説明

HIV阻害性ピリミジン誘導体

【課題】ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の複製を阻害する化合物の提供。
【解決手段】式(1)の化合物


およびそのN−オキシド類、薬剤学的に許容可能な付加塩類、第四級アミン類および立体化学的異性体形態のHIV複製阻害剤。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】

【化1】

[式中、
−a=a−a=a−は式
−CH=CH−CH=CH− (a−1)
の2価基を表し、
−b=b−b=b−は式
−CH=CH−CH=CH− (b−1)
の2価基を表し、
nは0、1、2、3または4であり、そして−a=a−a=a−が(a−1)である場合には、nは5でもあることができ、
mは1、2、3であり、そして−b=b−b=b−が(b−1)である場合には、mは4でもあることができ、
は水素であり、
各Rは独立してヒドロキシ、ハロ、場合によりシアノもしくは−C(=O)Rで置換されていてもよいC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、場合により1個もしくはそれ以上のハロゲン原子もしくはシアノで置換されていてもよいC2−6アルケニル、場合により1個もしくはそれ以上のハロゲン原子もしくはシアノで置換されていてもよいC2−6アルキニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、カルボキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、ポリハロメチル、ポリハロメチルチオ、−S(=O)、−NH−S(=O)、−C(=O)R、−NHC(=O)H、−C(=O)NHNH、−NHC(=O)R、−C(=NH)Rまたは式
【化2】

の基であり、
ここで各Aは独立してN、CHまたはCRであり、そして
はNH、O、SまたはNRであり、
は−NR−または−O−であり、
は−NR−、−NH−NH−、−N=N−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−S−、−S(=O)−であり、
はNHR13;NR1314;−C(=O)−NHR13;−C(=O)−NR1314;−C(=O)−R15;−CH=N−NH−C(=O)−R16;シアノもしくはアミノカルボニルで置換されたC2−6アルキル;NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRで置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O
)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換され且つ同一炭素原子に結合された2個の水素原子がC1−4アルカンジイルにより置換されたC1−6アルキル;ヒドロキシおよびシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから選択される第二の置換基で置換されたC1−6アルキル;場合によりシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシC1−6アルキル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルケニル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルキニル;−C(=N−O−R)−C1−4アルキル;Rまたは−X−Rであり、R9aはヒドロキシ;C1−6アルキル;C1−6アルキルオキシ;C1−6アルキルカルボニル;C1−6アルキルオキシカルボニル;アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル、−CH(=NR11)またはRを表わし、ここでR9aの定義における上記のC1−6アルキル基の各々は場合により且つ各々個別にヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、ヒドロキシC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、シアノ、アミノ、イミノ、モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、ポリハロメチル、ポリハロメチルオキシ、ポリハロメチルチオ、−S(=O)、−NH−S(=O)、−C(=O)R、−NHC(=O)H、−C(=O)NHNH、−NHC(=O)R、−C(=NH)R、Rから各々独立して選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよく、そしてここでR9aはR10と一緒になって式(d−1)、(d−2)、(d−3)、(d−4)、(d−5)または(d−6)の2価基を形成することもでき、
は−NR−、−NH−NH−、−N=N−、−O−、−C(=O)−、−S−、−S(=O)−、−X−C1−4アルカンジイル−、−C1−4アルカンジイル−X2a−、−C1−4アルカンジイル−X2b−C1−4アルカンジイル、−C(=N−OR)−C1−4アルカンジイル−であり、
2aは−NH−NH−、−N=N−、−O−、−C(=O)−、−S−、−S(=O)−であり、そして
2bは−NH−NH−、−N=N−、−C(=O)−、−S−、−S(=O)−であり、
はハロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルカルボニル、ホルミル、アミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノまたはRであり、
は水素であり、
はC1−4アルキル、アミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノまたはポリハロC1−4アルキルであり、
は単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族炭素環、或いは単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族複素環であり、ここで該炭素環または複素環系の各々は場合によりハロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ホルミル、C1−6アルキルカルボニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルチオ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、−CH(=N−O−R)、R7a、−X−R7aまたはR7a−C1−4アルキルから各々独立して選択される1、2、3、4もしくは5個の
置換基で置換されていてもよく、
7aは単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族炭素環、或いは単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族複素環であり、ここで該炭素環または複素環系の各々は場合によりハロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ホルミル、C1−6アルキルカルボニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルチオ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、−CH(=N−O−R)から各々独立して選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されていてもよく、
は水素、C1−4アルキル、アリールまたはアリールC1−4アルキルであり、
およびR10は各々独立して水素;ヒドロキシ;C1−6アルキル;C1−6アルキルオキシ;C1−6アルキルカルボニル;C1−6アルキルオキシカルボニル;アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル;−CH(=NR11)またはRであり、ここで上記のC1−6アルキル基の各々は場合により且つ各々個別にヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、ヒドロキシC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、シアノ、アミノ、イミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノ、ポリハロメチル、ポリハロメチルオキシ、ポリハロメチルチオ、−S(=O)、−NH−S(=O)、−C(=O)R、−NHC(=O)H、−C(=O)NHNH、−NHC(=O)R、−C(=NH)R、Rから各々独立して選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよく、或いは
およびR10は一緒になって式
−CH−CH−CH−CH− (d−1)
−CH−CH−CH−CH−CH− (d−2)
−CH−CH−O−CH−CH− (d−3)
−CH−CH−S−CH−CH− (d−4)
−CH−CH−NR12−CH−CH− (d−5)
−CH−CH=CH−CH− (d−6)
の2価基を形成することができ、
11はシアノ;場合によりC1−4アルキルオキシ、シアノ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノまたはアミノカルボニルで置換されていてもよいC1−4アルキル;C1−4アルキルカルボニル;C1−4アルキルオキシカルボニル;アミノカルボニル;モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノカルボニルであり、
12は水素またはC1−4アルキルであり、
13およびR14は各々独立して場合によりシアノもしくはアミノカルボニルで置換されていてもよいC1−6アルキル、場合によりシアノもしくはアミノカルボニルで置換されていてもよいC2−6アルケニル、場合によりシアノもしくはアミノカルボニルで置換されていてもよいC2−6アルキニルであり、
15はシアノもしくはアミノカルボニルで置換されたC1−6アルキルであり、
16は場合によりシアノもしくはアミノカルボニルで置換されていてもよいC1−6アルキル、またはRであり、
pは1または2であり、
アリールはフェニル、またはハロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルチオ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、Rまたは−X−Rから各々独立して選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されたフェニルである]
の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態であり、
但し条件として化合物は以下の構造
【化3】

