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Fターム[3K161DA74]の内容

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【課題】従来と同等のランニングコストでもって、より確実にスラグからの鉛の溶出を抑制することができる焼却灰の溶融方法を提供すること。
【解決手段】鉛を含有する廃棄物を焼却することで発生する焼却灰の溶融方法である。焼却灰の塩基度Xと、焼却灰を溶融後に水冷して得られるスラグ中の鉛濃度Yとが、式(1)を満たすように、焼却灰の塩基度および鉛濃度を調整し、調整後の焼却灰を溶融した後、水冷する。 Y≦66.5X−5(式(1))、ここで、Xは、焼却灰の塩基度、Yは、スラグ中の鉛濃度(mg/kg)である。 (もっと読む)


【課題】特にカーシュレッダーダストを熱分解処理する際に砂等の付着防止媒体を別途用意することなく、熱分解装置内におけるプラスチックの付着・固化を抑制することのできる熱分解処理システムを提供する。
【解決手段】、燃焼溶融炉3’において産出された溶融スラグをASRとともにロータリーキルン2に投入することにより、溶融スラグがロータリーキルン2内部において既に付着したプラスチックを削り落とすスクレイパーとして機能する。従って、プラスチック含有量の多いASRを熱分解処理する場合において、ロータリーキルン2内部にプラスチックが著しく付着・固化することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】コークスの使用量を低減し溶融スラグの温度が低くなっても、スラグの排出状況を悪化させることがないように、スラグの融点を調整することができる廃棄物溶融炉の操業方法を提供することを課題とする。
【解決手段】炉上部から投入された廃棄物を、炉下部に形成された高温燃焼帯で熱分解、ガス化し、熱分解残渣を溶融し溶融スラグとして排出する廃棄物溶融炉の操業方法において、次の工程1)ないし3)を行いスラグの融点を調整する。
1)排出されたスラグの成分組成を測定し、排出されたスラグの融点を該成分組成から推定する。
2)融点推定値が、予め定められた所定値より高い場合に、炉中のスラグの融点を該所定値まで下げるのに必要なスラグ中の鉄酸化物目標濃度を、測定したスラグの成分組成に基づき求める。
3)スラグ中の鉄酸化物の目標濃度に基づき、溶融炉へ供給する鉄含有材の供給量を求め、この量の鉄含有材を炉内へ供給する。 (もっと読む)


【課題】炉内壁面にクリンカが付着することを防止できる廃棄物ガス化溶融炉を提供することを課題とする。
【解決手段】炉底にコークスが堆積されたコークス床で高温燃焼帯を形成し、炉上部から投入された廃棄物を上記高温燃焼帯上に堆積して廃棄物層を形成して、上記廃棄物層で廃棄物を熱分解そしてガス化し、高温燃焼帯で廃棄物の熱分解残渣を溶融する竪型の廃棄物ガス化溶融炉において、廃棄物層に酸素含有ガスを炉内に供給する羽口4より上方位置で炉壁から炉内に向かって進退可能に設けられた押動部材5と、該押動部材の炉内側端部からガスを噴射するガス噴射手段5Aとを備える。 (もっと読む)


【課題】廃棄物溶融炉での熱分解後の可燃ガス及びチャーの飛散量を抑制することにより燃焼室の温度の急上昇を防止し、最適な燃焼室の温度維持管理を可能にする、廃棄物溶融炉設備における燃焼室温度制御方法および燃焼室温度制御装置を提供する。
【解決手段】炉上部から廃棄物を投入し、炉下部に配設した複数段の羽口7,8,9から酸素源を供給して、炉底部から溶融した廃棄物中の灰分及び非燃焼物を排出する廃棄物溶融炉1で発生する可燃ガス及び可燃残渣を燃焼する燃焼室2の温度制御において、燃焼室2に配置した可燃ガス及び可燃残渣を燃焼するバーナから排出される燃焼ガスの温度を測定する温度計6を燃焼ガスが排出されるレベルに配置し、温度計6で検知した燃焼ガスの温度に応じて複数段の羽口7,8,9のうち上段7及び/又は中段羽口8及び/又は下段羽口9から送風される酸素源の送風量を制御する。 (もっと読む)


