説明

コンバインにおける方向指示器の取付構造

【課題】穀粒タンクに、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器を設けるにあたり、穀粒タンクの形状が複雑になったり、方向指示器のハーネスが穀粒タンクの外側面に露出することを回避する。
【解決手段】茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別された穀粒を貯留する穀粒タンク4と、側面視で穀粒タンク4の後方に配置され、脱穀済みの排稈を切断処理するカッタ6とを備えるコンバイン1であって、該コンバイン1に、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器19を設けるにあたり、該方向指示器19を、側面視で穀粒タンク4とカッタ6との間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板6aよりも上方外側方に位置するように穀粒タンク4の後面部に取付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインにおける方向指示器の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
コンバインにも、一般の車両と同様に前照灯や方向指示器が設けられており、例えば、路上走行時等において、機体の進路変更をする時や旋回時等には方向指示器を点滅させて他車に進行方向を知らせ、もって運転の安全が図られるようにしている。
このような方向指示器は、従来、機体の前方と後方からの点滅確認が可能となるように、機体の前後左右にそれぞれ1個ずつ合計4個が取り付けられていたが、方向指示器を4個設けるとコストアップになるという問題がある。
そこで、左右の方向指示器を機体の前方及び後方から視認可能とすることにより、方向指示器の個数を2個に減らすことが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−28945号公報
【特許文献2】特開平9−56244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、方向指示器を機体の前方及び後方から視認可能に取付けるにあたり、機体の左側に設けられる左用の方向指示器については、前処理部の左上端部、脱穀部の天板部等、適正な取付位置の確保が比較的容易であるが、機体の右側に設けられる右用の方向指示器については、適正な取付位置の確保が容易ではない。
例えば、特許文献1のコンバインでは、操縦部の前端部に立設されるフロントパネルの右端部に右用の方向指示器を取付けているが、方向指示器を運転席回りに配置すると、操作時や乗降時に邪魔になるという問題がある。
また、特許文献2のコンバインでは、穀粒タンクの外側面に右用の方向指示器を取付けているが、方向指示器が外側方に大きく突出することを回避するために穀粒タンクに形成される凹部によりコストアップをまねくだけでなく、方向指示器のハーネスが穀粒タンクの外側面に露出し、外観を低下させるという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、茎稈を刈り取る前処理部と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、選別された穀粒を貯留する穀粒タンクと、側面視で穀粒タンクの後方に配置され、脱穀済みの排稈を切断処理するカッタとを備えるコンバインであって、該コンバインに、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器を設けるにあたり、該方向指示器を、側面視で穀粒タンクとカッタとの間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板よりも上方外側方に位置するように穀粒タンクの後面部に取付けたことを特徴とする。
また、前記穀粒タンクは、機体側に固定される固定タンクと、該固定タンクの上部に対して着脱自在に装着される樹脂製の着脱タンクとで構成されると共に、該着脱タンクの後面部に、着脱時に使用される把手を備え、該把手に前記方向指示器が取付けられることを特徴とする。
また、前記着脱タンクを機体側に係脱可能で、前記着脱タンクの着脱に際して操作されるロックレバーと、前記方向指示器に接続されるハーネスとを備え、該ハーネスを、着脱タンク側に設けられるタンク側ハーネスと、機体側に設けられる機体側ハーネスと、両ハーネスを接続/分離可能なカプラとで構成すると共に、該カプラを前記ロックレバーの近傍に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、穀粒タンクに、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器を設けるものでありながら、方向指示器を穀粒タンクの後面部に設けたので、穀粒タンクの外側面に凹部を形成しなくても、方向指示器が外側方に大きく突出することを回避できるだけでなく、方向指示器のハーネスが穀粒タンクの外側面に露出することも回避できる。しかも、方向指示器は、側面視で穀粒タンクとカッタとの間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板よりも上方外側方に位置するので、カッタの影響(例えば、カッタ天板の開放)を受けることなく良好な視認性を確保することができる。