を有する4−[[4−[[4−(2−シアノエテニル)−2,6−ジメチルフェニル]アミノ]−2−ピリミジニル]アミノ]ベンゾニトリル、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態ではない。
【請求項2】
がシアノもしくはアミノカルボニルで置換されたC2−6アルキル;NR10もしくはRで置換されたC1−6アルキル;シアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1−6アルキル;シアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される少なくとも1個の置換基で置換され且つ同一炭素原子に結合された2個の水素原子がC1−4アルカンジイルにより置換されたC1−6アルキル;ヒドロキシおよびシアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される第二の置換基で置換されたC1−6アルキル;シアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される少なくとも1個の置換基で置換されたC1−6アルキルオキシC1−6アルキル;シアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される少なくとも1個の置換基で置換されたC2−6アルケニル;シアノ、アミノカルボニル、NR10もしくはRから選択される少なくとも1個の置換基で置換されたC2−6アルキニル;−C(=N−O−R)−C1−4アルキル;Rまたは−X−Rであり、Rがハロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルカルボニル、ホルミル、アミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノであり、Rが単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族炭素環、或いは単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族複素環であり、ここで該炭素環または複素環系の各々は場合によりハロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルチオ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニル、R7a、−X−R7aまたはR7a−C1−4アルキルから各々独立して選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されていてもよく、R7aが単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族炭素環、或いは単環式、二環式もしくは三環式の飽和、部分的飽和または芳香族複素環であり、ここで該炭素環または複素環系の各々は場合によりハロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシカルボニル、C1−6アルキルチオ、シアノ、ニトロ、ポリハロC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキルオキシ、アミノカルボニルから各々独立して選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されていてもよく、RおよびR10が各々独立して水素;ヒドロキシ;C1−6アルキル;C1−6アルキルオキシ;C1−6アルキルカルボニル;C1−6アルキルオキシカルボニル;アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニルまたはR
であり、ここで上記のC1−6アルキル基の各々は場合により且つ各々個別にヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、ヒドロキシC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、シアノ、アミノ、イミノ、モノ−もしくはジ(C1−4アルキル)アミノ、ポリハロメチル、ポリハロメチルオキシ、ポリハロメチルチオ、−S(=O)、−NH−S(=O)、−C(=O)R、−NHC(=O)H、−C(=O)NHNH、−NHC(=O)R、−C(=NH)R、Rから各々独立して選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】

