説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】溶接速度の増加と溶接ビードの外観向上とを図ることが可能である溶接装置を提供する。
【解決手段】ワイヤWを支持するコンタクトチップ2と、プラズマ電極3と、シールドノズル4と、プラズマガスを供給するプラズマガスボンベ81と、シールドガスを供給するシールドガスボンベ82と、MIG電源6と、プラズマ電源5と、を備えている。MIG電源6は、陽極がコンタクトチップ2に導通し、陰極が溶接対象材Pに導通しており、プラズマ電源5は、陽極がプラズマ電極3に導通し、陰極がコンタクトチップ2に導通している。このような構成とすることにより、プラズマ電極3の電位が最も高くなり、ワイヤW、溶接対象材Pの順に電位が低くなる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、厚板低速溶接を行いアーク3直下の溶融池のサイズが大きいときの溶接状態の安定性を良好にする。さらに、薄板高速溶接を行いアーク3直下の溶融池のサイズが小さいときの溶接状態の安定性を良好にする。
【解決手段】消耗電極アーク溶接に用いる溶接電源の外部特性の傾きKrを溶接条件に応じて制御する消耗電極アーク溶接電源の出力制御方法において、前記溶接条件が溶融池幅Pr又はビード幅である、ことを特徴とする消耗電極アーク溶接電源の出力制御方法である。さらに、前記溶接条件が単位溶接長さ当たりのワイヤ溶着量又は溶接速度であっても良い。溶融池幅等に応じて外部特性の傾きKrを変化させることによって、厚板低速溶接時も薄板高速溶接時も安定した溶接状態を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】渦電流による影響を正確に補正して、溶接品質を適正に判断することのできる抵抗溶接監視方法を提供する。
【解決手段】電極チップ5,6間に印加される電流と電極チップ5,6間の電圧とを測定し、その測定結果を用いて被溶接材の抵抗値を算出するとともに、その算出結果に基づいて被溶接材に対する溶接品質を推測する抵抗溶接監視方法であって、測定電圧をV、測定電流をi、短絡状態での電極チップ間抵抗をR、計測と溶接機の回路相互インダクタンスをM、溶接機回路の自己インダクタンスをLとしたとき、通電時に、下記(1)式を用いて、
V=i×R+(L+M)×di/dt ・・・・・・(1)
電極チップ5,6を短絡させた状態での(L+M)とRとの関係式を設定し、溶接時に、MとRとの前記関係式を用いて溶接時の渦電流の影響による測定電圧を補正し、その補正結果に基づいて被溶接材に印加する溶接電圧を算出する。 (もっと読む)


【課題】ホストコンピュータ無しにロボット制御装置のシステムソフトウェア更新を行う。
【解決手段】ロボットのシステムソフトウェア40を書換可能な状態で記憶するEPROM22を備えたロボット制御装置20において、複数のロボット制御装置を接続し、相互間の通信を可能とするネットワーク回線61と、ネットワーク回線61によって接続された他のロボット制御装置20BのEPROM22に記憶されたシステムソフトウェア40のバージョン番号VBを確認するバージョン番号確認プログラム52と、ロボット制御装置20Bのシステムソフトウェア40のバージョン番号VBの方が、バージョン番号確認プログラム52によって、より新規であると確認された場合に、ロボット制御装置20Bからネットワーク回線61を介してシステムソフトウェア40を転送するための転送要求プログラム53を備える。 (もっと読む)


【課題】 従来の電流検出に用いるカレントトランスは、配線の形状等にばらつきが生じ易いために、検出値にばらつきが生じやすい構造になっていた。
【解決手段】 本発明の電流検出用プリント基板1は、スルーホール11とパターン配線12,13とを交互に接続することによって一部がコイル状に形成された配線10−3を用いたものである。交流電流が流れる導電体が、貫通穴101の内側を通るように配置された場合に、配線10−3は、電磁誘導によって前記配線に流れる電流を出力する。よって、配線10−3は、カレントトランスとして機能する。この配線10−3は、スルーホールとパターン配線によって形成されているため、配線の形状等にばらつきが生じることが殆ど無く、検出値のばらつきを低減させることできる。 (もっと読む)


