説明

合成樹脂製のラベル容器及び、その成形方法

【課題】容器表面の外観をくすませることなく、立体感のある装飾を再現することができる合成樹脂製の装飾容器を提供する。
【解決手段】コンパクト容器1は、その上蓋2aが、透明又は半透明のPET樹脂からなるフィルム層11と、このフィルム層11を透して立体感のある装飾Dとして現れる装飾層12と、フィルム層11の裏面11fを覆い、装飾Dの背景としてフィルム層11を透して目視される光輝度加飾層13と、この光輝度加飾層13の裏面を覆う保護層14との四層構造からなるラベル10に、インサート成形により、接着層Adを介して上蓋2aの外形を構成する基部2aを設けてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の表面に、インサート成形したラベルを備える合成樹脂製のラベル容器及び、その成形方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の合成樹脂製容器には、容器と共にその表面にエンボス等の立体形状を一体に成形することにより、容器の表面に美しい装飾を施したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平8-301256号公報
【0003】
また、他の従来容器には、合成樹脂製の容器基部の表面に、エンボス加工を施した表面層を設けることにより、容器の表面に立体的な形状からなる装飾を施したものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【特許文献2】特開2003-72783号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、エンボス等の凹凸模様を施した表面層を用いて容器の装飾を行う場合、この表面層をラベルとして金型内に配し、表面に凹凸模様を現出させた合成樹脂製容器をインサート成形することができる。
【0005】
しかしながら、凹凸模様を施したラベルを用いて合成樹脂製容器をインサート成形する場合、ラベルに加工した凹凸模様が成形樹脂の射出圧(負荷)により潰れてしまい、所望する形状が得られないという問題がある。
【0006】
これに対し、成形樹脂からの負荷による多少の凹凸潰れを考慮して予め表面層のエンボス高さを高く形成しておくことも考えられるが、この場合、表面層の肉厚が厚くなってしまい、光の透過性が悪く、厚みの分だけ、くすんだ外観となってしまうという新たな問題が発生した。
【0007】
本発明の解決しようとする課題は、上述した事実に鑑みてなされたものであり、容器表面の外観をくすませることなく、立体感のある装飾を再現することができる合成樹脂製のラベル容器及び、その成形方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、容器の表面に、インサート成形したラベルを備える合成樹脂製のラベル容器であって、前記ラベルは、透明又は半透明の膜からなりラベルの最外層を形成する表面層と、この表面層を透して立体感のある装飾として現れる装飾層との少なくとも二層を有し、前記表面層が容器の外表面を形成する立体装飾ラベルであることを特徴とするものである。
【0009】
ここで、立体装飾ラベルは、容器の少なくとも一部に設けられていればよい。また、装飾層の構成は、後述の光輝度加飾層と同じ構成とすることができる。
【0010】
本発明において、前記立体装飾ラベルは、前記表面層の裏面に設けられ当該表面層を透して前記装飾の背景として現れる前記表面層の裏面に光輝度加飾層を有することが好ましい。この場合、前記光輝度加飾層は、印刷又は蒸着によりなることが好ましい。
【0011】
更に、本発明において、前記光輝度加飾層は複数の金属粉末粒子を含み、当該金属粉末粒子それぞれを前記表面層に対して向きを同じく配列してなることが好ましい。特に、この場合、金属粉末粒子として主に用いられるアルミニウム粉末の粒子径が5〜20μmであるため、前記光輝度加飾層は、その厚みが2μm以上、10μm以下であることが好ましい。
【0012】
加えて、前記立体装飾ラベルは、容器の外形を構成する基部との間に保護層を備えることが好ましい。この場合、前記保護層は、前記立体装飾ラベルとして一体に構成しても、前記立体装飾ラベルと別体に構成してもよい。
【0013】