【化4】

[式中、
、R、R、R、mおよびXは請求項1で定義されている通りであり、
n’は0、1、2、3または4であり、
’はハロ、C1−6アルキル、トリハロメチル、シアノ、アミノカルボニル、シアノもしくはアミノカルボニルで置換されたC1−6アルキルである]
を有する請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
がNHR13;NR1314;−C(=O)−NHR13;−C(=O)−NR1314;−C(=O)−R15;−CH=N−NH−C(=O)−R16;NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRで置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換され且つ同一炭素原子に結合された2個の水素原子がC1−4アルカンジイルにより置換されたC1−6アルキル;ヒドロキシおよびシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから選択される第二の置換基で置換されたC1−6アルキル;場合によりシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシC1−6アルキル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルケニル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルキニル;−C(=N−O−R)−C1−4アルキル;Rまたは−X−Rであり、R9aがヒドロキシ;C1−6アルキル;C1−6アルキルオキシ;C1−6アルキルカルボニル;C1−6アルキルオキシカルボニル;アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ;モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル、−CH(=NR11)またはRを表わし、ここでR9aの定義における上記のC1−6アルキル基の各々が場合により且つ各々個別にヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、ヒドロキシC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、シアノ、アミノ、イミノ、モノ−もしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、ポリハロメチル、ポリハ
ロメチルオキシ、ポリハロメチルチオ、−S(=O)、−NH−S(=O)、−C(=O)R、−NHC(=O)H、−C(=O)NHNH、−NHC(=O)R、−C(=NH)R、Rから各々独立して選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよく、そしてここでR9aがR10と一緒になって請求項1に記載された通りの式(d−1)、(d−2)、(d−3)、(d−4)、(d−5)または(d−6)の2価基を形成することもできる、請求項1または3に記載の化合物。
【請求項5】
が−CH=N−NH−C(=O)−R16;NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRで置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1−6アルキル;シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換され且つ同一炭素原子に結合された2個の水素原子がC1−4アルカンジイルにより置換されたC1−6アルキル;ヒドロキシおよびシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから選択される第二の置換基で置換されたC1−6アルキル;場合によりシアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシC1−6アルキル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルケニル;ハロ、シアノ、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルもしくはRから各々独立して選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC2−6アルキニル;−C(=N−O−R)−C1−4アルキル;Rまたは−X−Rである、請求項1、3または4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
がシアノで置換されたエチルである、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
がシアノで置換されたC2−6アルケニルである、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
がR;シアノおよびRで置換されたC1−6アルキル;シアノおよびRで置換されたC2−6アルケニル;Rで置換されたC1−6アルキル;−C(=N−O−R)−C1−4アルキル;ヒドロキシおよびシアノもしくはRから選択される第二の置換基で置換されたC1−6アルキルである、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
’がシアノ、アミノカルボニルまたはシアノもしくはアミノカルボニルで置換されたC1−6アルキルである、請求項3〜8のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
’がシアノまたはアミノカルボニルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
’がシアノである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
が−C(=O)−、−CH−C(=O)−、または−C(=N−OR)−C1−4アルカンジイル−である、請求項1〜5、9〜11のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
n’が0である、請求項3〜12のいずれかに記載の化合物。
【請求項14】
mが2である、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
がC1−6アルキル;ニトロ;アミノ;ハロ;C1−6アルキルオキシまたはRである、請求項1〜14のいずれかに記載の化合物。
【請求項16】
がC1−6アルキルである、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物。
【請求項17】
がNHである、請求項1〜16のいずれかに記載の化合物。
【請求項18】
以下の式
【化5】

