説明

録画再生装置及び方法

【課題】Webコンテンツを構成する特定の記事項目に関連した番組コンテンツを、この記事項目について言及した位置から再生させることが可能な録画再生装置及び方法を提供する。
【解決手段】記憶装置に録画された各番組コンテンツについて、同一の番組コンテンツ及び同一の出現時間から各々抽出した番組キーワード群を、Webコンテンツを構成する記事項目に含まれるWebキーワード群と比較し、一致したキーワードに基づいて、当該記事項目に関連する関連番組が前記各番組キーワード群の出現時間に存在するか否かを判定し、関連番組が存在すると判定した出現時間を、当該出現時間の識別情報に対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成し、前記記事項目と関連付けて表示装置に表示させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、録画再生装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、Webブラウザ機能を具備したPC(Personal Computer)等の情報通信端末では、インターネット上のWebサイトにアクセスすることで、当該Webサイトから提供されるWebコンテンツを取得し、表示することが行われている。また、Webブラウザ機能を具備したTV番組(番組コンテンツ)の録画再生を行う録画再生装置やTV装置も提供されており、TV画面でWebコンテンツを閲覧することが可能となってきている。
【0003】
ところで、録画再生装置で録画された番組コンテンツの中には、Webコンテンツの記事項目と共通する話題や内容に言及したものが存在する可能性がある。従来、ユーザが閲覧するWebコンテンツに含まれたキーワード(単語)に基づき、当該キーワードを含んだ番組コンテンツをユーザに提示することで、番組コンテンツの再生支援を行う技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−181503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、Webコンテンツに関連した番組コンテンツをユーザに提示することで、当該番組コンテンツの再生をユーザに促すことは可能であるが、その番組コンテンツの再生を開始する位置については特に考慮されておらず、ユーザの利便性向上のため改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、Webコンテンツを構成する特定の記事項目に関連した番組コンテンツを、この記事項目について言及した位置から再生させることが可能な録画再生装置及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施の形態の録画再生装置は、番組録画手段と、番組キーワード抽出手段と、管理手段と、Webコンテンツ取得手段と、Webキーワード抽出手段と、判定手段と、表示制御手段と、を備えている。番組録画手段は、放送局から放送された番組コンテンツを、当該番組コンテンツの番組内容を表した番組固有情報とともに記憶装置に記憶する。番組キーワード抽出手段は、記憶装置に記憶された各番組コンテンツの番組固有情報に含まれた所定の文字列を、番組キーワードとして抽出する。管理手段は、番組キーワード抽出手段が抽出した番組キーワードを、当該番組キーワードの抽出元の番組コンテンツを識別する識別情報と、当該番組キーワードが前記番組コンテンツ内に出現する出現時間と関連付けて管理する。Webコンテンツ取得手段は、Webサーバにアクセスし、当該Webサーバから提供されたWebコンテンツを取得する。Webキーワード抽出手段は、Webコンテンツを構成する記事項目に含まれた所定の文字列を、Webキーワードとして抽出する。判定手段は、同一の前記識別情報で且つ同一の前記出現時間に関連付けられた各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と比較し、一致したキーワードに基づいて、当該記事項目に関連する関連番組が前記各番組キーワード群の出現時間に存在するか否かを判定する。表示制御手段は、関連番組が存在すると判定された出現時間を、当該出現時間の識別情報に対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成し、この生成した再生指示情報を記事項目と関連付けて表示装置に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、第1の実施形態に係る録画再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示したチューナ部の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図3は、図1の記憶装置に保持された関連番組テーブルの一例を示す図である。
【図4】図4は、Webコンテンツの一例を示す図である。
【図5】図5は、第1の実施形態に係るWebコンテンツの表示例を示す図である。
【図6】図6は、第1の実施形態に係るWebコンテンツの表示例を示す図である。
【図7】図7は、第1の実施形態に係る録画再生装置が実行する関連番組再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】図8は、第1の実施形態の変形例1に係る選択画面の一例を示す図である。
【図9】図9は、第1の実施形態の変形例1に係る選択画面の一例を示す図である。
【図10】図10は、第1の実施形態の変形例1に係る選択画面の一例を示す図である。
【図11】図11は、第1の実施形態の変形例1に係る録画再生装置が実行する関連番組再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】図12は、第1の実施形態の変形例2に係るWebコンテンツの表示例を示す図である。
【図13】図13は、第1の実施形態の変形例2に係る録画再生装置が実行する第1表記情報表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】図14は、第2の実施形態に係るWebサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図15】図15は、第2の実施形態のWebサーバが提供するWebコンテンツの一例を示す図である。
【図16】図16は、第2の実施形態におけるWebコンテンツの表示例を示す図である。
【図17】図17は、第2の実施形態に係るWebサーバが実行するWebコンテンツ提供処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る録画再生装置及び録画再生方法の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態では、複数チャンネル番号の番組(コンテンツ)のコンテンツデータを同時録画することができるとともに、ビデオオンデマンドとしてサーバによるネットワークサービスで提供される番組を利用可能なHDDレコーダやHDD+DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等の多チャンネル録画装置に適用した例を用いて説明するが、これに限定するものではない。例えば、複数チャンネル番号の番組のコンテンツデータを、内蔵するHDDに同時録画することができる液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等を備えたテレビジョン受信装置にも適用することができる。
【0010】
