説明

撮像素子

【課題】近赤外線に対する受光感度やダイナミックレンジを高めることを可能にして、車載用赤外線イメージセンサーに必要な高速性や、暗所監視イメージセンサーに求められる高感度化、高ダイナミックレンジ化を実現することが可能な撮像素子を提供する。
【解決手段】撮像素子1は、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とからなる。近赤外線ラインセンサー部2は、p型シリコン基板11の上面13側の一部にn型シリコン領域12を形成してなるものであり、n型シリコン領域12は、p型シリコン基板11の側面14側から入射する近赤外線の入射方向に沿って、その長さが数10μm〜数100μmとなるように形成されている。シリコン層24とシリコン基板22との間にはミラー駆動用回路が形成され、ミラー駆動用電圧が印加されることにより、シリコン層24の可動部24bが斜め下方に傾く。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、近赤外線の波長帯域において受光感度を高めることを可能とした撮像素子に関する。
【背景技術】
【0002】
CCDやCMOSイメージャーなどに代表される半導体撮像素子は、ビデオカメラやデジタルカメラ等に用いられており、撮像画像の光信号を電気信号に変換するための廉価で消費電力の少ないイメージセンサーとして広く普及している。それらの多くは、人の目と同様の画像検知特性の実現を目的としており、可視光のセンシングを効率良く高感度で実現するために、主にシリコン半導体で形成されている。
【0003】
撮像画像の光信号を電気信号へ変換することは、半導体材料内における内部光電効果を利用することにより、高効率で変換することが可能であるが、この内部光電効果は、半導体のバンドギャップにより変換可能な光の波長が決まり、シリコン半導体の場合、可視光から近赤外線の波長範囲(400nm〜1100nm)を検知することができる。
【0004】
近赤外線は可視光より波長が長いため、シリコン半導体内での吸収係数が小さく、その侵入長は数10μm〜数100μmに及ぶ。内部光電効果で発生する電荷を効率良く収集できるのは、PN接合部の空乏層領域であるが、一般的な半導体素子では、PN接合部は数μm程度より浅い所に形成され、それより深い位置に形成することは難しい。そのため、入射される近赤外線の殆どが、PN接合部の空乏層領域より深い領域で電子を励起することになり、これらの電子は収集される前に再結合して消滅してしまう。その結果、近赤外線領域においては、受光感度が低下するという問題が生じる。
【0005】
近赤外線は可視光に近い性質を持つため、人の目には見えないが、可視光に似た性質の光として様々な所で利用されている。例えば、明るくすることができない場所を近赤外線で照らして監視したり、明るい場所でも近赤外線を照射したりしてその反射光を検知する車載装置などに用いられている。
【0006】
また、近赤外線によるセンシングの高感度化が実現すると、短い受光時間(露光時間)で撮像することが可能となることから、高速な画像取得が必要な車載用イメージセンサーでは不可欠な技術となると考えられる。
近赤外領域での感度を高めることを目的とした撮像素子の一例が、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2006−147661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、近赤外線に対する受光感度やダイナミックレンジを高めることを可能にして、車載用赤外線イメージセンサーに必要な高速性や、暗所監視イメージセンサーに求められる高感度化、高ダイナミックレンジ化を実現することが可能な撮像素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の課題を解決するために、本発明の撮像素子は、近赤外線を反射する反射部を有し、前記反射部による近赤外線の反射方向を可変とする機構を有する近赤外線反射可動ミラー部と、p型シリコン基板の上面側の一部にn型シリコン領域を設けてフォトダイオードが形成された近赤外線ラインセンサー部とを備え、前記反射部により反射された近赤外線が前記近赤外線ラインセンサー部の側面側から入射され、前記フォトダイオードにおけるPN接合は、近赤外線の入射方向に沿って、少なくとも近赤外線のシリコン半導体内での侵入長に相当する長さを有していることを特徴とする。
【0010】
反射部により反射された近赤外線が近赤外線ラインセンサー部の側面側から入射され、フォトダイオードにおけるPN接合は、近赤外線の入射方向に沿って、少なくとも近赤外線のシリコン半導体内での侵入長に相当する長さを有しているため、近赤外線がフォトダイオードに入射したときに、PN接合部の空乏層領域において、内部光電効果で発生する電荷を効率良く収集することができる。そのため、近赤外線の波長帯域において受光感度を高めることができ、撮像画像の光信号を電気信号へ効率よく変換することができる。
【0011】
本発明においては、前記近赤外線反射可動ミラー部と前記近赤外線ラインセンサー部とを、同一の基板上に一体として形成することができる。
