説明

電子制御装置

【課題】簡単な構成で、基板への液体の付着を抑制可能な電子制御装置を提供する。
【解決手段】収容部10は、容器状であり、開口および底部13を有する。蓋部20は、板状であり、収容部10の開口を閉塞することで収容部10との間に収容空間15を形成する。爪部11は、収容部10と一体形成され、蓋部20に対してカシメを行う。制御部30は、電子部品を基板に配置することで形成され、収容空間15に設けられる。基板31は、爪部11と対向するように基板31の周縁に切欠凹部311を有する。液体が収容部10の内部に浸入しても、液体が基板31に付着することを抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、モータによって操舵をアシストする電動パワーステアリングシステム(以下EPSという)が搭載された車両が多くなっている。このとき、車両には、モータを制御するための電子制御装置が搭載される。
この電子制御装置は、例えば、コラム軸の傍に取り付けられる。この場合、コラムの結露水や車内洗浄液などの液体が、電子制御装置に滴下することがあり、蓋部と収容部との間の隙間から電子制御装置内部にその液体が浸入し、システムダウンが発生する恐れがある。このような被水による影響を防ぐために、収容部としての筐体と蓋部としての蓋との間にシール剤を充填して密封することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−273807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、防水シートを用いて電子制御装置を包むことが考えられる。
しかしながら、シール剤を充填する方法、及びシートで包む方法は、いずれもコストが高い上、作業性が悪いという問題がある。また、上記の防水方法を実施したとしても、完全な防水効果を得ることは難しい。
本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成で、基板への液体の付着を抑制可能な電子制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明によると、電子制御装置は、収容部、蓋部、爪部、および、制御部を備える。収容部は、容器状であり、開口および底部を有する。蓋部は、板状であり、収容部の開口を閉塞することで収容部との間に収容空間を形成する。爪部は、収容部と一体形成され、蓋部に対してカシメを行う。制御部は、電子部品を基板に配置することで形成され、収容空間に設けられる。基板は、爪部と対向するように基板の周縁に切欠凹部を有する。
【0006】
これにより、液体が爪部と蓋部との隙間から収容部の内部に浸入したとしても、液体は爪部と対応する位置に形成された切欠凹部に落ちる。このため、液体が収容部の内部に浸入しても、液体が基板に付着することを抑制することができる。したがって、収容部の内部に浸入した液体による電子制御装置の作動不良を抑制することができる。
【0007】
請求項2にかかる発明によると、切欠凹部の基板の周縁方向の幅は、爪部の前記開口の周縁方向の幅よりも大きい。
【0008】
請求項3にかかる発明によると、蓋部は、収容部に嵌まる嵌合部、および、収容部の開口周縁の端面に当接する当接縁部を有する。また、当接縁部の爪部と対応する位置には、収容部の内壁と対向する前記嵌合部の外壁面を含む平面まで凹む爪受面が形成される。ここで、切欠凹部の基板の周縁方向の幅は、爪受面の当接縁部の周縁方向の幅よりも大きい。
これにより、液体が爪受面に沿って収容部と蓋部の嵌合部との隙間から収容部の内部に浸入しても、液体が基板に付着しないようにすることができる。
【0009】
請求項4にかかる発明によると、当接縁部は、爪受面の当接縁部の周縁方向の両側に段差面を有する。そして、段差面を含む仮想平面と、爪受面を含む仮想平面と、収容部の開口周縁の端面を含む仮想平面との交点を通る鉛直線は、切欠凹部を有する基板の鉛直方向の投影の外側に位置する。
【0010】
これにより、液体が爪部の近傍の収容部と蓋部との隙間から収容部の内部に浸入し、液体が、前記鉛直線に沿って落下しても、液体が基板に付着することを抑制することができる。
【0011】
請求項5にかかる発明によると、切欠凹部の溝底部は、嵌合部の収容部側の先端を通過する鉛直線よりも基板の中心部側に位置する
これにより、液体が爪部と蓋部との隙間から収容部の内部に浸入し、浸入した液体が蓋部の中心部側へ流れても、液体が基板に付着することを抑制することができる。
【0012】
請求項6にかかる発明によると、基板は、制御対象を駆動する駆動電流が流れるパワー領域、駆動電流を制御する制御電流が流れる制御領域、および、電流の蓄積または放出を行うサブパワー領域を有する。切欠凹部は、制御領域およびサブパワー領域のうち少なくとも一方の領域の縁に形成される。ここでは、例えば、パワーモジュールが配置された領域をパワー領域とし、マイコンが配置された領域を制御領域とし、コンデンサが配置された領域をサブパワー領域とすることができる。