また、請求項2の発明によれば、着脱タンクを着脱する際に使用される把手を利用して方向指示器を取付けたので、方向指示器の取付部材を別途設ける場合に比べ、部品点数及びコストの削減が図れる。
また、請求項3の発明によれば、着脱タンクの着脱時に接続/分離操作が要求される方向指示器のカプラを、着脱タンクのロックレバー近傍に配置したので、両者を離れた場所に配置する場合に比べ、タンク着脱時の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】コンバインの平面図である。
【図2】コンバインの右側面図である。
【図3】コンバインの左側面図である。
【図4】コンバインの正面図である。
【図5】コンバインの後面図である。
【図6】穀粒タンクを右前上方から見た分解斜視図である。
【図7】着脱タンクを左前上方から見た斜視図である。
【図8】着脱タンクの後面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図5において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別した穀粒を貯留する穀粒タンク4と、穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出する排出オーガ5と、側面視で脱穀部3及び穀粒タンク4の後方に配置され、脱穀済みの排稈を切断処理するカッタ6と、オペレータが乗車する操縦部7と、クローラ式の走行部8とを備えて構成されている。
【0009】
穀粒タンク4は、コンバイン1の右後部、つまり、脱穀部3の右側方で、かつ、操縦部7の後方に配置されている。脱穀部3と穀粒タンク4との間には、脱穀部3で選別された穀粒を揚上搬送する揚穀筒9が立設されており、揚穀筒9の上端部から排出される穀粒が、籾受入口4aを介して穀粒タンク4内に流入するようになっている。
【0010】
穀粒タンク4の底部には、図示しない横ラセンが前後方向に沿って配置されており、その回転駆動に応じて穀粒タンク4内の穀粒が後方に移送される。穀粒タンク4の後端部には、排出オーガ5の縦パイプ5aが連通し、さらに、縦パイプ5aの上端部には、旋回及び昇降可能な排出パイプ5bが連通している。そして、縦パイプ5aに内装される縦ラセン(図示せず)及び排出パイプ5bに内装される排出ラセン(図示せず)を前記横ラセンに連動して回転駆動させることにより、穀粒タンク4内の穀粒が縦パイプ5a及び排出パイプ5bを介して機外に排出されるようになっている。
【0011】
図6に示すように、穀粒タンク4は、機体側に固定される固定タンク11と、固定タンク11の上部に対して着脱自在に装着される着脱タンク12とで構成されている。このような穀粒タンク4を備えるコンバイン1では、着脱タンク12を取り外すことにより、固定タンク11の内部が開放されるので、固定タンク11内の清掃や点検が容易になるという利点がある。また、従来では、排出オーガ5の縦パイプ5aを回動中心として穀粒タンクを回動可能にしたコンバインも知られているが、着脱式の穀粒タンクは、回動式の穀粒タンクに比して、支持構造が簡略化されるという利点がある。尚、図1において、Cは固定タンク11の外側方を覆う着脱自在な着脱カバーである。
【0012】
着脱式の穀粒タンク4を備えるコンバイン1では、着脱タンク12の着脱作業性を考慮し、着脱タンク12に把手13、14を設けることが好ましい。把手13、14の個数は任意であるが、作業者が両手で着脱タンク12を持ち上げて着脱することを想定すれば、把手13、14は二個以上であることが好ましい。以下、二個の把手13、14を備える本実施形態の着脱タンク12について、図6〜図8を参照して説明する。
【0013】
第一の把手13は、着脱タンク12の後面部に設けられている。第一の把手13の握り部13aは、着脱タンク12の後端部から機体外側方に突出している。このようにすると、着脱タンク12の外側面部に把手を設ける場合に比べ、把手13の外側方への突出寸法を小さくできるので、走行に際して邪魔になる可能性を低減でき、また、着脱タンク12に対する把手13の取付部13bを穀粒タンク4の後面側に隠すことができるので、把手13による外観の低下も回避できる。
【0014】
第一の把手13の全体形状は任意であるが、本実施形態のように、後面視でコ字状とし、その上下両端部を取付部13bとすることが好ましい。このようにすると、着脱タンク12の後面部において、所定間隔を存して離間する上下の二箇所を把手13で連結することができるので、着脱タンク12を樹脂製とする場合に、把手13を利用して着脱タンク12の強度アップが図れる。
【0015】
また、第一の把手13の握り部13aも、形状や長さは任意に設定することが可能であるが、本実施形態のように、上下方向に長く形成することが好ましい。このようにすると、作業者の身長の大小に拘わらず、第一の把手13が握りやすいものとなる。
【0016】
