説明

映像再生装置および映像再生方法

【課題】 この発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力することを目的としている。またこの発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から過去の消去実績を用いて消去順位を決定することを目的としている。
【解決手段】 この発明に係る映像再生装置は、過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録する消去実績記録手段(106)と、記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得する録画情報取得手段(107)と、前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定する消去順位決定手段(101)と、前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力する消去候補出力手段(105)を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツを再生する映像再生装置に関する。またこの発明は、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力する映像再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、HDD(ハードディスクドライブ)やDVD(デジタルビデオディスク)等の記録媒体に映像を記録する映像再生装置が製品化されている。このような映像再生装置は、映像や音楽(以下両者を総称して映像)を手軽に記録(録画)することができる。
【0003】
特許文献1には、記録再生装置のCPUは、自動消去対象の全てのコンテンツのリストを出力装置で表示させる旨を認識すると、コンテンツ管理リスト情報から自動消去対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を検索する。そして、CPUは、自動消去コンテンツのみに対応するコンテンツ管理情報に基づいて、自動消去コンテンツに関する消去対象コンテンツ情報を消去全体リスト画面として出力装置の表示領域に表示させる技術が開示されている。
【0004】
しかし、この特許文献1では、ユーザが設定した消去に関する情報にもとづき、消去候補の対象を決め、視聴実績などを考慮した演算式を用いて順位を決定しており、ユーザの負担が増大するという問題があった。
【特許文献1】特開2006−127706号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から消去を推薦する映像コンテンツ候補を、映像再生装置が出力することを目的としている。またこの発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から過去の消去実績を用いて消去順位を決定することを目的としている。またこの発明は、ユーザの意図に反して録画された不要なコンテンツを効率よく削除可能にし、相対的に記録媒体の記憶容量を増やすことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る映像再生装置は、過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録する消去実績記録手段と、記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得する録画情報取得手段と、前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定する消去順位決定手段と、前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力する消去候補出力手段を備えるように構成している。
【0007】
この発明に係る映像再生方法は、過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録するステップと、記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得するステップと、前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定するステップと、前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力するステップを備えるように構成している。
【発明の効果】
【0008】
上記した構成によれば、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から消去を推薦する映像コンテンツ候補を、映像再生装置が出力することが可能となる。またこの発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から過去の消去実績を用いて消去順位を決定することが可能となる。またこの発明は、ユーザの意図に反して録画された不要なコンテンツを効率よく削除可能にし、相対的に記録媒体の記憶容量を増やすことが可能となる。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置の構成を示すブロック図である。
符号101は消去候補作成部、符号102は消去処理部、符号103は再生処理部、符号104は録画処理部、符号105は消去候補リスト記録部、符号106は消去属性データ記録部、符号107は録画状況記録部、符号108は録画コンテンツ記録部である。
【0010】
消去候補作成部101は、録画コンテンツ記録部に記録された録画コンテンツに対して、録画状況記録部107に記録された録画情報に基づいて、映像コンテンツを消去する候補(順序)を決定する。そして、消去候補リストを作成し、消去候補リスト記録部105へ記録する。
【0011】
消去処理部102は、録画コンテンツ記録部108に記録された録画コンテンツを消去する。また、録画状況記録部107に記録された録画情報を用いて消去属性データを作成し、消去属性データ記録部106に記録する。
