説明

作業機

【課題】 エンジン燃焼空気の供給構造や点検作業の簡素化や能率化を図ることができるようにし、しかもエンジンの塵埃吸引を回避することができるようにする。
【解決手段】 エンジンボンネット21を揺動開閉自在に設けている。エンジン3にエアクリーナ23を連通させる吸気路28に、吸気路28のエアクリーナ側部分28bとエンジン側部分28aとが連通した接続状態と、エアクリーナ側部分28bとエンジン側部分28aとが分離した分離状態とに切り換え自在な接続部29を設けてある。接続部29の分離状態への切り換わりを検出する分離検出手段40と、エンジン3の始動牽制を行う作用状態とエンジン3の始動を許容する解除状態とに切り換え自在なエンジン始動牽制手段とを備えている。分離検出手段40の非検出状態においてエンジン始動牽制手段が解除状態になり、分離検出手段40の検出状態にいてエンジン始動牽制手段42が作用状態になるよう分離検出手段40による検出情報を基にエンジ始動牽制手段を操作する制御手段を備えてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンボンネットを揺動開閉自在に設けた作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
上記した作業機として、従来、例えば特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1には、コンバインが記載されている。このコンバインでは、エンジンボンネットが、運転部開放軸芯まわりに揺動自在に支持されていて、自走機体の機体フレームの上側に位置した閉じ状態と、自走機体外に位置した開き状態とに切り換わる。
【0003】
【特許文献1】特開2007−37460号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンボンネットを揺動開閉自在に設けたものにおいて、エンジン用のエアクリーナをエンジンボンネットに支持させたり、あるいはエンジンボンネットの外部に設けたりすることがある。この場合、エンジンにエアクリーナを連通させる吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分とを分離や連通させる接続部を設けると、エンジン燃焼用空気の供給構造を簡素化することができる。また、点検や修理作業の簡素化や能率化を図ることができる。
つまり、吸気路をエンジンとエアクリーナとに接続したままにしてエンジンボンネットを揺動開閉できる融通を吸気路に備えさせると、その融通を現出する長さや屈伸性能を吸気路に備えさせる必要がある。吸気路がエンジンとエアクリーナとを短距離で接続するようにすると、エンジンボンネットを開放する際、吸気路をエンジンボンネット開放の障害にならないようにエンジンやエアクリーナから取り外す手間が必要にある。
これに対し、吸気路がエンジンとエアクリーナとを短距離で接続するようにしても、吸気路をエアクリーナ側部分とエンジン側部分とに分離させることができると、エアクリーナ側部分がエンジン側部分と分離してエンジンボンネットに付いて移動し、吸気路をエアクリーナとエンジンとに接続したままにしても、エンジンボンネットを開放することができる。
【0005】
このように吸気路をエアクリーナ側部分とエンジン側部分とに分離させてエンジンボンネットを開放された場合、エンジンは、駆動されると、エアクリーナを介さないで吸気してしまい、塵埃を吸引しやすくなる。
【0006】
本発明の目的は、エンジンの空気供給構造や点検作業の簡素化や能率化を図ることができ、しかもエンジンの塵埃吸引を回避することができる作業機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本第1発明は、エンジンボンネットを揺動開閉自在に設けた作業機において、
エンジンにエアクリーナを連通させる吸気路に、前記吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分とが連通した接続状態と、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分とが分離した分離状態とに切り換え自在な接続部を設け、
前記接続部の前記分離状態への切り換わりを検出する分離検出手段と、前記エンジンの始動牽制を行う作用状態と前記エンジンの始動を許容する解除状態とに切り換え自在なエンジン始動牽制手段とを備え、
前記分離検出手段の非検出状態において前記エンジン始動牽制手段が前記解除状態になり、前記分離検出手段の検出状態にいて前記エンジン始動牽制手段が前記作用状態になるよう前記分離検出手段による検出情報を基に前記エンジ始動牽制手段を操作する制御手段を備えてある。
【0008】
本第1発明の構成によると、エアクリーナとエンジンとを短距離の吸気路によって接続しても、エンジンボンネットを開放するに当たり、吸気路を接続部によってエアクリーナ側部分とエンジン側部分とに分離させ、吸気路をエアクリーナとエンジンとに接続したままにして開放することができる。
【0009】
また、本第1発明の構成によると、エンジンボンネットを開放した際、吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分との分離により、エンジンがエアクリーナを介さないで吸気する状態になる。しかし、分離検出手段が検出状態になっていて制御手段がエンジン始動牽制手段を作用状態に操作することにより、エンジンを駆動できない。