第二の把手14は、着脱タンク12の前面部に設けられている。本実施形態では、着脱タンク12の前面部に第二の把手14を設けるにあたり、第二の把手14を、着脱タンク12の前面部における機体内側位置(左側端部)に配置している。このようにすると、図5に示すように、第一の把手13と第二の把手14が平面視で着脱タンク12の対角に位置することになるので、二つの把手13、14を握りつつ、着脱タンク12を抱き抱えるように持ち上げることができ、その結果、着脱タンク12の外側面部に上下一対の把手を備えるものに比べ、着脱タンク12を安定的に持ち上げることが可能になる。
【0017】
また、着脱タンク12の前面上部には、左右方向に沿う凸部12aが形成されており、この凸部12aの下側近傍に第二の把手14が配置されている。例えば、凸部12aの下部を前高後低状の傾斜面とし、該傾斜面に第二の把手14を取り付ける。このようにすると、着脱タンク12を持ち上げる際、第二の把手14を握っている側の腕に着脱タンク12の凸部12aが乗っかる状態になるので、着脱タンク12の荷重が把手13、14を握る手の部分だけでなく、腕にも分散されることになり、その結果、着脱タンク12をさらに持ち易くすることができる。
【0018】
図7に示すように、本実施形態の着脱タンク12は、固定タンク11に対して上下方向に抜き差し自在に連結されるだけでなく、ロック装置15を介して揚穀筒9に係脱自在となっている。つまり、着脱タンク12を着脱しないときは、ロック装置15を介して着脱タンク12を揚穀筒9に係合状に連結することにより、着脱タンク12を固定状態に保つ一方、着脱タンク12を着脱する際には、ロック装置15による係合を解除するようになっている。
【0019】
本実施形態のロック装置15は、揚穀筒9側に設けられる係合部材16と、着脱タンク12側に設けられるロックレバー17とを備えて構成されている。係合部材16は、ロックレバー17と係合可能な複数の係合片16aを有し、上方から係合されたロックレバー17の水平方向(左右方向)の動きを規制するようになっている。また、ロックレバー17は、着脱タンク12の左側面上端部に回動支軸17aを介して上下回動自在に取り付けられており、この上下回動操作により係合片16aに対する係脱が行われるようになっている。
【0020】
次に、本発明の実施形態に係る方向指示器18、19の取付構造について説明する。図1〜図5に示すように、コンバイン1には、左右一対の方向指示器18、19が設けられている。左右の方向指示器18、19は、いずれも前面及び後面に発光面を有しており、機体の前方及び後方から視認可能な位置に取付けられている。例えば、左用の方向指示器18は、脱穀部3における天板部3aの左端部に取付けることにより、機体の前方及び後方からの視認が可能となる。
【0021】
一方、右用の方向指示器19は、側面視で穀粒タンク4とカッタ6との間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板6aよりも上方外側方に位置するように穀粒タンク4の後面部に取付けられている。このようにすると、穀粒タンク4に、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器19を設けるものでありながら、方向指示器19を穀粒タンク4の後面部に設けることにより、穀粒タンク4の外側面に凹部を形成しなくても、方向指示器19が外側方に大きく突出することを回避できるだけでなく、方向指示器19のハーネス21が穀粒タンク4の外側面に露出することも回避できる。しかも、方向指示器19は、側面視で穀粒タンク4とカッタ6との間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板6aよりも上方外側方に位置するので、カッタ6の影響(例えば、カッタ天板6aの開放)を受けることなく良好な視認性を確保することができる。
【0022】
また、本実施形態では、穀粒タンク4の後面部に方向指示器19を設けるにあたり、着脱タンク12の後面部に設けられる第一の把手13を利用して方向指示器19を取付けている。例えば、第一の把手13の上端部に、上方に延出するブラケット20を一体的に溶着し、該ブラケット20の上端部に外側方に突出する姿勢で方向指示器19を取付ける。このようにすると、着脱タンク12を着脱する際に使用される把手13を利用して方向指示器19が取付けられるので、方向指示器19の取付部材を別途設ける場合に比べ、部品点数及びコストの削減が図れる。
【0023】
ところで、着脱タンク12に方向指示器19を設ける場合は、方向指示器19に接続されるハーネス21を、着脱タンク12側に設けられるタンク側ハーネス21a(着脱タンク12の後面及び内側面に沿って配索)と、機体側に設けられる機体側ハーネス21bと、両ハーネス21a、21bを接続/分離可能なカプラ21cとで構成し、着脱タンク12の着脱に際して両ハーネス21a、21bを接続/分離する必要がある。そこで、本実施形態では、図7に示すように、前述したロックレバー17の近傍にカプラ21cを配置した。このようにすると、着脱タンク12の着脱に際し、ロックレバー17の係脱操作と、カプラ21cの接続/分離操作を近くで行うことが可能になるので、両者を離れた場所に配置する場合に比べ、タンク着脱時の作業性を向上させることができる。尚、図中の22は、ハーネス21a、21bを係止するクランプである。