また、前記近赤外線反射可動ミラー部と前記近赤外線ラインセンサー部とをそれぞれ独立に作製して、基板上に接着固定することもできる。
上記のいずれの構成とするかは、近赤外線反射可動ミラー部と近赤外線ラインセンサー部とを作製するにあたって、それぞれの作製精度の整合性によって決定することができる。
【0012】
本発明においては、前記反射部はシリコン層上に反射膜が設けられて形成され、前記反射部にヒンジ部が連結され、前記ヒンジ部の動作により前記反射部の傾斜方向が変化して、前記近赤外線ラインセンサー部に入射する近赤外線が走査される構成とすることができる。
ヒンジ部の動作により前記反射部の傾斜方向が変化して、前記近赤外線ラインセンサー部に入射する近赤外線が走査されることにより、簡単な操作で2次元イメージの撮像が可能となる。
【0013】
本発明においては、前記近赤外線ラインセンサー部に入射する近赤外線の走査速度を、近赤外線の入射強度に応じて可変とすることができる。
近赤外線の光量が微弱な場合には走査速度を遅くすることにより、微弱な光信号であっても感度良く拾うことができ、逆に近赤外線の光量が強い場合には、走査速度を遅くして感度を落として撮像することができる。あるいは、近赤外線の光量が弱い場合に走査速度を速くし、近赤外線の光量が強い場合に走査速度を遅くすると、SN比が高くなるため、コントラスト比の強い撮像が可能となる。
【0014】
本発明においては、前記ヒンジ部を前記反射部よりも薄く形成することができ、あるいは、前記ヒンジ部の一部に凹部を設けることもできる。
反射部とヒンジ部の厚みをこのようにすることにより、ヒンジ部の駆動をしやすくすることができるとともに、反射部の撓みを防止することができ、反射部によって反射される近赤外線の反射方向の乱れを防止することができる。そのため、反射部で反射された近赤外線を正確にフォトダイオードに入射することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、近赤外線に対する受光感度やダイナミックレンジを高めることが可能であるため、車載用赤外線イメージセンサーに必要な高速性や、暗所監視イメージセンサーに求められる高感度化、高ダイナミックレンジ化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の撮像素子の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の撮像素子の第2実施形態の構成を示す図である。
【図3】近赤外線ラインセンサー部の詳細を示す図である。
【図4】近赤外線反射可動ミラー部の第1例を示す図である。
【図5】近赤外線反射可動ミラー部の第2例を示す図である。
【図6】近赤外線反射可動ミラー部の第3例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明をその実施形態に基づいて説明する。
図1に、本発明の撮像素子の第1実施形態の構成を示す。
図1において、撮像素子1は、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とからなり、この実施形態においては、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とは、同一のp型シリコン基板11上に一体として形成されている。
近赤外線ラインセンサー部2は、その詳細を図3に示すように、p型シリコン基板11の上面13側の一部にn型シリコン領域12を形成してなるものであり、n型シリコン領域12は、p型シリコン基板11の側面14側から入射する近赤外線の入射方向に沿って、その長さLが数10μm〜数100μmとなるように形成されている。これにより、PN接合が近赤外線の入射方向に沿って、数10μm〜数100μmの長さで形成されたフォトダイオードとして機能する。
【0018】
近赤外線のシリコン半導体内での侵入長は数10μm〜数100μmであることから、近赤外線の入射方向に沿って、PN接合が数10μm〜数100μmの長さで形成されている本発明の近赤外線ラインセンサー部2は、近赤外線のシリコン半導体内での侵入長に相当する長さに亘って画素回路領域を有することになり、PN接合部の空乏層領域において、内部光電効果で発生する電荷を効率良く収集することができる。そのため、近赤外線の波長帯域において受光感度を高めることができ、撮像画像の光信号を電気信号へ効率よく変換することができる。
【0019】
p型シリコン基板11の側面14からn型シリコン領域12の入射側先端12aまでの幅Wは数μm以下としている。p型シリコン基板11の側面14は、p型シリコン基板11の一部を削り落とすか、あるいはp型シリコン基板11内に空洞を設けることによって形成することができる。p型シリコン基板11の側面14から入射した近赤外線は、p型シリコン基板11のこの部分によってある程度吸収されるため、吸収による光強度の低下を防止する観点からは、幅Wはできる限り小さいことが望ましい。
【0020】
近赤外線反射可動ミラー部3は、p型シリコン基板11上において、近赤外線ラインセンサー部2とは空隙を隔てた位置に形成されており、その構造を以下に説明する。
