説明

車両用前照灯

【課題】半導体発光素子31の交換作業が容易となる。
【解決手段】灯具前方側が開口したランプボディ12と、前記開口を覆うカバー13と、前記ランプボディ12および前記カバー13により形成される灯室内に配されて、前記ランプボディ12に取り付けられるブラケット15と、光源である半導体発光素子31を有する光源ユニット30と、前記半導体発光素子31からの光を灯具前方へと出射させる光学ユニット20と、を備え、前記光源ユニット30および前記光学ユニット20は、ともに前記灯室内に配されてそれぞれ別個に前記ブラケット15に固定されており、前記光源ユニット30は、前記ランプボディ12の灯具後方側に設けられた着脱用開口18を通じて着脱可能であることを特徴とする車両用前照灯1,2,3により達成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用前照灯に関し、特にLED等の半導体発光素子を光源とする車両用前照灯に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、光源として半導体発光素子を用いた車両用前照灯が種々提案されている。一般に、この様な車両用前照灯には半導体発光素子としてLED(Light Emitting Diode)が用いられるが、LEDは過電流により破損したり湿度の高い環境での使用により性能が低下することがある。したがって、車両用前照灯には、このような場合にLEDを容易に交換することが可能な構造であることが求められている。例えば、特許文献1には、ベース板、LEDランプ、および反射鏡で構成されるユニットをハウジングの後方側から着脱可能なLED光源前照灯が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4582791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示されたLED光源前照灯は、LEDランプをユニットごと取り外すと、LEDランプの上方および側方を覆う反射鏡も一緒に取り外される。したがって、LEDランプを交換するためには、さらに反射鏡を取り外す作業が必要となることから、LEDランプだけを交換するための交換作業が煩雑であった。
【0005】
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、光源である半導体発光素子だけまたは光源である半導体発光素子を有する光源ユニットだけを容易に交換可能な車両用前照灯を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、灯具前方側が開口したランプボディと、
前記開口を覆うカバーと、
前記ランプボディおよび前記カバーにより形成される灯室内に配されて、前記ランプボディに取り付けられるブラケットと、
光源である半導体発光素子を有する光源ユニットと、
前記半導体発光素子からの光を灯具前方へと出射させる光学ユニットと、
を備え、
前記光源ユニットおよび前記光学ユニットは、ともに前記灯室内に配されてそれぞれ別個に前記ブラケットに固定されており、前記光源ユニットは、前記ランプボディの灯具後方側に設けられた着脱用開口を通じて着脱可能であることを特徴とする車両用前照灯により達成される。
【0007】
上記構成の車両用前照灯によれば、半導体発光素子の交換が必要となった場合に、灯具前方のカバーを取り外すことなく、また、光学ユニットとは別個に光源ユニットだけを取り外すことができるので、半導体発光素子の交換作業が容易となる。また、光源ユニットと光学ユニットとがともにブラケットに固定されているので、ブラケットのランプボディに対する取付角度を調整することで灯具のエイミングが可能となる。
【0008】
また、上記構成の車両用前照灯における前記ブラケットは、灯具前後方向に貫通する開口部を有し、
前記光源ユニットは、前記半導体発光素子からの光が前記光学ユニットを介して前記開口部を通過して灯具前方側へと出射するように、前記ブラケットの灯具後方側に固定されていることが望ましい。
【0009】
この様な構成の車両用前照灯によれば、光源ユニットがブラケットの灯具後方側に固定されているので、光源ユニットの交換作業においてブラケットが邪魔にならず、交換作業を容易に行うことができる。
【0010】
また、これに替えて、上記構成の車両用前照灯における前記ブラケットは、灯具前後方向に貫通する開口部を有し、
前記光源ユニットは、前記半導体発光素子を含む前記光源ユニットの一部が前記開口部の内側または前記開口部よりも灯具前方側に配されるとともに、前記ブラケットの灯具後方側に固定されていてもよい。
【0011】
この様な構成の車両用前照灯によっても、光源ユニットがブラケットの灯具後方側に固定されているので、光源ユニットの交換作業においてブラケットが邪魔にならず、交換作業を容易に行うことができる。
【0012】
また、上記構成の車両用前照灯において、前記光源ユニットは、前記半導体発光素子を搭載するとともに、前記半導体発光素子の制御回路が設けられた回路基板を有することが望ましい。
【0013】
この様な構成の車両用前照灯によれば、半導体発光素子だけでなく制御回路の故障などによって回路基板の交換が必要となった場合でも、灯具後方側から光源ユニットを取り外すことで交換することができる。