【0024】
叙述の如く構成された本実施形態によれば、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別された穀粒を貯留する穀粒タンク4と、側面視で穀粒タンク4の後方に配置され、脱穀済みの排稈を切断処理するカッタ6とを備えるコンバイン1であって、該コンバイン1に、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器19を設けるにあたり、該方向指示器19を、側面視で穀粒タンク4とカッタ6との間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板6aよりも上方外側方に位置するように穀粒タンク4の後面部に取付けたので、穀粒タンク4に、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器19を設けるものでありながら、方向指示器19を穀粒タンク4の後面部に設けたことにより、穀粒タンク4の外側面に凹部を形成しなくても、方向指示器19が外側方に大きく突出することを回避できるだけでなく、方向指示器19のハーネス21が穀粒タンク4の外側面に露出することも回避できる。しかも、方向指示器19は、側面視で穀粒タンク4とカッタ6との間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板6aよりも上方外側方に位置するので、カッタ6の影響(例えば、カッタ天板6aの開放)を受けることなく良好な視認性を確保することができる。
【0025】
また、穀粒タンク4は、機体側に固定される固定タンク11と、該固定タンク11の上部に対して着脱自在に装着される樹脂製の着脱タンク12とで構成されると共に、該着脱タンク12の後面部に、着脱時に使用される把手13を備え、該把手13に方向指示器19が取付けられるので、方向指示器19の取付部材を別途設ける場合に比べ、部品点数及びコストの削減が図れる。
【0026】
また、着脱タンク12を機体側に係脱可能で、着脱タンク12の着脱に際して操作されるロックレバー17と、方向指示器19に接続されるハーネス21とを備え、該ハーネス21を、着脱タンク12側に設けられるタンク側ハーネス21aと、機体側に設けられる機体側ハーネス21bと、両ハーネス21a、21bを接続/分離可能なカプラ21cとで構成すると共に、該カプラ21cをロックレバー17の近傍に配置したので、着脱タンク12の着脱に際し、ロックレバー17の係脱操作と、カプラ21cの接続/分離操作を近くで行うことが可能になり、その結果、両者を離れた場所に配置する場合に比べ、タンク着脱時の作業性を向上させることができる。
【符号の説明】
【0027】
1 コンバイン
2 前処理部
3 脱穀部
4 穀粒タンク
6 カッタ
6a カッタ天板
11 固定タンク
12 着脱タンク
13 第一の把手
17 ロックレバー
18 方向指示器
19 方向指示器
20 ブラケット
21 ハーネス
21a タンク側ハーネス
21b 機体側ハーネス
21c カプラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
茎稈を刈り取る前処理部と、
刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、
選別された穀粒を貯留する穀粒タンクと、
側面視で穀粒タンクの後方に配置され、脱穀済みの排稈を切断処理するカッタとを備えるコンバインであって、
該コンバインに、機体の前方及び後方から視認可能な方向指示器を設けるにあたり、該方向指示器を、側面視で穀粒タンクとカッタとの間に位置し、かつ、後面視でカッタ天板よりも上方外側方に位置するように穀粒タンクの後面部に取付けたことを特徴とするコンバインにおける方向指示器の取付構造。
【請求項2】
前記穀粒タンクは、機体側に固定される固定タンクと、該固定タンクの上部に対して着脱自在に装着される樹脂製の着脱タンクとで構成されると共に、該着脱タンクの後面部に、着脱時に使用される把手を備え、該把手に前記方向指示器が取付けられることを特徴とする請求項1記載のコンバインにおける方向指示器の取付構造。
【請求項3】
前記着脱タンクを機体側に係脱可能で、前記着脱タンクの着脱に際して操作されるロックレバーと、
前記方向指示器に接続されるハーネスとを備え、
該ハーネスを、
着脱タンク側に設けられるタンク側ハーネスと、
機体側に設けられる機体側ハーネスと、
両ハーネスを接続/分離可能なカプラとで構成すると共に、該カプラを前記ロックレバーの近傍に配置したことを特徴とする請求項2記載のコンバインにおける方向指示器の取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−92017(P2011−92017A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−246263(P2009−246263)
【出願日】平成21年10月27日(2009.10.27)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】