説明

画像欠陥評価装置および方法

【課題】電子写真において例えば写真調の高光沢画像を出力する場合、表面キズ、トナー段差、光沢ムラ等の表面画質欠陥を高精度で評価すること。
【解決手段】クライアントのUI上で、評価したい画質項目である表面キズを表すパラメータの閾値を入力し、表面形状閾値格納部18Aに格納する。パッチデータ格納部17に格納してある表面形状測定パッチデータの画像を用紙上に出力し、評価したい画質項目を表面形状センサ23で測定する。測定結果と閾値とを比較し、評価結果を算出する。クライアント上に評価結果を表示する。評価結果が許容範囲であれば、処理を終了する。範囲外であれば、画像欠陥の自動補正を行うか否か、ユーザの選択待ち状態とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式プリンタにおいて、例えば高光沢画像を出力する際に起こりえる、画像表面形状の欠陥を測定評価する技術に特徴を有する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、複写機やプリンタとして電子写真方式を用いた画像形成装置が広く知られており、その可能性から、様々な用途への応用が検討されている。近年では、電子写真方式を用いた写真調高光沢画像の出力が可能となり、その画質向上が急速に求められている。高光沢画像を出力する手段としては、特許文献1などに記載された、次のような構成をもつベルト定着器を用いたものが知られている。即ち、この定着器は、未定着トナー像を担持した記録材を耐熱フィルムからなる定着ベルトで押圧加熱し、その記録材を定着ベルトに密着させたままの状態で冷却してトナー像を固化させ、トナー像が定着した記録材を定着ベルトから剥離するものである。
【0003】
【特許文献1】特開平4−362679号公報
【特許文献2】特開平5−45145号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記提案では、電子写真方式による高光沢画像特有の表面特性問題が起こる可能性がある。例えば、トナー段差、表面キズによる光沢欠陥、定着スピード・温度・定着ベルトの欠陥等に起因する光沢ムラなどが考えられる。これらの画質欠陥は以前から起こっていたが、写真調の高光沢画像においては欠陥が目立ちやすいため、その許容レベルがはるかに高くなっている。これまで電子写真において高光沢画像を出力できる系が確立されていなかったため、このような画質欠陥を高精度で評価する手法がなかった。
【0005】
そこで本発明の目的は、以上のような問題を解消した画像欠陥評価装置および方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するために、本発明は、電子写真方式の画像形成装置によって記録媒体上に形成された評価対象である高光沢画像に関して、測定評価したい画像表面欠陥の項目を指定する評価項目指定手段と、前記記録媒体上の高光沢画像の画像表面欠陥を測定する測定手段と、前記測定結果を前記画像表面欠陥の許容範囲に相当する閾値と比較することによって画像表面欠陥を評価する評価手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、電子写真において例えば写真調の高光沢画像を出力する場合、表面キズ、トナー段差、光沢ムラ等の表面画質欠陥を高精度で評価することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に本発明の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施例によるネットワークシステムの構成を示す図である。
【0010】
図1のように、本実施例は、サイトAというネットワークシステムで構成されている。サイトAは、クライアントA1(PCとモニタを含む端末)、ネットワーク上のプリンタコントローラとしてのフロントエンドサーバ1、プリンタエンジン2(フロントエンドサーバを介してネットワークに接続)で構成されている。クライアントA1を構成するコンピュータシステムは、モニタ表示や画像処理に必要なCPU、システムメモリ、V(ビデオ)RAM及びネットワーク上の通信に必要な通信機能を備えている。さらに、クライアントA1を構成するコンピュータシステムは、モニタ上に表示される後述するようなユーザインターフェース(UI)を操作するためのキーボード、マウス等の入力手段を備えている。システムメモリは、ハードディスクドライブなどの大容量メモリ装置、CPUの作業領域を提供するRAM、システムの初期化プログラム等を格納したROMを有している。システムメモリは、CPUの制御手順としてのプログラム、即ち、後述のようなクライアントA1のモニタ上に表示されるUI機能を実現するためのプログラムを含むクライアントA1上の処理をCPUが実行するためのプログラムを格納している。
