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Fターム[4K013EA19]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 金属を含むもの (609) | 金属がAlであるもの (211)

Fターム[4K013EA19]に分類される特許

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【課題】マンガン源として安価な高炭素FeMnを使用したとしてもなお、CのピックアップやMnのロスを少なくすることで、低C高Mn鋼を確実にかつ安価に溶製することができる低炭素高マンガン鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】転炉の吹錬終了後、底吹きガスによるリンシング処理を行ってから取鍋へ出鋼するに当たり、まず、C≧1.0mass%を含有する高C−FeMnを投入したのちにAlを投入して脱酸処理し、次いで、出鋼溶鋼をAP処理して脱硫し、その後、RHガス脱ガス処理を施すことにより、C:0.030〜0.050mass%、Mn≧1.00mass%の鋼とする。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命に優れ、圧延ままで冷間鍛造が可能な軸受用棒鋼の提供。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、P、S、Cr、Al、CaとOを含有し、残部はFe及び不純物からなる化学成分を有し、超音波疲労試験の破壊起点介在物を極値統計処理して求めた評価予測体積144mm3中の予測最大介在物幅≦20μm、予測最大介在物長さ≦800μmであり、破壊起点介在物が酸化物の場合には、平均組成がCaO:2.0〜20%、MgO:0〜20%及びSiO2:0〜10%で、かつ残部がAl2O3であって、特定の2元系、3元系及び4元系の酸化物のうちの何れかからなり、かつ、破壊起点介在物が硫化物の場合には、平均組成がCaS:100%のCaSの1元系硫化物、又はCaS:1.0%以上、MgS:0〜20%で、かつ残部がMnSであって、特定の2元系又は3元系の硫化物からなり、棒鋼の表面からR/2部位置までの最大硬さがビッカース硬さで290以下である軸受用棒鋼。 (もっと読む)


【課題】真空精錬方法における排ガス中の酸素濃度などの情報をより適確に利用することで、溶鋼の精錬方法を合理化する。
【解決手段】ある時点(ti)での排ガス流量測定値(Vi)を計測し、この時点(ti)において排ガス流量測定器を通過していた排ガス中の酸素質量濃度(Oi)の値を、時点(ti)において該排ガス流量測定器を通過していた排ガスが、酸素質量濃度分析計に到達するまでに要した時間(Δti)を加算した時点(ti+Δti)における酸素質量濃度分析値とする。このことで、排ガス流量測定値(Vi)を計測した時点(ti)における排ガス中酸素質量濃度の計算精度を高める。 (もっと読む)


【課題】転炉吹錬、2次精錬、鋳込み工程を有する製鋼プロセスにおける、適正な転炉吹錬終点温度を設定する方法を提供する。
【解決手段】転炉吹錬終了以降の溶鋼温度降下量を、転炉出鋼時の脱酸形態に応じて、脱酸形態ごとに予め設定された溶鋼温度降下量の予測式を用いて予測し、予測された溶鋼温度降下量と要求溶鋼温度から、転炉吹錬の吹錬終点温度を設定する。溶鋼温度降下量の予測は、選定した操業因子について、予め、脱酸形態ごとに、重回帰分析により回帰係数を求め、その回帰係数を用いて予測式を設定し、その予測式を用いて算出する。これにより、予測式の適用範囲が拡大し、予測精度が向上し、製造コストの低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】ばね鋼の疲労蓄積源となり破壊起点となるアルミナ、TiN、及び、MnSを無害化して、耐疲労特性に優れたばね鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.4%以上、0.9%未満、Si:1.0%以上、3.0%以下、Mn:0.1%以上、2.0%以下、Al:0.01%以上、0.05%以下、REM:0.0001%以上、0.05%以下、T.O:0.0001%以上、0.003%以下、Ti:0.005%未満、N:0.015%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、REM、O、S、及び、Alを含む介在物にTiNが付着した複合介在物を含有することを特徴とする耐疲労特性に優れたばね鋼。 (もっと読む)


