説明

作業車の電気回路構造

【課題】 作業車の電気回路構造において、フラッシャユニットを使用して報知手段を間欠的に作動させるように構成する場合、耐久性の高い電気回路構造を得る。
【解決手段】 発電機19、フラッシャユニット24、報知手段26を備えて、発電機19にフラッシャユニット24と報知手段26とを並列的に接続する。所定状態の検出に基づいてフラッシャユニット24と報知手段26とを通電状態とする検出手段28,29を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用型田植機や農用トラクタ等の作業車において、所定状態の検出(例えば乗用型田植機において苗のせ台の苗が所定よりも少なくなった状態の検出)により、報知手段(例えば警告ランプや警告ブザー等)を作動させる為の電気回路構造に関する。
【背景技術】
【0002】
作業車の一例である乗用型田植機ではセルモータ、発電機、レギュレータ及びバッテリーを備え、エンジンで駆動される発電機からの電力をレギュレータにより12ボルトに電圧調整して、バッテリーに蓄電するように構成したものがある。これに対して廉価版の乗用型田植機では、セルモータ、レギュレータ及びバッテリーを備えずに、エンジンの始動用にリコイルスタータを備えたものがある。
【0003】
前述のようなリコイルスタータを備えた乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、エンジンで駆動される発電機(特許文献1の図18の101)に、警告ブザー(特許文献1の図18の114)(報知手段の一例)等を直列的に接続したものがある。これにより、例えば苗のせ台の苗が所定量よりも少なくなった状態が検出されると、スイッチ(特許文献1の図18の116)が入り操作されて、警告ブザーが通電状態となって作動する。
【0004】
【特許文献1】特開2004−49058号公報(図18)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
リコイルスタータを備えた乗用型田植機において、前述のような電気回路構造を備えた場合に報知手段を間欠的に作動させるように構成する際、フラッシャユニットを使用することになる。
本発明は作業車の電気回路構造において、フラッシャユニットを使用して報知手段を間欠的に作動させるように構成する場合、耐久性の高い電気回路構造を得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(構成)
本発明の第1特徴は作業車の電気回路構造において次のように構成することにある。
エンジンで駆動される発電機と、フラッシャユニットと、報知手段とを備えて、発電機にフラッシャユニットと報知手段とを並列的に接続する。所定状態の検出に基づいてフラッシャユニットと報知手段とを通電状態とする検出手段を備える。
【0007】
(作用)
フラッシャユニットは一般に熱線とバイメタルとを組み合わせた接点であり、ON状態(通電状態)が設定時間に亘って継続されると、発熱によるバイメタルの変位により自動的にOFF状態(遮断状態)となり、OFF状態(遮断状態)が設定時間に亘って継続されると、放熱によるバイメタルの変位により自動的にON(通電状態)となるのであり、自動的にON状態(通電状態)とOFF状態(遮断状態)とを繰り返す。
【0008】
本発明の第1特徴によると、所定状態の検出に基づいてフラッシャユニットと報知手段とが通電状態になった場合において、フラッシャユニットがOFF状態(遮断状態)になると、電流が主に報知手段を流れて、報知手段が正常に作動し、フラッシャユニットがON状態(通電状態)になると、電流が主にフラッシャユニットを流れて、報知手段は作動を略停止する。このようにフラッシャユニットがON状態(通電状態)とOFF状態(遮断状態)とを繰り返すことによって、報知手段が作動及び停止状態を繰り返す(報知手段が間欠的に作動する)。
この場合、報知手段の作動状態において、フラッシャユニット及び報知手段の端子間電圧は報知手段の調圧機能で略定電圧化されるので、フラッシャユニットに過大な電圧が印加されない。
【0009】
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、作業車の電気回路構造において、フラッシャユニットを使用して報知手段を間欠的に作動させるように構成する場合、フラッシャユニットに過大な電圧が印加されないように構成することができ、過大な電圧の印加によるフラッシャユニットの破損を防止することができるようになって、電気回路構造の耐久性を向上させることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体の前部に、エンジン3及びミッションケース4が備えられ、機体の後部に四連リンク式のリンク機構5が油圧シリンダ6により昇降駆動自在に連結されており、リンク機構5に苗植付装置7が支持されて、作業車の一例である乗用型田植機が構成されている。
【0011】
図1に示すように、苗植付装置7は、伝動ケース8、伝動ケース8の右及び左側に回転駆動自在に支持された回転ケース9、回転ケース9の両端に備えられた一対の植付アーム10、接地フロート11及び苗のせ台12等を備えて構成されている。これにより、苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース9が回転駆動され、苗のせ台12の下部から植付アーム10が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