【0011】
図2は前出のフロントエンドサーバ1とプリンタエンジン2の構成を示す図である。
【0012】
図2のように、フロントエンドサーバ1は、以下の符号10〜19で示す構成を有する。即ち、10はネットワークに接続するためのネットワークI/F(インタフェース)部、11はジョブデータを制御するジョブ制御部、12はPDL(ページ記述言語)を解析して中間データを生成するPDLインタプリタ部である。13はPDLインタプリタ部12で生成された中間データが格納される中間データ格納部、プリンタエンジン2とのデータのやり取りを行うための通信インタフェース部14である。15は中間データ格納部に格納された中間データをビットマップイメージデータに変換するレンダリング部、16はジョブに対して指定されたカラーマッチング及びキャリブレーション処理を行うカラーマネージメント処理部である。16Aはカラーマッチングに使用されるプロファイルが格納されるプロファイル格納部、16Bはキャリブレーションデータのうち、一次元LUTが格納されるキャリブレーション一次元LUT(Look Up Table)格納部である。17は表面形状測定に使用されるパッチが格納されるパッチデータ格納部である。18は表面形状データ処理部、18Aは表面形状の許容範囲データを格納する表面形状閾値格納部、19は表面形状センサが読み取ったデータが格納される読み取りデータ格納部である。
【0013】
また、ジョブ制御部11は、ジョブをホールドする等の管理を行うジョブ管理部11A、ジョブ中のジョブチケットを解析するジョブ解析部11Bから構成されている。
【0014】
フロントエンドサーバ1はコンピュータシステムから構成される。このコンピュータシステム内のメモリ上に、中間データ格納部13、プロファイル格納部16A、キャリブレーション一次元LUT格納部16B、パッチデータ格納部17、表面形状閾値格納部18A、読み取りデータ格納部19Aが構成される。また、次の構成は、コンピュータシステムのCPUがメモリ内の所定のプログラムを実行することによって実現される機能である。即ち、この機能は、ジョブ制御部11、ジョブ管理部11A、ジョブ解析部11B、PDLインタプリタ部12、レンダリング部15、カラーマネージメント処理部16、表面形状データ処理部18である。
【0015】
プリンタエンジン2は、フロントエンドサーバ1とデータをやりとりする通信I/F部20、出力部(画像形成部)21、表面形状センサを制御する表面形状センサ制御部22、パッチ出力を読み取る表面形状センサ23を有する。プリンタエンジン2は、さらに、表面形状センサで読み取られたデータが格納される読み取りデータ格納部24を有する。プリンタエンジン2は、エンジン全体を制御するCPUと、このCPUの制御手順としてのプログラム格納領域およびCPUの作業領域を提供するメモリ装置とを有する。表面形状センサ制御部22は、CPUが所定のプログラムを実行することによって実現される機能であり、読み取りデータ格納部24はメモリ装置上に構成される。また、プリンタエンジン2は、CPUとメモリ装置とを有するので、フロントエンドサーバ1によって実現されるプリンタコントローラとしての上記各機能を具えることもでき、この場合は、フロントエンドサーバ1を省略することもできる。この場合、プリンタエンジン2がネットワークに直接接続されることになる。
【0016】
クライアントA1とフロントエンドサーバ1とプリンタエンジン2とはネットワークを介して相互に連動し、各々内蔵のプログラムを各々内蔵のCPUが実行することによって、後述の図10〜図14に示す如き制御手順を分担して実行する。なお、これらの制御手順はクライアントA1とフロントエンドサーバ1とプリンタエンジン2のいずれかにおいて統合して実行することもできる。
【0017】
