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Fターム[5G059AA03]の内容

スパークプラグ (5,394) | 目的 (1,051) | 耐熱性の向上 (71)

Fターム[5G059AA03]に分類される特許

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【課題】小径化された点火プラグにおいて、脚長部及びテーパ部の境界における絶縁体の割れをより確実に防止し、優れた耐久性を実現する。
【解決手段】点火プラグ1は、絶縁碍子2と、主体金具3とを備える。絶縁碍子2は、先端部に位置する脚長部10と、脚長部10の後端から後端側に延び、後端側に向けて拡径するテーパ部11とを具備する。主体金具3は、径方向内側に突出し、テーパ部11が係止される係止面17Sを有する段部17と、段部17の外周側に位置する雄ねじ部19と
を具備し、雄ねじ部19のねじ径がM12以下とされる。脚長部10とテーパ部11との境界を通り軸線CL1と直交する断面における、絶縁碍子2の断面積をB(mm2)とし、係止面17Sの先端を通り軸線CL1と直交する断面における、主体金具3の断面積をC(mm2)としたとき、2.80≦C/B≦3.50を満たす。 (もっと読む)


【課題】今後より過酷な使用環境に晒されるプラグ電極用材料について、優れた高温酸化特性及び耐火花消耗性を有するものを提供する。
【解決手段】本発明は、Irに必須の添加元素であるCo及びWを添加したIr合金からなるプラグ電極用材料であって、前記Ir合金は、Coを10質量%〜30質量%、Wを5質量%〜10質量%、残部Irからなるプラグ電極用材料である。本発明に係るIr合金材料は、添加元素として、B、C、Re、Rh、Si、Ge、Al、V、Nb、Ta、Hf、Zr、Ti、La、Ce、Yを任意に添加することで、加工性、高温酸化特性を更に改善することができる。 (もっと読む)


【課題】良好な着火性を実現しつつ、接地電極の折損を抑制し、さらには、優れた耐久性及び耐プレイグニッション性を得る。
【解決手段】スパークプラグ1は、屈曲部27Bにて曲げられた接地電極27を備え、屈曲部27Bのうち中心電極5側に位置する内側面の曲率半径をR(mm)としたとき、R≦3.0とされる。接地電極27は、主体金具3に固定された基部28と、基部28の先端から延び、基部28よりも薄肉の薄肉部29とを有し、所定の基準平面BSよりも接地電極27の先端側に、薄肉部29が位置する。薄肉部29の長さをA(mm)とし、薄肉部29の平均断面積をdGH(mm2)としたとき、A/dGH≦3.03(mm-1)を満たし、薄肉部29の先端面とこれに隣接する薄肉部29の各側面との間、及び、隣接する前記各側面同士の間は、それぞれ外側に凸の湾曲面状とされる。 (もっと読む)


【課題】溶融部及び貴金属チップの熱引き性能を向上させることのできる技術を提供する。
【解決手段】スパークプラグは、電極母材と電極母材の内部に設けられ銅を主体とする内層とを有する中心電極と、中心電極の先端に設けられた貴金属チップと、貴金属チップと電極母材と内層とにわたって形成された溶融部とを備える。中心電極の中心軸に平行な断面であって、かつ、中心軸及び溶融部を通る断面において、溶融部は、内層に接しており、貴金属チップの成分と、電極母材の成分と、内層を形成する銅成分とを含む。 (もっと読む)


【課題】中心電極と貴金属チップとの溶接強度を向上させることのできる技術を提供する。
【解決手段】スパークプラグは、電極母材と、当電極母材の内部に設けられ、銅を主体とする内層とを有する中心電極と、中心電極の先端に設けられた貴金属チップと、貴金属チップと電極母材と内層とにわたって形成された溶融部とを備える。溶融部は、内層に接しており、貴金属チップの成分と、電極母材の成分と、内層を形成する銅成分とを含む。中心電極の中心軸に平行な断面であって、かつ、中心軸及び溶融部を通る断面において、溶融部の輪郭線と内層の外周線との接点を点P1とし、点P1を通り、中心軸に平行な直線を直線L1とし、直線L1と溶融部の貴金属チップ側における輪郭線との交点を点P2とし、点P1と点P2の中点を点P3とした場合に、溶融部の点P3における銅成分の含有量は、50重量%以下である。 (もっと読む)