【0014】
また、上記構成の車両用前照灯における前記ブラケットには、前記光源ユニットの固定位置に前記光源ユニットを位置決めする位置決め部が設けられていることが望ましい。
【0015】
この様な構成の車両用前照灯によれば、半導体発光素子の交換などのために光源ユニットをブラケットから取り外した場合でも、再び光源ユニットをブラケットに取り付ける際に光源ユニットの固定位置にずれが生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態の一例に係る車両用前照灯の概略断面図である。
【図2】図1に示す車両用前照灯のブラケットから光学ユニットを取り外して灯室外に取り出した状態を示す概略断面図である。
【図3】本発明の実施形態の他の一例に係る車両用前照灯の概略断面図である。
【図4】図3に示す車両用前照灯のブラケットから光学ユニットを取り外して灯室外に取り出した状態を示す概略断面図である。
【図5】本発明の実施形態のさらに他の一例に係る車両用前照灯の概略断面図である。
【図6】図5に示す車両用前照灯のブラケットから光学ユニットを取り外して灯室外に取り出した状態を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態の一例に係る車両用前照灯1の概略断面図である。本実施形態に係る車両用前照灯1は、例えば車両の前端部分に取り付けられ、すれ違いビームを点消灯可能な灯具であって、灯具前方側が開口したランプボディ12と、ランプボディ12における上記開口を覆う素通し状のカバー13と、ランプボディ12およびカバー13により形成される灯室内に配されるブラケット15、光学ユニット20、および光源ユニット30とを備える。
【0019】
ブラケット15は、板状部材であって、その面方向が灯具前後方向に対して略直交するように、エイミング機構5及びレベリング機構7を介してランプボディ12に取り付けられている。また、このブラケット15には、灯具前後方向に貫通する開口部16が設けられている。
【0020】
エイミング機構5は、エイミングナット6による締め付けを調整することでブラケット15およびブラケット15に取り付けられている後述の光学ユニット20および光源ユニット30の取付位置及び取付角度を微調整するための機構であり、エイミング調整した段階では、灯具光軸Axは、車両前後方向に対して略平行となっている。レベリング機構7は、乗車人数又は車載される貨物等の重量の変化に応じてレベリングモータ8を駆動することで、光学ユニット20および光源ユニット30による光源光の照射方向を自動調整するための機構である。
【0021】
光源ユニット30は、車両用前照灯1の光源であって灯具光軸Ax上に配置される半導体発光素子31と、半導体発光素子31の点灯状態を制御するための制御回路が設けられた回路基板32と、回路基板32の下方に配されて回路基板32を保持固定するヒートシンク33と、ヒートシンク33の下方に配されてヒートシンク33に保持固定される放熱ファン34と、を有する。半導体発光素子31は、本例では上面が発光面であるLED素子であり、必要とされる光量に応じて一または複数のチップがパッケージ化されたものが好ましく用いられる。
【0022】
ヒートシンク33は、例えばアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた金属材料によって形成されており、半導体発光素子31および回路基板32から発生する熱を効率良く放熱するために複数の放熱フィン(図示は省略)が設けられている。そして、ヒートシンク33から放出された熱は、放熱ファン34によって生じる空気の流れによって拡散される。
【0023】
光学ユニット20は、半導体発光素子31からの光を灯具前方へと出射させるために設けられているものであり、半導体発光素子31からの出射光を灯具前方へと反射するリフレクタ23と、半導体発光素子31からの直射光およびリフレクタ23による反射光を灯具前方へ投影する投影レンズ21と、投影レンズ21を支持固定するレンズホルダー22と、を有する。
【0024】
リフレクタ23は、鉛直方向の断面の内面形状が楕円となる略ドーム状の部材であって、図1に示す断面においては、リフレクタ23の内面形状は、「Fa」で示す位置に第1焦点を有し「Fb」に示す位置に第2焦点を有する楕円の一部である。投影レンズ21は、灯具前方側の表面が楕円形状の凸面であり後方側表面が平面である平凸レンズである。この投影レンズ21は、後方側焦点がリフレクタ23内面の第2焦点であるFbと略一致し、この後方側焦点を含む焦点面上の像を反転像として水平方向へ拡大しながら前方へ投影する。
【0025】
本実施形態では、光源ユニット30および光学ユニット20は、それぞれブラケット15にそれぞれ別個に固定されており、特に本例では、光源ユニット30は、ブラケット15の灯具後方側の面15bに固定されており、光学ユニット20は、ブラケット15の灯具前方側の面15aに固定されている。なお、光源ユニット30および光学ユニット20のブラケット15に対する固定方法は特に限定されないが、特に光源ユニット30については、後述の着脱用開口18を開放したときに着脱用開口18を通じて光源ユニット30が着脱可能となるようにブラケット15に対してネジ留めなどの方法で固定されることが好ましい。