図1は、本実施形態に係る録画再生装置100の構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、録画再生装置100は、チューナ装置101、記憶装置111、EPG処理部112(EPG:Electronic Program Guide)、EPGメモリ113、MPEGデコーダ114(MPEG:Moving Picture Experts Group)、オンスクリーン表示部115、操作受付部116、録画再生制御部117、システムコントローラ118及びネットワークI/F119を備えて構成される。また、録画再生装置100は、ネットワークI/F119を介して通信ネットワークNWと接続することで、通信ネットワークNW上にあるWebサーバ400が提供するネットワークサービスを利用可能である。
【0011】
Webサーバ400は、Webコンテンツの提供、検索サービスの提供、動画配信サービス等、種々のサービスの提供を行う。例えば、Webコンテンツの提供サービスでは、通信ネットワークNWを介して接続された情報機器からのアクセスに応じて、文字列や画像データ等を含んだWebコンテンツを提供するネットワークサービスを行う。また、検索サービスでは通信ネットワークNWを介して接続された情報機器からの検索キーワード及び検索要求に応じた検索結果を提供するネットワークサービスを行う。
【0012】
チューナ装置101は、複数のチューナ部を用いて、HDD等の記憶装置111に同時録画する番組のコンテンツデータが多重された複数チャンネル番号のトランスポートストリーム(TS)を受信するものである。チューナ装置101が受信するトランスポートストリームはワンセグ及びフルセグを含むものであってよい。本実施形態では、チューナ装置101は、Ch1〜ChNまでのN個のチャンネル番号を受信するチューナ部102〜110を備えている。そして、チューナ部102〜110から出力されたCh1〜ChNのトランスポートストリームは、EPG処理部112及び録画再生制御部117に送られる。
【0013】
ここで、図2を参照して、本実施形態にかかるチューナ部102〜110の詳細な構成について説明する。図2は、チューナ部102の構成の一例を示すブロック図である。以下の説明では、チューナ部102の構成について説明するが、他のチューナ部(103〜110)についても同様である。図2に示すように、チューナ部102は、選局部201、分離部202、デスクランブラ203、分離部204、カードIDメモリ205及びICカード206を備えて構成される。
【0014】
アンテナ入力は、まず、選局部201で選局される。選局されたチャンネル番号のトランスポートストリームは、分離部202及びデスクランブラ203に入力される。分離部202は、トランスポートストリームに多重されている制御データECM(Entitlement Control Message)を分離し、分離した制御データECMをICカード206に入力する。分離部204は、トランスポートストリームに多重されている制御データEMM(Entitlement Management Message)の中から当該受信機に使用されるICカード206向けのEMMを分離しICカード206に入力する。このICカード206向けのEMMを分離する際に、ICカード206から出力され、カードIDメモリ205に設定されたICカードに固有のカードIDを使用し、分離部204にて分離するものである。
【0015】
ICカード206は、入力された制御データECM及び制御データEMMを用いてスクランブル鍵を復号する。そして、デスクランブラ203は、ICカード206で復号されたスクランブル鍵を用いて、トランスポートストリームに多重されているコンテンツデータをデスクランブルして出力する。なお、本実施形態では、ICカード206がそれぞれチューナ部に備えられているが、複数のチューナ部が1つのICカードを兼用することもできる。
【0016】
図1に戻り、記憶装置111は、例えばHDD等の記憶媒体であって、録画再生制御部117の制御の下、録画の対象となったコンテンツデータを記憶(録画)する。以下、録画対象及び録画済みのコンテンツデータを番組コンテンツという。なお、トランスポートストリームに、その番組内容を時系列的に記録した字幕情報が多重化されている場合には、この字幕情報もコンテンツデータとともに番組コンテンツとして記憶する。
【0017】
また、記憶装置111は、各番組コンテンツから抽出された後述する番組キーワードの格納先となる関連番組テーブル111aを保持している。
【0018】
EPG処理部112は、チューナ部102〜110から出力されたCh1〜ChNのトランスポートストリームから、各チャンネル番号の各時間帯の番組を示したPSI/SI(番組特定情報/番組配列情報)であるEPG情報を抽出し、EPGメモリ113に格納する。なお、EPG情報には、番組の番組名、番組の放送日時、チャンネル番号、放送内容等、各番組に固有の情報が含まれているものとする。
【0019】
本実施形態では、日本の地上デジタル放送のようにCh1〜ChNの各トランスポートストリームから各チャンネル番号のEPG情報を抽出する例について説明するが、これに限定するものではない。例えばBS(Broadcasting Satellite)デジタル放送のように各チャンネル番号にBS全チャンネル番号のEPG情報が多重されて提供されている場合もある。
【0020】
また、EPG処理部112は、リモコン300が備える番組表ボタン等の押下に応じて、EPGメモリ113に格納されているEPG情報を取得し、取得したEPG情報をチャンネル番号毎に時系列に並べた番組表の番組表データをオンスクリーン表示部115に供給してTVに番組表を表示する。なお、EPG処理部112は、EPGメモリ113に格納されているEPG情報を常に新しい内容に更新するために、Ch1〜ChNのトランスポートストリームからEPG情報を抽出し、抽出したEPG情報によりEPGメモリ113に格納されているEPG情報を更新するものとする。
【0021】
MPEGデコーダ114は、録画再生制御部117から出力された番組コンテンツにMPEG2デコード処理を施し、オンスクリーン表示部115に入力する。
【0022】
オンスクリーン表示部115は、EPG処理部112から供給された番組表データ、MPEGデコーダ114により入力された番組コンテンツ、後述するWebブラウザ部118cから供給されたWebコンテンツ等をテレビジョン信号(TV信号)として、TVに供給する。これにより、TVは、番組表データの表示や、番組コンテンツの表示、Webコンテンツの表示を行うことが可能となる。
【0023】
操作受付部116は、リモコン300から赤外線等により送信される信号を受信するリモコン受信部116aと、ポインティングデバイスやキーボード等の入力デバイス301から有線や無線により送信される信号を受信する入力デバイス受信部116bとを備える。リモコン300は、ユーザの操作を受け付け、その操作に対応した信号を赤外線や無線により送信する。入力デバイス301は、ユーザの操作を受け付け、その操作に対応した信号を有線又は無線通信により送信する。すなわち、録画再生装置100は、リモコン300や入力デバイス301によりユーザの操作を受け付ける構成である。
【0024】
録画再生制御部117は、Ch1〜ChNのトランスポートストリームに多重されているコンテンツデータに関する所定の処理を実行する。本実施形態では、録画再生制御部117は、システムコントローラ118からの制御信号に応じて、チューナ部102〜110から受信したトランスポートストリームに多重されているコンテンツデータ、又は記憶装置111に録画されている番組コンテンツを選択して、MPEGデコーダ114に出力する再生処理を実行する。
【0025】
また、録画再生制御部117は、トランスポートストリームから録画対象のコンテンツデータの記憶装置111への記憶(録画)処理を実行する。この録画再生制御部117における録画処理は、システムコントローラ118から出力される録画のための制御信号に従って行われる。
【0026】
システムコントローラ118は、録画再生装置100全体の処理を制御する。具体的には、システムコントローラ118は、マイクロコントローラや、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する制御回路である。
【0027】