【0010】
これにより、短距離の吸気路を採用してエンジンの空気供給構造を簡素化できるものでありながら、吸気路のエンジン側部分とエアクリーナ側部分とを分離させるだけで操作簡単にエンジンボンネットを開放して点検や修理作業を能率よく行える作業機を得ることができる。
しかも、エンジンボンネットの開放状態でエンジンを駆動してしまい、エンジンが塵埃を吸引してしまう事態が発生しない高品質の作業機を得ることができる。
【0011】
本第2発明では、前記分離検出手段を、前記吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分との一方に設けたセンサ本体と、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分との他方に設けた検出対象体とを備えて構成してある。
【0012】
本第2発明の構成によると、センサ本体と検出対象体とを吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分とに振り分けて設けるだけでの簡単な構造で分離検出手段を得ることができる。
【0013】
これにより、エンジンの塵埃吸引を回避できるものでありながら、分離検出手段の面から安価に得ることができる。
【0014】
本第3発明では、前記センサ本体と前記検出対象体との一方を、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分とを止着する止着具に支持させてある。
【0015】
本第3発明の構成によると、吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分とを接続するよう止着具を取り付けられると、センサ本体または検出対象体が装着され、分離検出手段が装着状態になる。
【0016】
これにより、分離検出手段を構造簡単に得ることができながら、吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分との接続が行われた際の分離検出手段の装着漏れを回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する
図1は、本発明の実施例に係る作業機の側面図である。図2は、本発明の実施例に係る作業機の平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係る作業機は、クローラ式走行装置1によって自走するように構成され、かつ運転座席2を有した運転部と、運転座席2の下方に設けたエンジン3を有した原動部4とを備えられた走行機体を備え、この走行機体の機体フレーム5の前部に連結された刈取り部6と、前記機体フレーム5の後部側に走行機体横方向に並べて設けた脱穀装置7と穀粒タンク8とを備えている。
【0018】
この作業機は、稲、麦などを収穫する。
すなわち、刈取り部6は、刈取り部フレーム10が油圧シリンダ(図示せず)によって機体フレーム5に対して上下に揺動操作されることにより、刈取り部6の前端部に位置する分草具12が地面付近に下降した下降作業状態と、前記分草具12が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
刈取り部6を下降作業状態にして走行機体を走行させると、刈取り部6は、植立穀稈を分草具12によって引起し装置13に導入して引起し処理し、引起し処理される植立穀稈をバリカン形の刈取り装置14によって刈取り処理し、刈取り穀稈を供給搬送装置15によって走行機体後方向きに搬送して脱穀装置7の脱穀フィードチェーン(図示せず)に供給する。脱穀装置7は、脱穀フィードチェーンによって刈取り穀稈の株元側を後方向きに挟持搬送し、この搬送穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒タンク8は、脱穀装置7からの脱穀粒を回収して貯留する。
【0019】
図4は、前記運転部と前記原動部4との側面図である。図5は、前記原動部4の後面図である。これらの図に示すように、前記原動部4は、前記エンジン3を備える他、このエンジン3よりも走行機体横外側に位置したエンジン冷却ラジエータ20と、このエンジン冷却ラジエータ20及びエンジン3を覆うエンジンボンネット21と、このエンジンボンネット21の天板21aの上面側に運転座席2の後方に配置して設けたエヤクリーナボックス22と、このエヤクリーナボックス22の内部に設けたエンジン用のエアクリーナ23と、前記エヤクリーナボックス22の走行機体横方向での一端側の上方に配置したプレエアクリーナ24とを備えている。
【0020】
前記エンジンボンネット21は、前記天板21aを備える他、エンジン3の走行機体前方側に位置する前側板21bと、エンジン冷却ラジエータ20の走行機体横外側方に位置する横側壁21cとを備えて構成してある。このエンジンボンネット21は、前記天板21aで前記運転座席2を支持している。前記横側壁21cは、エンジン冷却風の吸気口25を備えている。前記エヤクリーナボックス22の走行機体横外側方の横側壁22aは、エンジンボンネット21の前記横側壁21cと一体成形されている。
【0021】