【0012】
再生処理部103は、録画コンテンツ記録部108に記録された映像コンテンツの再生情報を、録画状況記録部107に保存する。
録画処理部104は、予約や指定された映像コンテンツを録画コンテンツ記録部108へ録画する。また、録画コンテンツ及び予約情報から得られるコンテンツに関する情報を録画状況記録部107に記録する。
【0013】
この映像再生装置では、記録媒体として例えば、DVD−RAMやハードディスク、半導体メモリ等を使用するが、他の記録媒体を用いることも可能である。
図2はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置の動作を説明するフローチャートである。
符号S0は開始ステップである。続いて符合S1を付したステップへ進む。
符号S1は録画コンテンツ記録部108に録画コンテンツが記録されているか否かを判断するステップである。録画コンテンツ記録部108に録画コンテンツが記録されていると判断される場合は符号S2を付したステップへ進む(Yes)。録画コンテンツ記録部108に録画コンテンツが記録されていないと判断される場合は符号S6を付したステップへ進む(No)。これらは録画コンテンツに関する録画状況(107)がなくなるまで行われる。
【0014】
符号S2は映像コンテンツに係る録画状況を読み込む(映像コンテンツに係る録画情報を取得する)ステップである。続いて符合S3を付したステップへ進む。
符号S3は録画コンテンツ記録部108に録画されたコンテンツに消去属性データが関連付けられているか否かを判断するステップである。録画コンテンツ記録部108に録画されたコンテンツに消去属性データが関連付けられていると判断される場合は符号S4を付したステップへ進む(Yes)。録画コンテンツ記録部108に録画されたコンテンツに消去属性データが関連付けられていないと判断される場合は符号S5を付したステップへ進む(No)。
【0015】
符号S4は消去属性データが関連付けられている録画コンテンツから属性データを読み込むステップである。続いて符合S5を付したステップへ進む。
符号S5は消去属性データに基づいて、消去候補を作成するステップである。続いて符合S6を付したステップへ進む。
符号S6は終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
ここで、符号S5を付した消去候補を作成するステップについて詳述する。
符号S51は映像コンテンツの録画が(例えば特定の1番組を記録する)ピンポイント録画であるか否かを判断するステップである。映像コンテンツの録画がピンポイント録画であると判断される場合は符号S54を付したステップへ進む(Yes)。映像コンテンツの録画がピンポイント録画であると判断されない場合は符号S52を付したステップへ進む(No)。
【0016】
符号S52はそのコンテンツが視聴されたか否かを判断するステップである。そのコンテンツが視聴されたと判断された場合は符号S55を付したステップへ進む(Yes)。そのコンテンツが視聴されたと判断されない場合は符号S53を付したステップへ進む(No)。
【0017】
符号S53は消去レベル(消去候補としてのレベル:後述する)が「レベル:高」であり、「レベル:高」で、消去(削除)候補に登録するステップである。続いて符合S56を付したステップへ進む。
【0018】
符号S54は消去レベルが「レベル:低」で、消去(削除)候補に登録するステップである。続いて符合S56を付したステップへ進む。
符号S55は消去レベルが「レベル:中」で、消去(削除)候補に登録するステップである。続いて符合S56を付したステップへ進む。
符号S56はそれぞれコンテンツ毎に登録された上記消去レベル(レベル:低、中、高)等を用い、消去属性の順位を計算するステップである。続いて符合S57を付したステップへ進む。
【0019】
符号S57は計算された消去属性において高い順位であるか否かを判断するステップである。高い順位であると判断された場合は符号S58を付したステップへ進む(Yes)。高い順位であると判断されない場合は符号S6を付したステップへ進む(No)。
【0020】
符号S58は消去レベルを再調整し、消去(削除)候補に登録するステップである。続いて符合S6を付したステップへ進む。
符号S6は終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
すなわち、ステップS2において録画状況(107)を読み込む。また、ステップS5において、1コンテンツずつ消去候補作成作業を行う。また、録画状況(107)から予約時の状況を盛り込んだ順位付けを行うが、ステップS3において、過去の消去情報である消去属性データがある場合には、ステップS4において消去属性データを読み込む。例えば、ステップS5の消去候補作成では、まずステップS51において予約時の録画状況によりレベルを判断する。続いてステップS52、ステップS53において、視聴回数で削除候補の順位を決める。さらに、ステップS56において、消去属性のポイントから消去候補の順位を計算する。そして、ステップS56、ステップS57において順位から候補リストのレベルを調整する。
【0021】
図3はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置に係り、録画情報から消去属性データを作成する消去処理部のフローチャートである。
符号S40はここでの開始ステップである。続いて符合S41を付したステップへ進む。
符号S41は録画コンテンツに対応付けられた録画情報を取得するステップである。続いて符合S42を付したステップへ進む。
符号S42は後述する詳細データを読み込むステップである。続いて符合S43を付したステップへ進む。
符号S43は詳細データ項目がないか否かを判断するステップである。詳細データ項目がないと判断された場合は符号S48を付したステップへ進む(Yes)。詳細データ項目がないと判断されない場合(詳細データ項目があると判断される場合)は符号S44を付したステップへ進む(No)。
【0022】
符号S44は消去属性データの読み込みを行うステップである。続いて符合S45を付したステップへ進む。