更に本発明は、透明又は半透明の膜からなりラベルの最外層を形成する表面層と、この表面層を透して立体感のある装飾として現れる装飾層との少なくとも二層を有する立体装飾ラベルを金型内に配し、この立体装飾ラベルに向かってゲートから成形樹脂を射出することにより、立体感のある装飾が外表面に現れる合成樹脂製のラベル容器をインサート成形するにあたり、前記立体装飾ラベルと成形樹脂との間に保護層を設け、この保護層をゲート側向けて金型内に配置してインサート成形することを特徴とするものである。なお、本発明方法において、前記保護層は、前記立体装飾ラベルの一部として構成しても、立体装飾ラベルの裏面に設けてもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、インサート成形した立体装飾ラベルの装飾層が透明又は半透明な表面層を透して立体感のある装飾として現れるため、従来の如く、凹凸を設けたラベルを用いてインサート成形することにより容器の表面に立体感を表現する必要がない。このため、従来の如く、成形樹脂からの負荷による凹凸潰れを回避すべく表面層の厚みを増加させる必要がないから、当該表面層の厚さを薄くできることにより、容器表面の外観をくすませることなく、立体感のある装飾を再現することができる。
【0015】
特に、本発明によれば、容器表面の外観がくすまないため、立体装飾ラベルが前記表面層の裏面に設けられ当該表面層を透して前記装飾の背景として現れる光輝度加飾層を有するものである場合、容器を外側から眺めたときの光輝度加飾層による輝きを失わせることがない。また、この場合、光輝度加飾層は、印刷又は蒸着により形成することができる。
【0016】
更に、光輝度加飾層は複数の金属粉末粒子を含み、当該金属粉末粒子それぞれを表面層に対して向きを同じく配列すれば、金属粉末粒子が光輝度加飾層内で乱反射することなく、立体装飾ラベルで均等に輝いてよりよい美観を奏する。特に、この場合、金属粉末粒子として主に用いられるアルミニウム粉末の粒子径が5〜20μmであることから、光輝度加飾層の厚みをアルミニウム粉末の最大粒子径20μmよりも小さい 2μm以上、10μm以下にすれば、個々の金属粉末粒子が表面層に対して向きを同じく配列されるため、均等な輝きによるよりよい美観を奏するラベル容器の量産が容易になる。
【0017】
加えて、本発明容器は、立体装飾ラベルと、容器の外形を構成する基部との間に保護層を備えれば、インサート成形時において、射出された樹脂によりラベルの装飾層がずれたり流れたりしないため、ラベルの加飾部分にムラのない見栄えの良いラベル容器になる。
【0018】
更に本発明は、立体感のある装飾が外表面に現れる合成樹脂製のラベル容器をインサート成形するにあたり、透明又は半透明の膜からなりラベルの最外層を形成する表面層と、この表面層を透して立体感のある装飾として現れる装飾層との少なくとも二層を有する立体装飾ラベルを金型内に配し、この立体装飾ラベルに向かってゲートから成形樹脂を射出するときは、立体装飾ラベルが成形樹脂と接触する部分に保護層を設け、この保護層をゲート側向けて金型内に配置してインサート成形する。かかる構成によれば、成形樹脂によりラベルの装飾層がずれたり流れたりしないため、ラベルの加飾部分にムラのない見栄えの良いラベル容器を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して、本発明である合成樹脂製のラベル容器の一形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一形態であるコンパクト容器1を示す斜視図であり、図2は、図1の線分A−Aにおける縦断面図である。
【0021】
コンパクト容器1は、図1に示す如く、蓋体2と容器本体3とをヒンジ4を介して開閉可能に連結したものである。蓋体2は、図2に示す如く、AS(アクリロニトリルスチレン共重合樹脂)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PP(ポリプロピレン)樹脂等からなり、上蓋2の外形を構成する基部2aの外表面に、接着層Adを介して立体装飾ラベル10を備え、この立体装飾ラベル10を上蓋2の最外層とするものである。
【0022】
図2において、符号11は、透明又は半透明のPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂の薄膜からなり立体装飾ラベル10の最外層を形成するフィルム層(表面層)である。このフィルム層11は、上蓋2の外表面を形成する平坦な外表面11aを有する。
【0023】
符号12は、透明又は着色したインキ又はフィルムからなり、フィルム層11の裏面11bに接合して文字、図形や記号等の装飾Dを構成する装飾層である。装飾Dは、上蓋2をフィルム層11から眺めたときに、フィルム層11を透して立体感のある装飾として現れる。なお、本形態における装飾Dは、図1に示す如く、小さな丸模様の周りに5つの大きな丸模様を同心円状に配した形状として例示してあり、本形態に係る着色インキ又はフィルムには、金属色を含むものとする。
【0024】
