説明

建設機械

【課題】液体還元剤タンクを、発熱機器からの熱を受ける状態でタンク設置空間に設置しながら、液体還元剤の過度の温度上昇を防止する。
【解決手段】上部旋回体2の後部に形成されたエンジンルーム10の前方に作動油、燃料両タンク14,15、さらにその前方に、両タンク14,15とフロントカバー17で周囲が囲われた機器室16を設け、この機器室16にコントロールバルブ18を設置する。これを前提として、液体還元剤を貯留する液体還元剤タンク21を燃料タンク15の低位面15aに設置するとともに、アッパーフレーム7における作動油、燃料両タンク14,15の設置部分に吸気口24、フロントカバー17の左側面上部に排気口25と換気用のファン26とを設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液体還元剤を用いて排ガス中の窒素酸化物(NOx)を還元浄化するシステムを備えた建設機械に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建設機械の排ガス浄化システムとして、マフラーに設けられた還元触媒の上流側に尿素水等の液体還元剤を供給し、還元反応を促進させる技術が公知である。
【0003】
この液体還元剤は、低温では結晶化ないしは凍結し、高温では性能が劣化するため、一定温度範囲で保存する必要がある。
【0004】
この液体還元剤を貯留する液体還元剤タンクの設置位置に関して、同タンクを、油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブが設けられた、周囲が囲われた空間(以下、タンク設置空間という)に設置する技術(特許文献1参照)が公知である。
【0005】
この公知技術では、コントロールバルブの作動によって生じる熱により液体還元剤タンクを暖め、液体還元剤を保温するとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−20936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記公知技術によると、バルブ熱によって液体還元剤タンクが加熱される一方であるため、とくに夏場のようにただでさえタンク設置空間が高温化する状況では、液体還元剤が適温以上に温度上昇し、性能劣化を招くおそれが高い。
【0008】
そこで本発明は、液体還元剤タンクを、発熱機器からの熱を受ける状態でタンク設置空間に設置しながら、液体還元剤の過度の温度上昇を防止することができる建設機械を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、エンジンからの排ガス中の窒素酸化物を液体還元剤を用いて還元浄化するように構成された建設機械において、上記液体還元剤を貯留する液体還元剤タンクが、発熱機器からの熱を受ける状態で、周囲が囲われたタンク設置空間に設置され、このタンク設置空間の空気を排出する排気口と、この排気口に設けられた吸、排気用のファンと、外部空気を上記タンク設置空間に吸入する吸気口とが設けられたものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上記液体還元剤タンクが、上記発熱機器よりも、上記ファンによってタンク設置空間に発生する空気の流れの上流側に設置されたものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、上記液体還元剤タンクと発熱機器が、上記ファンを正面から見たときのファン軸心を挟んだ左右両側に振り分けて配置されたものである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの構成において、上記吸気口と排気口のうち吸気口が相対的に低位置に、排気口が高位置にそれぞれ設けられたものである。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの構成において、上記吸気口がタンク設置空間の床に、他の機器により上から間隔を置いて覆われる状態で設けられたものである。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの構成において、上記発熱機器として、油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブと、油圧アクチュエータに供給される作動油を貯留する作動油タンクとが設けられたものである。
【0015】
請求項7の発明は、下部走行体上に搭載された上部旋回体の後部に、エンジンが収容されたエンジンルームが設けられ、このエンジンルームの前方に、燃料タンクと、発熱機器である作動油タンクとが設けられるとともに、この両タンクのさらに前方に、両タンクとカバーで周囲が囲われた機器室が形成され、この機器室に油圧アクチュエータの作動を制御する発熱機器であるコントロールバルブが設けられた建設機械において、上記液体還元剤を貯留する液体還元剤タンクが上記機器室内に、上記作動油タンク及びコントロールバルブからの熱を受ける状態で設置され、かつ、外部空気を上記機器室内に導入する吸気口と、機器室内の空気を排出する排気口と、この排気口に設けられた吸、排気用のファンとを備え、上記吸気口は、上記機器室の床に、上記上記燃料タンク及び作動油タンクの少なくとも一方により上から間隔を置いてら覆われる状態で設けられたものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明によると、液体還元剤タンクを、発熱機器(請求項6,7では作動油タンクとコントロールバルブ)からの熱を受ける状態で、周囲が囲われたタンク設置空間に設置したから、液体還元剤を、発熱機器から放出されるやや高温の空気によって加温することができる。