【0012】
図1に示すように、透明樹脂製で肥料を貯留するホッパー14、ホッパー14から肥料を繰り出す繰り出し部15及びブロア16が、運転座席13の後側に備えられており、接地フロート11に備えられた作溝器17と繰り出し部15とに亘って、ホース18が接続されている。これにより、苗の植え付けに伴ってホッパー14の肥料が繰り出し部15によって繰り出され、肥料がブロア16からの風によりホース18を介して作溝器17に供給されるのであり、作溝器17によって田面に形成された溝に肥料が供給される。
【0013】
次に、電気回路構造について説明する。
図2に示すように、エンジン3によって駆動される直流式の発電機19(ダイナモ)が備えられており、セルモータ(図示せず)、レギュレータ(図示せず)及びバッテリー(図示せず)は備えられておらず、エンジン3の始動用のリコイルスタータ(図示せず)が備えられている。
【0014】
図2に示すように、配線ユニット20が備えられており、発電機19、エンジン3を覆うボンネット21(図1参照)に備えられた右及び左のヘッドランプ22、メインスイッチ23、フラッシャユニット24、センターマスコット25(図1参照)に内装された警報ランプ26(報知手段に相当)、植付スイッチ27、苗のせ台12の4つの苗のせ面の各々に備えられた苗残量センサー28(検出手段に相当)、ホッパー14の内部の右側部及び左側部に備えられた肥料残量センサー29(検出手段に相当)、クラッチスイッチ30(セーフティースイッチ)、始動制御装置31(セーフティーユニット)及び点火装置32(イグナイタ)が、配線ユニット20に接続されている。
【0015】
図1に示すように、配線ユニット20の内部において、発電機19がエンジン3にアースされる接地部41に接続され、発電機19に接続された配線33に右及び左のヘッドランプ22が並列的に接続されており、右及び左のヘッドランプ22と直列的に、配線33がメインスイッチ23の点灯端子23aに接続されている。メインスイッチ23の始動端子23bと始動制御装置31とが配線34を介して接続され、メインスイッチ23が配線35を介して機体にアースされる接地部36に接続されており、機体にアースされる接地部37が始動制御装置31に備えられて、点火プラグ(図示せず)を点火する点火装置32と始動制御装置31とが配線38を介して接続されている。
【0016】
図2に示すように、停止ペダル39が備えられており、停止ペダル39を踏み操作すると、エンジン3の動力をミッションケース4に伝達する主クラッチ(図示せず)が遮断状態に操作されて、前輪1及び後輪2に制動を掛けるブレーキ(図示せず)が制動側に操作され、停止ペダル39を戻し操作すると、主クラッチが伝動状態に操作されて、ブレーキが解除側に操作される。クラッチスイッチ30と始動制御装置31とが配線40を介して接続されており、停止ペダル39によりクラッチスイッチ30が操作されるように構成されている。
【0017】
これにより、図2に示すように、メインスイッチ23の接触子を始動端子23bの位置に操作し、停止ペダル39を踏み操作した状態で、リコイルスタータを引き操作することにより、始動制御装置31により点火装置32が作動して、エンジン3を始動させることができるのであり、エンジン3の始動後は停止ペダル39を戻し操作してもよい。メインスイッチ23の接触子を始動端子23bの位置に操作していても、停止ペダル39を戻し操作した状態で、リコイルスタータを引き操作しても、始動制御装置31により点火装置32は作動せず、エンジン3を始動させることはできない。
【0018】
図2に示すように、エンジン3の始動後に、メインスイッチ23の接触子を点灯端子23aの位置に操作することにより、右及び左のヘッドランプ22を点灯させることができる。この場合、エンジン3の回転数が上昇すると、発電機19の発電量が大きくなって、右及び左のヘッドランプ22が明るくなり、エンジン3の回転数が低下すると、発電機19の発電量が小さくなって、右及び左のヘッドランプ22が暗くなる。
【0019】
図2に示すように、配線ユニット20の内部において、配線33から並列的に配線42が分岐し、配線42から配線43,44が並列的に分岐されており、配線43がフラッシャユニット24に接続され、配線44が警報ランプ26に接続されている。フラッシャユニット24は熱線とバイメタルとを組み合わせた接点であり、ON状態(通電状態)が設定時間に亘って継続されると、発熱によるバイメタルの変位により自動的にOFF状態(遮断状態)となり、OFF状態(遮断状態)が設定時間に亘って継続されると、放熱によるバイメタルの変位により自動的にON(通電状態)となるのであり、自動的にON状態(通電状態)とOFF状態(遮断状態)とを繰り返す。
【0020】
図2に示すように、配線ユニット20の内部において、配線43,44が合流した配線45に植付スイッチ27が接続されており、植付スイッチ27に苗残量センサー28及び肥料残量センサー29が並列的に接続されている。苗残量センサー28及び肥料残量センサー29は通常はOFF状態であり、苗のせ台12の苗のせ面の苗が所定量よりも少なくなると、苗残量センサー28がON状態となるのであり、ホッパー14の肥料が所定量よりも少なくなると、肥料残量センサー29がON状態となる。