【課題】 取鍋内スラグを十分に固化させて取鍋からタンディッシュへの流出を防止するとともに、取鍋内スラグの近傍に存在する溶鋼の清浄性を従来に比較して更に向上させ、高速鋳造下であっても介在物の少ない清浄性に優れた鋳片を製造する。
【解決手段】 転炉から取鍋へ未脱酸状態のまま出鋼し、出鋼後、取鍋内のスラグに金属AlまたはAlドロスを添加してスラグ中の低級酸化物を還元するとともに、スラグのMgO濃度が6〜15質量%となるように、MgCO3含有物質をスラグに添加し、次いで、真空脱ガス装置において、溶鋼中炭素と溶存酸素とを反応させて溶存酸素濃度を0.050質量%以下まで低減し、溶存酸素濃度が0.050質量%以下となった後に金属Alで溶鋼を脱酸し、Mnは脱酸剤として使用せず、溶鋼のMn成分の調整が必要なときには、前記のAl脱酸後にMn含有金属を添加してMn調整を行い、その後、溶鋼を連続鋳造機でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の製造に当たり、ボロンを鋼中に効率よく歩留らせることのできるボロン含有ステンレス鋼の製造方法を提案する。
【解決手段】鉄、クロムおよびニッケル含有原料を電気炉で溶解し、得られた溶鋼をAODおよび/またはVODにて脱炭精錬し、次いで、Al、またはAlとフェロシリコン合金を用いて脱酸することでCrの還元を行ない、その後、生石灰や蛍石を添加すると共にAlを添加してAlの含有量が0.005〜0.2mass%となるようにし、その後、0.05〜2.50mass%のボロン源を添加して、ボロン含有ステンレス鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】転炉出鋼後に採取した溶鋼あるいは二次精錬中の溶鋼のS濃度を迅速かつ精度よく分析することによって、高い精度で鋼のS濃度を制御することを可能とする溶鋼の脱硫方法、およびその脱硫方法を用いた溶鋼の製造方法を提案する。
【解決手段】転炉出鋼後の溶鋼あるいは二次精錬中の溶鋼から試料を採取してS濃度を分析し、その分析値に基づいて、Sの合否判定および/またはその後の脱硫処理条件を決定する溶鋼の脱硫方法において、上記S濃度を、試料を純酸素雰囲気下で高周波誘導加熱により酸化させて、溶鋼中のSをSOとする高周波誘導加熱工程と、上記高周波誘導加熱工程で生成したSO含有ガスを、紫外蛍光法で分析して試料中のS濃度を定量する分析工程を含む方法で分析することとを特徴とする溶鋼の脱硫方法および製造方法。 (もっと読む)


【課題】極低硫化、極低燐化を同時になし得る高純度鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】連続鋳造法または造塊法により製造した鋼を、エレクトロスラグ再溶解法による再溶解によって高純度鋼に溶製する方法において、前記エレクトロスラグ再溶解時に添加するフラックスおよび溶融時スラグの組成を、
CaO :20〜60mass%、 Al:10〜40mass%、
CaF:20〜60mass%、 T.Fe(酸化鉄):1〜10mass%、
CaO/Al:1.0〜6.0、
に調整する。 (もっと読む)


【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と熱間加工性を保つとともに強度を高め、しかも安価な原料費で製造できるステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.2〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Ni:13〜15%、Cr:22〜30%、N:0.07〜0.20%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなり、かつ下記数1および数2を満足する。
【数1】


【数2】
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【課題】ポーラスプラグの詰まりを防止しつつ金属アルミを効率よく使用して脱酸を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る脱酸処理における取鍋への金属アルミ添加方法では、転炉3にて精錬した溶鋼4を、複数の気孔を有するポーラスプラグ1が設置された取鍋2内に出鋼し、出鋼した溶鋼4に対して脱酸するに際し、気孔の平均気孔半径を80μm〜100μmとしておき、0<V/α<0.45を満たす間に脱酸のための金属アルミニウム5を取鍋2内へ添加する。ただし、V:取鍋に出鋼した現溶鋼量(ton)、α:転炉から取鍋に出鋼する全溶鋼量(ton)である。 (もっと読む)