符号S45は詳細データ項目に消去属性データが関連付けられているか否かを判断するステップである。詳細データ項目に消去属性データが関連付けられていると判断された場合は符号S47を付したステップへ進む(Yes)。詳細データ項目に消去属性データが関連付けられていないと判断された場合は符号S46を付したステップへ進む(No)。
【0023】
符号S46は消去属性データに新規登録するステップである。続いて符合S42へ進み、上記処理を繰り返す。
符号S47は消去属性データのポイントを加算するステップである。続いて符合S42へ進み、上記処理を繰り返す。
符号S48はここでの終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
すなわち、消去処理部102はCPU(図示せず)から指示される消去指示により起動する。そして、録画情報を取得する(ステップS41)。録画情報に含まれる詳細データを読み込む(ステップS42)。
【0024】
消去コンテンツの詳細データを、データ項目がなくなるまで、コンテンツに含まれている情報から生成する(ステップS43)。消去属性データを読み込む(ステップS44)。詳細データの各項目に対して、消去属性データ内の該当項目の有無を確認する(ステップS45)。消去属性データに該当項目がなければ、新規に消去属性データの項目を追加する(ステップS46)。該当項目があればその項目のポイントを加算する(ステップS47)。
【0025】
尚、ここでは、上記ポイント計算は、図5(後述)に示すような消去データがある場合に、ジャンルの順位・項目の順位という形で行っている。例えば、録画コンテンツが消去(削除)された場合には、ジャンル・項目のそれぞれの該当箇所を加算し、掛け合わせるなどの式を用いる。一例として、削除順位=ジャンル×sum(項目データのポイント)の様な式を用いても良い。
【0026】
図4はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置における各録画コンテンツと録画情報の関連付けを示す図である。
ここではリストで示しており、それぞれの録画コンテンツに係る録画情報の一例を示している。録画コンテンツは録画情報として、No(ナンバー)、名称、録画状況、時間、ch(チャンネル)、視聴回数、詳細データ、commentが関連付けられている。
【0027】
すなわちリストのNo.1は、No.は1、名称は「あいうえお」、録画状況は「auto」、時間(録画時刻)は「01:00-01:30」、ch(放送が行われたチャンネル)は「5」、視聴回数(録画コンテンツを視聴した回数)は「0」、詳細データは「出演者名」、commentは特にないので「−」となっている。同様に、No.2からNo.6に関する録画情報を図4に示している。
【0028】
尚、録画状況欄で示すautoは映像再生装置が自動的に録画を行う録画であり、いわゆる自動録画、keyはユーザに入力された特定のキーワードに基づいて映像再生装置が番組を検索し、録画を行う録画、pointはユーザが特定の番組をポイント的に選択し、行う録画の状況である。
【0029】
図5はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置における消去属性データの例を示す図である。
図5(a)は消去したコンテンツデータである。これらは消去属性データ部106に記録される。
例えば、名称「あかさたな」のコンテンツデータには詳細データ「映画、フランス、監督:A、俳優:B」が関連付けられている。同様に、名称「いきしちに」、「うくすつぬ」等にも図に示す関連付けが行われている。
【0030】
図5(b)はジャンル順位である。すなわち、ジャンルに応じて消去順位を決定している。
ここでは映画、ドラマ、アニメ、ニュースをジャンルとしており、それぞれの消去順位を映画:2、ドラマ:2、アニメ:1、ニュース:1としている。
図5(c)は項目順位である。同様に、項目に応じて順位を決定している。
ここではフランス、監督:A、俳優:B、朝連ドラ、主演:太郎、舞台:京都、原作者:ふ、声優:い、野球、主演:花子、舞台:東京、日本、監督:あ、キャスター:え、を項目としており、それぞれの消去順位を、フランス:1、監督:A:1、俳優:B:1、朝連ドラ:2、主演:太郎:1、舞台:京都:1、原作者:ふ:1、声優:い:1、野球:1、主演:花子:1、舞台:東京:1、日本:1、監督:あ:1、キャスター:え:1としている。
【0031】
図6はこの発明の実施の形態に係る映像再生装置における消去(削除)候補リストの例を示す図である。
ここでは、例えば図4に示すNo.1からNo.6の録画コンテンツがある場合を想定する。この図4に示すNo.1からNo.6の録画コンテンツを用いて図6に示す消去候補リストへの登録を行う。
【0032】
すなわち、No.1は『auto』で録画され、『視聴回数:0』のため、1番上(L1)に登録される(図6の(1))。No.2は『key』(キーワードを入れて録画)で録画されているため、優先度を下げて登録される。ここでは他に登録されているものがないため、L2に登録される(図6の(2))。No.3は『auto』で録画されているので、No.2よりも上、『視聴回数:3』のためNo.1よりも下のL2への挿入となる(No.2はこの時点でL3に変更)(図6の(3))。
【0033】
No.4は同様にNo.2より上となり、『視聴回数:1』であるため、No.3の上のL2となる。(No.2,3はL4,3へ変更される)(図6の(4))。No.5は『point』(録画指定して録画)のため、もっともレベルの低い位置へ登録となる。この例では、L5へ登録される(図6の(5))。
【0034】
このように、ここでは、全てのコンテンツについて、繰り返し、削除候補リストを作成する。尚、No.6は『point』(録画指定して録画)のため、No.5と同じようにレベルの低い位置(一番下)への登録となるが、図2のS57,S58処理にて順位再計算の結果、削除レベルが上がり図6の(6)のように登録される。
【0035】
尚、この発明の実施の形態においては、次のように構成することも可能である。