を有する請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態。
【請求項19】
医薬としての使用のための請求項1〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項20】
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症の予防または処置用医薬の製造のための請求項1〜18のいずれかで請求された化合物の使用。
【請求項21】
医薬耐性HIV感染症の予防または処置用医薬の製造のための請求項20に記載の化合物の使用。
【請求項22】
医薬耐性HIV感染症の処置用医薬の製造のための請求項21に記載の化合物の使用。
【請求項23】
薬剤学的に許容可能な担体および有効成分としての治療有効量の請求項1〜18のいずれかで請求された化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項24】
請求項1〜18のいずれかで請求された化合物が1000nmより小さい有効平均粒子寸法を維持するのに充分な量のその表面上に吸着された表面改質剤を有するナノ粒子の形態である、請求項23に記載の薬剤組成物。
【請求項25】
表面改質剤が非イオン性またはアニオン性界面活性剤である、請求項24に記載の薬剤組成物。
【請求項26】
治療有効量の請求項1〜18のいずれかで請求された化合物を薬剤学的に許容可能な担体と密に混合することを特徴とする、請求項23に記載の薬剤組成物の製造方法。
【請求項27】
a)式(II)の中間体を式(III)の中間体と反応させ
【化6】

[式中、Wは適当な脱離基であり、そしてR、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
b)適当な触媒、適当な塩および適当な溶媒の存在下で式(IV)の中間体を式(V)の中間体と反応させ
【化7】

[式中、Wは適当な脱離基であり、そしてR、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通り
でありそしてR7´は単環式、二環式または三環式の芳香族環系を表しそしてRはボロネートまたはトリ(C1−4アルキル)スタナンを表す]、
c)式(IV)の中間体を式(VI)の中間体と反応させ
【化8】

[式中、Wは適当な脱離基であり、そしてR、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてR7´´は単環式、二環式または三環式の飽和環系を表す]、
d)適当な溶媒の存在下で式(VII)の中間体を適当なシアニド塩と反応させ
【化9】

[式中、Wは適当な脱離基であり、そしてR、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
e)場合により適当な塩および適当な溶媒の存在下で式(VII)の中間体を式(VIII)の中間体と反応させ
【化10】

[式中、Wは適当な脱離基であり、そしてR、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてQはR;NR10または場合によりCN、RもしくはNR10で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシを表す]、
f)適当な溶媒の存在下で式(IX)の中間体を式(X)の中間体と反応させ
【化11】

[式中、R、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−
=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
g)適当な塩および適当な溶媒の存在下で式(XI)の中間体を燐イリドの適当な前躯体を表す式(XII)のウィッティッヒまたはホルナー−エモンス試薬と反応させ
【化12】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りであり、Rは水素またはC1−4アルキルを表し、Rc’は水素、C1−4アルキルまたはRを表し、但し条件としてCRc’ =CRはC2−6アルケニルに限定され、そしてRは(フェニル)Clまたは(CHCH−O)P(=O)−を表す]、
h)適当な溶媒の存在下で式(XI−a)の中間体を式(XIII)の中間体と反応させ
【化13】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りであり、Rは水素またはC1−4アルキルを表し、Rc’’はNR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルまたはRを表す]、
i)トリブチルホスフィンおよび適当な溶媒の存在下で式(XI−b)の中間体を2−ブテンジニトリルと反応させ
【化14】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
j)適当な塩基および適当な溶媒の存在下で式(XI−b)の中間体をプロパンジニトリルと反応させ
【化15】

k)適当なプロトン吸引剤、プロトン吸引剤用の適当な基質の存在下でそして適当な溶媒の存在下で式(XI−b)の中間体をCH−CNと反応させ
【化16】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
l)nBuLiおよび適当な溶媒の存在下で式(XI)の中間体を燐イリドの適当な前躯体を表す式(XII’)のウィッティッヒまたはホルナー−エモンス試薬と反応させ
【化17】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りであり、Rは水素またはC1−4アルキルを表し、Rc’は水素、C1−4アルキルまたはRを表し、但し条件としてCRc’=CRはC2−6アルケニルに限定され、そしてRは(フェニル)Clまたは(CHCH−O)P(=O)−を表わす]、
m)適当なホルナー−エモンス試薬、nBuLi、1,1,1−トリメチル−N−(トリメチルシリル)−シランアミン、および適当な溶媒の存在下で式(XI−a)の中間体を式(XIII’)の中間体と反応させ
【化18】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りであり、Rは水素またはC1−4アルキルを表し、Rc’’はCN、NR10、−C(=O)−NR10、−C(=O)−C1−6アルキルまたはRを表す]、
n)適当な触媒塩、適当な塩基および適当な溶媒の存在下で式(XVIII)の中間体をCBrと反応させ
【化19】