システムコントローラ118は、マイクロコントローラやCPUがROM等に格納されたプログラムをRAMに展開して順次実行することで、録画再生制御部117への制御信号の出力処理や、後述する関連情報の再生に係る各種の処理等を行う。
【0028】
また、システムコントローラ118は、上述したプログラムを実行することで、録画番組判定部118a、録画番組設定部118b、Webブラウザ部118c、番組キーワード抽出部118d、Webキーワード抽出部118e、関連番組判定部118f及び関連番組再生制御部118gの機能を提供する。
【0029】
録画番組判定部118aは、EPGメモリ113に格納されたEPG情報と、リモコン300や入力デバイス301を介して設定された録画対象の番組の番組情報(放送日時及びチャンネル番号)とに基づき、チューナ装置101で受信する複数チャンネル番号の中の各々の番組について、記憶装置111に録画する番組であるか否かを判定する。録画番組設定部118bは、録画番組判定部118aによる判定結果をもとに、録画再生制御部117が記憶装置111に録画する番組の設定を行う。この録画番組設定部118bの設定結果をもとに、録画のための制御信号をシステムコントローラ118は録画再生制御部117に出力する。
【0030】
Webブラウザ部118cは、ネットワークI/F119を通じて、ユーザ操作で指示されたWebサイト(Webサーバ400)にアクセスし、Webサーバ400から提供されたWebコンテンツをオンスクリーン表示部115に供給することでTVへの表示を行う。また、Webブラウザ部118cは、関連番組判定部118fと協働することで、後述する再生指示情報をWebコンテンツとともに表示する。
【0031】
番組キーワード抽出部118dは、記憶装置111に新たな番組コンテンツが記憶される毎に、その番組コンテンツのEPG情報や字幕情報(以下、EPG情報及び字幕情報を総称して番組固有情報という)を解析し、この番組固有情報に含まれた単語や形態素等の文字列を番組キーワードとして抽出する。また、番組キーワード抽出部118dは、抽出した番組キーワードを、当該番組キーワードが番組コンテンツ中に出現する出現時間と、その番組コンテンツが放送された放送日及びチャンネル番号とを関連付け、記憶装置111に保持された関連番組テーブル111aに格納する。
【0032】
ここで、“出現時間”とは、番組コンテンツ内において、その番組キーワードが出現する時間を意味する。例えば、字幕情報では、再生時間(放送時間)とともに字幕内容(文字列)が変化するよう定められているため、同一の番組コンテンツにおいても、番組キーワードによっては出現時間が異なる場合がある。なお、出現タイミングが定められていない番組コンテンツ全体に亘る文字列(例えば、番組タイトル等)から抽出された番組キーワードについては、その番組コンテンツの再生開始位置(放送開始位置)が出現時間として関連付けられるものとする。また、出現時間は、番組コンテンツが実際に放送された際の放送時間を基準に表してもよいし、番組コンテンツの先頭を“0”とし、この位置からの経過時間で表してもよい。
【0033】
図3は、関連番組テーブル111aの一例を示す図である。同図に示すように、関連番組テーブル111aは、番組キーワードと、その番組キーワードの抽出元となった番組コンテンツの放送日、出現時間及びチャンネル番号とを関連付けて管理する。なお、図3では、番組キーワードの出現時間を、その番組キーワードの番組コンテンツが実際に放送された際の放送時間で表している。また、図3では、出現時間と放送日とを併せて“放送日時”と表記しており、この放送日時とチャンネル番号とにより各番組コンテンツを識別することが可能となる。つまり、本実施形態では、放送日時及びチャンネル番号が、各番組コンテンツを識別する識別情報として機能する。
【0034】
図3に示す関連番組テーブル111aにおいて、番組キーワード“鹿児島”は、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組(番組コンテンツ)の番組固有情報と、2010年2月11日20時30分に5chで放送された番組コンテンツの番組固有情報とから抽出されたことを示している。また、番組キーワード“熊本”は、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツの番組固有情報と、2010年2月11日07時40分に6chで放送された番組コンテンツの番組固有情報とから抽出されたことを示している。また、番組キーワード“積雪”は、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツの番組固有情報から抽出されたことを示している。
【0035】
図1に戻り、Webキーワード抽出部118eは、Webサーバ400から提供されたWebコンテンツを解析し、このWebコンテンツに含まれた記事項目から単語や形態素等の文字列をWebキーワードとして抽出する。ここで、“記事項目”とは、所定の事柄を文章で表したものを意味し、例えば、ニュース記事等が該当する。なお、記事項目に他のWebコンテンツがリンクされている場合には、このリンク先の他のWebコンテンツをWebキーワードの抽出対象に含める形態としてもよい。
【0036】
具体的に、Webキーワード抽出部118eは、Webサーバ400から提供されたWebコンテンツを構成する記事項目のうち、リモコン300や入力デバイス301を介して特定の記事項目が選択されると、この選択された記事項目からWebキーワードを抽出する。
【0037】
ここで、図4は、Webコンテンツの一例を示す図である。図4のWebコンテンツは、記事項目A11〜A18を含んで構成されている。同図において、例えば、リモコン300や入力デバイス301を介し記事項目A11(鹿児島と熊本で4年ぶりの積雪)が選択されると、Webキーワード抽出部118eは、この記事項目A11から“鹿児島”、“熊本”、“積雪”、“4年ぶり”等の文字列を、Webキーワードとして抽出する。なお、記事項目A11に記事の詳細内容を提示するページへのリンクされている場合には、このリンク先ページの記事の詳細内容をWebキーワードの抽出対象に含める形態としてもよい。
【0038】
図1に戻り、関連番組判定部118fは、関連番組テーブル111aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送日時(放送日及び出現時間)から抽出された各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と夫々比較し、一致したキーワードに基づいて、その記事項目に関連(言及)した番組内容が各番組キーワード群の放送日時に存在するか否かを判定する。以下、特定の記事項目に言及した番組内容を“関連番組”という。
【0039】
関連番組が存在するか否かの判定は種々の方法を用いることが可能であるが、例えば、以下に示す三つの判定方法を用いることが可能である。
【0040】
第1の判定方法として、同一のチャンネル番号及び放送日時から抽出された各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と夫々比較し、Webキーワード群との一致数(又は一致率)が所定値以上となった場合に、その番組キーワード群の放送日時に関連番組が存在すると判定する方法が挙げられる。この判定方法を用いる場合、例えば、図4の項目A11から抽出したWebキーワード群(鹿児島、熊本、積雪、4年ぶり)と、図3に示した各番組コンテンツの番組キーワード群との比較時において、一致数が3以上と設定されていたとすると、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツでは“鹿児島”、“熊本”及び“積雪”の3つの番組キーワードがWebキーワード群と一致するため、関連番組判定部118fは、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツを関連番組と判定する。
【0041】