【課題】溶融熱源としてコークスを使用するシャフト型廃棄物溶融炉において、熱交換率を向上させてコークスの使用量を節約する。
【解決手段】シャフト型廃棄物溶融炉において、炉底部に形成されるコークスベッドを燃焼させる空気又は酸素富化した空気を吹き込む送風羽口周りの炉内径を、前記空気の空塔速度(LV)が0.4Nm/s〜0.6Nm/sとなるように設定する。この場合、燃焼領域が拡大せずに熱交換率を向上させて、小さなコークスベッドで灰分の溶解が可能となる。その結果、コークスの使用量が大幅に低下する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物溶融処理装置の火格子部の火格子から落下する灰を廃棄物溶融処理装置を休止させることなく除去することができる廃棄物溶融処理の提供。
【解決手段】廃棄物を乾燥する乾燥用シャフト部1と乾燥用シャフト部で乾燥した廃棄物を熱分解して熱分解残渣を生成する火格子部2とを溶融炉6の上部に連結し、乾燥用シャフト部内の廃棄物充填層に火格子部2および溶融炉6で発生したガスを通過させることによって乾燥・熱分解させ、乾燥用シャフト部で乾燥、熱分解された廃棄物を火格子部でさらに熱分解させて熱分解残渣を生成し、熱分解残渣を溶融炉6に供給してコークスベッドを熱源として燃焼・溶融し、火格子部の火格子13から落下した灰を送風ホッパ18の底部に配置された灰搬送装置19により上部ダンパ21及び下部ダンパ22を備えた灰貯留ホッパ20へ搬送して貯留し、貯留後に溶融炉6内に直接投入する。 (もっと読む)


【課題】熱分解残渣溶融部内に供給される熱分解残渣の充填高さを所定レベルに保ち、安定した溶融を行う。
【解決手段】廃棄物を乾燥する乾燥用シャフト部1で乾燥した廃棄物を熱分解して熱分解残渣を生成する火格子部2とを溶融炉6の上部に連結し、乾燥用シャフト部内に形成された廃棄物充填層に火格子部2および溶融炉6で発生したガスを通過させることによって乾燥・熱分解させて熱分解残渣を生成し、生成した熱分解残渣を熱分解残渣溶融部3に供給して燃焼・溶融する廃棄物溶融処理方法において、熱分解残渣溶融部内の熱分解残渣の充填高さをレベル計18にて測定を行い、充填高さがある一定レベルに保たれるように火格子部2から溶融炉6への熱分解残渣供給速度、送風空気量および副資材投入量を調節する。 (もっと読む)


【課題】、廃棄物堆積層内での廃棄物の加熱不足や降下不良を防止し、廃棄物の部分酸化・ガス化、溶融を安定して行うことが可能な廃棄物処理装置および廃棄物処理方法を提供すること。
【解決手段】圧縮された廃棄物を加熱する加熱炉4と、加熱炉4から圧縮された廃棄物11を受けて廃棄物堆積層12を形成し廃棄物を部分酸化・ガス化、溶融するガス化溶融炉5b及び該ガス化溶融炉5bの上部に接続して設けられガス化溶融炉で生成したガスを改質するガス改質炉5aを有する高温反応炉5とを設けた廃棄物処理装置において、ガス化溶融炉5bは廃棄物堆積層の上部に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス上部供給口13aと廃棄物堆積層の下部に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス下部供給口15aとを有することを特徴とする廃棄物処理装置。 (もっと読む)