すなわち、消去候補リストの作成は録画時のみでなく、随時可能とする。録画日時もリスト化順位の判断材料とできる(古いものが上位など)。消去候補リストへの登録順序は制御ファイルを作成しそれに基づき変更することも可能とする。消去属性データ利用時の計算式も変更可能とする。視聴回数については、閾値を設けることも可能でそれにより優先度を変更することができるものとする。機器により独自のコメント欄がある場合には制御ファイルにそれらの情報も入力可能とする。実際に削除するかどうかの判断は、GUI機能を持たせるなど、随時容易に変更可能とする。消去候補リスト内部の順位移動もユーザが直接可能とする。消去属性データは消去候補リスト作成だけでなく、再生時の優先度変更にも利用することができる。
【0036】
すなわち、この発明の実施の形態に係る映像再生装置は、過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録する消去実績記録手段と、記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得する録画情報取得手段と、前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定する消去順位決定手段と、前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力する消去候補出力手段を備えるように構成している。
【0037】
尚、録画情報は消去属性データを含むように構成している。また、消去属性データを用いて各映像コンテンツの消去順位を決定するように構成している。各映像コンテンツの消去順位決定において、消去属性データをポイントとして換算するように構成している。録画情報は録画状況、時間、チャンネル、視聴回数、詳細データ、コメントのいずれかひとつを含むように構成している。
【0038】
上記のように構成することによって、この発明の実施の形態においては、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から消去を推薦する映像コンテンツ候補を、映像再生装置が出力することが可能となるという効果がある。またこの発明は、記録媒体に録画された映像コンテンツの中から過去の消去実績を用いて消去順位を決定することが可能となるという効果がある。またこの発明は、ユーザの意図に反して録画された不要なコンテンツを効率よく削除可能にし、相対的に記録媒体の記憶容量を増やすことが可能となるという効果がある。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となるという効果がある。
【0039】
尚、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】この発明の実施の形態に係る映像再生装置の構成を示すブロック図。
【図2】この発明の実施の形態に係る映像再生装置の動作を説明するフローチャート。
【図3】この発明の実施の形態に係る映像再生装置に係り、録画情報から消去属性データを作成する消去処理部のフローチャート。
【図4】この発明の実施の形態に係る映像再生装置における各録画コンテンツと録画情報の関連付けを示す図。
【図5】この発明の実施の形態に係る映像再生装置における消去属性データの例を示す図。
【図6】この発明の実施の形態に係る映像再生装置における削除候補リストの例を示す図。
【符号の説明】
【0041】
101…消去候補作成部、102…消去処理部、103…再生処理部、104…録画処理部、105…消去候補リスト記録部、106…消去属性データ記録部、107…録画状況記録部、108…録画コンテンツ記録部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に録画された映像コンテンツを再生する映像再生装置において、
過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録する消去実績記録手段と、
記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得する録画情報取得手段と、
前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定する消去順位決定手段と、
前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力する消去候補出力手段を備えることを特徴とする映像再生装置。
【請求項2】
前記録画情報は消去属性データを含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
【請求項3】
前記消去属性データを用いて各映像コンテンツの消去順位を決定することを特徴とする請求項1乃至2に記載の映像再生装置。
【請求項4】
前記各映像コンテンツの消去順位決定において、前記消去属性データをポイントとして換算することを特徴とする請求項3に記載の映像再生装置。
【請求項5】
前記録画情報は録画状況、時間、チャンネル、視聴回数、詳細データ、コメントのいずれかひとつを含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の映像再生装置。
【請求項6】
記録媒体に録画された映像コンテンツを再生する映像再生方法において、
過去に消去された映像コンテンツの実績を録画情報と対応付けて記録媒体に記録するステップと、
記録媒体に録画された各映像コンテンツに係る録画情報を取得するステップと、
前記取得された各映像コンテンツに係る録画情報を、前記記録媒体に記録されている過去に消去された映像コンテンツの実績と照会し、消去順位を決定するステップと、
前記決定された消去順位に基づいて、消去を推薦する映像コンテンツ候補を出力するステップを備えることを特徴とする映像再生方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−154061(P2008−154061A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−341238(P2006−341238)
【出願日】平成18年12月19日(2006.12.19)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】