑性変形域層30に対して窒化系熱処理を行い、窒素化合物層27を形成する熱処理工程と、この熱処理工程における窒化系熱処理によって形成された窒素化合物層27を除去する除去工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】斜板の摺動面とシューとの間に潤滑用の油膜を保持することができ、長期に亘って摩耗、焼き付き等の発生を防止することができるようにした斜板式液圧回転機を提供する。
【解決手段】ケーシング内にて、シリンダブロック(5)と斜板(10)とが相対的に回転することにより、ピストン(8)がシリンダ(6)内で往復動しながら、ピストンの一端側に球面継手(9C)を介して揺動自在に設けられたシュー(9)が、斜板の摺動面上を摺動するように構成された斜板式液圧回転機において、シリンダブロックと斜板とが相対的に回転することによって、シューと斜板の摺動面との間に形成されている油膜に動圧を発生させ、その動圧により、シューを、球面継手を中心に傾動させることが可能なシュー傾動手段(16A,B)を備える構成としている。 (もっと読む)


【課題】軸受メタル等の軸受部材を斜板支持部の傾転支持面に対し安定して接合することができ、十分な接合強度を確保することができるようにする。
【解決手段】斜板の脚部が傾転可能に摺接する斜板支持体11の傾転支持面11Aに沿って凹湾曲状に延びた帯状体からなる軸受メタル14を、傾転支持面11Aに塑性流動状態で接合する。この場合、軸受メタル14は、摩擦撹拌接合用の工具16を回転しながら、その先端部16Aを傾転支持面11Aに向けて垂直方向に押圧することにより傾転支持面11Aに塑性流動状態で接合される。各接合部14Aの周囲には、傾転支持面11Aを外側から面接触状態で覆う非接合被覆部14Bを形成する。 (もっと読む)


【課題】厳しい運転状況下でも十分な潤滑性を確保することができ、しかも、加工コストを抑制することもできる液圧回転機を提供する。
【解決手段】シリンダ10の内周面10Bには、ショットピーニング処理を施すことにより多数の第1凹陥部21を形成する。この第1凹陥部21は、その長さ方向一側が傾斜の緩やかな緩斜面21Aとなり、長さ方向他側が傾斜の急な急斜面21Bとなるように形成する。さらに、各第1凹陥部21内には、該各第1凹陥部21に比較して小さな第2凹陥部23を複数個形成する。これら各第2凹陥部23の容積分、各第1凹陥部21内全体に保持できる作動油の量を多くすることができ、十分な潤滑性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】強度を高めるとともに、厚みを薄くしたリテーナを備えた油圧モータ又は油圧ポンプを提供すること。
【解決手段】ケース2と、ケース2に内に収納された回転軸3と、回転軸3に取り付けられたシリンダブロック4と、シリンダブロック4の軸心まわりに当該シリンダブロック4の軸方向に穿設された複数のシリンダ穴4aと、シリンダ穴4aの内壁面に対して摺動自在に配置されたピストン5と、ピストン5の先端に設けられたシュー6と、シュー6が摺動する斜面7aを有した斜板7と、複数のシュー6を保持するとともに、当該シュー6を斜面7aに押圧する環状のリテーナ8と、を備え、リテーナ8の外周縁部全周に、リテーナ円盤部平面10aと交差する鍔部13が一体に形成されていることを特徴とする油圧モータ又は油圧ポンプ。 (もっと読む)


【課題】双方向で常に斜板の吐出し領域と吸込み領域間の背圧差を相殺でき、バランスのとれた安定した斜板軸受状態が得られる双方向回転型アキシャルピストンポンプの提供。
【解決手段】双方向回転型アキシャルピストンポンプにおいて、斜板の軸受部の回転軸貫通部領域を挟む両側位置に第1と第2の摺接面を備え、各摺接面にポンプ吐出圧油の一部が導入されて潤滑油膜を形成する一対の凹状ポケット領域として、摺接面中央部に形成された相対的に開口面積の小さい小ポケットと該小ポケットの周囲に形成された相対的に開口面積が大きい大ポケットとの二重ポケット構成を有し、一方の大ポケットと他方の小ポケットのみに前記吐出圧油を導く第1潤滑油路と一方の小ポケットと他方の大ポケットのみに前記吐出圧油を導く第2潤滑油路とを有する油圧回路を備えた。 (もっと読む)