【0013】
これにより、切欠凹部をパワー領域に形成しないことで、パワー領域の基板のヒートマスを確保することができる。したがって、パワー領域の基板の放熱性を維持することができる。
【0014】
請求項7にかかる発明によると、嵌合部は、爪部と対応する位置の両側に滴下誘導部が形成される。滴下誘導部の鉛直方向の投影は、切欠凹部を有する基板の鉛直方向の投影の水平方向の外側に位置する。
【0015】
これにより、液体が爪部と蓋部との隙間から収容部の内部に浸入しても、液体は嵌合部の滴下誘導部から切欠凹部が形成された凹部空間を通過するか、基板の外側に落ちる。このため、液体は基板に落下することなく滴下誘導部に沿って切欠凹部が形成された凹部空間を通過するか、基板の外側に落ちる。したがって、液体が基板に付着することによる電子制御装置の作動不良を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1実施形態による電子制御装置の実装状態を示す模式図。
【図2】本発明の第1実施形態による電子制御装置の斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態による電子制御装置の蓋部側平面図。
【図4】本発明の第1実施形態による電子制御装置の収容部側平面図。
【図5】本発明の第1実施形態による電子制御装置の蓋部の表面を示す平面図。
【図6】本発明の第1実施形態による電子制御装置の制御部を示す平面図。
【図7】図6のVII方向矢視図。
【図8】本発明の第1実施形態による電子制御装置の収容部を取り外した状態を示す斜視図。
【図9】本発明の第1実施形態による電子制御装置の要部拡大図。
【図10】本発明の第1実施形態による電子制御装置において、(a)は収容部を取り外した状態を示す要部拡大図、(b)は(a)のb方向矢視図。
【図11】本発明の第2実施形態による電子制御装置の要部側面図。
【図12】本発明の第2実施形態による電子制御装置の要部模式図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態の電子制御装置を図1〜10に示す。本実施形態の電子制御装置1は、例えば車両のEPSに用いられ、操舵トルク信号及び車速信号に基づいて、操舵のアシスト力を発生するモータを駆動制御するものである。
電子制御装置1は、図1に示すように、ハンドル92に繋がるコラム91の下側に、コラム91に対して傾斜した状態で設けられる。電子制御装置1は、操舵のアシスト力を発生するモーターを駆動および制御する。
【0018】
電子制御装置1は、図2に示すように、収容部10、蓋部20、制御部30、および爪部11を備える。本実施形態の場合、電子制御装置1は略矩形状に形成され、四つの辺のうちいずれも、鉛直方向に垂直な平面に対し傾斜した状態となるよう配置される。
【0019】
収容部10は、例えば亜鉛メッキ処理を施したステンレス等の金属によって形成され、底部13および側壁12を有する容器状である。側壁12は、底部13とは反対側の開口周縁に爪部11を有する。図3に示すように、爪部11は、蓋部20に対してカシメを行うことで蓋部20を収容部10に固定する。
【0020】
蓋部20は、略矩形の板状であり、例えばアルミニウムによって形成される。蓋部20は、収容部10の開口を閉塞することによって制御部30を収容する収容空間15を形成する。ここで、蓋部20の収容部10側の面を裏面とし、その反対側の面を表面とする。また、蓋部20の表面または裏面を含む平面方向において、蓋部20の中心側を内側とし、その反対側を外側とする。
【0021】
蓋部20は、収容部10の開口周縁と当接する当接縁部21、および、収容部10に嵌まる嵌合部22を有する(図6参照)。当接縁部21は、蓋部20の周縁に沿って外側に延出するよう形成される。嵌合部22は、当接縁部21の内側に、蓋部20の裏面と垂直となるよう立設される。蓋部20が収容部10の開口を閉塞すると、収容部10の開口周縁の端面121と当接縁部21とが当接し、嵌合部22の外壁面221と側壁12の内壁面122とが対向する(図9参照)。
【0022】
当接縁部21の爪部11と対応する位置には爪受面211が形成されている。爪受面211は、当接縁部21の一部が当接縁部21の周縁方向に沿って凹んで形成される。ここで、爪受面211を含む平面と嵌合部22の外壁面221を含む平面とは概ね一致する(図9参照)。爪受面211の当接縁部21の周縁方向の両側には段差面212が形成される。
【0023】