【0026】
本例の車両用前照灯1では、光源ユニット30および光学ユニット20が灯具前後方側の面15a,15bに図1に示すように固定されていることにより、リフレクタ23は半導体発光素子31の上方を覆うように配されるとともに半導体発光素子31はリフレクタ23内面の第1焦点Faと略一致する位置に配される。したがって、半導体発光素子31から上方へ出射した光はリフレクタ23の内面で灯具光軸Ax寄りに反射され、ブラケット15に設けられた開口部16を通過して投影レンズ21の後方側焦点でもある第2焦点Fb近傍に集光される。
【0027】
そして、上記反射光は半導体発光素子31からの直射光とともに投影レンズ21によって灯具前方へ投影される。なお、本例では、ブラケット15における開口部16の下端側の縁部15cが、所定の配光パターンを形成するために半導体発光素子31からの直射光および上記反射光の一部を遮るシェードとして機能する。したがって、例えばシェードを別個の部品としてブラケット15に取り付ける場合と比べて、部品点数を削減できるとともに、ブラケット15に対するシェードの取付位置の誤差がなくなるので、灯具全体の組み立てに伴う寸法誤差を小さくすることができる。
【0028】
ところで、本例では、ランプボディ12の灯具後方側に着脱用開口18が設けられている。この着脱用開口18は、通常は蓋19によって塞がれているが、半導体発光素子31の交換作業などのために光源ユニット30をブラケット15から取り外す必要が生じたときには、図2に示すように、この蓋19を着脱用開口18から取り外すことにより、光源ユニット30をブラケット15から取り外して灯具後方側から灯室外に取り出すことができる。
【0029】
また、光源ユニット30をブラケット15から取り外す際には、光学ユニット20やブラケット15が邪魔になることがないので、これらを灯室内に取り付けられたままで光源ユニット30の取外作業を行うことができる。したがって、光源ユニット30の取外作業に要する作業工数が少なくて済むだけでなく、カバー13を取り外して灯具前方側から光源ユニット30を着脱する形態と比べて、作業が極めて容易である。
【0030】
また、投影レンズ21やリフレクタ23などはいずれも光学ユニット20の構成であるので、半導体発光素子31は、取り出された光源ユニット30の表面に露出している。したがって、取り外した光源ユニットからさらにリフレクタなどを取り外す必要がある形態と比べて、半導体発光素子31の交換作業が容易となる。なお、説明や図示は省略するが、半導体発光素子31は、電極をアタッチメントで保持するなど、光源ユニット30に対して取り付けおよび取り外しが容易な方法で固定されていることが望ましい。
【0031】
また、本例では、光源ユニット30の上面に回路基板32が取り付けられているので、回路基板32に設けられた制御回路の故障などの際にも、光源ユニット30を灯具後方側から取り外すことによって回路基板32の交換などを容易に行うことができる。また、本例では、光源ユニット30のブラケット15に対する固定位置(取付位置)を示す位置決め部の一例である位置決め突起15dがブラケット15の灯具後方側の面15bに設けられている。したがって、例えば光源ユニット30の取り付けや取り外しを繰り返した場合でも光源ユニット30のブラケット15に対する取付位置にずれが生じ難い。
【0032】
図3は、本発明の実施形態の他の一例に係る車両用前照灯2の概略断面図である。本例の車両用前照灯2において、上記の車両用前照灯1と同様の構成については同じ符号を付してその説明を適宜省略する。
【0033】
本例の車両用前照灯2では、光源ユニット30におけるヒートシンク33の一部が開口部16を通じてブラケット15よりも灯具前方側へ延出しており、この延出部分の上面に半導体発光素子31および回路基板32が配置されている。したがって、本例では、光源ユニット30の一部がブラケット15よりも灯具前方側に配されているが、ブラケット15の灯具後方側の面15bに光源ユニット30が固定されている点では上記の車両用前照灯1と同様である。
【0034】
したがって、図4に示すように、上記の車両用前照灯1と同様の方法によって、ブラケット15や光学ユニット20を取り外すことなく光源ユニット30をブラケット15から取り外して灯室外に取り出すことができる。ゆえに、本例の車両用前照灯2においても、光源ユニット30の取外作業に要する作業工数が少なくて済むとともに、取外作業自体が極めて容易である。
【0035】
また、本例の場合、図3に示すように、ヒートシンク33の延出部の下面がブラケット15の縁部15cやレンズホルダー22の上面と当接するとともに、ヒートシンク33の前面がブラケット15の灯具後方側の面15bと当接する。したがって、少なくとも灯具前後方向および灯具上下方向において、ブラケット15や光学ユニット20に対する光源ユニット30の取付位置が決まる。したがって、上記の車両用前照灯1のように、光源ユニット30のブラケット15に対する取付位置を示す位置決め部を設ける必要がなく、部品点数や部品の加工工数を削減することができる。
【0036】
図5は、本発明の実施形態のさらに他の一例に係る車両用前照灯3の概略断面図である。本例の車両用前照灯3において、上記の車両用前照灯1あるいは車両用前照灯2と同様の構成については同じ符号を付してその説明を適宜省略する。