第2の判定方法として、Webキーワードに対する重要度(ウェイト)をユーザが指定できるようにしておき、その重要度が所定値以上のWebキーワードを、同一のチャンネル番号及び放送日時から抽出された何れかの番組キーワード群が含まれる場合に、その番組キーワード群の放送日時に関連番組が存在すると判定する方法が挙げられる。この判定方法を用いる場合、例えば、図4の項目A11から抽出されたWebキーワード群(鹿児島、熊本、積雪、4年ぶり)のうち、重要度が所定値以上のWebキーワードとして“鹿児島”及び“積雪”が設定されていたとすると、関連番組判定部118fは、図3に示した各番組コンテンツの中から、2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツ、及び、2010年2月11日20時30分に5chで放送された番組コンテンツを関連番組と判定する。
【0042】
第3の判定方法として、Webキーワードに対する重要度(ウェイト)をユーザが指定できるようにしておき、同一のチャンネル番号及び放送日時から抽出された番組キーワード群と、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群との比較時において、Webキーワードに一致する毎にそのウェイトを積算する。そして、ウェイトの総得点が所定値を上回った番組キーワード群の放送日時に関連番組が存在すると判定する方法が挙げられる。この判定方法を用いる場合、例えば、図4の項目A11から抽出されたWebキーワード群(鹿児島、熊本、積雪、4年ぶり)の夫々に対し、重要度“5”、“5”、“10”、“3”が設定されており、総得点が“15”以上に設定されていたとすると、関連番組判定部118fは、図3に示した各番組コンテンツの中から、総得点が“15”となる2010年2月10日18時13分に1chで放送された番組コンテンツを関連番組と判定する。
【0043】
また、関連番組判定部118fは、関連番組が存在すると判定した放送日時の出現時間を、この放送日時及びチャンネル番号で特定される番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成する。同一の番組コンテンツにおいて、関連番組と判定された出現時間が複数存在するような場合には、各出現時間に再生開始ポイントを設定する。そして、関連番組判定部118fは、Webブラウザ部118cと協働することで、生成した再生指示情報をメニュー記事項目や選択ボタン等の形態で、WebコンテンツとともにTVに表示させる。
【0044】
なお、以下の説明において本実施形態の関連番組判定部118fでは、番組コンテンツの同一性に関わらず、関連番組(出現時間)が複数存在すると判定した場合には、何れか一つ選択することで、再生開始ポイントを一つに絞り込むものとする。なお、再生開始ポイントの絞り込み方法は特に問わず、例えば、Webキーワードとの一致数(一致率)やウェイト総数から最も関連性が高いと判定した番組キーワード群の放送日時(出現時間)を一つ選択する形態としてもよい。また、放送日時が最も古い(又は新しい)ものを一つ選択してもよいし、一の放送日時をランダムに選択する形態としてもよい。
【0045】
図5は、TVに表示されたWebコンテンツの一例を示す図であって、図4に対応している。この図5では、Webコンテンツでの操作方法として、マウス等のポインティングデバイスを利用した場合を想定している。同図において、特定の記事項目(記事項目A11)にポインタPが置かれた状態で、この記事項目に対する操作メニューの表示がユーザから指示されると(例えば、マウスの右クリック)、Webブラウザ部118cは、記事項目A11のリンク先の表示や印刷を指示する操作メニューとともに、この記事項目A11の関連番組の再生を指示する操作メニュー(関連番組を再生)として、再生指示情報B11を表示する。ここで、再生指示情報B11の表示内容としては、再生開始ポイントの日時情報やチャンネル番号等の情報は含まれていないが、関連番組の再生を指示する操作がなされた場合には、この再生指示情報B11に設定された再生開始ポイントの日時情報等を使用して再生が行われる。
【0046】
なお、再生指示情報の表示形態は、図5の例に限らず、他の表示形態を用いてもよい。例えば、Webコンテンツでの操作方法として、リモコンに設けられたボタン(上下左右の矢印ボタンや確定ボタン等)を利用する場合には、図6に示す表示形態を用いてもよい。この表示形態では、リモコンの上下左右の矢印ボタンにより特定の記事項目(記事項目A11)が選択され、決定ボタンの押下を受け付けると、Webブラウザ部118cは、表示画面の記録(保存)や、記事項目A11のリンク先の表示、Webコンテンツの表示終了を指示する操作メニューとともに、この記事項目A11の関連番組の再生を指示する操作メニュー(関連番組を再生)として、再生指示情報B12を表示する。この再生指示情報B12の表示内容としては、再生開始ポイントの日時情報やチャンネル番号等の情報は含まれていないが、関連番組の再生を指示する操作がなされた場合には、この再生指示情報B12に設定された再生開始ポイントの日時情報等を使用して再生が行われる。
【0047】
図1に戻り、関連番組再生制御部118gは、図5のB11や図6のB12のようなTVに表示された再生指示情報が、リモコン300や入力デバイス301を介して選択された場合に、この再生指示情報に設定された再生開始ポイントから、対応する関連番組を再生させる制御信号を録画再生制御部117に出力することで、録画再生制御部117に関連番組の再生を開始させる。
【0048】
次に、上記構成の録画再生装置100において、関連番組の再生が行われるまでの動作について説明する。図7は、本実施形態の録画再生装置100(システムコントローラ118)が実行する関連番組再生処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、Webサーバ400から提供されたWebコンテンツがTVに表示されているものとする。また、番組キーワード抽出部118dにより抽出された番組キーワードが、関連番組テーブル111aに登録されているものとする。
【0049】
まず、リモコン300又は入力デバイス301を介して、Webコンテンツ中の特定の記事項目が選択され、右クリックや決定ボタンの押下等によりこの記事項目に関連するメニュー表示の指示を受け付けると(ステップS11)、Webキーワード抽出部118eは、この選択された記事項目からWebキーワードを抽出する(ステップS12)。
【0050】
続いて、関連番組判定部118fは、関連番組テーブル111aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送時間から抽出された各番組キーワード群と、ステップS12で抽出されたWebキーワード群とを比較し(ステップS13)、一致したキーワードに基づいて、選択された記事項目についての関連番組が存在するか否かを判定する(ステップS14)。ここで、関連番組が存在しないと判定した場合(ステップS14;No)、関連番組判定部118fは、Webブラウザ部118cと協働することで、再生指示情報を非表示(又は薄消し表示)とした操作メニューを表示し(ステップS15)、本処理を終了する。
【0051】
一方、ステップS14において、関連番組が存在すると判定した場合(ステップS14;Yes)、関連番組判定部118fは、Webブラウザ部118cと協働することで、図5や図6に示したように、この関連番組の再生指示情報を明示した操作メニューを表示する(ステップS16)。
【0052】
そして、ステップS16で表示された操作メニューから再生指示情報が選択されると(ステップS17;Yes)、関連番組再生制御部118gは、この再生指示情報に指示された再生開始ポイントから、対応する番組コンテンツの再生を開始させる制御信号を録画再生制御部117に出力することで、関連番組の再生を開始させ(ステップS18)、本処理を終了する。
【0053】
なお、再生指示情報以外の操作メニューが選択された場合(ステップS17;No)、システムコントローラ118は、本処理を直ちに終了し、選択された操作メニューに応じた処理を実行するものとする。