制御部30は、図6に示すように、マイコン32、電界効果トランジスタ33、コンデンサ34、およびリレー35等の電子部品を基板31に配置することで形成される。本実施形態の場合、マイコン32が配置されている基板31の一部を制御領域320とし、電界効果トランジスタ33が配置されている基板31の一部をパワー領域330とし、コンデンサ34およびリレー35が配置されている基板31の一部をサブパワー領域340とする。基板31は、電子部品がない箇所にネジを通して、ネジ組付け部29に組付けることによって、蓋部20に固定される。
【0024】
基板31には、制御領域320およびサブパワー領域340の縁に切欠凹部311が形成されている。切欠凹部311は、基板31の板厚方向において、爪部11および爪受面211と対向する位置に形成されている(図9参照)。ここで、図6、7、および8に示すように、切欠凹部311の基板31の周縁方向の幅は、爪受面211の当接縁部21の周縁方向の幅よりも大きい。
【0025】
図7および8に示すように、切欠凹部311の二つの溝壁部312間の最短距離は、二つの段差面212間の最大距離よりも大きい。よって、図9に示すように、段差面212を含む仮想平面と、爪受面211を含む仮想平面と、収容部10の開口周縁の端面121を含む仮想平面との交点Aを通る鉛直線L1は、切欠凹部311を有する基板31の鉛直方向の投影の外側に位置する。
さらに、図10に示すように、切欠凹部311の溝底部313は、嵌合部22の収容部10側の先端部222を通過する鉛直線L2よりも基板31の中心部側に位置する。
【0026】
本実施形態では、基板31の周縁の爪受面211と対応する位置に切欠凹部311が形成されている。このため、コラム91に形成される結露水、または、ダッシュボード90とコラム91との隙間から流れ込んだ水等が、爪部11と蓋部20との隙間から収容部10の内部に浸入したとしても、水は爪部11と対応する位置に形成された切欠凹部311が形成された凹部空間を通貨する。よって、水が収容部10の内部に浸入しても、水が基板31に付着することを抑制することができる。
また、切欠凹部311は制御領域320およびサブパワー領域340の縁に形成されている。言い換えると、パワー領域330の縁には切欠凹部311が形成されていない。そのため、基板31のヒートマスを確保することができる。これにより、熱が溜まりやすいパワー領域330の放熱性を維持しながら、水が基板31に付着するのを抑制することができる。
【0027】
本実施形態では、切欠凹部311の基板31の周縁方向の幅は、爪受面211の当接縁部21の周縁方向の幅よりも大きい。このため、収容部10の内部に浸入した水は、収容部10の開口周縁の爪部11の端部から収容部10の内部に浸入しても、切欠凹部311、または、基板31の外側に導かれる。よって、水が基板31に付着することを抑制することができる。
また、段差面212を含む仮想平面と、爪受面211を含む仮想平面と、収容部10の開口周縁の端面121を含む仮想平面との交点Aを通る鉛直線L1は、切欠凹部311を有する基板31の鉛直方向の投影の外側に位置する。このため、水が、段差面212を含む仮想平面と、爪受面211を含む仮想平面と、収容部10の開口周縁の端面121を含む仮想平面との交点Aを通る鉛直線L1に沿って落下しても、水が基板31に付着することを抑制することができる。したがって、水が収容部10の内部に浸入しても、水を基板31に落下させないようにすることができ、電子制御装置1の作動不良を抑制することができる。
【0028】
本実施形態では、溝底部313は、嵌合部22の収容部10側の先端部222を通過する鉛直線L2よりも基板31の中心部側に位置する。これにより、水が爪部11と蓋部20との隙間から収容部10の内部に浸入し、浸入した水が先端部222を通過する鉛直線L2に沿って滴下しても、水が基板31に付着することを抑制することができる。
【0029】
(第2実施形態)
本実施形態の電子制御装置2を図11及び12に示す。上記形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略する。図11は、収容部10とコネクタ40とを取り外した状態の電子制御装置2の一部を示す側面図である。図11に示すように、蓋部20は、爪部11に対応する位置に爪嵌合部25を有する。収容部10の爪部11が爪嵌合部25に嵌合することによって、蓋部20は収容部10に固定される。
【0030】
本実施形態の場合、切欠凹部311は、基板31上において、爪嵌合部25に対応付けられているエリアに形成される。切欠凹部311は、例えば、幅が13〜15mm、深さが2〜3mmである切欠口を形成することが好ましい。
【0031】