【0037】
本例の車両用前照灯3では、光源ユニット30のヒートシンク33に上下方向に延出するフランジ部33aが設けられており、このフランジ部33aがブラケット15の灯具後方側の面15bから後方側に突出するボス17にネジ留めされることによって、光源ユニット30がブラケット15に固定されている。そして、本例では、ヒートシンク33の後方側の端部33bは、ヒートシンク33の外径と略等しい大きさの開口が設けられた蓋19の当該開口を通じて灯室外に露出している。
【0038】
したがって、本例では、半導体発光素子31および回路基板32から発生する熱を灯室外に効率良く放熱することができるので、上記の車両用前照灯1および車両用前照灯2のようにヒートシンク33からの放熱効率を向上させるために放熱ファン34を設ける必要がない。
【0039】
また、本例では、図5に示すように、ヒートシンク33のフランジ部33aの前面がブラケット15から後方側に突出するボス17の後端部と当接するとともに、ヒートシンク33の外周面が蓋19の開口面と当接している。したがって、少なくとも灯具前後方向および灯具上下方向において、ブラケット15に対する光源ユニット30の取付位置が決まる。したがって、上記の車両用前照灯1のように、光源ユニット30のブラケット15に対する取付位置を示す位置決め部を設ける必要がなく、部品点数や部品の加工工数を削減することができる。
【0040】
また、本例においても、図6に示すように、上記の車両用前照灯1および車両用前照灯2と同様に蓋19を取り外すことによって、ブラケット15や光学ユニット20を取り外すことなく光源ユニット30をブラケット15から取り外して灯室外に取り出すことができる。ゆえに、本例の車両用前照灯3においても、光源ユニット30の取外作業に要する作業工数が少なくて済むとともに、取外作業自体が極めて容易である。
【0041】
以上、本発明について好適な実施形態およびその変形例を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態およびその変形例に記載の範囲には限定されるものではなく、本発明の技術的特徴を損なわない範囲において、上記実施形態およびその変形例に様々な変更または改良を加えることができることは当業者に明らかである。
【符号の説明】
【0042】
1,2,3 車両用前照灯
5 エイミング機構
6 エイミングナット
7 レベリング機構
8 レベリングモータ
12 ランプボディ
13 カバー
14 灯室
15 ブラケット
16 開口部
17 ボス
18 着脱用開口
19 蓋
20 光学ユニット
21 投影レンズ
22 レンズホルダー
23 リフレクタ
30 光源ユニット
31 半導体発光素子
32 回路基板
33 ヒートシンク
34 放熱ファン
40 ソケットカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
灯具前方側が開口したランプボディと、
前記開口を覆うカバーと、
前記ランプボディおよび前記カバーにより形成される灯室内に配されて、前記ランプボディに取り付けられるブラケットと、
光源である半導体発光素子を有する光源ユニットと、
前記半導体発光素子からの光を灯具前方へと出射させる光学ユニットと、
を備え、
前記光源ユニットおよび前記光学ユニットは、ともに前記灯室内に配されてそれぞれ別個に前記ブラケットに固定されており、前記光源ユニットは、前記ランプボディの灯具後方側に設けられた着脱用開口を通じて着脱可能であることを特徴とする車両用前照灯。
【請求項2】
前記ブラケットは、灯具前後方向に貫通する開口部を有し、
前記光源ユニットは、前記半導体発光素子からの光が前記光学ユニットを介して前記開口部を通過して灯具前方側へと出射するように、前記ブラケットの灯具後方側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項3】
前記ブラケットは、灯具前後方向に貫通する開口部を有し、
前記光源ユニットは、前記半導体発光素子を含む前記光源ユニットの一部が前記開口部の内側または前記開口部よりも灯具前方側に配されるとともに、前記ブラケットの灯具後方側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項4】
前記光源ユニットは、前記半導体発光素子を搭載するとともに、前記半導体発光素子の制御回路が設けられた回路基板を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
【請求項5】
前記ブラケットには、前記光源ユニットの固定位置に前記光源ユニットを位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用前照灯。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−54834(P2013−54834A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−190377(P2011−190377)
【出願日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【出願人】(000001133)株式会社小糸製作所 (1,575)
【Fターム(参考)】