【0017】
しかも、タンク設置空間に吸、排気口及び換気用のファンを設け、同空間の強制換気を行う構成としたから、液体還元剤タンクの過度の温度上昇を抑えることができる。
【0018】
すなわち、液体還元剤を、高過ぎず、低過ぎず、かつ、変化の少ない良好な温度環境で貯留することができる。このため、液体還元剤の過熱(性能劣化)、及び寒冷時の凍結を確実に防止することができる。
【0019】
この場合、請求項2の発明では液体還元剤タンクを、発熱機器よりも、ファンによって発生する空気の流れの上流側に設置し、請求項3の発明では液体還元剤タンクと発熱機器を、ファンを正面から見たときのファン軸心を挟んだ左右両側に振り分けて配置したから、それぞれ発熱機器で加熱された空気が液体還元剤タンクに直接接触しない。このため、液体還元剤の温度上昇抑制効果が高いものとなる。
【0020】
請求項4の発明によると、吸気口と排気口のうち吸気口を相対的に低位置に、排気口を高位置にそれぞれ設けたから、発熱機器の発熱によって生じる上昇気流に沿った空気の流れを作り、排熱効率を上げることができる。
【0021】
請求項5の発明によると、吸気口をタンク設置空間の床に、他の機器(請求項7では燃料タンクと作動油タンクの少なくとも一方)により上から間隔を置いて覆われる状態で設けたから、吸気作用を確保しながら、同空間に収容された機器が発する音が吸気口から外部に漏れることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施形態に係るショベルの一部を切り欠いた概略側面図である。
【図2】同ショベルの一部を切り欠いた概略平面図である。
【図3】同ショベルの上部旋回体の斜視図である。
【図4】液体還元剤タンク、燃料タンク、作動油タンク、コントロールバルブ、ファンの配置を示す拡大斜視図である。
【図5】同拡大側断面図である。
【図6】同拡大水平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の実施形態を図によって説明する。
【0024】
実施形態はショベルを適用対象としている。
【0025】
(I) 基本構成
ショベルは、図1〜図3に示すように、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が、地面に対して鉛直となる縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2の前部に、ブーム3、アーム4、バケット5を備えた作業アタッチメント6が取付けられて構成される。
【0026】
上部旋回体2には、ベースとなるアッパーフレーム7の前部左側にキャビン8、後端部にカウンタウェイト9がそれぞれ設けられるとともに、後部(カウンタウェイト9の前方)にエンジンルーム10が設けられている。
【0027】
このエンジンルーム10には、動力源としてのエンジン11と、エンジンまわりの機器類(油圧ポンプ12や図示しない熱交換器等)が左右方向に設置されている。
【0028】
なお、この明細書において、「前後」「左右」はキャビン8内に着座したオペレータから見た方向性をいう。
【0029】
エンジンルーム10の上面部にはボンネット13が後側を支点として開閉自在に設けられ、このボンネット13を開いてエンジンルーム上面側からのエンジン11その他に対するメンテナンスが行われる。
【0030】
エンジンルーム前方の右側には、エンジンルーム10に近い位置に作動油タンク14と燃料タンク15が左右に並んで、かつ、燃料タンク15が機械右側面の一部を形成する状態で設けられるとともに、この両タンク14,15の前方に機器室(タンク設置空間)16が形成されている。
【0031】
この機器室16は、作動油、燃料両タンク14,15によって後面側が、フロントカバー17によって上面、前面及び左右両側面がそれぞれ覆われて、周囲が囲われた状態で形成され、この機器室16の前部(作動油、燃料両タンク14,15の前方)に、油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブ18が設けられている。
【0032】
作動油タンク14は作動油が回路を循環することによって、またコントロールバルブ18はその作動によってそれぞれ発熱する、発熱機器である。また、コントロールバルブ18は作動時に油圧音を発するため発音機器でもある。
【0033】
なお、フロントカバー17の上面側には、エンジン等のメンテナンス時に作業者が機械前方からエンジンルーム上方にアクセスするための通路としての後上がりの昇降階段、右側面には機器室16を開閉する扉がそれぞれ設けられるが、ここでは図示省略している。
【0034】