p型シリコン基板11の表面20側の一部に絶縁膜21が設けられ、この絶縁膜21上にシリコン基板22が形成されている。シリコン基板22上の一部に絶縁膜23が設けられ、絶縁膜23上にはシリコン層24が形成されている。シリコン層24の上面には金属膜25が設けられている。
【0021】
シリコン層24は、絶縁膜23を介してシリコン基板22上に形成された固定部24aと、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3との間の空隙側に突出した可動部24bとからなっている。シリコン層24とシリコン基板22との間にはミラー駆動用回路が形成され、ミラー駆動用電圧が印加されることにより、シリコン層24の可動部24bが斜め下方に傾く。金属膜25は近赤外線を反射するミラーとして機能し、金属膜25で反射した近赤外線は、近赤外線ラインセンサー部2を構成するp型シリコン基板11の側面14へ入射するが、可動部24bの傾斜角が連続的に変化することにより、金属膜25で反射した近赤外線がp型シリコン基板11の側面14へ入射する方向が変化する。これにより、p型シリコン基板11とn型シリコン領域12とのPN接合によって形成されるフォトダイオードへ入射する近赤外線が走査され、2次元イメージの撮像が可能となる。
【0022】
可動部24bの傾斜の速度、すなわちミラーのスキャン速度を変化させることにより、撮像の感度を変えることができる。例えば、近赤外線の光量が微弱な場合にはミラースキャン速度を遅くすることにより、微弱な光信号であっても感度良く拾うことができるし、逆に近赤外線の光量が強い場合には、ミラースキャン速度を遅くして感度を落として撮像することができる。あるいは、近赤外線の光量が弱い場合にミラースキャン速度を速くし、近赤外線の光量が強い場合にミラースキャン速度を遅くすると、SN比が高くなるため、コントラスト比の強い撮像が可能となる。
【0023】
図2に、本発明の撮像素子の第2実施形態の構成を示す。
図2において、撮像素子1は、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とからなり、この実施形態においては、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とは、別個独立のp型シリコン基板11上にそれぞれ形成されており、実装技術により同一の基板10上に接着されている。
【0024】
この実施形態においても、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3の構造および機能は、実施形態1と同様である。
本発明の撮像素子において、第1実施形態の構成とするか、第2実施形態の構成とするかは適宜選択できるが、近赤外線ラインセンサー部2は半導体プロセス技術を用いて作製されるものであり、近赤外線反射可動ミラー部3はMEMSの技術を用いて作製されるものであるため、両者の精度の状況に応じて選択することもできる。
【0025】
一般的には、半導体プロセス技術とMEMSの技術では、作製の精度が異なっているため、精度の整合性が取りにくい場合には、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とを、別個独立のp型シリコン基板11上に形成した上で、実装技術により同一の基板10上に接着する、第2実施形態の構成とするのが便利である。その一方、精度の整合性が取りやすい場合には、近赤外線ラインセンサー部2と近赤外線反射可動ミラー部3とを、同一のp型シリコン基板11上に一体として形成する、第1実施形態の構成とするのが便利である。
【0026】
図4に、近赤外線反射可動ミラー部3の第1例を示す。図4(a)は近赤外線反射可動ミラー部3の平面図であり、図4(b)はそのA−A断面図である。
p型シリコン基板11、絶縁膜21、シリコン基板22、絶縁膜23、シリコン層24の積層については、図1に基づいて説明した通りであり、シリコン層24の固定部24aには電極26が形成されている。また、シリコン層24の可動部24bは、近赤外線を反射する反射部として機能する反射ミラー27と、ミラー駆動用回路によって動作するヒンジ部28とからなり、ヒンジ部28は、固定部24aと反射ミラー27とを連結している。電極26によりミラー駆動用電圧が印加されると、ヒンジ部28が図1に示すように斜め下方に傾斜し、これに伴って反射ミラー27が斜め下方に傾斜する。
【0027】
図5は、近赤外線反射可動ミラー部3の第2例を示しており、図5(a)は近赤外線反射可動ミラー部3の平面図であり、図5(b)はそのB−B断面図である。