また、嵌合部22には、図11に示すように、誘導凹部223が形成されている。誘導凹部223は、その鉛直方向の投影が、爪部11の鉛直方向の投影と切欠凹部311を有する基板31の鉛直方向の投影との間にくるように形成されている。本実施形態の場合、二つの誘導凹部223間の最短距離は、切欠凹部311の幅よりも小さい。また、図11に示すように、誘導凹部223は、嵌合部22において、爪部11の端部を通る垂直線と切欠凹部311の端部を通る垂直線との間で形成することが好ましい。
【0032】
図12は、基板31の切欠凹部311の周囲を示す立体模式図である。図12に示すように、本実施形態の電子制御装置2の基板31には、切欠凹部311を有することによって、爪嵌合部25と爪部11との間から浸入した水が基板31に落ちることを抑制し、シンプルな構成で高い防水効果を果たすことができる。また、爪部11の端部を通る縦方向直線と切欠凹部311の端部を通る縦方向直線との間に誘導凹部223を形成することによって、水が基板31に落ちることをさらに抑制することができる。ここで、誘導凹部223は、特許請求の範囲における「滴下誘導部」に相当する。
【0033】
(他の実施形態)
上記実施では、滴下誘導部が誘導凹部であるが、他の実施形態では誘導凹部の替わりに誘導凸部を形成してもよい。この場合、誘導凸部の収容部側の先端部を通る延直線は、切欠凹部を有する基板の鉛直方向の投影の外側に位置する。
このように、本発明は、上記実施形態に限られることなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の実施形態とすることが可能である。
【符号の説明】
【0034】
1、2・・・電子制御装置
10 ・・・収容部
11 ・・・爪部
12 ・・・側壁
13 ・・・底部
20 ・・・蓋部
30 ・・・制御部
31 ・・・基板
32 ・・・マイコン
33 ・・・電界効果トランジスタ
34 ・・・コンデンサ
35 ・・・リレー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口および底部を有する容器状の収容部と、
前記収容部の前記開口を閉塞することで前記収容部との間に収容空間を形成する板状の蓋部と、
前記収容部と一体形成され、前記蓋部に対してカシメを行う爪部と、
前記収容空間に設けられ、電子部品を基板に配置することで形成される制御部とを備え、
前記基板は、前記爪部と対向するように前記基板の周縁に切欠凹部を有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項2】
前記切欠凹部の前記基板の周縁方向の幅は、前記爪部の前記開口の周縁方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記蓋部は、前記収容部に嵌まる嵌合部、および、前記収容部の開口周縁の端面に当接する当接縁部を有し、
前記当接縁部の前記爪部と対応する位置には、前記収容部の内壁と対向する前記嵌合部の外壁面を含む平面まで凹む爪受面が形成され、
前記切欠凹部の前記基板の周縁方向の幅は、前記爪受面の前記当接縁部の周縁方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記当接縁部は、前記爪受面の前記当接縁部の周縁方向の両側に段差面を有し、
前記段差面を含む仮想平面と、前記爪受面を含む仮想平面と、前記収容部の開口周縁の端面を含む仮想平面との交点を通る鉛直線は、前記切欠凹部を有する前記基板の鉛直方向の投影の外側に位置することを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記切欠凹部の溝底部は、前記嵌合部の前記収容部側の先端を通過する鉛直線よりも前記基板の中心部側に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子制御装置。
【請求項6】
前記基板は、前記制御対象を駆動する駆動電流が流れるパワー領域、前記駆動電流を制御する制御電流が流れる制御領域、および、電流の蓄積または放出を行うサブパワー領域を有し、
前記切欠凹部は、前記制御領域および前記サブパワー領域のうち少なくとも一方の領域の縁に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子制御装置。
【請求項7】
前記嵌合部は、前記爪部と対応する位置の両側に滴下誘導部が形成され、
当該滴下誘導部の鉛直方向の投影は、前記切欠凹部を有する前記基板の鉛直方向の投影の水平方向の外側に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−103445(P2011−103445A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−196750(P2010−196750)
【出願日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】