前記エアクリーナ23は、エンジンボンネット21の天板21aの上面側に設けたステー26に取り付けられており、このステー26を介してエンジンボンネット21に支持されている。前記プレエアクリーナ24は、エヤクリーナボックス22の周壁を貫通した吸気管27を介してエヤクリーナボックス22に支持されている。
【0022】
図5に示すように、前記プレエアクリーナ24の排気口24aは、前記吸気管27で成るプレ吸気路によって前記エアクリーナ23の吸気口23aに連通されている。前記エアクリーナ23の排気口23bは、エンジンボンネット21の天板21aを貫通した吸気管で成る吸気路28によってエンジン3の吸気部3aに連通される。
つまり、エンジン3は、エンジンボンネット外の空気をプレエアクリーナ24とエアクリーナ23とによって除塵処理された後に燃焼用空気として取り入れる。
【0023】
前記エンジンボンネット21は、この走行機体後方側の機体内側の角部の近くに配置した走行機体上下向きの開閉軸芯Pまわりに揺動開閉するよう機体フレーム3に枢支されている。図5に示すように、前記吸気路28は、エンジンボンネット21の内部の前記天板21aの近くに位置する部位に設けた接続部29を備えている。
【0024】
図3は、エンジンボンネット21の開き状態を示している。この図に示すように、エンジンボンネット21は、前記開閉軸芯Pまわりに走行機体横外側に向けて揺動操作されると、開き状態になる。すると、エンジンボンネット21は、走行機体に対して横向きの状態、すなわちエンジンボンネット21の前記横側壁21cが走行機体横方向に沿い、エンジンボンネット21の前端側が機体フレーム3から走行機体横外側に向かって突出した状態になり、エンジン3及びエンジン冷却ラジエータ20を点検、修理できるよう開放する。
【0025】
このとき、前記吸気路28をエンジン3に接続しているエンジン側部分28aと、エアクリーナ23に接続しているエアクリーナ側部分28bとに前記接続部29によって分離させておき、吸気路28をエンジンボンネット21の開放障害にならないようにしておく。穀粒タンク8を、これの後端側に配置した自走機体上下向きの軸芯まわりに走行機体横外側に開放し、エンジンボンネット21の開放障害にならないようにしておく。
【0026】
エンジンボンネット21を開いた際、運転部の床板30と前壁31と横壁32とが、エンジンボンネット21に付いて移動し、走行機体の走行ミッション(図示せず)が位置する部位と、刈取り部6の横側部とを開放する。
【0027】
図2は、エンジンボンネット21の閉じ状態を示している。この図に示すように、エンジンボンネット21は、前記開閉軸芯Pまわりに走行機体内側に向けて揺動操作されると、閉じ状態になる。すると、エンジンボンネット21は、走行機体前後向方向に沿った状態になり、エンジン3とエンジン冷却ラジエータ20とを覆う。このとき、運転部の床板30と前壁31と横壁32とが、エンジンボンネット21に付いて移動して機体フレーム5の上方に戻る。
【0028】
図6(a)は、前記吸気路28における前記接続部29の接続状態での側面図である。図7は、前記接続部29の接続状態での断面図である。これらの図に示すように、前記接続部29は、吸気路28のエンジン側部分28aの端部に設けた大径部28cが、エアクリーナ側部分28bの端部に外嵌され、前記大径部28cの外面側に装着した止着具33によって前記大径部28cが前記エアクリーナ側部分28bに止着されることにより、エンジン側部分28aとエアクリーナ側部分28bとを接続するよう接続状態になる。前記止着具33は、前記大径部28cをエアクリーナ側部分28bに締め付けによって止着する。
【0029】
図6(b)は、前記接続部29の分離状態での側面図である。この図に示すように、前記接続部29は、エンジン側部分28aの前記大径部28cがエアクリーナ側部分28bの端部から抜き外されることにより、エアクリーナ側部分28bがエンジンボンネット21に付いて移動するようエアクリーナ側部分28bとエンジン側部分28aとを分離させた分離状態になる。
【0030】
図6(a)に示す如く前記エアクリーナ側部分28bに設けたセンサ本体40aを有した分離検出手段40を接続部29に設けてある。図8に示すように、前記分離検出手段40を制御手段41に連係させ、この制御手段41にエンジン始動牽制手段42を連係させてある。
【0031】
図6(a)、図7に示すように、前記分離検出手段40は、前記センサ本体40aを備える他、前記止着具33に支持させることによって前記エンジン側部分28aに設けた検出対象体40bを備えて構成してある。
【0032】
前記センサ本体40aは、前記制御手段41にハーネス40cを介して連係された一対の端子本体をホルダーに内装して成る端子によって構成してある。前記検出対象体40bは、前記一対の端子本体を接続する接続線をホルダーに内装して成るカプラーによって構成してある。
【0033】
図6(b)は、前記分離検出手段40の検出状態を示している。この図に示すように、接続部29が分離状態に切り換えられると、端子とカプラーとの連結が解除されて一対の端子の接続が解除される。すると、センサ本体40aが検出対象体40bの検出を行わない。これにより、分離検出手段40は、接続部29の分離状態への切り換わりを検出した検出状態になり、この検出結果を制御手段41に出力する。
【0034】