符号13は、粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末Pを90%以上含み、このアルミニウム粉末Pと、アセチルブチルセルロース(CAB)等の結合剤とを重量比50:10〜10:30の割合で混合し、このアルミニウム粉末Pと結合剤との合計重量に対して5〜15倍のイソホロン等を稀釈溶剤とした光輝度インキを用い、フィルム層11の裏面11bにスクリーン印刷等で印刷した光輝度加飾層である。光輝度加飾層13も、上蓋2をフィルム層11から眺めたときに、このフィルム層11を透して金属光沢のある、装飾Dの背景として現れる。なお、光輝度加飾層13の金属光沢を印刷以外で発揮させる場合は、フィルム層11の裏面11bに、アルミニウム粉末粒子Pを蒸着させてもよい。
【0025】
符号14は、光輝度加飾層13の裏面を覆う保護層14である。この保護層14は、装飾層12により生じた光輝度加飾層13の段差を埋め、基部2aと向き合う裏面14fが平坦に構成されている。即ち、本形態に係る立体装飾ラベル10は、フィルム層11、装飾層12、光輝度加飾層13及び保護層14の四層からなる。なお、保護層14は、図2に示す如く、立体装飾ラベル10と一体に構成しても、立体装飾ラベル10と別体に構成してもよいが、本形態では、立体装飾ラベル10の裏面として当該ラベル10と一体に構成している。
【0026】
かかる構成によれば、上蓋2を外から眺めたとき、装飾層12がフィルム層11を透して金属光沢のある光輝度加飾層13の表面を背景に立体感のある装飾Dとして現れるため、従来の如く、凹凸を設けたラベルを用いてインサート成形することにより上蓋2の表面に立体感を表現する必要がない。このため、従来の如く、成形樹脂からの負荷による凹凸潰れを回避すべくフィルム層11の厚みを増加させる必要がないから、フィルム層11の厚さを薄くできることにより、上蓋2表面の外観をくすませることなく、立体感のある装飾を再現することができる。
【0027】
特に、本形態の如く、立体装飾ラベル10がフィルム層11の裏面11bに設けられ当該表面層11を透して装飾Dの背景として現れる光輝度加飾層13を有するものである場合、上蓋2表面の外観がくすまないため、上蓋2をフィルム層11から眺めたときの光輝度加飾層13による輝きを失わせることがない。また、本形態の如く、光輝度加飾層13は、印刷又は蒸着により形成することができる。
【0028】
ここで、図3に示す如く、アルミニウム粉末粒子Pがそれぞれ、フィルム層11に対して向きをバラバラに配列してなる場合、フィルム層11から入った光は、アルミニウム粉末粒子Pでバラバラの向きに反射される。
【0029】
これに対し、本形態に係る光輝度加飾層13は、図2に示す如く、アルミニウム粉末粒子Pそれぞれをフィルム層11に対して向きを同じく配列してなる。
【0030】
かかる構成によれば、アルミニウム粉末粒子Pが光輝度加飾層13内で乱反射することなく、立体装飾ラベル10で均等に輝いてよりよい美観を奏する。特に、この場合、アルミニウム粉末の粒子径dは平均5〜20μmであることから、光輝度加飾層13の厚みcをアルミニウム粉末の最大粒子径dmax=20μmよりも小さい 2μm以上、10μm以下(2μm≦c≦10μm)にすれば、個々のアルミニウム粉末粒子Pがフィルム層11に対して向きを同じく配列されるため、均等な輝きよるよりよい美観を奏する上蓋2の量産が容易になる。
【0031】
ここで、図4を参照して、上蓋2の成形方法を例示する。
【0032】
上蓋2は、図4(a)に示す如く、立体装飾ラベル10を用いてインサート成形される。具体的は先ず、立体装飾ラベル10を金型M1内に、フィルム層11が金型M1に接するように配し、金型M2で金型M1を閉じる。次に、金型M1,M2の間に形成された空間に、ゲートG1からAS,ABS,PP樹脂等の成形樹脂を流し込む。そして、成形樹脂の冷却が完了した後、金型M1,M2から取り外す。
【0033】
これにより、立体装飾ラベル10の裏面(本形態では、接着層Adの裏面)10fに、接着層Adを介して基部2aが一体に成形される。なお、接着層Adは、成形樹脂と保護層14との物性に応じて省略することができる。更には、図示はしないが、装飾層12や光輝度加飾層13を更に確実に保護するため、保護層14の成形樹脂側面に更にフィルムを配する構成も採用することができる。
【0034】
ところで、このとき、図4(a)に示すように、立体装飾ラベル10と並列配置したゲートG1の位置から成形樹脂を射出すれば、成形樹脂は立体装飾ラベル10の裏面に沿って流れるため、装飾層12や光輝度加飾層13が流れたり、ずれたりしないため、好適である。
【0035】
しかし、上蓋2が曲面で構成される等の理由により、例えば、ゲートG2から立体装飾ラベル10の裏面に向かって入射角が形成される状態で成形樹脂を射出しなければならないこともある。この場合、立体装飾ラベル10の裏面に成形樹脂が直接射出されるため、保護層14が存在しないと、図4(b)に示す如く、装飾層12や光輝度加飾層13が流れたり、ずれたりしてしまう。
【0036】