【課題】イグナイタプラグの絶縁体におけるクラックの発生を抑制する。
【解決手段】イグナイタプラグの接地電極は、絶縁体と接地電極との間の第1の空間に冷却流体を供給する入口孔と、入口孔より先端側で、かつ、接地電極先端部の内周縁よりも径方向外側に位置し、冷却流体を排出する第1の出口孔と、を有する。絶縁体の先端側の端面と、軸方向に沿って当該端面に対向する接地電極の面との間に、第1の空間に連通するとともに、冷却流体を排出する第2の出口孔を有する第2の空間が形成されている。 (もっと読む)


【課題】電極が被覆部分と芯部分とを有する構成のスパークプラグにおいて、被覆部分と芯部分との間の隙間の発生を抑制する。
【解決手段】中心電極と中心電極との間で間隙を形成する接地電極とを有するスパークプラグにおいて、中心電極及び接地電極の少なくとも一方は、被覆部分と被覆部分に覆われ被覆部分と熱膨張率の異なる材料で構成された芯部分とを有する。芯部分の先端部には凹部と凸部とが形成されている。凸部は、電極先端面の重心を通り、かつ、凸部を通る断面において、凸部の二等分線の方向における凸部の先端から0.2ミリメートルの点を通り、かつ、二等分線に垂直な線で囲まれる凸部の面積が、凸部の先端及び凸部の輪郭線と二等分線に垂直な線との交点とを結んで形成される三角形の面積より小さい。 (もっと読む)


【課題】接地電極の断面積を拡大することなく、強度を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグを提供する。
【解決手段】
ハウジング2と、ハウジング2の内側に保持された絶縁碍子3と、先端部41が突出するように絶縁碍子3の内側に保持された中心電極4と、中心電極4との間に火花放電ギャップを形成する接地電極5とを備えた内燃機関用のスパークプラグ1。接地電極5は、ハウジング2の先端面21から先端側へ立設する基部51と、中心電極4の先端部41に対向する対向部52とからなる。接地電極5におけるハウジング2の先端面21に接合された基部51は、プラグ軸方向に直交する方向の断面形状が、スパークプラグ1の中心軸に向かって凹となる略円弧状をなしている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の高負荷化、高性能化に対応して、耐酸化性、耐火花損耗性に優れるだけでなく、更に熱間での加工性を改善し、より経済的な点火プラグ用電極材料を提供する。
【解決手段】Si:0.3〜3.0質量%、Y及び希土類元素のうち1種または2種以上を合計で0.01〜0.3質量%、Ti:0.5質量%以下、Fe:1.2質量%以下を含みかつ、Ca:0.20質量%以下及びMg:0.08質量%以下の何れかまたは両方を含む点火プラグ用電極材料。C、Mn、Cr、Al、N、Sの含有量を、C:0.1質量%以下、Mn:0.5質量%未満、Cr:0.5質量%未満、Al:0.3質量%以下、N:0.05質量%以下、S:0.03質量%以下に抑さえ、残部はNiを主成分とする。 (もっと読む)


【課題】機関内にプラズマ状態の気体を噴射して点火を行う点火装置において、着火性に優れ、かつ、耐久性に優れた点火装置を提供する。
【解決手段】中心電極110と、その下端面よりも下方に伸びる略筒状の絶縁体120と、その開口部に連通する開口部131を設けた接地電極130とによって放電空間140を区画し、放電空間140に、高電圧の印加と大電流の供給とを行って、放電空間140内の気体をプラズマ状態として機関燃焼室400内に噴射して点火を行う点火装置1において、放電空間140から噴出する気体の流れに、該気流の外周から中心に向かう回転力を付与する回転付与機構として、上記接地電極130の開口部を上記絶縁体120の下端開口部と面一に連通せしめて第1の開口部131とし、その先端側に向かって突出して、第1の開口部131を囲む筒状の周壁面133によって区画された回転付与空間141を有する第2の開口132を設ける。 (もっと読む)