図6(a)と図7とは、前記分離検出手段40の非検出状態を示している。これらの図に示すように、接続部29が接続状態に切り換えられると、端子とカプラーとが連結されて一対の端子が接続される。すると、センサ本体40aが検出対象体40bを検出する。これにより、分離検出手段40は、非検出状態になる。
【0035】
前記制御手段41は、マイクロコンピュータを利用して構成してあり、前記分離検出手段40が検出状態にあると、分離検出手段40による検出情報を基に、エンジン始動牽制手段42を作用状態に操作する。
前記制御手段41は、前記分離検出手段40が非検出状態にあると、分離検出手段40からの情報を基に、エンジン始動牽制手段42を解除状態に操作する。
【0036】
前記エンジン始動牽制手段42は、作用状態に操作されると、エンジン始動装置43に牽制作用し、エンジン始動装置43によるエンジン3の始動を不能にする。すなわち、エンジン始動装置43は、キースイッチがオン操作されても、エンジン始動モータを作動させない。
前記エンジン始動牽制手段42は、解除状態に操作されると、エンジン始動装置43に対する牽制作用を解除し、エンジン始動装置43によるエンジン3の始動を許容する。すなわち、エンジン始動装置40は、キースイッチがオン操作されると、エンジン始動モータを作動させる。
【0037】
つまり、エンジンボンネット21が閉じられた際、吸気路28のエアクリーナ側部分28bとエンジン側部分28aとを接続されることにより、エンジン3は、プレエアクリーナ24とエアクリーナ23とによる塵埃除去をされた燃焼用空気を吸引する。エンジンボンネット21が開放された際、吸気路28のエアクリーナ側部分28aとエンジン側部分28bとを分離されることにより、エンジン3は、が駆動されると、プレエアクリーナ24とエアクリーナ23とによる塵埃除去をされない燃焼用空気を吸引することになって空気と共に塵埃を吸引することがある。このため、制御手段41は、エンジンボンネット21が閉じられた際、エンジン始動牽制手段42を解除状態に切り換え操作してエンジン3の始動を可能にすることによってエンジン3を駆動できるようにし、エンジンボンネット21が開放された際、エンジン始動牽制手段42を作用状態に切り換え操作してエンジン3の始動を不能にすることによってエンジン3を駆動できなくする。
【0038】
〔別実施例〕
接続部29の分離状態を検出するのに、上記した実施例に替え、近接スイッチを利用した構成を採用しても、また、センサ本体40aをエンジン側部分28aに設け、検出対象体28bをエアクリーナ側部分20bに設ける構成を採用しても、本発明の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】作業機の側面図
【図2】作業機のエンジンボンネット閉じ状態での平面図
【図3】作業機のエンジンボンネット開き状態での平面図
【図4】運転部と原動部との側面図
【図5】原動部の後面図
【図6】(a)は、接続部の接続状態での側面図、(b)は、接続部の分離状態での側面図
【図7】接続部の接続状態での断面図
【図8】エンジン始動制御のブロック図
【符号の説明】
【0040】
3 エンジン
21 エンジンボンネット
23 エアクリーナ
28 吸気路
28a エンジン側部分
28b エアクリーナ側部分
29 接続部
33 止着具
40 分離検出手段
40a センサ本体
40b 検出対象体
41 制御手段
42 エンジン始動牽制手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンボンネットを揺動開閉自在に設けた作業機であって、
エンジンにエアクリーナを連通させる吸気路に、前記吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分とが連通した接続状態と、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分とが分離した分離状態とに切り換え自在な接続部を設け、
前記接続部の前記分離状態への切り換わりを検出する分離検出手段と、前記エンジンの始動牽制を行う作用状態と前記エンジンの始動を許容する解除状態とに切り換え自在なエンジン始動牽制手段とを備え、
前記分離検出手段の非検出状態において前記エンジン始動牽制手段が前記解除状態になり、前記分離検出手段の検出状態にいて前記エンジン始動牽制手段が前記作用状態になるよう前記分離検出手段による検出情報を基に前記エンジ始動牽制手段を操作する制御手段を備えてある作業機。
【請求項2】
前記分離検出手段を、前記吸気路のエアクリーナ側部分とエンジン側部分との一方に設けたセンサ本体と、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分との他方に設けた検出対象体とを備えて構成してある請求項1記載の作業機。
【請求項3】
前記センサ本体と前記検出対象体との一方を、前記エアクリーナ側部分と前記エンジン側部分とを止着する止着具に支持させてある請求項2記載の作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−79579(P2009−79579A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−251309(P2007−251309)
【出願日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】