【課題】
耐摩耗性に優れていて長期にわたって球体部と良好な摺接状態を維持することが可能であり、しかも荷重負荷能力が高いピストンシューを提供する。
【解決手段】
ピストンの軸方向端部に設けられた球体部と組み合わされて、かかる球体部と球面軸受を構成するピストンシューであって、前記球体部の収容空間を備えた金属製シュー本体と、環状に形成されると共に前記シュー本体の収容空間内に配置されて少なくとも前記球体部の頭頂部を除いた球面と摺接する樹脂製の球体支持座と、前記シュー本体に形成されて、前記球体支持座よりも半径方向の内側で前記球体部と隙間を介して対向し、前記ピストンに対して加える軸方向荷重に応じて前記球体部と摺接する補助支持座とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 回転シリンダの回転によって吐出側の作動液に圧力が立つことで回転シリンダを吸込側に押し付けようとするラジアル方向の押圧力が発生しても、これを打ち消す働きをさせることで、回転シリンダの回転軸を軸支えするベアリングにかかる負荷を軽減する構成とし作動信頼性を高めた斜板式ピストンポンプを提供する。
【解決手段】 前記回転シリンダ3の外周側面と向き合うハウジング2の内周側面のうち、吐出口側には吐出液用溝25が形成され、吸込液側には吸込液用溝27が形成されるとともに、前記吐出液用溝25と相対する位置にはカウンタ液用溝28が形成されており、前記吐出液用溝25からカウンタ液用溝28に作動液の一部が返送される構成の斜板式ピストンポンプとした。 (もっと読む)


【課題】ピストンポンプとギヤポンプとを連結するカップリングに滞留するエアーを取り除いて、作動油の潤滑により該カップリングの摩耗を減少する。
【解決手段】多連ピストンポンプ10は、カバー25にギヤポンプ吸入ライン11とカップリング34とを連通する連通路12を設けている。多連ピストンポンプ10の駆動によりギヤポンプ32がギヤポンプ吸入ライン11より作動油を吸込む際、連結部34に滞留したエアーが作動油と共に、連通路12より吸い込まれるので、作動油が循環するようになり連結部34に作動油を積極的に供給するようになり、連結部34への潤滑により多連ピストンポンプ10の耐久性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】カバーに装着されたべリングの背面側に前記カバーに形成した吸入口に連通する油路を設け、ベアリング寿命を延ばすことができる油圧ポンプを提供する。背面側のベアリングの潤滑性を向上させる。
【解決手段】シャフト21はハウジング22及びカバー23内に装着されたべアリング24、25により回転自在に支持されている。シャフト21と共に回転可能に支持されたシリンダバレル27は、複数個のピストン穴30に軸方向摺動可能に嵌挿された複数個のピストン29と、ピストン29の一端側のピストン穴30に開口する吸入ポート43及び吐出ポート44を有するバルブプレート28と、ピストン29の他端頭部及びシューを介して摺接可能な斜板33と、を備える。ベアリング25の背面側にカバー23に形成した吸入口39に連通する油路40を設け、背面側のベアリング25の転動面に油の流れを発生させる。 (もっと読む)


【課題】摺動部材に生じる局部摩耗や焼付き等の不具合を抑え、安定的な摺動性能を保持する。
【解決手段】シュー1の摺動面と斜板の平滑板19の摺動面とが相対的に摺動するように配置された可変容量型斜板式アキシャルピストンポンプの摺動面構造において、シュー1の摺動面は、複数の材質から成り、熱可塑性樹脂25を含む複合材被膜26を備え、斜板の平滑板19の摺動面は、複合材被膜26よりも高硬度な材質で形成された微細凹凸面27を備え、この微細凹凸面27は、シュー1の摺動面と斜板の平滑板19の摺動面とを相対的に摺動させることにより、シュー1の複合材被膜26の一部を移着させて形成させた摺動性薄膜28を有する。 (もっと読む)


【課題】振動や騒音の発生を低減するとともに、吸込ポートや吐出ポートなどの壊食を低減することができる油圧ポンプを提供すること。
【解決手段】回転軸まわりに複数のシリンダボア100a〜100iが等ピッチ配置されたシリンダブロック6が、弁板吐出ポートと弁板吸込ポートとを有した弁板に対して摺動し、斜板の傾斜によって各シリンダボア100a〜100i内のピストンの往復動の量を制御するアキシャル型の油圧ポンプであって、シリンダブロック6の弁板側に設けられ高圧側ポートおよび低圧側ポートを連通させるシリンダポート101a〜101iのうち、シリンダポート101b,101d,101f,101hの中心軸C2が、シリンダブロックの回転方向に対して、該シリンダポートと対になるシリンダボア100b,100d,100f,100hの中心軸C1から後方側に配置される。 (もっと読む)