図2中、19は作業アタッチメント6を構成するブーム3の起伏支点となるブームフットピン、図2,3中、20はエンジンルーム10内の高温空気を外部に排出する排気ダクトである。
【0035】
(II) 液体還元剤タンク21の設置に関する構成
燃料タンク15は、前半部分が後半部分よりも高さが低い階段状(側面から見てL字形)に形成され、この燃料タンク15の前半部分の上面(低位面)15aにこれを台として液体還元剤タンク21が設置されている。
【0036】
この液体還元剤タンク21は、上面に設けられた補給口21aがフロントカバー17の下面に近接する状態で設置され、この補給口21aに対面するフロントカバー17の後部に、外部から液体還元剤タンク21に液体還元剤を補給するための開閉自在な開閉蓋22が(図3〜図5参照)設けられている。
【0037】
このように、液体還元剤タンク21を、発熱機器である作動油タンク14及びコントロールバルブ18からの熱を受ける状態で、周囲が囲われた機器室16に設置したから、基本的効果として、発熱機器である作動油タンク14及びコントロールバルブ18から放出される、やや高温の空気によって加温することができる。
【0038】
これにより、寒冷時の液体還元剤の凍結を確実に防止することができる。
【0039】
また、機器室16内に隠蔽設置するため、直射日光を遮断できるとともに、異物との接触による液体還元剤タンク21の破損を防止し、風化等による同タンク21の劣化を抑えることができる。
【0040】
加えて、実施形態によると次の効果を得ることができる。
【0041】
(i) 液体還元剤タンク21を機器室16内に隠蔽配置したことにより、フロントカバー17の上面を昇降階段として構成する場合に、液体還元剤タンク21が昇降の障害とならない。
【0042】
(ii) 燃料タンク15の前半部分と後半部分との間に段差を設けて低位面15aを形成し、これを台にして液体還元剤タンク21を設置したから、専用のタンク台を用いずに、補給口21aをフロントカバー17の上面に近い位置(燃料タンク15の給油口15aに近い高さで、外部から液体還元剤を補給し易い位置)まで上げることができる。
【0043】
(iii) 液体還元剤タンク21の補給口21aに対面するカバー後部に補給用の開閉蓋22を設けたから、液体還元剤を外部から容易に補給することができる。
【0044】
ここで、ポリタンク等の補給容器で液体還元剤を補給する場合、フロントカバー17を足場として、かつ、容器重量を同カバー上面に預けた状態で補給できるため、補給作業がさらに容易となる。
【0045】
(iv) 燃料タンク15の、液体還元剤タンク設置部分を上から下までカットするのではなく、段差を設ける形で必要最小限部分のみをカットすればよい。
【0046】
(v) 燃料タンク15の低位面14aを同タンク前面側に形成したから、いいかえれば、液体還元剤タンク21をエンジンルーム10に対して燃料タンク15の後半部分で遮蔽される状態で設置したから、エンジンルーム10の熱を液体還元剤タンク21に対して遮断することができる。このため、エンジンルーム熱による液体還元剤の温度上昇を抑制することができる。
【0047】
但し、以上の構成のみでは、とくに夏場のように機器室16内の温度が高くなる状況で、液体還元剤タンク21が作動油タンク14及びコントロールバルブ18の熱により過度に加熱されて、液体還元剤が適温以上に温度上昇し、性能劣化を招くおそれがある。
【0048】
そこで次の構成がとられている。
【0049】
燃料タンク15及び作動油タンク14は、機器室16の床となるアッパーフレーム7上に、架台23によって間隔を置いた状態で設置され、外部空気を機器室16に導入する吸気口24が、アッパーフレーム7におけるこの両タンク設置部分に設けられている。
【0050】
一方、機器室16内の空気を外部に排出する排気口25と、吸、排気用の電動式のファン26がフロントカバー17の左側面における前後方向の中間部の上部に設けられている。
【0051】
ここで、吸、排気口25,25、ファン26、及び各機器の配置をまとめると次のようになる。
【0052】
(イ) 液体還元剤タンク21は、発熱機器である作動油タンク14及びコントロールバルブ18よりも、ファン26によって機器室16に発生する空気の流れ(図4〜図6中に矢印で示す)の上流側に設置されている。
【0053】
(ロ) ファン26を正面から見たときのファン軸心を挟んだ左側に作動油タンク14と液体還元剤タンク21、右側にコントロールバルブ18が配置されている。すなわち、液体還元剤タンク21とコントロールバルブ18がファン軸心を挟んだ左右両側に振り分けて配置されている。
【0054】
(ハ) 吸気口24が相対的に低位置に、排気口25が高位置にそれぞれ設けられている。
【0055】
(ニ) 吸気口24は、作動油、燃料両タンク14,15により間隔を置いて上から覆われる状態でアッパーフレーム7に設けられている。
【0056】
この構成によると、機器室16の強制換気作用により、夏場等の室内温度が高い状況でも液体還元剤タンク21の過度の温度上昇を抑えることができる。
【0057】
すなわち、前記した保温効果と換気効果によって液体還元剤を適温に保つことができる。
【0058】
また、上記(イ)(ロ)の構成により、作動油タンク14及びコントロールバルブ18で加熱された空気が液体還元剤タンク21に直接接触しない。このため、液体還元剤の温度上昇抑制効果が高いものとなる。