図3は、表面形状評価を開始する際に表示される、クライアントA1のUI初期画面の例であって、ユーザがクライアントA1の入力手段を操作することによってモニタ上に表示される。ここでは、評価対象となる画質項目のリストが表示されており、ユーザがクライアントA1の入力手段を操作することによって、評価したい項目にチェックを入れられるようになっている。以下、UIの操作は同様である。
【0018】
図4は、評価する画質項目について、測定結果が許容範囲かどうかを判定するのに用いる閾値の設定画面のUI例である。例えば、「表面キズ」を評価するパラメータとしては「数」「長さ」「深さ」などが考えられるので、それぞれに関して許容範囲(許容できる最大値)を判定するための閾値(Max)をユーザが設定することができる。図4の例では、「表面キズ」を評価するパラメータ「数(本)」の閾値として10、「長さ(mm)」の閾値として10、「深さ(μm)」の閾値として10を設定した。また、トナー段差を評価するパラメータである「高低差(μm)」の閾値として50を設定した。
【0019】
図5は、表面形状評価結果を表示するUIの例である。画像表面のキズの位置を確認できるイメージ図や、各パラメータの測定結果が表示され、それに対する推奨処理メッセージが表示されるようになっている。また、自動補正を行うボタンを設けており、ユーザが必要なときに補正を行うことができる。
【0020】
図6は、表面形状評価に使うパッチチャート案である。一次色と多次色の複数階調分のサイズが大きめなパッチを用紙全体に隙間なく配置することで、トナー載り量の違いによる段差や、定着時のキズ、光沢ムラ等を検出しやすくしている。
【0021】
図7は、本実施例において、プリンタ出力口に設置されて使用される表面形状センサの一例を示すものである。表面形状センサ23は、ホルダー23C内に、発光部23A、および受光部23Bを組み込んで構成されている。表面形状センサ23は、発光部23Aから光を用紙26上のパッチPに照射し、パッチPからの反射光を受光部23Bで受け取る。発光部23Aからの照射光に対する、受光部に入る反射光の光量の割合より、キズやトナー段差等パッチPの表面凸凹を測定するものである。もしくは、用途は違うが特許文献2のような原理のセンサを用いても良い。
【0022】
図10は、図2の構成を用いた実施例の工程を説明するフローチャートである。
【0023】
ステップ100で、図3のようなクライアントA1のUI上で、評価したい画質項目にチェックを入れて、ステップ101に進む。今回は例として、表面キズに関する評価を行うこととする。
【0024】
ステップ101で、表面キズの許容範囲を決めるため、図4のようなUI上で表面キズを表すパラメータの閾値を入力し、ステップ102に進む。入力したパラメータの閾値は、表面形状閾値格納部18Aに格納される。
【0025】
ステップ102で、パッチデータ格納部17に格納してある図6のような表面形状測定パッチデータの画像を用紙上に出力し、評価したい画質項目を表面形状センサ23で測定してステップ103に進む。
【0026】
ステップ103において、前ステップで測定した結果と閾値とを比較し、評価結果を算出して、ステップ104に進む。
【0027】
ステップ104で、クライアントA1のUIに評価結果を表示して、ステップ105に進む。
【0028】
ステップ105において、ステップ103で算出された評価結果が許容範囲であれば、処理を終了する。範囲外であれば、画像欠陥の自動補正を行うか否か、ユーザの選択待ち状態になる。ユーザの回答が「自動補正を行わない」という場合は処理を終了する。「自動補正を行う」場合、ステップ106に進む。
【0029】
ステップ106で、評価結果をエンジンの原因部分にフィードバックし、プロセス条件を変更し、最適な状態になるよう補正を行い、処理を終了する。ここでの自動補正とは、定着ベルト表面のチェック、定着スピードや温度の調整などであり、フロントエンドサーバ1からプリンタエンジン2に対して調整命令が出されるようになっている。
【0030】
図11、図12は、ステップ102の詳細処理のフローチャートを示している。
【0031】
まずステップ200でパッチデータをパッチデータ格納部17から取り出してステップ201へ進む。
【0032】
ステップ201で、該パッチデータをPDLインタプリタ部12で解析して、中間データを生成してステップ202へ進む。
【0033】
次にステップ202において、ステップ201で生成された中間データを中間データ格納部13に一時的に格納してステップ203へ進む。
