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Fターム[4E082EE06]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御回路構成要素 (294) | タイマ回路 (12)

Fターム[4E082EE06]に分類される特許

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【課題】スパッタを低減するためワイヤ送給速度を正送と逆送を繰り返す溶接制御法では、短絡が発生すると直ぐに正送から逆送に減速させて積極的に短絡開放を行う。しかし、短絡が発生すると直ぐに逆送させるため、正送による溶融プールへの押し込み量がなく、正送して短絡開放する場合と比べて溶け込みが浅くなる。溶接電流を高くして入熱を高めれば溶け込みを深くすることはできるが、ワイヤ送給量の増加によりワイヤ使用量が増加するためコストが余分にかかり、溶接条件を高めた分だけ電気エネルギーが余分に必要となるので不経済である。
【解決手段】ワイヤを送給しながら短絡とアークを交互に繰り返して短絡溶接を行うアーク溶接制御方法であって、短絡発生時からアーク発生時までの短絡期間において、短絡発生時を時間起点として所定時間まではワイヤを前進送給させ、所定時間経過後にワイヤを後退送給させる。 (もっと読む)


【課題】 溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことのできる、2電極アーク溶接方法および2電極アーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 母材Wと消耗電極15との間にミグアークa1を発生させ((s−1)〜(s−3))、ミグアークa1をパイロットアークとして、母材Wと消耗電極15を囲む非消耗電極との間にプラズマアークa2を発生させ(s−4)、プラズマアークa2を発生させた後に、消耗電極15と母材Wとの間に流れるミグ電流をミグ予熱値で流しつつ、ミグアークa1およびプラズマアークa2のいずれもが発生している状態を継続させ(s−5)、上記ミグ電流の値を上記ミグ予熱値から上昇させ、消耗電極15から母材Wへの溶滴移行を開始する(s−6)、各工程を備える。このような構成によれば、溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】従来のソフトスイッチング方式では、小電流領域において出力が不安定になる。
【解決手段】インバータ回路と、出力電圧又は電流と出力設定値とを誤差増幅する誤差増幅回路と、誤差増幅信号に応じて半周期ずれた2つの出力制御信号を出力するパルス幅変調制御回路と、直流電源回路とインバータ回路との間に設けた電力開閉用スイッチング素子と、インバータ回路の入力側に設けた補助コンデンサと、出力設定値に基づいて補助コンデンサ充電時間を決定し各出力制御信号がオンの時点より補助コンデンサ充電時間前に電力開閉用スイッチング素子を導通しオフの時点に遮断させる電力開閉用駆動回路と、各出力制御信号がオンの時点より各スイッチング素子を導通させオフの時点より補助コンデンサ放電時間後に遮断させるインバータ駆動回路と、変圧器の出力を負荷に応じた出力に変換する出力変換回路と、を具備したことを特徴とするインバータ電源装置である。 (もっと読む)


【課題】ワイヤ先端に絶縁皮膜が形成されているときに、生産効率を低下させることなくアークスタートを行うことができるロボットアーク溶接のアークスタート制御方法を提供する。
【解決手段】本発明のロボットアーク溶接のアークスタート制御方法は、ワイヤ先端に絶縁皮膜が形成されているときに、ワイヤ送給モータの負荷トルクを検出して、短絡を検出する前に、ワイヤ送給モータの負荷トルクが予め定めた閾値を超えたときに、溶接ワイヤの先端に絶縁皮膜が形成されていると判別する。そして、絶縁皮膜を除去して、溶接ワイヤを被溶接物から引き離し、この引き離しによって初期アークを発生させた後に定常アークへと移行させる。この結果、良好なアークスタートを行うことができ、従来技術と比べて生産効率を著しく向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】外部環境に溶接異常の原因がある場合に、溶接中に確実に溶接異常を検出することができるアーク溶接電源およびその制御方法を提供する。
【解決手段】
アーク溶接電源1内の溶接出力制御部4に対して溶接電流指令値の出力を開始した後、溶接電流値を検出し、溶接電流値が溶接電流指令値に到達するまでの時間を計測し、到達時間が予め設定された時間を超えた場合に、警告を発する。
あるいは、溶接出力制御部4に対して溶接電流指令値の出力を開始した後、予め設定された時間経過後の溶接電流値を検出し、溶接電流指令値と溶接電流値との差分を算出し、差分が予め設定された値を超えた場合に、警告を発する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、平均アーク長を短く設定して高速溶接等を行うときのアーク長制御性を向上させる。
【解決手段】本発明は、ピーク電圧及びベース電圧からなる溶接電圧Vwの平均値を算出し,この溶接電圧平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるようにパルス周期を制御してアーク長を適正値に維持するパルスアーク溶接のアーク長制御方法であって、ベース期間中に短絡状態Tsになりベース電圧から短絡電圧Vsに変化したときは、この短絡電圧Vsをベース電圧下限値Vbtに制限して上記溶接電圧平均値を算出するアーク長制御方法において、上記ベース電圧下限値Vbtを、短絡期間Tsの時間経過に伴ってより低い値に変化させる。 (もっと読む)