【課題】廃棄物溶融炉の送風羽口から吹き込む可燃性ダストの燃焼性を向上させ、可燃性ダストのコークス置換率を向上させて、コークスの使用量を低減できる廃棄物溶融炉への可燃性ダスト吹き込み方法を提供すること
【解決手段】廃棄物溶融炉1に廃棄物をコークス、石灰石とともに装入し、乾燥、熱分解、燃焼、溶融して廃棄物を溶融処理し、廃棄物溶融炉1から排出された可燃性物質を燃焼させ、その燃焼排ガスの熱回収を行う廃棄物溶融処理設備にて、廃棄物溶融炉1で廃棄物を溶融処理する際に、廃棄物溶融炉の送風羽口8から可燃性ダストを酸素富化空気又は空気とともにコークスベッド1aヘ吹き込む方法において、前記酸素富化空気又は空気を廃棄物溶融処理設備で発生する熱によって予熱する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物処理設備における廃棄物溶融炉の燃焼制御の応答性を速くし、廃棄物溶融設備のボイラの蒸気発生量の安定性を向上させること。
【解決手段】廃棄物溶融炉1に廃棄物を投入し、この廃棄物を熱分解、燃焼及び溶融させるために廃棄物溶融炉に空気を送風し、廃棄物の熱分解、燃焼及び溶融によって発生した可燃性ガス及び可燃物を燃焼室4で燃焼させ、その燃焼排ガスをボイラ6に通して熱回収し、熱回収後の燃焼排ガスを減温塔8に通して水噴霧によって冷却し、煙突11から排出する廃棄物処理設備において、燃焼室4のガス温度、ボイラ6の蒸気量、減温塔8の出口温度、減温塔の噴霧水流量調節弁8aの開度のそれぞれについて、規定値を設定し、燃焼室のガス温度、ボイラの蒸気量、減温塔の出口温度、減温塔の噴霧水流量調節弁の開度の少なくとも一つが規定値になった場合に、廃棄物溶融炉の送風空気量及び/又は送風酸素量を変更する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物溶融炉において特に損耗の激しい炉下部の耐火物の耐久性を向上させることができる耐火物構造を提供すること。
【解決手段】廃棄物溶融炉の炉床において、溶融物と接する第1層の耐火物として少なくとも30質量%以上の炭化珪素を含む炭化珪素質耐火物3を用い、第1層背面の第2層の耐火物として少なくとも50質量%以上のアルミナを含む高アルミナ質耐火物4を用い、さらに第2層の背面に断熱質耐火物5を配設した。また、廃棄物溶融炉の溶融スラグと接する部位の炉壁において、炉壁耐火物として少なくとも30質量%以上の炭化珪素を含む炭化珪素質キャスタブル耐火物1を用い、内部に冷却水管2を埋設した。 (もっと読む)


【課題】外筒の内周面が蒸気の膜で覆われ、熱伝達率が低下して外筒の管壁温度が急上昇する現象を防止することができ、外筒の熱による損傷を防止すること。また、バーナ先端部での冷却効率の斑による冷却不足に起因したバーナの焼損を防止すること。
【解決手段】二段噴流床石炭ガス化炉内に位置する先端部が、外筒41と内筒42とを有する二重管構造とされ、かつ、先端部を冷却する冷却水が、内筒42の内側を通って供給され、先端部を冷却した後、外筒41と内筒42との間に形成された空間内を通って基端側に戻されるように構成されているとともに、外筒41と内筒42との間に形成された空間の流路面積が、内筒42の内側に形成された流路面積よりも小さくなるように構成されており、外筒41と内筒42との間に形成された空間を通って基端側に戻される冷却水に、内筒42の外周面に形成されたガイド49に沿った旋回流F1と、外筒41および内筒42の長手方向に沿った略直線的な流れF2とが付与されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】廃棄物に対し1000℃以上の温度にて酸素による高温度処理が行われ、有機性廃棄物成分がガス化される、あらゆるタイプの廃棄物質を熱処理する方法において、合成ガスの衝撃冷却(急冷)により回収したエネルギーの実質的な部分が失われない方法を提供する。
【解決手段】合成ガスを、非冷却及び非清浄化状態にて高温度反応炉1から除去し、且つその後、酸化する。これにより形成される廃ガスの熱エネルギは熱的に更に使用される。 (もっと読む)


【課題】発熱量調整材により発熱量を高くするとともに、灰分を少なくした廃棄物溶融炉用コークスの製造方法およびその製造装置ならびに廃棄物溶融炉用コークスを利用した廃棄物溶融処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄物を乾留し、発熱量調整材とバインダを加えて混練し、加圧成型後、再度乾留して、発熱量を高くするとともに、灰分を少なくした廃棄物溶融炉用コークスを製造する。廃棄物溶融炉用コークスの製造装置は、原料を乾留する乾留炉1と、乾留炉1から排出した乾留物に発熱量調整材とバインダを添加し混練する混練装置6と、混練物を加圧成型する成型機7と、成型物を乾留する乾留炉からなる。廃棄物溶融炉に、前記方法で製造した廃棄物溶融炉用コークスのみを投入して高温燃焼させ、廃棄物溶融炉用コークス中の灰分を溶融させる。 (もっと読む)