【0054】
以上のように、第1の実施形態の録画再生装置100では、関連番組テーブル111aにおいて、同一のチャンネル番号及び放送時間に関連付けられた各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と比較し、一致したキーワードに基づいて、当該記事項目に関連する関連番組が各番組キーワード群の放送時間に存在するか否かを判定し、関連番組が存在すると判定された放送時間(出現時間)を、当該出現時間の識別情報に対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成し、選択された記事項目と関連付けてWebコンテンツとともにTVに表示する。これにより、第1の実施形態の録画再生装置100を操作するユーザは、リモコン300又は入力デバイス301を介して再生指示情報を選択することで、該当する番組コンテンツを再生開始ポイントから再生させることができるため、選択した記事項目に言及した関連番組(番組内容)を容易に視聴することが可能となる。
【0055】
[変形例1]
上記実施形態では、一の記事項目に対する関連番組(放送時間)を一つのみ設定することとしたが、これに限らず、関連番組が複数存在する場合には、これら複数の関連番組を選択可能に提示することで、ユーザが選択できるよう構成する形態としてもよい。以下、この形態を本実施形態の変形例1として説明する。
【0056】
本変形例において、関連番組判定部118fは、関連番組有りと判定した各番組キーワード群の放送日時について、その放送日時の出現時間を、対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとすることを指示した再生指示情報を生成する。そして、関連番組判定部118fは、Webブラウザ部118cと協働することで、生成した再生指示情報をメニュー記事項目や選択ボタン等の形態で、WebコンテンツとともにTVに表示させる。
【0057】
また、本変形例の関連番組再生制御部118gは、図5のB11や図6のB12のような再生指示情報の選択を受け付けると、この再生指示情報に複数の再生開始ポイント(関連番組)が含まれているか否かを判定し、複数存在すると判定した場合に、複数の関連番組から何れか一の関連番組を選択することが可能な選択画面をTVに表示させる。
【0058】
図8は、選択画面の一例を示す図である。同図では、ユーザが選択した特定の記事項目(図5の記事項目A11)の関連番組として、3つの関連番組が選択可能に表示された例を示している。ここで、“番組キーワード”には、各関連番組の番組キーワードが表示される。また、各関連番組の番組固有情報を参照することで、他の情報を選択画面に含めて表示する形態としてもよい。ここで、図9は、番組固有情報(EPG情報)に含まれた各関連番組の“番組名”及び“ジャンル”を、選択画面に含めて表示した例を示す図である。
【0059】
ここで、選択画面に表示される“番組キーワード”は、ユーザが関連番組を選択する際の判断材料となる。そこで、関連番組判定部118fによる関連番組か否かの判定結果を用いて、選択された記事項目のWebキーワード群と各関連番組の番組キーワード群との間で一致したキーワードを選択画面に表示するよう制御することで、各関連番組の記事項目との関連性をより直感的に把握させることが可能となる。
【0060】
例えば、図10に示すように、選択画面として記事項目のWebキーワード群と、各関連番組の番組キーワード群との間で一致したキーワード(一致キーワード)を、一致キーワード以外の番組キーワードとともに区分けして表示することで、各番組の特徴をより容易に把握しやすくすることができる。ここで、図10は、選択画面の他の形態を示す図であって、Webコンテンツのある記事項目から「オリンピック、山田、500m、銅メダル」といったWebキーワードを抽出した例を示している。この例の場合、その記事項目と一致数(一致度)が多い(高い)のは2010年2月15日18時2分に4chで放送されたニュース番組であるが、ユーザがレースそのものを見たい場合には、一致キーワード以外の番組キーワードを参照し、「10組、発送」といったものを指標とすることで、その時刻付近でレースの発送があったことを把握することができ、レースそのものを見る場合の再生開始ポイントの参考となりうる。
【0061】
また、関連番組再生制御部118gは、選択画面に表示された複数の関連番組から再生対象となる一の関連番組の選択を受け付けると、この関連番組に設定された再生開始ポイントから、対応する番組コンテンツを再生させる制御信号を録画再生制御部117に出力することで、録画再生制御部117に関連番組の再生を開始させる。
【0062】
次に、本変形例の録画再生装置100において、関連番組の再生が行われるまでの動作について説明する。図11は、本変形例の録画再生装置100(システムコントローラ118)が実行する関連番組再生処理の手順を示すフローチャートである。なお、ステップS21〜S27は、図7のステップS11〜S17と同様の処理内容であるため説明を省略する。
【0063】
操作メニューから再生指示情報が選択されると(ステップS27;Yes)、関連番組再生制御部118gは、この再生指示情報に複数の関連番組(再生開始ポイント)が含まれているか否かを判定する(ステップS28)。ここで、関連番組が一つのみと判定した場合(ステップS28;No)、関連番組再生制御部118gは、この関連番組の再生開始ポイントから、対応する番組コンテンツを再生させる制御信号を録画再生制御部117に出力することで、録画再生制御部117に関連番組の再生を開始させ(ステップS29)、本処理を終了する。
【0064】
一方、ステップS28において、関連番組が複数存在すると判定した場合(ステップS28;Yes)、関連番組再生制御部118gは、これら関連番組の選択画面をTVに表示させ(ステップS30)、一の関連番組が選択されるまで待機する(ステップS31;No)。
【0065】
選択画面から一の関連番組の選択を受け付けると(ステップS31;Yes)、システムコントローラ118は、選択された関連番組の再生開始ポイントから、対応する番組コンテンツを再生させる制御信号を録画再生制御部117に出力することで、録画再生制御部117に関連番組の再生を開始させ(ステップS32)、本処理を終了する。
【0066】
以上のように、変形例1の録画再生装置100では、選択された再生指示情報に複数の関連番組(出現時間)が含まれていた場合に、これら複数の関連番組から何れか一の関連番組を選択可能な選択画面をTVに表示させ、この選択画面から選択された関連番組の番組コンテンツを再生の対象に設定する。これにより、変形例1の録画再生装置100を操作するユーザは、選択した記事項目に複数の関連番組が存在する場合に、選択画面から視聴を所望する一の関連番組を選択することで、その関連番組(番組内容)の視聴を開始することができるため、関連番組(番組コンテンツ)の視聴に係るユーザの利便性を向上させることができる。
【0067】
[変形例2]
上記実施形態では、Webコンテンツからユーザが選択した記事項目についてのみWebキーワードを抽出する形態としたが、これに限らず、選択された記事項目以外の記事項目についてもWebキーワードを抽出する形態としてもよい。以下、この形態を本実施形態の変形例2として説明する。
【0068】
本変形例において、Webキーワード抽出部118eは、Webコンテンツを構成する全て又は一部の記事項目からWebキーワードを抽出する。ここで、抽出対象とする記事項目は任意に設定できるものとする。例えば、Webコンテンツ内の特定の領域に含まれる記事項目を抽出対象とする形態としてもよいし、特定のHTMLタグで表された記事項目を抽出対象とする形態としてもよい。なお、本変形例では、Webコンテンツを構成する全ての記事項目からWebキーワードの抽出を行う形態について説明する。
【0069】