o)適当な溶媒の存在下で式(XIV)の中間体をClC=Sと反応させ
【化20】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
p)適当な溶媒の存在下で式(XV)の中間体を式(XVI)の中間体と反応させ
【化21】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
q)ヒドロキシベンゾトリアゾールおよびエチルジメチルアミノプロピルカルボジイミド、適当な溶媒の存在下でそして場合により適当な塩基の存在下で式(XXIX)の中間体を式(XXX)の中間体と反応させ
【化22】

[式中、R、R、R、R、R10、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてC2−6アルケニル’は場合によりシアノで置換されていてもよいC2−6アルケニルを表す]、
r)ヒドロキシベンゾトリアゾール、エチルジメチルアミノプロピルカルボジイミドおよび適当な溶媒の存在下で、そして場合により適当な塩基の存在下で式(XXXI)の中間体を式(XXXII−1)または(XXXII−2)の中間体と反応させ
【化23】

[式中、R、R、R、R13、R14、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
s)適当な溶媒の存在下で式(XI−b)の中間体を式(XXXIII)の中間体と反応させ
【化24】

[式中、R、R、R、R16、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
t)適当な触媒、適当な還元剤および適当な溶媒の存在下で式(XXXIV)の中間体をホルムアルデヒドで還元メチル化し
【化25】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
u)適当な酸の存在下で式(XXXIV)の中間体を2,5−ジメトキシテトラヒドロフランと反応させ
【化26】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
v)nBuLiおよび適当な溶媒の存在下で式(XXXV)の中間体を式(XXXVI)の中間体と反応させ
【化27】

[式中、R、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]、
そして、所望するなら、式(I)の化合物を当該技術で既知の変換法に従い互いに転化し、そしてさらに、所望するなら、式(I)の化合物を酸との処理により治療的に有効な無毒の酸付加塩に転化するか、或いは逆に、酸付加塩形態をアルカリとの処理により遊離塩基に転化し、そして、所望するなら、その立体化学的異性体形態、N−オキシド形態または第四級アミン類を製造する
ことにより特徴づけられる、請求項1で請求された化合物の製造方法。
【請求項28】
HIV感染症の処置における同時、別個または順次的使用のための組み合わせ調剤としての、(a)請求項1〜18のいずれかに記載の化合物および(b)別の抗レトロウイルス化合物を含有する製品。
【請求項29】
薬剤学的に許容可能な担体、並びに有効成分としての(a)請求項1〜18のいずれかに記載の化合物および(b)別の抗レトロウイルス化合物を含んでなる薬剤組成物。
【請求項30】
請求項1〜18のいずれかに記載の化合物および別の抗レトロウイルス化合物の組み合わせ。
【請求項31】
別の抗レトロウイルス化合物がヌクレオシド逆転写酵素阻害剤である、請求項28、29または30に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項32】
ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤がジドブジン(zidovudine)、ジダノシン(didanosine)、ザルシタビン(zalcitabine)、ラミブジン(lamivudine)、スタブジン(stavudine)、アバカビル(abacavir)などから選択される、請求項31に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項33】
別の抗レトロウイルス化合物がヌクレオシド類似逆転写酵素阻害剤である、請求項28、29または30に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項34】
ヌクレオシド類似逆転写酵素阻害剤がテノフォビル(tenofovir)などである、請求項33に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項35】
別の抗レトロウイルス化合物がプロテアーゼ阻害剤である、請求項28、29または30に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項36】
プロテアーゼ阻害剤がインジナビル(indinavir)、リトナビル(ritonavir)、サキナビル(saquinavir)、ロピナビル(lopinavir)、ネルフィナビル(nelfinavir)、アンプレナビル(amprenavir)、BMS−232632またはVX−175から選択される、請求項35に記載の製品、薬剤組成物または組み合わせ。
【請求項37】

【化28】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてWは適当な脱離基を表す]
の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態。
【請求項38】