【課題】1470MPa以上の強度を有するとともに、加工部の耐遅れ破壊特性と靭性に優れた部品、特に自動車用部品を、ホットスタンプ技術で製造する。
【解決手段】質量%で、S:0.001〜0.005%、REM:0.005〜0.03%(又は、Mg:0.005〜0.03%)、及び、O:0.003〜0.007%を含むホットスタンプ用鋼板において、S、O、及び、REMの2種以上を含む直径0.1μm以下の球状介在物が分散していることを特徴とする熱間複合成形性及び打抜き部の耐遅れ破壊特性に優れたホットスタンプ用鋼板。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性及び表面性状に優れ、かつニッケル製錬プラント及び海洋構造物等への使用に耐えるFe−Ni−Cr−Mo合金を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.015%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.01〜0.50%、P:0.020%以下、S:0.0015%以下、Ni:30.00〜32.00%、Cr:26.00%を超え28.00%以下、Mo:6.00〜7.00%、Cu:1.00%を超え1.40%以下、Al:0.001〜0.10%、N:0.15〜0.25%、B:0.0005〜0.0030%、Ca:0.0001〜0.0020%、Mg:0.0001〜0.0050%、O:0.0001〜0.0050%、残部:Feおよび不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】金属カルシウムを用いる脱硫剤で、水素爆発の原因となる空気中の水分との反応を防止でき、取扱いを容易とし、さらに簡単に製造でき、しかも低い温度で容易に且つ効率よく脱硫できる鉄系金属の脱硫剤を提供する。
【解決手段】金属カルシウムの表面に、有機物及び/又は無機物の皮膜又は層を表面に形成した脱硫剤として用いる。金属カルシウムの粒径0.5〜30ミリメートルの粒子であり、有機物が熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であり、前無機物が金属、珪酸ソーダ、又は公知の脱硫剤である。有機物又は無機物は、これを溶液又は溶融した状態とし、この中に金属カルシウムを浸漬することにより、表面に有機物又は無機物の皮膜又は層を形成する。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性と曲げ加工性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板中に、Ce、La、Nd、Prの1種または2種以上を含有し、かつ、Caを含有し、かつ、O、Sから1種または2種を含有する第1の介在物相と、さらに、Mn、Si、Ti、Alの1種または2種以上を含有する第2の介在物相との、異なる第1と第2の介在物相を含む複合介在物から成る球状介在物を含有し、該球状介在物は円相当径0.5〜5μmの大きさの複合した1つの球状介在物を形成して、該球状介在物の個数割合が50%以上であり、加えて、5μm超の介在物の個数密度が10個/mm未満であることを特徴とする伸びフランジ性と曲げ加工性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、溶鉱炉で溶銑を製造する際に副産物として生成されるスラグを固化させた後に粉砕処理することにより得られた固体粉状物質と、を混合することにより製造されたことを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度((質量%CaO)/(質量%SiO2))を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性に優れた高曲げ加工性・低降伏比高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.25%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、T.O:0.0050%以下、S:0.0001〜0.01%、N:0.0005〜0.01%、酸可溶Al:0.01%超、Ca:0.0005〜0.0050%、Ce、La、NdもしくはPrの1種または2種以上:0.001〜0.01%、残部が鉄からなる鋼板であって、鋼板中にはCe、La、Nd、Prから1種、2種、3種、または4種を含有し、かつ、Caを含有し、かつ、O、Sから1種または2種含有する介在物相と、さらにMn、Si、Alから1種、2種、または3種を含有する介在物相との異なる成分を含む複合介在物を含み、円相当径0.5〜5μmの複合介在物の個数割合が30%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発銹起点となるCaSなど水溶性の硫化物系非金属介在物の生成を抑制し、発銹の少ないフェライト系ステンレス鋼板を製造する。
【解決手段】CaO,Al23を主に含有する酸化物系介在物に関して、直径2μm以上の介在物平均組成が[(CaO)+(MgO)]/[(Al23)+(SiO2)+(TiO2)]≦0.50,(FeO)≦1.5%を満足し、かつ鋼中の[S]濃度が0.002%以下であることを特徴とする発銹の少ないフェライト系ステンレス鋼である。 (もっと読む)


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