【0021】
図2に示すように、運転座席13の右横側に昇降レバー46(上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在)が備えられており、昇降レバー46と植付スイッチ27とが連係されている。昇降レバー46を上昇位置に操作すると、苗植付装置7に動力を伝達する植付クラッチ(図示せず)が遮断状態に操作された状態で、油圧シリンダ6により苗植付装置7が上昇駆動されて、植付スイッチ27がOFF状態に操作され、昇降レバー46を中立位置に操作すると、植付クラッチが遮断状態に操作された状態で、油圧シリンダ6が停止して、植付スイッチ27がOFF状態に操作される。
【0022】
図2に示すように、昇降レバー46を下降位置に操作すると、植付クラッチが遮断状態に操作された状態で、油圧シリンダ6により苗植付装置7が下降駆動されて、植付スイッチ27がOFF状態に操作され、接地フロート11が田面に接地すると自動昇降制御が開始される(田面から苗植付装置7までの高さが設定値に維持されるように、油圧シリンダ6により苗植付装置7が自動的に昇降駆動される)。昇降レバー46を植付位置に操作すると、自動昇降制御が行われた状態で、植付クラッチが伝動状態に操作されて、苗植付装置7による苗の植え付けが開始されるのであり、植付スイッチ27がON状態に操作される。
【0023】
これにより図2に示すように、昇降レバー46を植付位置に操作した状態(植付スイッチ27がON状態に操作された状態)において、苗のせ台12の何れかの苗のせ面の苗が所定量よりも少なくなったり、ホッパー14の肥料が所定量よりも少なくなったりして、苗残量センサー28又は肥料残量センサー29がON状態になったとする。
この状態において、フラッシャユニット24がOFF状態(遮断状態)になると、配線42の電流が主に警報ランプ26を流れて、警報ランプ26が点灯する。この場合に、フラッシャユニット24及び警報ランプ26の端子間電圧は、警報ランプ26の調圧機能で略定電圧化されるので、フラッシャユニット24に過大な電圧が印加されない。フラッシャユニット24がON状態(通電状態)になると、配線42の電流が主にフラッシャユニット24を流れて、警報ランプ26が消灯する(又は暗くなる)。
このようにフラッシャユニット24がON状態(通電状態)とOFF状態(遮断状態)とを繰り返すことによって、警報ランプ26が点灯及び消灯状態を繰り返す(点滅する)(警報ランプ26が間欠的に作動する)。
【0024】
以上のように、昇降レバー46を植付位置に操作した状態(植付スイッチ27がON状態に操作された状態)において、苗残量センサー28又は肥料残量センサー29がON状態になると、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態となって、苗のせ台12の何れかの苗のせ面の苗が所定量よりも少なくなったこと、又はホッパー14の肥料が所定量よりも少なくなったことが、作業者に報知される。
【0025】
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]の図2に代えて、図3に示すように構成してもよい。
図3において、フラッシャユニット24と警報ランプ26とが並列的に接続されるのに加えて、警報ブザー47(報知手段に相当)が並列的に接続されており、苗残量センサー28及び肥料残量センサー29に加えて、警報停止リレースイッチ48、苗残量リレースイッチ49、肥料残量リレースイッチ50及び停止スイッチ51が備えられている。
【0026】
これにより、図3及び図4に示すように、停止スイッチ51のOFF状態において、苗残量センサー28及び肥料残量センサー29がOFF状態(苗のせ台12の苗のせ面の苗が所定量よりも多く、ホッパー14の肥料が所定量よりも多い状態)であると、警報ランプ26及び警報ブザー29は停止状態となる(状態1参照)。停止スイッチ51のOFF状態において、苗残量センサー28及び肥料残量センサー29のうちの一方がON状態で他方がOFF状態(苗のせ台12の苗のせ面の苗が所定量よりも少ないか、又はホッパー14の肥料が所定量よりも少ない状態)になると、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態(作動状態)となり、警報ブザー47が間欠的に作動する(作動状態)(状態2参照)。
【0027】
図3及び図4に示すように、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅し(作動状態)、警報ブザー47が間欠的に作動する状態(作動状態)(状態2参照)において、停止スイッチ51を押し操作すると(ON状態)、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態(作動状態)を維持しながら、警報ブザー47が停止状態となるのであり(状態3参照)、この後に停止スイッチ51を戻し操作しても(OFF状態)、警報ブザー47の停止状態が維持される(状態4参照)。
【0028】