図4に示すものとの相違点は、ヒンジ部28を構成する部分のシリコン層24が、その他の部分のシリコン層24よりも薄くなるように形成されている点である。従って、反射ミラー27の部分のシリコン層24は、ヒンジ部28を構成する部分のシリコン層24よりも厚い。ヒンジ部28はミラー駆動用電圧の印加によって傾斜する動作を行うため、薄く形成することによって駆動しやすくなるが、反射ミラー27の部分も同様に薄いと、反射ミラー27の長手方向の両端27aが撓みやすくなる。反射ミラー27は、近赤外線を反射して、近赤外線ラインセンサー部2に形成されたフォトダイオードに近赤外線を入射させるという重要な機能を有するものであるが、反射ミラー27が撓むと、反射された近赤外線の進行方向に乱れが生じ、近赤外線を正確にフォトダイオードに入射させることが困難になる。このことを考慮して、反射ミラー27の部分のシリコン層24を、ヒンジ2部8を構成する部分のシリコン層24よりも厚くしており、こうすることによって、反射ミラー27の撓みを防止して、反射ミラー27で反射された近赤外線が正確にフォトダイオードに入射するようにしている。
【0028】
図6は、近赤外線反射可動ミラー部3の第3例を示しており、図6(a)は近赤外線反射可動ミラー部3の平面図であり、図6(b)はそのC−C断面図である。
図4に示すものとの相違点は、ヒンジ部28を構成する部分のシリコン層24の一部に凹部29を設けている点である。凹部29を設けることにより、この部分のシリコン層24が薄くなり、駆動しやすくなる。この例においても、図5に示すものと同様に、反射ミラー27の部分のシリコン層24は厚くなっており、反射ミラー27の撓みを防止することができる。
なお、図5、図6に示したものは一例であって、ヒンジ部28を構成する部分のシリコン層24の一部を薄く形成する方法はこれに限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、近赤外線に対して受光感度を高め、かつ高ダイナミックレンジを実現する撮像素子であるため、低コストで高感度の近赤外線撮像装置を構成することができ、高感度が要求される暗視用監視カメラや、高速性が要求される車載用カメラなどに利用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 撮像素子
2 近赤外線ラインセンサー部
3 近赤外線反射可動ミラー部
10 基板
11 p型シリコン基板
12 n型シリコン領域
12a 入射側先端
13 上面
14 側面
20 表面
21 絶縁膜
22 シリコン基板
23 絶縁膜
24 シリコン層
24a 固定部
24b 可動部
25 金属膜
26 電極
27 反射ミラー
27a 両端
28 ヒンジ部
29 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
近赤外線を反射する反射部を有し、前記反射部による近赤外線の反射方向を可変とする機構を有する近赤外線反射可動ミラー部と、p型シリコン基板の上面側の一部にn型シリコン領域を設けてフォトダイオードが形成された近赤外線ラインセンサー部とを備え、前記反射部により反射された近赤外線が前記近赤外線ラインセンサー部の側面側から入射され、前記フォトダイオードにおけるPN接合は、近赤外線の入射方向に沿って、少なくとも近赤外線のシリコン半導体内での侵入長に相当する長さを有していることを特徴とする撮像素子。
【請求項2】
前記近赤外線反射可動ミラー部と前記近赤外線ラインセンサー部とが、同一の基板上に一体として形成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像素子。
【請求項3】
前記近赤外線反射可動ミラー部と前記近赤外線ラインセンサー部とはそれぞれ独立に作製されて、基板上に接着固定されていることを特徴とする請求項1記載の撮像素子。
【請求項4】
前記反射部はシリコン層上に反射膜が設けられて形成され、前記反射部にヒンジ部が連結され、前記ヒンジ部の動作により前記反射部の傾斜方向が変化して、前記近赤外線ラインセンサー部に入射する近赤外線が走査されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮像素子。
【請求項5】
前記近赤外線ラインセンサー部に入射する近赤外線の走査速度は、近赤外線の入射強度に応じて可変であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮像素子。
【請求項6】
前記ヒンジ部は、前記反射部よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項4または5記載の撮像素子。
【請求項7】
前記ヒンジ部の一部に凹部が設けられていることを特徴とする請求項4または5記載の撮像素子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−186920(P2010−186920A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−31027(P2009−31027)
【出願日】平成21年2月13日(2009.2.13)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)国等の委託研究の成果に係る特許出願(平成20年度、文部科学省、地域科学技術振興事業委託事業「安全を保障するインテリジェントセンサーLSIの研究開発」委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)
【出願人】(504174135)国立大学法人九州工業大学 (489)
【Fターム(参考)】