また、関連番組判定部118fは、関連番組テーブル111aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送時間から抽出された各番組キーワード群と、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群とを夫々比較することで、各記事項目に関連番組が存在するか否かを判定する。なお、関連番組か否かの判定方法は、上述した第1〜第3の判定方法を用いるものとする。
【0070】
また、関連番組判定部118fは、Webブラウザ部118cと協働することで、図12に示すように、関連番組“有り”と判定した記事項目に関連付けて、関連番組の再生が可能であることを表した第1表記情報C1(アイコン画像)を表示させる。すなわち図12において第1表記情報C1以外の情報はWebコンテンツとしてWebサーバから提供された情報であり、このWebコンテンツに第1表記情報C1(アイコン画像)をあわせて表示しているものである。ここで、図12は、TVに表示されるWebコンテンツの一例を示す図であって、図4のWebコンテンツに対応している。
【0071】
このように、本変形例の関連番組判定部118fは、Webコンテンツを構成する記事項目のうち、関連番組“有り”と判定した記事項目に関連付けて、第1表記情報を表示させるため、録画再生装置100のユーザは、どの記事項目に関連番組が存在するか否かを容易に把握することができる。この場合の関連番組の再生に関しては図5から図11を試用して説明した通りであり、例えばマウス等のポインティングデバイスを第1表記情報C1が表示されている特定の記事項目(記事項目A11)にポインタPが置かれた状態で、この記事項目に対する操作メニューの表示がユーザから指示されると(例えば、マウスの右クリック)、再生指示情報が表示され、ユーザから関連番組の再生指示ができるものである。
【0072】
あるいは、第1表記情報を、上述した再生指示情報として表示する形態としてもよい。この場合、関連番組判定部118fは、第1表記情報となるアイコン画像に、対応する記事項目の関連番組の再生開始ポイントを関連付けて設定することで、何れかの一の第1表記情報(アイコン画像)が選択された場合に、アイコン画像に対応する記事項目についての関連番組を、再生開始ポイントから再生させることが可能となる。
【0073】
次に、本変形例の録画再生装置100において、関連番組の再生が行われるまでの動作について説明する。図13は、本変形例の録画再生装置100(システムコントローラ118)が実行する第1表記情報表示処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、TVにはWebサーバ400から提供されたWebコンテンツが表示されているものとする。また、番組キーワード抽出部118dは、記憶装置111に記憶された各コンテンツ(番組)に対し、番組キーワードの抽出を既に行っているものとする。
【0074】
まず、Webキーワード抽出部118eは、Webコンテンツを構成する記事項目毎にWebキーワードを抽出する(ステップS41)。続いて、関連番組判定部118fは、関連番組テーブル111aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送時間から抽出された各番組キーワード群と、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群とを夫々比較し、この記事項目に関連番組が存在するか否かを判定する(ステップS42)。
【0075】
次いで、関連番組判定部118fは、Webコンテンツを構成する全ての記事項目にステップS41、S42の処理を施したかを判定し、未処理の記事項目が存在する場合には(ステップS43;No)、ステップS41に再び戻り、未処理の記事項目からWebキーワードを抽出する。
【0076】
一方、ステップS43でWebコンテンツを構成する全ての記事項目にステップS41、S42の処理を施したと判定した場合(ステップS43;Yes)、関連番組判定部118fは、ステップS42の判定で関連番組有りと判定した各記事項目に関連付けて第1表記情報(アイコン画像)を表示させ(ステップS44)、本処理を終了する。
【0077】
以上のように、変形例2の録画再生装置100では、Webコンテンツを構成する全て又は一部の記事項目からWebキーワードを抽出し、関連番組有無の判定の結果、関連番組有りと判定された記事項目に対し、関連番組の再生が可能であることを表した第1表記情報を関連付け、WebコンテンツとともにTVに表示する。これにより、変形例2の録画再生装置100を操作するユーザは、Webコンテンツを参照することで、どの記事項目に関連番組が存在するか否かを容易に把握することができるため、関連番組(番組コンテンツ)の視聴に係るユーザの利便性を向上させることができる。
【0078】
なお、以上説明した[変形例2]では、一の記事項目に対する関連番組(放送時間)の数について言及することなく説明したが、関連番組“有り”と判定した記事項目の関連番組の再生指示があった場合に、一の記事項目に対する関連番組が一つのみ設定されており再生される形態であっても良いし、[変形例1]に示すように、関連番組が複数存在する場合には、これら複数の関連番組を選択可能に提示することで、ユーザが選択できるよう構成する形態としてもよい。
【0079】
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、Webサーバ側において、Webコンテンツに含まれた各記事項目の関連番組の存在可能性を判定し、当該Webコンテンツとともに録画再生装置に提供する形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し、その説明を省略する。
【0080】
図14は、本実施形態に係るWebサーバ500の構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、Webサーバ500は、記憶装置501、システムコントローラ502及びネットワークI/F503を備えて構成される。また、Webサーバ500は、ネットワークI/F503を介して通信ネットワークNWと接続することで、通信ネットワークNW上の録画再生装置100からのアクセスに応じて、Webコンテンツを提供する。
【0081】
記憶装置501は、例えばHDD等の記憶媒体であって、Webコンテンツの提供に係る各種プログラムや設定情報等を記憶している。また、記憶装置501は、録画再生装置100が録画することが可能な全てのチャンネル番号の全ての番組コンテンツについて、その番組固有情報の各々から抽出された番組キーワードを格納する関連番組テーブル501aを記憶している。ここで、関連番組テーブル501aは、上述した関連番組テーブル111aと同様のデータ構成を有し、番組キーワードと放送日時とチャンネル番号とが関連付けて保持されている。
【0082】
なお、関連番組テーブル501aの取得方法は特に問わず、例えば、上述した第1の実施形態のように、後述するシステムコントローラ502が、各番組コンテンツの番組固有情報から番組キーワードを抽出することで関連番組テーブル501aを生成する形態としてもよいし、外部装置から関連番組テーブル501a自体が提供される形態としてもよい。また、番組固有情報は、各番組コンテンツの著作権者から提供される形態としてもよいし、Webサーバ500がチューナ装置を備えることで各番組コンテンツの番組固有情報を独自に取得する形態としてもよい。
【0083】
システムコントローラ502は、Webサーバ500全体の処理を制御する。具体的には、システムコントローラ502は、マイクロコントローラや、CPU、ROM、RAM等を有する制御回路である。
【0084】
システムコントローラ502は、マイクロコントローラやCPUがROM等に格納されたプログラムをRAMに展開して順次実行することで、Webコンテンツの提供に係る処理等を行う。また、システムコントローラ502は、上述したプログラムを実行することで、Webコンテンツ提供部502a、Webキーワード抽出部502b及び関連番組判定部502cの機能を提供する。
【0085】