【課題】主体金具に多層構造の接地電極が抵抗溶接されるスパークプラグにおいて、接地電極と主体金具との接合強度を好適に確保する。
【解決手段】スパークプラグは、中心電極と、絶縁体と、主体金具と、基端部が主体金具に溶接された接地電極とを備える。接地電極は表面層と、表面層よりも内部に形成され、表面層よりも熱伝導率が大きい芯材とを有し、基端部から先端部側に接地電極の外形に沿って向かう方向に1mmの特定位置における表面層の厚みが0.2mm以上0.4mm以下である。主体金具と基端部との溶接面における、接地電極の中心軸を通り、軸線方向と直交する方向である特定方向の主体金具の幅をW1(mm)、特定位置における、特定方向の接地電極の厚みをW2(mm)、特定方向の表面層の厚みをW3(mm)としたとき、W1≧W2×1.55−(W3+0.25)の条件を満たす。 (もっと読む)


【課題】耐高温酸化性に優れ、比抵抗が小さく、高温時にNiを含有する化合物粒が電極表面に形成され難い点火プラグ用電極の構成材料に適した電極材料、点火プラグ用電極、及び点火プラグを提供する。
【解決手段】自動車の内燃機関の点火プラグの電極に利用される電極材料であって、質量%で、Al:0.005%〜0.2%,Si:0.3%〜0.5%,Cr:0.6%〜1.2%,Ti:0.05%〜0.5%,Y:0.3%〜1.0%含有し、残部がNi及び不可避不純物から構成される。この電極材料は、Yの含有による高温下での粒成長の抑制、Al,Siの低減による酸化物層の膨張・亀裂・剥離の抑制、かつTiの含有による内部酸化の抑制などにより、耐高温酸化性に優れる。また、Al,Si,Crの含有により、化合物粒の形成が抑えられ、Al,Siが比較的少ないことで、比抵抗を低く抑えられる。 (もっと読む)


【課題】1000℃の高温で耐スケール剥離性および熱伝導性を両立し、かつ加工性、溶接性に優れたスパークプラグの接地電極および中心電極用フェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】中心電極1と一端が前記中心電極と火花放電間隔を介して対向するように配置された接地電極2とを備えたスパークプラグの中心電極又は接地電極に用いる金属製の電極部材であって、前記部材がCr:10〜35質量%,C:0.03質量%以下,N:0.03質量%以下,Mn:1.5質量%以下,S:0.008質量%以下を含有し、更にSi:0.3〜2.5質量%、又はAl:0.6〜6.0質量%の一種以上を含み、SiとAlの合計量が1.5質量%以上に調整されており、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼で構成されていることを特徴とする、スパークプラグの電極部材。 (もっと読む)


【課題】薄肉化されても十分な耐熱衝撃性を発揮するスパークプラグ用絶縁体及びその製造方法、並びに、十分な耐熱衝撃性を有する小型のスパークプラグを提供すること。
【解決手段】アルミナ基焼結体で形成されたスパークプラグ用絶縁体2であって、その脚長部2iのうち0.95mm以下の肉厚を有する部分の表面をX線回折分析したときに、アルミナの(113)面のピーク強度とムライトの(121)面のピーク強度との合計ピーク強度に対する前記ムライトの前記ピーク強度が15%以上であるスパークプラグ用絶縁体2、1400℃以上の温度で前記成形体に与える熱量が1200kJ以上となる焼成条件で焼成するスパークプラグ用絶縁体2の製造方法、並びに、前記スパークプラグ用絶縁体2を備えたスパークプラグ100。 (もっと読む)


スパークプラグおよび、産業用プラグ、航空機用イグナイタ、グロープラグ、またはエンジン内で混合気を点火するのに用いられる任意の他の装置を含む、他の点火装置において用いられ得るスパークプラグ電極材料。例示的な実施形態に従うと、電極材料は、耐熱金属(たとえば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、レニウム(Re)、ルテニウム(Ru)および/またはクロム(Cr))と、貴金属(たとえば、ロジウム(Rh)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)および/またはイリジウム(Ir))とを含む。耐熱金属は、貴金属よりも多い量で存在する。これは、W−Rhなどのタングステン系合金およびRu−Rhなどのルテニウム系合金を含む電極材料を含むが、当然これらに限定されない。他の組合せおよび実施形態も可能である。
(もっと読む)