【課題】ワークの側面やロール面に対して肉盛溶接等の処理を行う場合、一筆書きのような1本の螺旋状に処理を行うことにより、ワークの側面やロール面に均一な処理を行うことができるとともに、その作業を実行するプログラムを簡単に教示できる産業用ロボット制御装置を提供する。
【解決手段】
螺旋肉盛動作のためにマニピュレータ及びポジショナの手動運転が行われて入力された開始点Ps,終了点Peの教示データ等は補助記憶装置に格納される。ロボット制御装置のCPUは螺旋命令のTCPの移動速度V、螺旋ピッチPi等に基づき補間演算して教示された開始点Psから終了点Peの螺旋軌跡上の補間点位置(姿勢)をXn=Rs・cos(θn)、Yn=Rs・sin(θn)、Zn=θn・κで求める。CPUは算出した螺旋軌跡の補間点毎の各位置姿勢に基づいてマニピュレータの各軸値毎の動作量を求めて、マニピュレータ、ポジショナを制御する。 (もっと読む)


【課題】特定の電流値だけでなく幅広い電流領域で複数の電流値が設定されても最適な巻数比が自動的に設定されることによって、設置環境、据付状態等に起因して損失がばらついても教示した溶接電流を得ることのできるスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】スポット溶接ガンの溶接トランスに入力される1次電流と、スポット溶接ガンに出力される2次電流である溶接電流とを電流検出手段によって検出する。溶接電流と巻数比との対応関係を定めるためのテーブルを備え、テーブル内に予め定めた複数の溶接電流設定値に基づいてテスト通電を行い、1次電流と溶接電流の各々の検出値に基づいて実質的な巻数比を算出し、テーブル内に予め定められた設計仕様上の巻数比を補正する。溶接条件の教示に際しては、入力された溶接電流に応じてテーブルから実質的な巻数比を算出して教示データとして自動設定する。 (もっと読む)


【課題】2つの溶接個所を2つの溶接トーチを使用して溶接開始の同期を取って溶接する開始同期アーク溶接方法において、アークスタート時の安定性を確保し、かつ、溶け落ちの発生を抑制する。
【解決手段】第1溶接トーチに定常溶接条件Ic1で先行してアークが発生したときは(t2)その状態で待機させ、遅れて第2溶接トーチに定常溶接条件Ic2でアークが発生したときは(t3)待機状態を終了して両溶接トーチを各々予め教示された溶接線に沿って移動させて溶接する開始同期アーク溶接方法において、上記第1溶接トーチに発生した先行アークの待機時間が所定切換時間Tc以上になったときは(t21)溶接条件を定常溶接条件Ic1から予め定めた待機溶接条件Itに変化させ、待機状態が終了した時点(t3)で再び定常溶接条件Ic1に復帰させる。 (もっと読む)


【課題】2つの溶接個所を2つの溶接トーチを使用して溶接開始の同期を取って溶接する開始同期アーク溶接方法において、先行してアークが発生した側の溶接開始位置前方部分の溶け込みが不足する現象を抑制する。
【解決手段】第1溶接トーチ及び第2溶接トーチを各々予め教示された溶接開始位置に移動させ(t1)、第1アークが先行して発生したとき(t2)はその状態で待機させ、遅れて第2アークが発生したとき(t3)は前記待機状態を終了して両溶接トーチを各々予め教示された溶接線に沿って移動させて溶接する開始同期アーク溶接方法において、第1アークの溶接開始位置から溶接方向に対して後ろ又は斜め後ろ側に終端位置を予め教示し、前記待機期間Tdの一部又は全部の期間中は第1アークを前記溶接開始位置と前記終端位置との間でウィービングSuさせる。 (もっと読む)


【課題】2つの溶接個所を2つの溶接トーチを使用して溶接開始の同期を取って溶接する開始同期アーク溶接方法において、2つのアークの発生タイミングのズレを小さくして溶け落ちの発生を抑制する。
【解決手段】第1溶接ワイヤ及び第2溶接ワイヤの送給をスローダウン速度Fi1、Fi2で開始させ、第1溶接ワイヤがワークに接触して第1アークが先行して発生したとき)t2)はその状態で待機させ、遅れて第2溶接ワイヤがワークに接触して第2アークが発生したとき(t3)は待機状態を終了して両溶接トーチを各々予め教示された溶接線に沿って移動させて溶接する開始同期アーク溶接方法において、前記第1アークが発生した時点で前記第2溶接ワイヤのスローダウン速度を通常値Fi2から予め定めた高速スローダウン速度Fhに切り換えることで待機期間Td2を短縮する。。 (もっと読む)


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