このため、コンパクト容器1をインサート成形するにあたり、立体装飾ラベル10を金型M1内に配し、この立体装飾ラベル10の裏面に向かってゲートG2から成形樹脂を射出するときは、図4(a)に示すように、立体装飾ラベルが成形樹脂と接触する部分に保護層14を設け、この保護層14をゲートG2側向けて金型M1,M2内に配置してインサート成形する。かかる構成によれば、成形樹脂によりラベル10の装飾層12や光輝度加飾層13がずれたり流れたりしないため、ラベルの加飾部分にムラのない見栄えの良い上蓋2を提供することができる。
【0037】
なお、本形態において、保護層14は、装飾層12や光輝度加飾層13全面にわたって設けられているが、装飾層12や光輝度加飾層13に流れやずれを生じさせやすい少なくともゲートG2の射出口位置に設けられていればよい。また、保護層14は、立体装飾ラベル10の一部として構成しても、立体装飾ラベル10の裏面に設けてもよい。
【0038】
上述したところは、本発明の好適な形態の一例を示したに過ぎず、特許請求の範囲内において、様々な変更を加えることができる。例えば、装飾層12を、光輝度加飾層13と同様の光輝度インクを用いて印刷する等、装飾層12と光輝度加飾層13とを同一の構成とし、装飾層12が光輝度加飾層13と同様の金属光沢を放つようにしてもよい。また、立体装飾ラベル10は、上蓋2の一部に設けているが、上蓋2の全面に設けてもよい。更に、上蓋2のみならず、容器本体3を立体装飾ラベル10でインサート成形してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、コンパクト容器に限らず、ボトルや広口壜などの容器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一形態である立体感のある装飾が施されたコンパクト容器を示す斜視図である。
【図2】図1の線分A−Aにおける縦断面図である。
【図3】同形態における光輝度加飾層内に含まれたアルミニウム粉末粒子の配列を説明する要部断面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ、同形態の上蓋をインサート成形する方法を例示する模式断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 コンパクト容器
2 上蓋
3 容器本体
4 ヒンジ
10 立体装飾ラベル
11 フィルム層(表面層)
12 装飾層
13 光輝度加飾層
14 保護層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器の表面に、インサート成形したラベルを備える合成樹脂製のラベル容器であって、
前記ラベルは、透明又は半透明の膜からなりラベルの最外層を形成する表面層と、この表面層の裏面に設けられ当該表面層を透して立体感のある装飾として現れる装飾層との少なくとも二層を有し、前記表面層が容器の外表面を形成する立体装飾ラベルであることを特徴とする合成樹脂製のラベル容器。
【請求項2】
前記立体装飾ラベルは、前記表面層の裏面に設けられ当該表面層を透して前記装飾の背景として現れる光輝度加飾層を有することを特徴とする請求項1に記載のラベル容器。
【請求項3】
前記光輝度加飾層は、印刷又は蒸着によりなることを特徴とする請求項2に記載のラベル容器。
【請求項4】
前記光輝度加飾層は複数の金属粉末粒子を含み、当該金属粉末粒子それぞれを前記表面層に対して向きを同じく配列してなることを特徴とする請求項2又は3に記載のラベル容器。
【請求項5】
前記光輝度加飾層は、その厚みが2μm以上、10μm以下であることを特徴とする請求項4に記載のラベル容器。
【請求項6】
前記立体装飾ラベルと、容器の外形を構成する基部との間に保護層を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のラベル容器。
【請求項7】
透明又は半透明の膜からなりラベルの最外層を形成する表面層と、この表面層を透して立体感のある装飾として現れる装飾層との少なくとも二層を有する立体装飾ラベルを金型内に配し、この立体装飾ラベルに向かってゲートから成形樹脂を射出することにより、立体感のある装飾が外表面に現れる合成樹脂製のラベル容器をインサート成形するにあたり、
前記立体装飾ラベルと成形樹脂との間に保護層を設け、この保護層をゲート側向けて金型内に配置してインサート成形することを特徴とする合成樹脂製のラベル容器を成形する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−216979(P2007−216979A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−36540(P2006−36540)
【出願日】平成18年2月14日(2006.2.14)
【出願人】(000114813)ヤマックス株式会社 (8)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】