【0034】
ステップ203において、ステップ202で格納された中間データを取り出し、カラーマネージメント処理部16でパッチデータ出力時の処理を行い、ステップ204へ進む。
【0035】
続いてステップ204で、ステップ203の中間データをレンダリング部15でビットマップイメージデータに展開してステップ205へ進む。
【0036】
ステップ205では展開されたビットマップイメージデータとInfo_media情報をプリンタエンジン2に転送してステップ206へ進む。
【0037】
ステップ206でInfo_media情報を参照し、それに基づいて用紙を選択してステップ207へ進む。
【0038】
ステップ207において、パッチデータを選択された用紙に印刷して、ステップ208へ進む。
【0039】
続いてステップ208で、印刷されたパッチデータを、表面形状センサ制御部22の制御のもと、表面形状センサ23で読み取り、その読み取りデータを読み取りデータ格納部24に格納してステップ209に進む。
【0040】
ステップ209で、該読み取りデータをフロントエンドサーバ1に転送し、ステップ210へ進む。
【0041】
ステップ210で、該データをフロントエンドサーバ1側の読み取りデータ格納部19へ転送し、パッチデータ出力処理を終了する。
【0042】
図13は、ステップ103の詳細処理のフローチャートを示している。
【0043】
ステップ300において、フロントエンドサーバ1の読み取りデータ格納部19から読み取りデータを取り出し、ステップ301に進む。
【0044】
ステップ301において、表面形状閾値格納部18Aから表面形状閾値データを取り出し、ステップ302に進む。
【0045】
ステップ302で、ステップ300で取り出した読み取りデータから、表面形状の分布図を作成し、ステップ303に進む。
【0046】
ステップ303で、ステップ300で取り出した読み取りデータと、ステップ302で取り出した表面形状閾値データから、結果が許容範囲内かどうかを表面形状データ処理部18にて判定し、ステップ304に進む。
【0047】
ステップ304において、上記ステップ303で得られた結果をクライアントAのUIに転送し、処理は終了する。
【0048】
(他の実施例)
続いて、他の実施例について説明する。
【0049】
前記実施例との違いは、図3が図8に、図4が図9に、図10が図14の処理に置き換わる点である。つまり、画像表面の凹凸だけでなく、光沢画像の品質を左右する光沢ムラについても評価することである。
【0050】
図8は、表面形状評価を開始する際に表示される、クライアントA1のUI初期画面の例である。評価対象となる画質項目として表面キズ、トナー段差、光沢ムラが候補として表示され、評価したい項目にチェックを入れられるようになっている。
図9は、光沢ムラ評価の際、測定結果が許容範囲かどうかを判定するのに用いる閾値の設定画面のUI例である。光沢ムラを評価するパラメータとしては「鏡面光沢度差」「写像差」などが考えられるので、それぞれに関して許容範囲を判定するための閾値をユーザが設定する。
【0051】
図14は光沢ムラを測定評価する際のフローチャートである。
【0052】
ステップ400で、図8のようなクライアントA1のUI上で、評価したい画質項目にチェックを入れて、ステップ401に進む。今回の例では、光沢ムラに関する評価も行うこととする。
【0053】
ステップ401で、光沢ムラの許容範囲を決めるため、図9のようなUI上で光沢ムラを表すパラメータの閾値を入力し、ステップ402に進む。入力したパラメータの閾値は、表面形状閾値格納部18Aに格納される。
【0054】
ステップ402で、パッチデータ格納部17に格納してある光沢ムラ測定パッチデータを用紙上に出力し、評価したい画質項目を測定する。詳細処理は図11、12のとおりである。続いてステップ403に進む。
【0055】
ステップ403において、前ステップで測定した結果と閾値とを比較し、評価結果を算出する。このステップの詳細処理については図13のとおりである。続いてステップ404に進む。
【0056】
ステップ404で、クライアントAのUIに評価結果を表示して、処理を終了する。
【0057】
本実施例においては、1つのサイトにおける処理について説明したが、複数のサイトをWANなどで結ぶことで構成される大規模ネットワークシステム内で実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明に係るネットワークシステムの構成を示す図である