【課題】ピーク期間中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期として繰り返すパルスアーク溶接にあって、短絡が発生しても所望の溶接電源の外部特性を形成すること。
【解決手段】本発明は、傾きKs、溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって外部特性を設定し、溶接電圧vo及び溶接電流ioを検出し、第n回目のパルス周期の開始時点から積分値Svb=∫(Ks・io−Ks・Is+Vs−vo)・dtを演算し、ピーク期間に続くベース期間中の積分値Svbが零以上になった時点で第n回目のパルス周期を終了することによって外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、短絡期間中の積分値Svbの演算には、短絡解除電流が重畳しない溶接電流ih及びアークが発生しているとしたときの溶接電圧vhを使用する。 (もっと読む)


【課題】ピーク期間Tp中はピーク電流設定値Ipsに対応したピーク電流Ipを通電し、ベース期間Tb中はベース電流設定値Ibsに対応したベース電流Ibを通電して溶接するパルスアーク溶接において、ピーク立上り特性Uを曲線状の所望値に制御することができるようにして溶接性能を向上させる。
【解決手段】本発明は、正の整数のピーク電流立上り特性定数Nuを予め設定し、前記ピーク期間Tp中は微小時間の制御周期ΔTごとに電流設定値Is(k)をIs(k)=Is(k-1)+[Ips−Is(k-1)]/Nuによって演算し、ただしk=1,2…(Tp/ΔT)かつIs(0)=Ibsであり、前記電流設定値Is(k)によって前記ピーク期間Tp中の前記ピーク電流Ipの立上り特性を曲線状の所望値に制御するパルスアーク溶接の溶接電流制御方法である。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、短絡解除後等の異常電圧を溶接電圧から除去して正確なアーク長制御を行うと共に、アークスタート時のアーク長の過渡変動を抑制すること。
【解決手段】本発明は、溶接電圧を検出しこの溶接電圧検出値をパルス波形の基準電圧波形からの所定変動幅Vc±ΔVc内で制限して溶接電圧制限値Vftを算出し、前記溶接電圧制限値Vftを平均化した溶接電圧制限平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるように溶接電源の出力を制御するパルスアーク溶接制御方法であって、アークスタート時は前記基準電圧波形Vcを予め定めた初期基準電圧波形に設定してアークスタートを開始するアークスタート時パルスアーク溶接制御方法において、前記変動幅ΔVcを、アークスタート時の過渡期間Tt中は定常状態よりも大きな値に設定するアークスタート時パルスアーク溶接制御方法である。 (もっと読む)


【課題】 エンジン溶接機とバッテリ溶接機との同時使用、商用電源から充電しながらのバッテリ溶接機としての使用、商用電源なしでバッテリ溶接機として使用、そしてエンジン溶接機としての使用、の4つの場合を簡単に切り換えできるバッテリ併用型エンジン駆動溶接機を提供すること。
【解決手段】 バッテリ併用型エンジン駆動溶接機におけるエンジン溶接機の出力の一部を交流補助電源として利用し、さらにこの交流補助電源の一部をバッテリ溶接機のバッテリを充電するための電源として利用するものにおいて、商用電源または交流補助電源から給電されてバッテリに充電する手段と、補助電源の電圧有無、バッテリを充電するための主電源電圧の有無、商用電源電圧の有無、バッテリ溶接モード押ボタンが押されたか否かにより、ハイブリッド溶接モード、エンジン溶接モード、バッテリ溶接モード(充電あり)、およびバッテリ溶接モード(充電なし)を選択するバッテリ併用型エンジン駆動溶接機制御装置をそなえたバッテリ併用型エンジン駆動溶接機。 (もっと読む)


【課題】 溶接電圧を十分に低下することができないため、高速溶接時にビード幅が不均一になったり、入熱を低下できないためギャップ溶接時に溶け落ち等が発生する。
【解決手段】 溶接ワイヤが被溶接物と短絡する短絡期間とアークが再発生しアーク放電するアーク期間とを交互に繰り返して被溶接物を溶接するアーク溶接制御方法であって、アーク再発生直後の溶接出力電流を、設定した所定期間、アーク再発生直前の溶接出力電流より高くなるように制御する。 (もっと読む)


【課題】シールドガスに不活性ガスのみを使用し、ピーク電流及びベース電流からなる溶接電流Iwを通電すると共に、消耗電極1と母材2との間の溶接電圧Vwを検出しこの溶接電圧検出値Vdをパルス波形の基準電圧波形Vcからの所定変動範囲内Vc±ΔVcで制限して溶接電圧制限値Vftを算出し、この溶接電圧制限値Vftを平均化した溶接電圧制限平均値Vfaが予め定めた電圧設定値Vsと略等しくなるように溶接電源の出力を制御するパルスアーク溶接電源において、異常電圧が重畳してもアーク長に比例した電圧値を溶接電源の電圧計に表示することができるようにする。
【解決手段】本発明は、溶接電圧検出値Vdに代えて溶接電圧制限値Vft又は溶接電圧制限平均値Vfaを、溶接電源に配設した電圧計VM及び/又は外部機器とのインターフェース端子への入力信号とするパルスアーク溶接電源である。 (もっと読む)


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