次に図3及び図4に示すように、停止スイッチ51のOFF状態において、苗残量センサー28及び肥料残量センサー29のうちの一方がON状態で他方がOFF状態(状態4参照)から、苗残量センサー28及び肥料残量センサー29の両方がON状態(苗のせ台12の苗のせ面の苗が所定量よりも少なく、且つ、ホッパー14の肥料が所定量よりも少ない状態)になると、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態(作動状態)で、警報ブザー47が間欠的に作動する(作動状態)(状態5参照)。
【0029】
[発明の実施の第2別形態]
図1に示すように、ホッパー14、繰り出し部15及びブロア16を運転座席13の後側に備えるミッドマウント型式に対して、ホッパー14及び繰り出し部15(ブロア16は使用しない)を苗のせ台12の後方(図1の紙面右方)で伝動ケース8に支持させたリヤマウント型式の場合(ホッパー14及び繰り出し部15、作溝器17、ホース18を、オプションでリヤマウント型式として装着する場合)、前述の[発明を実施するための最良の形態]の図2、及び[発明の実施の第1別形態]の図3に代えて、図5に示すように構成してもよい。
【0030】
図5に示すように、エンジン3によって駆動される交流式の発電機52(オルタネータ)が備えられており、発電機52に接続された配線53にヘッドランプ22及びヘッドランプスイッチ54が接続されている。配線53に並列的に接続された配線55に、フラッシャユニット24及び警報ランプ26が並列的に接続されており、昇降レバー46を植付位置に操作するとON状態に操作される植付スイッチ27及び苗残量センサー28が、フラッシャユニット24及び警報ランプ26に接続されている。以上のようにして、交流回路が構成されている。
【0031】
図5に示すように、交流回路から配線56,57が延出されており、苗残量センサー28の一つを加えて構成されるリレースイッチ58が配線56に直列的に接続され、肥料残量センサー29及び肥料詰まりセンサー59(検出手段に相当)が並列的に接続されている。肥料詰まりセンサー59は作溝器17での肥料の詰まりを検出するものであり、肥料詰まりセンサー59は通常はOFF状態で、作溝器17での肥料の詰まりが発生すると、肥料詰まりセンサー59がON状態となる。以上のようにして、配線56,57、リレースイッチ58、肥料残量センサー29及び肥料詰まりセンサー59等により直流回路が構成されている。
【0032】
これにより、図5に示すように、昇降レバー46を植付位置に操作した状態(植付スイッチ27がON状態に操作された状態)において、苗のせ台12の何れかの苗のせ面の苗が所定量よりも少なくなり、苗残量センサー28がON状態になった場合、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態となる。
次に昇降レバー46を植付位置に操作した状態(植付スイッチ27がON状態に操作された状態)において、ホッパー14の肥料が所定量よりも少なくなったり、作溝器17での肥料の詰まりが発生して、肥料残量センサー29又は肥料詰まりセンサー59がON状態になると、リレースイッチ58により苗残量センサー28の一つがON状態に操作されて、フラッシャユニット24により警報ランプ26が点滅する状態となる。
【0033】
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]の図2及び図3において、直流式の発電機19に代えて交流式の発電機19を使用してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]の図2において、警報ランプ26に代えて警報ブザー47を使用してもよく、警報ランプ26及び警報ブザー47の両方を使用してもよい。
【0034】
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]の図2,3,5の構成を、ウィンカー(報知手段に相当)(図示せず)に対して使用してもよい(警報ランプ26及び警報ブザー47に代えて、ウィンカーを使用する)。
本発明は乗用型田植機ばかりではなく、乗用型直播機や農用トラクタ、コンバイン、建設機械等の作業車において使用される報知手段に対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】電気回路構造を示す図
【図3】発明の実施の第1別形態の電気回路構造を示す図
【図4】発明の実施の第1別形態の電気回路構造の作動状態を示す図
【図5】発明の実施の第2別形態の電気回路構造を示す図
【符号の説明】
【0036】
3 エンジン
19,52 発電機
24 フラッシャユニット
26,47 報知手段
28,29,59 検出手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンで駆動される発電機と、フラッシャユニットと、報知手段とを備えて、前記発電機にフラッシャユニットと報知手段とを並列的に接続すると共に、
所定状態の検出に基づいて前記フラッシャユニットと報知手段とを通電状態とする検出手段を備えてある作業車の電気回路構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−89472(P2007−89472A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−282797(P2005−282797)
【出願日】平成17年9月28日(2005.9.28)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】