【課題】小径化された中心電極を有するスパークプラグにおいて、耐汚損性及び耐熱性の向上を図る。
【解決手段】スパークプラグ1は、中心電極5、絶縁碍子2、及び、主体金具3を備え、絶縁碍子2は、脚長部13、テーパ部14、及び、中胴部12を具備する。中心電極5のうち脚長部13内に配置される部位の最大外径が3.0mm以下とされる。主体金具3の内周には、段部21と先端側内周部51とが形成され、段部21にテーパ部14が係止される。絶縁碍子2のうち、軸線CL1方向に沿った絶縁碍子2先端から後端側に2mmまでの部分の体積をA(mm3)、テーパ部14のうち段部21に係止される部位の後端から先端側に位置するとともに、先端側内周部51と自身の外周部分との径差が1.5mm以下の部分の体積をB(mm3)としたとき、0.12≦A/B≦0.24を満たす。 (もっと読む)


【課題】例えば700℃を超える高温環境下においても十分な耐電圧特性及び機械的強度を発揮する絶縁体を備えたスパークプラグを提供すること。
【解決手段】中心電極2と絶縁体3と接地電極6とを備えたスパークプラグ1であって、前記絶縁体3は、Si成分と第2族元素(2A)成分と希土類元素(RE)成分とを含有するアルミナ基焼結体で構成され、このアルミナ基焼結体はRE−β−アルミナ結晶相を有し、このRE−β−アルミナ結晶相の平均結晶粒径D(RE)とアルミナの平均結晶粒径D(Al)とが下記条件(1)を満足することを特徴とするスパークプラグ1。
条件(1):0.2≦D(RE)/D(Al)≦3.0 (もっと読む)


【課題】絶縁体が受けた熱を効率良く主体金具に放熱し得るように構成したスパークプラグを提供すること。
【解決手段】スパークプラグ1を構成する絶縁体3に放熱部材5を締まりばめにより結合するとともに、放熱部材5の後端面を主体金具2の棚部2eに圧接する。また、主体金具2の内周面に締まりばめにより支持部材を結合し、その後端面6aを放熱部材5の先端面5bに圧接させて支持する。エンジンの燃焼室にて発生した熱により絶縁体3が加熱されると、絶縁体3が受けた熱は放熱部材5を介して主体金具2に伝導されて主体金具2から放熱される。放熱部材5は支持部材6により軸方向に支持されているので、加熱や振動等の環境変化により緩んだり圧接不良にならず、放熱作用が継続的に安定して行われる。 (もっと読む)


【課題】主体金具に絶縁体を圧入する際の絶縁体の破損を防止するとともに、絶縁体の熱を効率よく放熱し得るように構成したスパークプラグを提供する。
【解決手段】主体金具11の内周面に半径方向に張り出した棚部31が形成されている。主体金具11の後方側開口から絶縁体12を挿入するに先立ち、放熱部材32を棚部31に載置しておく。主体金具11に絶縁体12を挿入する際に、絶縁体12が偏芯や軸振れしていても、絶縁体12が放熱部材32の開口縁に当接すると、放熱部材32が棚部31上を半径方向に移動し、放熱部材32及び棚部31の軸方向の位置関係が保たれるので、絶縁体12に曲げ応力が作用せず、絶縁体12の破損を防止できる。また、絶縁体12が受けた熱を、放熱部材32を介して主体金具11の棚部31に放熱できる。 (もっと読む)


【課題】絶縁体が受けた熱を効率良く主体金具に放熱し得るように構成したスパークプラグを提供すること。
【解決手段】スパークプラグ1を構成する絶縁体3の端部に、別部品として製造される放熱部材5を締まりばめにより結合するとともに、放熱部材5の他端を主体金具2の先端2dに素材結合する。エンジンの燃焼室にて発生した熱により中心電極4や絶縁体3が加熱されると、絶縁体3が受けた熱は放熱部材5を介して主体金具2に伝導されて主体金具2から放熱される。 (もっと読む)


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