Webコンテンツ提供部502aは、録画再生装置100からのアクセスに応じて、この外部装置にWebコンテンツの提供(送信)を行う機能部である。なお、Webコンテンツは、Webサーバ500内に記憶されている形態としてもよいし、他のWebサーバが提供するWebコンテンツを転送する形態としてもよい。
【0086】
Webキーワード抽出部502bは、録画再生装置100に提供を行うWebコンテンツを解析し、このWebコンテンツに含まれた各記事項目から単語や形態素等の文字列をWebキーワードとして抽出する。なお、Webキーワード抽出部502bは、第1の実施形態で説明したWebキーワード抽出部118eと同様の機能部である。
【0087】
関連番組判定部502cは、関連番組テーブル111aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送日時から抽出された番組キーワード群と、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群とを夫々比較することで、各記事項目に言及した関連番組が存在するか否かを判定する。なお、関連番組判定部502cは、第1の実施形態で説明した関連番組判定部118fと同様の機能部であり、上述した三つの判定方法等を用いるものとする。
【0088】
また、関連番組判定部502cは、Webコンテンツ提供部502aと協働することで、関連番組“有り”と判定したWebコンテンツの各記事項目に関連付けて、その関連番組が録画再生装置100に録画されている可能性があることを示す第2表記情報(アイコン画像等)を付加する。
【0089】
図15は、Webサーバ500が提供するWebコンテンツの一例を示す図であって、図4のWebコンテンツに対応している。図15では、Webコンテンツを構成する記事項目A11〜A18のうち、記事項目A11、A13、A14及びA15に対し、これらの記事項目に言及した関連番組が録画再生装置100に録画されている可能性があることを示す第2表記情報D1が付加されている。
【0090】
一方、Webコンテンツを受信した録画再生装置100では、このWebコンテンツをTVに表示する。そのため、録画再生装置100のユーザは、Webコンテンツに付加された第2表記情報D1に基づき、この第2表記情報D1に対応する記事項目の関連番組が録画再生装置100に録画されている可能性があることを認識することが可能となる。
【0091】
このように、Webサーバ500にて関連番組の有無を判定することで、Webサービス事業者側で、録画再生装置100にて録画された関連番組の推定が可能となる。ここで、推定といっているのは、録画再生装置100側の設定により、録画再生装置100で受信可能な全てのチャンネル番号及び全ての番組コンテンツのうち、一部の番組コンテンツのみが録画されていたり、録画時間帯が特定の時間のみに限定したりすることが可能であるため、Webサーバ500側での関連番組有無の判定結果と、録画再生装置100側での関連番組有無の判定結果とが異なる場合があるからである。すなわち図1に示すチューナ装置101で、Ch1〜ChNまでのN個のチャンネル番号を受信するチューナ部102〜110を使用して、当該受信機が設置されている地域で受信可能な全てのチャンネルを受信し、全てのチャンネルの全放送時間を録画するように設定していない場合には、録画再生装置100側で録画していない番組コンテンツが有り得るからである。
【0092】
なお、本実施形態のWebサーバ500を用いる場合、録画再生装置100側では再生指示情報の表示機能を無効とする形態としてもよい。
【0093】
また、Webコンテンツに付加された第2表記情報に基づき、この第2表記情報が付加された記事項目についてのみWebキーワードの抽出、関連番組有無の判定を行う形態としてもよい。なお、Webサーバ500側での関連番組有無の判定結果と、録画再生装置100側での関連番組有無の判定結果とが異なる場合には、録画再生装置100での関連番組有無の判定結果に基づき、関連番組判定部118fにて第2表記情報の無効化又は削除等を行うことが好ましい。
【0094】
また、録画再生装置100において、上述した第1の実施形態の変形例2の構成を用いることで、図16に示すように、Webサーバ500により付加された第2表記情報D1と、第1表記情報C1とを併せて表示する形態としてもよい。この場合、第2表記情報と第1表記情報とを比較可能な状態で提示することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。この場合、第2表記情報が付加された記事項目についてのみ[第1の実施形態]の[変形例2]のように、Webキーワードの抽出、関連番組有無の判定を行い、関連番組“有り”と判定した記事項目に対し、第1表記情報を表示するものであり、[第1の実施形態]の[変形例2]のように、すべての記事項目について、録画再生装置100でのWebキーワードの抽出、関連番組有無の判定を行う必要が無いというメリットがある。
【0095】
次に、上記構成のWebサーバ500において、Webコンテンツの提供が行われるまでの動作について説明する。図17は、本実施形態のWebサーバ500(システムコントローラ502)が実行するWebコンテンツ提供処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、記憶装置501には関連番組テーブル501aが既に記憶されているものとする。
【0096】
まず、Webコンテンツ提供部502aは、ネットワークI/F503を介し録画再生装置100からアクセスを受け付けると(ステップS51)、このアクセスにより要求されたWebコンテンツを、Webキーワードの抽出対象に設定する(ステップS52)。次いで、Webキーワード抽出部118eは、抽出対象のWebコンテンツを構成する記事項目毎にWebキーワードを抽出(ステップS53)する。
【0097】
続いて、関連番組判定部502cは、関連番組テーブル501aを参照し、同一のチャンネル番号及び放送時間から抽出された各番組キーワード群と、ステップS53で同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群とを夫々比較し、この記事項目に関連番組が存在するか否かを判定する(ステップS54)。
【0098】
次いで、関連番組判定部502cは、Webコンテンツを構成する全ての記事項目にステップS53、S54の処理を施したかを判定し、未処理の記事項目が存在する場合には(ステップS55;No)、ステップS53に再び戻り、未処理の記事項目からWebキーワードを抽出する。
【0099】
一方、ステップS55でWebコンテンツを構成する全ての記事項目にステップS53、S54の処理を施したと判定した場合(ステップS55;Yes)、関連番組判定部502cは、ステップS54の判定で関連番組有りと判定した各記事項目に関連付けて、第2表記情報(アイコン画像)を付加する(ステップS56)。
【0100】
そして、Webコンテンツ提供部502aは、ステップS56の処理が施されたWebコンテンツを、アクセス元の録画再生装置100宛に送信し(ステップS57)、本処理を終了する。
【0101】
以上のように、第2の実施形態の録画再生装置100では、Webサーバ500から第2表記情報が付加されたWebコンテンツを取得し、このWebコンテンツをTVに表示する。これにより、第2の実施形態の録画再生装置100を操作するユーザは、Webコンテンツを構成する各記事項目の関連番組について、録画再生装置100に録画されている可能性があることを、第2表記情報に基づいて容易に確認することができる。
【0102】
なお、本実施形態において、アクセス元の録画再生装置100に固有の情報(プロファイル)をWebサーバ500が取得することで、録画再生装置100に適したWebコンテンツを提供することが可能となる。具体的には、Webサーバ500のアクセス時に録画再生装置100からプロファイルとして、受信地域、録画設定チャンネル番号、録画時間帯の一部若しくは全てをWebサーバ500に提供することで、これらのプロファイルに応じたWebコンテンツを録画再生装置100に提供することが可能となる。