【0059】
上記(ハ)の構成により、作動油タンク14及びコントロールバルブ18の発熱によって生じる上昇気流に沿った空気の流れを作り、排熱効率を上げることができる。
【0060】
さらに、上記(ニ)の構成により、吸気作用を確保しながら、機器室16内のコントロールバルブ18が発する音が吸気口24から外部に漏れることを抑制することができる。
【0061】
他の実施形態
(1) 上記実施形態では、吸気口24を作動油、燃料両タンク14,15で上から間隔を置いて覆う状態で設けたが、両タンク14,15の一方のみ、あるいは他の機器で上から間隔を置いて覆う状態で設けてもよい。
【0062】
また、タンク設置空間に発音機器が無い場合、または有っても音が問題とならない場合は、吸気口24を上方から覆わない状態で設置してもよい。
【0063】
(2) 上記実施形態では、コントロールバルブ18が設置される機器室16に液体還元剤タンク21を、コントロールバルブ18と作動油タンク14からの熱を受ける状態で、燃料タンク15の低位面15aに設置する構成を例示したが、液体還元剤タンク21を、上記機器室16以外の空間に他の発熱器機からの熱を受ける状態で、専用のタンク台を用いて設置する場合にも上記同様に実施することができる。
【0064】
(3) 本発明はショベルに限らず、ショベルを母体として構成される解体機や破砕機等の他の建設機械にも上記同様に適用することができる。
【符号の説明】
【0065】
1 下部走行体
2 上部旋回体
7 機器室の床となるアッパーフレーム
10 エンジンルーム
11 エンジン
14 発熱機器である作動油タンク
15 燃料タンク
16 タンク設置空間としての機器室
17 機器室を囲うフロントカバー
18 発熱機器であるコントロールバルブ
21 液体還元剤タンク
21a 補給口
24 吸気口
25 排気口
26 ファン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンからの排ガス中の窒素酸化物を液体還元剤を用いて還元浄化するように構成された建設機械において、上記液体還元剤を貯留する液体還元剤タンクが、発熱機器からの熱を受ける状態で、周囲が囲われたタンク設置空間に設置され、このタンク設置空間の空気を排出する排気口と、この排気口に設けられた吸、排気用のファンと、外部空気を上記タンク設置空間に吸入する吸気口とが設けられたことを特徴とする建設機械。
【請求項2】
上記液体還元剤タンクが、上記発熱機器よりも、上記ファンによってタンク設置空間に発生する空気の流れの上流側に設置されたことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
【請求項3】
上記液体還元剤タンクと発熱機器が、上記ファンを正面から見たときのファン軸心を挟んだ左右両側に振り分けて配置された特徴とする請求項1または2記載の建設機械。
【請求項4】
上記吸気口と排気口のうち吸気口が相対的に低位置に、排気口が高位置にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械。
【請求項5】
上記吸気口がタンク設置空間の床に、他の機器により上から間隔を置いて覆われる状態で設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建設機械。
【請求項6】
上記発熱機器として、油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブと、油圧アクチュエータに供給される作動油を貯留する作動油タンクとが設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の建設機械。
【請求項7】
下部走行体上に搭載された上部旋回体の後部に、エンジンが収容されたエンジンルームが設けられ、このエンジンルームの前方に、燃料タンクと、発熱機器である作動油タンクとが設けられるとともに、この両タンクのさらに前方に、両タンクとカバーとで周囲が囲われた機器室が形成され、この機器室に油圧アクチュエータの作動を制御する発熱機器であるコントロールバルブが設けられた建設機械において、上記液体還元剤を貯留する液体還元剤タンクが上記機器室内に、上記作動油タンク及びコントロールバルブからの熱を受ける状態で設置され、かつ、外部空気を上記機器室内に導入する吸気口と、機器室内の空気を排出する排気口と、この排気口に設けられた吸、排気用のファンとを備え、上記吸気口は、上記機器室の床に、上記上記燃料タンク及び作動油タンクの少なくとも一方により上から間隔を置いてら覆われる状態で設けられたことを特徴とする建設機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−64134(P2011−64134A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−215277(P2009−215277)
【出願日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【出願人】(000246273)コベルコ建機株式会社 (644)
【Fターム(参考)】