再生可能エネルギー発生装置用の流体作動機械であり、1つのリングカムと複数の作動チャンバとを備えた流体作動機械であって、リングカムはリングカムの回転軸の回りに延びる環状の作動表面を有し、環状の作動表面は複数の波形を画定し、各作動チャンバはピストンを有し、各ピストンはリングカムの作動表面と操作係合し、リングカムおよび作動チャンバは互いに対して回転するように取り付けられ、それによって、作動チャンバ容積のサイクルが、作動チャンバに対するリングカムの回転に関係付けられる流体作動機械において、リングカムの作動表面の個々の波形が非対称の形状を有することを特徴とする流体作動機械。
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流体作動機械用のリングカム(1)が複数のセグメント(5、7)から形成されている。前記セグメントは、共に流体作動機械の作動面を画定するピストン対向面(15、16)を有している。前記セグメントは、追従端において作動面の一部を形成し、先行端において作動面から窪んでいるピストン対向面を有する先行協働構造(46)、および先行端において作動面の一部を形成し、追従端において作動面から窪んでいるピストン対向面を有する追従協働構造(40)を含んでいる。協働構造は連結し、ローラー(9)は従って、製造公差または磨耗に起因する整列上の僅かな変動にかかわらず1個のセグメントから次のセグメントへ滑らかに引き継がれる。
セグメントは、使用時におけるローラーの動作から生じる引張応力を部分的にまたは完全に補償すべく圧縮応力を受けるピストン対向面を有している。セグメントは波形のカム表面を形成し、作動面を貫通して取り付け手段(3)が設けられていて、先行または追従面のいずれかが使用時にピストンから最も弱い力を受ける。
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流体作動機械用のリングカム(1)が複数のセグメント(5、7)から形成されている。前記セグメントは、共に流体作動機械の作動面を画定するピストン対向面(15、16)を有している。前記セグメントは、追従端において作動面の一部を形成し、先行端において作動面から窪んでいるピストン対向面を有する先行協働構造(46)、および先行端において作動面の一部を形成し、追従端において作動面から窪んでいるピストン対向面を有する追従協働構造(40)を含んでいる。協働構造は連結し、ローラー(9)は従って、製造公差または磨耗に起因する整列上の僅かな変動にかかわらず1個のセグメントから次のセグメントへ滑らかに引き継がれる。
セグメントは、使用時におけるローラーの動作から生じる引張応力を部分的にまたは完全に補償すべく圧縮応力を受けるピストン対向面を有している。セグメントは波形のカム表面を形成し、作動面を貫通して取り付け手段(3)が設けられていて、先行または追従面のいずれかが使用時にピストンから最も弱い力を受ける。
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流体作動機械は、リングカム(1)、作動室を画定する少なくとも1個のピストン(11)、および作動室容積のサイクルと同相関係に作動室を低圧および高圧マニホルド(23、25)に交互に接続すべく当該または各作動室に関連付けられた少なくとも1個のバルブ(19、21)を含む。リングカムは、少なくとも1個のピストンと動作可能に係合する波形のカム作動面を有している。波形のカム面の波は各々先行面(70)および追従面(72)を有していて、ボルト(3)を保持する開口部(4)等の不連続箇所(4)が、作動室容積のサイクルと同相関係に作動室を出入りする流体の流れから生じる正常動作中に少なくとも1個のピストンが殆ど仕事を行なわない先行面および追従面のどちらかの作動面に位置している。その結果、ピストンローラー(9)等のカム追従要素の磨耗が減少する。
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【課題】連通孔などを介して吐出ポートとシリンダポートとが連通する際に生じるシリンダボア内壁やピストンに対する壊食を低減することができる油圧ポンプ・モータを提供すること。
【解決手段】回転軸まわりに複数のシリンダボアが形成されたシリンダブロックが、弁板吐出ポートと弁板吸込ポートとを有した弁板7に対して摺動し、斜板の傾斜によって各シリンダボア内のピストンの往復動の量を制御するアキシャル型の油圧ポンプであって、弁板7は、シリンダボアのポートであるシリンダポート25aが弁板吐出ポートと連通することによりシリンダボアが吐出工程に移行する直前に弁板吐出ポートの圧力をシリンダボアに導入する小径の連通孔51を備え、連通孔51は、シリンダボア側が、弁板7の径方向外周側に向かって傾斜して設けられる。 (もっと読む)


【課題】プランジャとシリンダの磨耗による性能低下を防ぐこと。
【解決手段】円筒状の空間を有するシリンダ室と、前記シリンダ室に吸入経路及び吐出経路を介しそれぞれ連通している吸入口及び吐出口と、を有するシリンダと、前記シリンダ室に対して進退しながら回転する円柱状の軸部を有するプランジャと、を有し、前記プランジャの回転により前記吸入口及び前記吐出口を交互に前記シリンダ室に連通させるためのカット部が、前記軸部の先端部外周に形成されており、前記軸部の先端の周囲と前記カット部の周囲とは、曲面で形成されていることにより、プランジャとシリンダの磨耗を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックの各シリンダ穴とテーパピストンとの接触箇所での摩耗を抑え、かじり・焼付き等の発生を防ぐことができるようにする。
【解決手段】シリンダブロック6の表面側には、センタ穴7および複数のシリンダ穴8を含んで全体を覆うように表面処理層15を形成する。表面処理層15は、鋳鉄または鋳鋼等の鉄系材料を用いて形成されたシリンダブロック6の母材に対し窒化系の熱処理を施すことにより形成された窒化処理層とりん酸マンガンの化成皮膜とにより構成される。化成皮膜は、窒化処理層の表面側にりん酸マンガンの化成皮膜を形成するものである。この化成皮膜は、テーパピストン等の摺動部材に対する初期なじみ性に優れ、その膜厚は、例えば10〜20μm以上の厚みに設定される。 (もっと読む)


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