説明

大同特殊鋼株式会社により出願された特許

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【課題】 時効処理によって時効処理前よりも7HRC以上高硬度化する時効硬化鋼を提供する。
【解決手段】 C:0.11〜0.60質量%、Si:0.03〜3.0質量%、Mn:0.01〜2.5質量%、Mo:0.3〜4.0質量%、V:0.05〜0.5質量%、Cr:0.1〜3.0質量%、残部がFeと不可避的不純物から成り、各成分間では、次式:
4C+Mn+0.7Cr+0.6Mo−0.2V≧2.5、C≧Mo/16+V/5.7、V+0.15Mo≧0.4
を満たす関係が成立しており、圧延、鍛造、または溶体化処理後に、温度800℃から300℃の間は0.05〜10℃/秒の平均冷却速度で冷却され、時効処理前においては、ベイナイト組織の面積率が50%以上で、かつ硬さは40HRC以下であり、時効処理によって、硬さが時効処理前の硬さよりも7HRC以上高くなる時効硬化鋼。 (もっと読む)


【課題】 優れた冷間鍛造性と切屑破砕性を兼ね備えている構造用鋼を提供する。
【解決手段】
C:0.1〜1質量%、Si:0.05〜0.2質量%、Mn:0.1〜1質量%、S:0.03〜0.1質量%、Al:0.0005質量%以下、Ti:0.001〜0.01質量%、O:0.001〜0.005質量%、N:0.01〜0.05質量%、残部がFeと不可避的不純物から成り、かつ、冷間鍛造後の鋼組織において、
鍛伸方向に3個以上に分断されていて、かつそれぞれの鍛伸方向における長さが20μm以下である硫化物系介在物1の個数が、研磨面における硫化物系介在物の全体個数に対し、40%以上の割合を占めている冷間鍛造性と切屑破砕性に優れる構造用鋼。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造によりネットシェイプ成形され且つ形状精度に優れたチタン合金製ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】β型チタン合金からなり、冷間鍛造によってボルト頭30と雄ネジ用の軸部5とに連続し且つほぼ外形に沿った鍛流線HLが形成されている、チタン合金製ボルトB。また、上記ボルト頭30が、上記雄ネジ用の軸部5の反対側に位置する頂面に正六角形(非円形断面)の穴32を有している、チタン合金製ボルトBも含まれる。 (もっと読む)


【課題】1〜20MHzの周波数帯域において高い送受特性を確保し、取扱いが容易でかつ低コストの複合磁性シートを提供する。
【解決手段】複合磁性シート10は、扁平状の軟磁性粉末に結合剤を混合して成形され、所要の柔軟性を有する。複合磁性シート10は、1〜20MHzにおける複素透磁率の実数部μ'が30以上で、虚数部μ''が10以下である。複合磁性シート10の実数部μ'と虚数部μ''の比であるQ値は、5以上である。扁平状の軟磁性粉末のアスペクト比は、10〜80の範囲である。 (もっと読む)


【課題】 物品の傾き角度、捩れ角度を測定することができる装置、および、物品の厚み寸法を正確に測定することができる装置を提供する。
【解決手段】 ワークWの幅方向の第1幅方向位置および第2幅方向位置において、ワークWの下面に下接触子52を接触させ、そのときの下接触子52の位置ha、Hbを第3位置検出器60によりそれぞれ検出し、その差Δhを算出する。その差Δhと、第1幅方向位置から第2幅方向位置までの長さΔdとから、次式:θ=tan−1(Δh/Δd)により、ワークWの傾き角度θを求めることができる。また、厚み寸法の測定値tを傾き角度θを用いて次式:t’=t×cosθにより補正することにより、ワークWが傾いていても厚み寸法を正確に求めることができる。また、ワークWの長手方向の2箇所において傾き角度θ1、θ2を測定し、次式:θt=|θ1−θ2|からワークWの捩れ角度θtを求めることができる。 (もっと読む)


