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国際特許分類[G01N33/34]の内容

国際特許分類[G01N33/34]に分類される特許

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【課題】紙山の積層状態や撮像環境といった外乱要因の存在にかかわらず、裁断面における微小な異物の存在を検出し、信頼性が高い評価結果を得ることができる紙の裁断面の品質評価装置及びそれを用いた品質評価方法を提供する。
【解決手段】紙山50の裁断面50aに対向して設置された撮像装置10と、照射光の光軸A20が撮像装置10の光軸A10に対して60度から90度をなすように配置された照明装置20と、品質評価値作成手段30と、評価手段40とを有する。品質評価値作成手段30は、撮像装置10が撮像して得られた裁断面50aの画像を構成する各画素の濃度に関する同時生起行列を作成し、その同時生起行列から前記評価対象範囲のコントラスト評価値を求めるコントラスト評価値演算手段36を有する。評価手段40は、求められたコントラスト評価値が、予め設定された基準値よりも低いか否かを評価する。 (もっと読む)


蛍光色素等の疎水性色素を用いる、パルプ及び繊維中の有機夾雑物を検出する方法が記載される。 (もっと読む)


【課題】表面の汚損を伴わない紙葉類の紙質の劣化を判定する。
【解決手段】紙葉類5が劣化しているか否かを判定する紙葉類劣化検査装置91に、第1および第2のクランプ71,72、引張り機73、変位測定器74、および、劣化判定処理器4を備える。第1および第2のクランプ71,72で紙葉類5を挟み、引張り機73で第1の引張り力を紙葉類5に加えた状態で、その紙葉類の引張方向の第1の長さを測定し、また、第1の引張り力よりも大きい第2の引張り力を紙葉類5に加えた状態で紙葉類5の引張方向の第2の長さを測定する。劣化判定処理器4は、第1の長さと第2の長さとの差に基づいて紙葉類5が劣化しているか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】精度良く余寿命を診断することができる電力用変圧器の余寿命診断装置を提供するものである。
【解決手段】撤去変圧器の負荷記録や最寄りの気象観測データと絶縁油温度の記録により補正した巻線最高点温度から得られる寿命損失比、絶縁油分析記録から推定される絶縁紙水分量および、撤去変圧器の巻線絶縁紙から測定した平均重合度残率との直接的な関係を求めたマスターカーブを作成し、被寿命診断変圧器の負荷記録や最寄りの気象観測データと絶縁油温度の記録により補正した巻線最高点温度から得られる寿命損失比と絶縁油分析記録から求めた絶縁紙水分量を、マスターカーブに当てはめて余寿命を診断するものである。 (もっと読む)


【課題】音叉型の水晶振動子を備えた触覚センサを用い、水晶振動子が紙表面に接触する前後のインピーダンス差△Rから、紙の表面粗さを評価する評価方法および評価装置を提供する。
【解決手段】紙の表面粗さを測定するために、紙の支持テーブルと窓付きセットシートを用いて、紙の露出部を小さく制限する。支持テーブル5と窓付きセットシート6はネオプレンゴム製振動ダンピング材であり、窓付きセットシート6には小さい窓(穴)があり、そこに露出する紙4の中心部分に触覚センサ1を一定荷重下で接触させる。紙4の上を窓付きセットシート6で覆うことで、紙面方向への伝播によるエネルギー損失が小さく制御されるので、触覚センサ1のインピーダンス差△Rは、紙の表面粗さのみに依存する値となり、△Rから紙の表面粗さの評価ができる。 (もっと読む)


測定装置は、カメラ(206)と、イメージ処理ユニット(210)と、分別管(204)を含み、サンプルを再生ファイバー処理の再生されたファイバーパルプから受け取り、粒子サイズに従って流れるサンプルの粒子を整列させる。測定装置は、サンプルを粒子サイズに従う少なくとも2つの断片として処理する。カメラ(206)は、少なくとも1つの断片を画像化する。イメージ処理ユニット(210)は、カメラ(206)によって画像化された画像を受け取り、そして、少なくとも1つの画像化された断片内に付加された物質の少なくとも1つのパラメータを測定する。
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【課題】 セルロース繊維スラリーまたは紙中に含まれる粘着異物の個数を簡便に測定する方法を提供する。
【解決手段】 セルロース繊維スラリーまたは紙中に含まれる混入異物を分離した後、シート状物上に濾過して集め、乾燥する。続いて、別のシート状物を被せ、二枚のシート状物の間に該混入異物を挟み常温以上の温度で加圧処理する。冷却後に該シート状物を付着面で二枚に分離した後、被せたシート状物に付着した高粘着性粘着異物及び濾過したシート状物に付着した低粘着性異物を疎水性染料にて染色し、それらの個数及び面積を画像解析装置にて計測する。 (もっと読む)


【課題】耐水印刷用紙の濡れ時の塗工層強度の評価方法と、水濡れ時の耐摩耗性に優れた耐水印刷用紙を提供する。
【解決手段】 評価対象となる耐水印刷用紙の紙面をJIS P 8140に規定するコッブ吸水度試験にて水に濡らしたものを試験片としJIS K 5600−5−8に規定するテーバ型摩耗試験機にセットし、JIS R 6253に規定する耐水研磨紙で研磨面の粗さがJIS R 6010に規定する粒度P1000のものを直径10mmの円形に切り取り250gfの加重を掛けた状態で試験片の表面にセットし、試験片及び研磨紙がセットされたテーバ型摩耗試験機を回転速度70rpmで20回転させJIS K 5600−5−8に規定する摩耗減量を測定し摩耗減量の値に基づいて耐水印刷用紙の濡れ時の塗工層強度を評価する。 (もっと読む)


【課題】 劣化診断を簡便且つ安価に行うことができると共に、高い精度の診断結果を得ることができる油入変圧器の劣化診断方法を提供する。
【解決手段】 油入変圧器内部の絶縁油中の特定成分を分析し、該特定成分の量とコイル絶縁紙の平均重合度との相関関係に基づきコイル絶縁紙の平均重合度を推定する第1種の方法(例えば、CO2+CO法やフルフラール法)を行うと共に、油入変圧器内部の採取可能な絶縁物の平均重合度を求めてコイル絶縁紙の平均重合度を推定する第2種の方法(例えば、重合度法)とを行い、推定された両平均重合度の差分を求め、該差分に基づき、第1種の方法における相関関係を補正し、しかる後、第1種の方法によってモニタリングを行う。基本は第1種の方法を採ることにより、簡便且つ安価に劣化診断を行うことができ、しかも、診断結果の精度が良くないという第1種の方法の短所を診断結果の精度が高い第2種の方法で補うことにより、第1種の方法であっても、高い精度の診断結果を得ることができるのである。 (もっと読む)


【課題】 製紙工程における紙製品の付着物にスライムが含まれるか否かを、高度な分析機器に依らず、安価な薬剤と簡易な装置の組み合わせで、短時間に判定する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 製紙工程における紙製品の付着物を酸で処理し、処理液中のプリン塩基の存在を分析して、付着物にスライムが含まれるか否かを判定することを特徴とする紙製品付着物の同定方法により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


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