【課題】燃焼用空気の供給量制御の自由度が損なわれるのを抑制する。
【解決手段】廃棄物を燃焼する燃焼炉から排出された排ガスの酸素濃度を計測し、計測された酸素濃度を設定値又は設定範囲のいずれかに保持するように燃焼炉に供給する燃焼用空気の供給量を制御するとともに、排ガスのNOx濃度を計測し、計測されたNOx濃度が予め定められたNOx上限値(HH)を超えた場合は、その時の燃焼用空気のバルブ開度を燃焼用空気ハイリミットに設定し、予め定められたNOx下限値(LL)を下回った場合は、その時の燃焼用空気のバルブ開度を燃焼用空気ローリミットに設定することを基本態様する。そして、新たに、計測NOx濃度がHHを超えた後閾値Hまで量減少したら、設定された燃焼用空気ハイリミットを+α増加させ、計測NOx濃度がLLを下回った後閾値Lまで増加したら、設定された燃焼用空気ローリミットを−β減少させる制御を加える。 (もっと読む)


【課題】少なくとも溶融室内に広範囲に堆積した高融点物質を広範囲にて溶融・除去し得る灰溶融炉を提供する。
【解決手段】廃プラスチックを細片化してなるフラフを燃料とする加熱用バーナ3が設けられたフラフ燃焼室12およびこのフラフ燃焼室の下方位置に配置されて灰を溶融し得る溶融室13が具備された灰溶融炉において、フラフを供給するフラフ供給装置4および廃プラスチック由来の高融点物質の融点を降下させる融点降下剤を供給する融点降下剤供給装置5を具備するとともに、フラフ供給装置からのフラフを加熱用バーナに空気輸送にて供給する空気輸送管22を設けるとともに、融点降下剤供給装置からの融点降下剤を空気輸送管に導き、当該融点降下剤をフラフに混入させた状態で加熱用バーナ3に供給するようになし、且つ上記融点降下剤として灰、ガラスカレットおよびスラグのうち、少なくとも1種類以上を用いたものである。 (もっと読む)


【課題】還元溶融炉の炉上部に排ガス孔を設けて、そこから水蒸気を回収することにより、投入する廃棄物の予熱・乾燥時間の短縮と水素ガスの生成量を増加し、ひいては有害物質であるダイオキシンの発生を抑える。
【解決手段】還元溶融炉の炉本体上部に排ガス孔を設け、水蒸気を取り込み、取り込んだ水蒸気は炉下部の羽口より吹き込んで副原料のコークスとの還元反応により水素ガスを生成させ、従来法よりも多量に生成させるとともに炉内の投入物を短期間で乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】炉内での棚吊りを迅速に検知できる廃棄物ガス化溶融炉の棚吊り検知方法を提供することを課題とする。
【解決手段】廃棄物ガス化溶融炉1に廃棄物を定量供給し、該廃棄物ガス化溶融炉1から排出される排ガス量を計測し、排ガス量の減少が所定時間以上続いた場合に、炉内で廃棄物の棚吊りが発生していると判定する。廃棄物の供給量が変動する場合には、廃棄物ガス化溶融炉1から排出される排ガス量と廃棄物ガス化溶融炉1に供給する廃棄物供給量を計測し、廃棄物単位供給量あたりの排ガス量を算出し、廃棄物単位供給量あたりの排ガス量の減少が所定時間以上続いた場合に、炉内で廃棄物の棚吊りが発生していると判定する。 (もっと読む)


【課題】炉内圧力が高い廃棄物溶融炉においても連続出湯が可能で、水砕ピットが大幅にコンパクト化され且つ集じん装置および出湯口開閉機が不要となる廃棄物溶融炉の連続出湯装置を提供する。
【解決手段】廃棄物溶融炉の炉底部1の炉床部に設置された出湯口7の出口に外気と遮断するためのシールカバー22を設け、シールカバー22は、溶融物12を水砕化凝固させるための水槽のケーシングと直結し、さらに水槽の底部に溜まる凝固物を水槽外に取り出すためのスクレーパー式コンベア10の出口部分に、外気と連通することなく凝固物を取り出すシール機能17を備えた排出装置を設けた廃棄物溶融炉の連続出湯装置。 (もっと読む)


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