【課題】 正確に鋼片の端面における重心位置を決定することができる端面位置検出装置を提供する。
【解決手段】 複数の鋼片を同時に搬送する搬送装置上で鋼片の端面に刻印等するためにその端面の位置を決定する端面位置検出装置において、エリアセンサカメラにて搬送装置上の端面検出位置にある鋼片の端面を撮像し、次いで2値化処理した画像の輝度をX方向両端から検出していき、画像が黒色から白色に変化する点を検出することで端面の輪郭点を決定し、画像範囲fの左端から輪郭点までの距離Xaおよび画像範囲fの右端から輪郭点までの距離Xbを求める。そして、画像範囲fのX方向長さXLから距離Xa、Xbを引くことで、端面のX方向寸法dxを算出する。Y方向についても同様にして端面のY方向寸法dyを算出する。そして、距離XaとX方向寸法dxの1/2から重心点のx座標を、距離YaとY方向寸法dyの1/2から重心点のy座標を算出する。 (もっと読む)


【課題】複数の長尺材を搬送ししつ、それらの端面を均一に且つ効率良く加熱できる長尺材の加熱および搬送装置を提供する。
【解決手段】複数の長尺材Wを複数の凹部3で個別に支持する一対の固定ラック2と、これと平行に位置し、凹部3と相似形で長尺材Wを支持する複数の凹部5を有し、凹部5が回転運動可能な一対の移動ラック4と、両ラック2,4との外側に平行に位置する加熱箱体10とを含み、移動ラック4は、固定ラック2の凹部3に支持された長尺材Wを凹部5に支持して上方に持ち上げ且つ固定ラック2における長尺材Wの搬送方向の凹部3に各長尺材Wを支持するよう持ち下げる回転運動を行い、加熱箱体10は、移動ラック4の回転運動のうち上半分の運動と同期して昇降し、固定ラック2の凹部3および回転運動する移動ラック4の凹部5に支持された長尺材Wの端面に対向した側面12に複数の酸素バーナ11を有する、長尺材の加熱および搬送装置1。 (もっと読む)


【課題】各圧延機の駆動モータの圧延トルクの比率を常に一定に保つことで、各圧延機間の張力を適正な値に維持して被圧延材料の全長に亘って良好な圧延を達成する。
【解決手段】被圧延材料の先端部が第4圧延機を通過した直後に検出された各駆動モータの圧延トルクをトルクTT1〜TT4として記憶する。全てのトルクTT1〜TT4を合計し、第1〜3圧延機の目標トルクバランスTB1〜TB3を記憶する。所定の周期毎に各圧延機の現在トルクPT1〜PT4を検出すると共に、全ての現在トルクPT1〜PT4を合計し、第1〜3圧延機の現在トクルバランスPB1〜PB3を設定する。現在トルクバランスPB1〜PB3と、目標トクルバランスTB1〜TB3とが一致するように、第1〜第3駆動モータの速度を調整する。 (もっと読む)


【課題】被圧延材料の通過断面積を測定することなく、ロール摩耗に伴う被圧延材料の通過断面積の変化に応じたモータ速度に再設定する。
【解決手段】第1〜第5圧延機R1〜R5の基準通過断面積S1および初期値J2〜J5を設定する。基準通過断面積S1および初期値J2〜J5に基づき、設定マスフローSV0となるよう第1〜第5圧延機R1〜R5をモータ速度MV1〜MV5で運転する。圧延中は、第1〜第5圧延機R1〜R5のマスフローが一定となるようモータ速度MV1〜MV5を調整し、その毎に第1圧延機R1の基準マスフローSV1および第2〜第5圧延機R2〜R5の瞬時通過断面積S2〜S5を求める。圧延機R1〜R5のモータ速度MV1〜MV5の再設定は、瞬時通過断面積S2〜S5を平均化処理した断面積演算値K2〜K5および基準通過断面積S1に基づき行なう。 (もっと読む)


【課題】電気炉から排出される排ガス中のダイオキシン類の濃度を従来にも増して低減することのできる電気炉の排ガス処理設備を提供する。
【解決手段】電気炉10から排出される排ガスを浄化処理する排ガス処理設備において、排ガスを高温に加熱及び保持して有害なダイオキシン類を分解する分解処理室18を設けるとともに、CaO及びSiOを供給し得る物質を含み且つCaO/SiOのモル比が1.5〜3.2の範囲内であって、排ガス中の塩素を固定化するCaO−SiO系固定化剤を分解処理室18内若しくはその上流に供給する固定化剤供給装置30を設ける。 (もっと読む)


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