【0103】
例えば、受信地域には地域性があるため、同じ番組であっても他の地域では放送時間やチャンネル番号(放送周波数)が異なる場合がある。そのため、関連番組の判定基準を地域毎に変えることで、録画再生装置100が設置された受信地域に適した判定結果を導出することが可能となる。
【0104】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0105】
100 録画再生装置
101 チューナ装置
102、103、105、110 チューナ部
111 記憶装置
111a 関連番組テーブル
112 EPG処理部
113 EPGメモリ
114 MPEGデコーダ
115 オンスクリーン表示部
116 操作受付部
116a リモコン受信部
116b 入力デバイス受信部
117 録画再生制御部
118 システムコントローラ
118a 録画番組判定部
118b 録画番組設定部
118c Webブラウザ部
118d 番組キーワード抽出部
118e Webキーワード抽出部
118f 関連番組判定部
118g 関連番組再生制御部
119 ネットワークI/F
201 選局部
202 分離部
203 デスクランブラ
204 分離部
205 カードIDメモリ
206 ICカード
300 リモコン
301 入力デバイス
400 Webサーバ
500 Webサーバ
501 記憶装置
501a 関連番組テーブル
502 システムコントローラ
502a Webコンテンツ提供部
502b Webキーワード抽出部
502c 関連番組判定部
503 ネットワークI/F

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送局から放送された番組コンテンツを、当該番組コンテンツの番組内容を表した番組固有情報とともに記憶装置に記憶する番組録画手段と、
前記記憶装置に記憶された各番組コンテンツの番組固有情報に含まれた所定の文字列を、番組キーワードとして抽出する番組キーワード抽出手段と、
前記番組キーワード抽出手段が抽出した番組キーワードを、当該番組キーワードの抽出元の番組コンテンツを識別する識別情報と、当該番組キーワードが前記番組コンテンツ内に出現する出現時間と関連付けて管理する管理手段と、
Webサーバにアクセスし、当該Webサーバから提供されたWebコンテンツを取得するWebコンテンツ取得手段と、
前記Webコンテンツを構成する記事項目に含まれた所定の文字列を、Webキーワードとして抽出するWebキーワード抽出手段と、
同一の前記識別情報で且つ同一の前記出現時間に関連付けられた各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と比較し、一致したキーワードに基づいて、当該記事項目に関連する関連番組が前記各番組キーワード群の出現時間に存在するか否かを判定する判定手段と、
前記関連番組が存在すると判定された出現時間を、当該出現時間の識別情報に対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成し、この生成した再生指示情報を前記記事項目と関連付けて表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする録画再生装置。
【請求項2】
ユーザ操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段が前記再生指示情報の選択を受け付けた場合に、この選択された再生指示情報に基づいて、前記番組コンテンツの再生を前記出現時間から開始させる再生制御手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
【請求項3】
前記再生制御手段は、前記選択された再生指示情報に複数の出現時間が含まれている場合に、これら複数の出現時間から何れか一の出現時間を選択可能な選択画面を前記表示装置に表示させ、この選択画面から選択された出現時間の番組コンテンツを再生の対象に設定することを特徴とする請求項2に記載の録画再生装置。
【請求項4】
前記再生制御手段は、前記再生指示情報に含まれた出現時間の各々に対し、当該出現時間に対応する番組コンテンツの識別情報と、当該出現時間の番組キーワード群と、を関連付けて列挙した前記選択画面を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項3に記載の録画再生装置。
【請求項5】
前記再生制御手段は、前記再生指示情報に含まれた出現時間の各々に対し、当該出現時間に対応する番組コンテンツの識別情報と、当該出現時間の番組キーワード群のうち前記Webキーワード群と一致した一致キーワードと、を関連付けて列挙した前記選択画面を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項3に記載の録画再生装置。
【請求項6】
前記Webキーワード抽出手段は、前記操作受付手段が選択を受け付けた一の記事項目から、前記Webキーワードの抽出を行うことを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の録画再生装置。
【請求項7】
前記Webキーワード抽出手段は、前記Webコンテンツを構成する全て又は一部の記事項目から、前記Webキーワードの抽出を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の録画再生装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記判定手段により関連番組が存在すると判定された記事項目に対し、関連番組の再生が可能であることを表した表記情報を関連付け、前記Webコンテンツとともに前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項7に記載の録画再生装置。
【請求項9】
番組録画手段が、放送局から放送された番組コンテンツを、当該番組コンテンツの番組内容を表した番組固有情報とともに記憶装置に記憶する番組録画工程と、
番組キーワード抽出手段が、前記記憶装置に記憶された各番組コンテンツの番組固有情報に含まれた所定の文字列を、番組キーワードとして抽出する番組キーワード抽出工程と、
管理手段が、前記番組キーワード抽出工程で抽出された番組キーワードを、当該番組キーワードの抽出元の番組コンテンツを識別する識別情報と、当該番組キーワードが前記番組コンテンツ内に出現する出現時間と関連付けて管理する管理工程と、
Webコンテンツ取得手段が、Webサーバにアクセスし、当該Webサーバから提供されたWebコンテンツを取得するWebコンテンツ取得工程と、
Webキーワード抽出手段が、前記Webコンテンツを構成する記事項目に含まれた所定の文字列を、Webキーワードとして抽出するWebキーワード抽出工程と、
判定手段が、同一の前記識別情報で且つ同一の前記出現時間に関連付けられた各番組キーワード群を、同一の記事項目から抽出されたWebキーワード群と比較し、一致したキーワードに基づいて、当該記事項目に関連する関連番組が前記各番組キーワード群の出現時間に存在するか否かを判定する判定工程と、
表示制御手段が、記関連番組が存在すると判定された出現時間を、当該出現時間の識別情報に対応する番組コンテンツの再生開始ポイントとした再生指示情報を生成し、この生成した再生指示情報を前記記事項目と関連付けて表示装置に表示させる表示制御工程と、
を含むことを特徴とする録画再生方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2011−239085(P2011−239085A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−107488(P2010−107488)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】