【化29】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りである]
の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態。
【請求項39】

【化30】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてC2−6アルケニル’は場合によりシアノで置換されていてもよいC2−6アルケニルである]
の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態。
【請求項40】

【化31】

[式中、R、R、R、X、m、n、−a=a−a=a−および−b=b−b=b−は請求項1で定義されている通りでありそしてC2−6アルケニル’は場合によりシアノで置換されていてもよいC2−6アルケニルである]
の化合物、そのN−オキシド、薬剤学的に許容可能な付加塩、第四級アミンまたは立体化学的異性体形態。
【請求項41】
(a)請求項1〜18のいずれかに記載の化合物、および
(b)1種もしくはそれ以上の薬剤学的に許容可能な水溶性重合体
を含んでなる固体分散液。
【請求項42】
水溶性重合体が20℃における2%(w/v)水溶液中への溶解時に1〜5000mPa.sの見掛け粘度を有する重合体である、請求項41に記載の固体分散液。
【請求項43】
水溶性重合体が20℃における2%(w/v)水溶液中への溶解時に1〜700mPa.sの見掛け粘度を有する重合体である、請求項42に記載の固体分散液。
【請求項44】
水溶性重合体が20℃における2%(w/v)水溶液中への溶解時に1〜100mPa.sの見掛け粘度を有する重合体である、請求項43に記載の固体分散液。
【請求項45】
水溶性重合体がアルキルセルロース類、ヒドロキシアルキルセルロース類、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース類、カルボキシアルキルセルロース類、カルボキシアルキルセルロース類のアルカリ金属塩類、カルボキシアルキルアルキルセルロース類、カルボキシアルキルセルロースエステル類、澱粉、ペクチン類、キチン誘導体、二−、オリゴ−および多糖類、アルギン酸またはそのアルカリ金属およびアンモニウム塩類、カラゲナン類、ガラクトマンナン類、トラガカント、寒天、アラビアゴム、グアーゴムおよびキサンタンゴム、ポリアクリル酸類およびそれらの塩類、ポリメタクリル酸類およびそれらの塩類、メタクリレート共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンの組み合わせ、ポリアルキレンオキシド類、エチレンオキシドとプロピレンオキシドの共重合体、シクロデキストリン類から選択される、請求項42〜44のいずれかに記載の固体分散液。
【請求項46】
水溶性重合体がヒドロキシプロピルメチルセルロースである、請求項45に記載の固体分散液。
【請求項47】
成分(a):(b)の重量−重量比が1/100〜100/1の間で変動する、請求項41〜46のいずれかに記載の固体分散液。
【請求項48】
成分(a):(b)の重量−重量比が1/10〜10/1の間で変動する、請求項47に記載の固体分散液。
【請求項49】
成分(a):(b)の重量−重量比が1/5〜5/1の間で変動する、請求項48に記載の固体分散液。
【請求項50】
(a)および(b)を含んでなる固溶体の形態である、請求項41〜49のいずれかに記載の固体分散液。
【請求項51】
固体分散液が(a)および(b)を含んでなる固溶体の形態、或いは非晶質もしくは微結晶性(a)または非晶質もしくは微結晶性(b)が(a)および(b)を含んでなる固溶体中に大体均一に分散されている分散液の形態である、請求項41〜49のいずれかに記載の固体分散液。
【請求項52】
請求項41〜51のいずれかに記載の固体分散液よりなる粒子。
【請求項53】
粒子が600μmより小さい粒子寸法を有する、請求項52に記載の粒子。
【請求項54】
粒子が400μmより小さい粒子寸法を有する、請求項53に記載の粒子。
【請求項55】
粒子が125μmより小さい粒子寸法を有する、請求項54に記載の粒子。
【請求項56】
二成分(a)および(b)を適当な溶媒中に溶解させそして生じた溶液を噴霧乾燥器のノズルを通して噴霧し、引き続き生じた小滴から溶媒を高められた温度で蒸発させる段階
を含んでなる、請求項41〜51のいずれかに記載の固体分散液を製造する方法。

【公開番号】特開2011−225589(P2011−225589A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−135468(P2011−135468)
【出願日】平成23年6月17日(2011.6.17)
【分割の表示】特願2009−259107(P2009−259107)の分割
【原出願日】平成14年8月9日(2002.8.9)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】