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国際特許分類[B23K1/19]の内容

国際特許分類[B23K1/19]に分類される特許

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【課題】工程管理が従来よりも容易であり、安定したろう付品質を得られるアルミニウム材のろう付方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム材からなる被接合部材4をAl−Si系ろう材3によりろう付して接合する方法において、少なくとも前記被接合部材4の接合部表面4aに、常温時液体のケイ素化合物を含む組成物を配して前記Al−Si系ろう材3によるろう付を行うことによって、ろう付熱処理過程で接合部表面4aにケイ素を残存させ、ろう付時のアルミニウム材料表面のろう濡れ性を向上させ、粉体のフラックスを用いることで生じる煩雑な工程管理を不要とし、安定したろう付品質を得ることを可能とする。 (もっと読む)


【課題】従来のフッ化物系フラックスを用いたろう付方法と同等以上の優れたフィレット形成能を有するとともに、薄肉高強度化に有効なMg添加アルミニウム合金からなる被接合部材を使用することができるアルミニウム材のろう付方法を提供する。
【解決手段】質量%でMgを0.2〜5.0%、Siを3〜13%含有するAl−Mg−Si系ろう材3によりアルミニウム材からなる被ろう付部材4をろう付して接合するアルミニウム材のろう付方法であって、少なくとも被ろう付部材4の接合部表面4aに、常温時液体のケイ素化合物を含む組成物5を配してAl−Mg−Si系ろう材3によるろう付を行うことにより、優れたフィレット形成能を得ることができ、また、フッ化物系フラックスを使用しないことにより、薄肉高強度化に有効なMg添加アルミニウム合金からなる被接合部材を使用することができる。 (もっと読む)


【課題】マグネシウムを含有するアルミニウム合金材のろう付けに用いた際、少ない塗布量であってもろう付け性を高めることができるフラックス組成物、及びこのフラックス組成物を用いたブレージングシートを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、アルミニウム合金材のろう付け用フラックス組成物であって、[A]KAlFを含むフラックス成分、及び[B]第1族元素及び第2族元素以外の元素を含み、Kを含まないフッ化物を含有することを特徴とする。また、本発明のブレージングシートは、アルミニウム合金からなる芯材と、この芯材の少なくとも一方の面に積層されるろう材と、このろう材の一方の面に積層され、上記フラックス組成物からなるフラックス層とを備える。 (もっと読む)


【目的】フラックスを用いて不活性ガス雰囲気中でろう付けするために使用されるアルミニウム合金ブレージングシートであって、フラックスの塗布量を低減することができ、且つ、優れたろう付け性を達成することを可能とするアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【構成】アルミニウム合金からなる心材の片面または両面に、Si:4〜11%を含み、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなる亜共晶アルミニウム合金ろう材と、Si:13〜20%以下を含み、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなる過共晶アルミニウム合金ろう材とを、過共晶アルミニウム合金ろう材が表面層となるように重ねてクラッドしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】十分な強度を有するろう付け物品、改善されたろう付け方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ステンレス鋼物品をろう付けする方法に関し、以下の諸ステップ:ステップ(i)鉄系ろう材をステンレス鋼の部品に適用すること;ステップ(ii)部品を場合により組み立てること;ステップ(iii)ステップ(i)またはステップ(ii)からの部品を、非酸化性雰囲気、還元性雰囲気、真空またはそれらの組合せにおいて、少なくとも1000℃の温度に加熱すること、および前記部品を少なくとも1000℃の温度において、少なくとも15分間加熱すること;ステップ(iv)得られるろう付け領域が600HV1未満の平均硬度を有する物品を提供すること、を含む。本発明は、また、ろう付けされたステンレス鋼の物品にも関する。 (もっと読む)


【課題】ろう付の際にフラックスの塗布が不要となるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材11にろう材12がクラッドされてブレージングシート10を構成している。心材11とろう材12との界面には、フッ化物系のフラックス13が分布している。点在しているフラックス13の長さL1〜L4の合計、及び断面積a1〜a4の合計は、それぞれブレージングシート10の長さLに対して所定の範囲内にあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 棒状の電気ヒータ4が搬送路3に沿って多数並列されたアルミニウム製品のろう付け炉において、その熱効率を向上させ、省エネルギー効果を高めるとともに、被ろう付け品2の内部を均一に加熱すること。
【解決手段】 棒状の電気ヒータ4が炉内に露出して配置され、搬送路3の下側に設置される電気ヒータ4の上方のみにろう受け5を設ける。 (もっと読む)


【課題】絶縁基板とアルミニウムからなる回路層および緩衝層との接合界面に余剰ろう材が残存しない電子素子搭載用基板を提供する。
【解決手段】絶縁基板(11)の一方の面に電子素子を搭載するアルミニウム回路層(12)がろう付され、他方の面にアルミニウム層(13)がろう付された電子素子搭載用基板(1)であって、前記アルミニウム回路層(12)およびアルミニウム層(13)の少なくとも一方は、母材(20)(22)の絶縁基板側にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる微細結晶層(21)(23)がクラッドされたクラッド材で構成され、ろう付後の前記微細結晶層(21)(23)の結晶粒の平均粒径が10〜500μmとなされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フラックスを使用せず、高価な真空炉も必要とせずに、効率よく確実にアルミニウムのろう付けを行うことができるアルミニウムのろう付け方法を提供する。
【解決手段】0.05〜5.0重量%、好ましくは1.0〜5.0重量%のマグネシウムを含有したろう材を用いて、窒素濃度が1%以下のアルゴン雰囲気又はヘリウム雰囲気中で加熱する。加熱する際の昇温速度は、毎分30〜200℃の範囲、好ましくは毎分40〜180℃の範囲に設定する。加熱時の圧力を大気圧付近に設定することにより、真空炉が不要となる。 (もっと読む)


【課題】接合強度を向上させることができる金属部材の接合方法を提供する。
【解決手段】レーザービームを熱源として用いて、Fe系金属部材1と、Al系金属部材2と、をZn、Si、および、不可避不純物からなるろう材3により接合する金属部材の接合方法であって、Fe系金属部材1と、Al系金属部材2と、の接合部13を、Fe系金属部材1の融点以上に熱するエネルギーを注入する先行レーザービーム100を接合部13に照射した後に、先行レーザービーム100よりも小さなエネルギーをろう材3を供給した接合部13に注入するブレーズビーム102を接合部13に照射する。 (もっと読む)


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