【図2】フロントエンドサーバ1とプリンタエンジン2の構成を示す図である
【図3】表面形状評価における閾値の設定画面のUI例を示す図である。
【図4】画質測定結果が許容範囲内かを示す閾値の設定画面のUI例である
【図5】表面形状評価結果を表示するUIの例を示す図である。
【図6】表面形状評価に使うパッチチャート案を示す図である。
【図7】プリンタ出力口に設置されて使用される表面形状センサの一例を示す図である。
【図8】表面形状評価を開始時に表示される、クライアントAのUIの一例を示す図である。
【図9】光沢ムラ評価における閾値の設定画面のUI例を示す図である。
【図10】本発明のメイン処理のフローチャートである。
【図11】ステップ102の詳細を示すフローチャートである。
【図12】ステップ102の詳細を示すフローチャートである。
【図13】ステップ103の詳細を示すフローチャートである。
【図14】光沢ムラを測定評価する際のフローチャートである。
【符号の説明】
【0059】
10 ネットワークI/F部
11 ジョブ制御部
11A ジョブ管理部
11B ジョブ解析部
12 PDLインタプリタ部
13 中間データ格納部
14 通信I/F部
15 レンダリング部
16 カラーマネージメント処理部
16A プロファイル格納部
16B キャリブレーション一次元LUT
17 パッチデータ格納部
18 表面形状データ処理部
18A 表面形状閾値格納部
19 読み取りデータ格納部
20 通信I/F部
21 出力部
22 表面形状センサ制御部
23 表面形状センサ
24 読み取りデータ格納部
23A 発光部
23B 受光部
23C ホルダー
26 用紙
P パッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子写真方式の画像形成装置によって記録媒体上に形成された評価対象である高光沢画像に関して、測定評価したい画像表面欠陥の項目を指定する評価項目指定手段と、
前記記録媒体上の高光沢画像の画像表面欠陥を測定する測定手段と、
前記測定結果を前記画像表面欠陥の許容範囲に相当する閾値と比較することによって画像表面欠陥を評価する評価手段と、
を有することを特徴とする画像欠陥評価装置。
【請求項2】
クライアント端末を有し、
前記クライアント端末上で前記評価項目指定手段における項目指定入力および前記閾値入力の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1記載の画像欠陥評価装置。
【請求項3】
前記閾値および前記評価対象画像のデータの少なくとも一方は、前記画像形成装置の内蔵プリンタコントローラおよび前記画像形成装置のプリンタコントローラとしてのフロントエンドサーバのいずれかに格納されていることを特徴とする請求項1記載の画像欠陥評価装置。
【請求項4】
前記測定手段は、発光部および受光部から構成される表面形状センサを含むことを特徴とする請求項1記載の画像欠陥評価装置。
【請求項5】
前記測定手段は、前記画像形成装置の出力口に設けられていることを特徴とする請求項4記載の画像欠陥評価装置。
【請求項6】
前記評価対象画像は、複数個の一次色パッチチャートもしくは混色の多次色パッチチャートであることを特徴とする請求項1記載の画像欠陥評価装置。
【請求項7】
前記評価手段による評価結果は、前記クライアント端末上で確認することができることを特徴とする請求項2記載の画像欠陥評価装置。
【請求項8】
電子写真方式の画像形成装置によって記録媒体上に形成された評価対象である高光沢画像の画像表面欠陥を測定し、
前記測定結果を前記画像表面欠陥の許容範囲に相当する閾値と比較することによって、指定した画像表面欠陥を評価することを特徴とする画像欠陥評価方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2007−212679(P2007−212679A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−31437(P2006−31437)
【出願日】平成18年2月8日(2006.2.8)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】