説明

NTN株式会社により出願された特許

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【課題】クラッチばねの拡径と縮径によってプーリとその内側に組込まれたプーリハブの相互間で回転トルクの伝達と遮断とを行なうスプリングクラッチにおいて、上記クラッチばねの疲労破壊を防止することである。
【解決手段】プーリ1の内側に組込まれたプーリハブ2を出力軸2aとその外側に嵌合されて回り止めされたスリーブ2bとで形成する。プーリ1の内周に形成された円筒状のクラッチ面11にクラッチばね12の外周面を弾性接触し、そのクラッチばね12の一端部をばね固定部材13に一体化し、そのばね固定部材13をスリーブ2bに係止して、クラッチばね12に折れ曲がりを生じさせることなくそのクラッチばね12を拡径または縮径させるようにし、クラッチばね12が疲労破壊するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】 保持器に対してころを脱落防止構造としたスラストころ軸受において、保持器の板厚を厚くして保持器強度を確保することができ、かつ油膜切れを起こし難くて長寿命化に寄与することのできるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】 針状のころ1および保持器2を備える。前記保持器2は、板状で円環状に形成されて円周方向の複数箇所に、ころ1を転動自在に収容したポケット3を有する。保持器2のポケット3間の柱部7は、ころ中心よりも保持器2の片面側に位置する柱中央側の平坦片部4と、ころ中心よりも保持器2の他の片面側に位置し、前記中央部平坦片部4の両側にそれぞれ傾斜片部45,46を介して続く一対の柱端部側の平坦片部5,6とを有する屈曲形状である。柱中央側の平坦片部4および柱端部側の平坦片部5,6におけるころ接触側の角部を、面押し加工部8a,9a,10aとする。 (もっと読む)


【課題】 外方継手部材にブーツアダプタを嵌合させる際の内圧上昇を抑制すること。
【解決手段】 外方継手部材10の外周部であってブーツアダプタ42の嵌合部46との嵌合終端側に、ブーツアダプタ42の嵌合部46に気密に嵌合させるシール部14を設けると共に、外方継手部材10のシール部14よりも開口端側の領域に、シール部14の外径より小径に形成した小径部18を設け、外方継手部材10の小径部18とブーツアダプタ42の嵌合部46との間に隙間を形成した。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用の冷却水に不純物が混入しないようにし、特に滑り軸受が不純物の供給源にならないようにすることを課題としている。
【解決手段】燃料電池に付設される冷却水循環ポンプのインペラー4の回転軸3を回転自在に支持する滑り軸受2、6において、滑り軸受2、6の形成材料が金属イオン非含有のポリエーテルケトン系樹脂などの合成樹脂である燃料電池の冷却水循環ポンプ用滑り軸受とする。 (もっと読む)


【課題】 耐泥水機能に優れ、かつ密封手段の取付けに起因する軸受軌道面への悪影響を防止できると共に、密封手段の単独の取り替えや、軸受の点検のための密封手段の着脱が可能な密封機能付き転がり軸受を提供する。
【解決手段】 この密封機能付き転がり軸受は、外輪1と内輪2との間に転動体3を介在させ、内外輪2,1間の環状空間の端部に密封手段8を設けたものである。この密封手段8は、内輪2および外輪1のうちのいずれか一方の部材に取付けられるシール摺接用の円環状のスリンガ9と、他方の部材に取付けられる芯金11付きのシール10とでなる。スリンガ9は、前記一方の部材に取付具13により着脱自在に取付け、シール10も前記他方の部材に取付具14により着脱自在に取付ける。 (もっと読む)


【課題】 簡便な手段により、逆入力トルクに対して振動荷重を受けながらであっても解除トルクを低減する。
【解決手段】 回転トルクが入出力される入出力軸22,23と、回転が拘束される固定外輪21と、固定外輪21と出力軸23間に係合離脱可能に設けられたローラ30a,30b、およびローラ30a,30b間に配設されて両者を固定外輪21と出力軸23間に係合させる方向に付勢する弾性部材42a,42bからなり、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23をロックし、入力軸22からの回転トルクに対してロック状態を解除するロック手段44と、入出力軸22,23間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸22からの回転トルクを出力軸23に伝達するトルク伝達手段45とを備え、ローラ30a,30bが係合・離脱する固定外輪21と出力軸23との間に、有機モリブデン化合物を配合したウレア系グリースを封入する。 (もっと読む)


【課題】組み立てと補修が容易なバックアップロールユニットを提供することである。
【解決手段】中央部分をサドル4で支持されたアーバ2に、二つのバックアップロールベアリング3をサドル4の両側で一つずつ組み付けたものとし、各バックアップロールベアリング3を、中鍔5aを有する外輪5と、アーバ2に外嵌された内輪6との間にころ7を2列に配列した複列円筒ころ軸受で形成して、ナット11で抜け止めすることにより、ラジアル荷重とアキシアル荷重を一つの軸受で受けるようにして、バックアップロールユニット1を組み立てと補修が容易なものとした。 (もっと読む)


【課題】 軸受内部に充填した潤滑剤が弾性シールへ大量に押し寄せて軸受外部に漏れるのを防止すること。
【解決手段】 外輪12を介して図示外の軸箱に取付けられるシールケース15に弾性シール16を設け、弾性シール16を内輪11に隣接して図示外の回転軸に取付けられる回転部材17に摺接させて軸受開口部19を閉塞する一方、内輪11の端部に、軸受半径方向外側へ延在する振切板21を設けて大量の潤滑剤が弾性シール16へ押し寄せないようにした。 (もっと読む)


【課題】
直進時の適正予圧を確保すると共に、旋回時における軸受剛性を確保して耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】
内周に複列の外側転走面10aが形成された外方部材10と、外周にこれら複列の外側転走面10aに対向する複列の内側転走面2a、3aが形成された内方部材1と、両部材間に収容された複列のボール6とを備えたアンギュラ玉軸受を有する車輪用軸受装置において、少なくとも内側転走面3aが、接触角αにてボール6と接触する点Pの近傍から溝底に亙って形成されたrと、外径3bに亙って形成されたr1の2つの曲率半径からなる円弧状に形成され、ボール6の直径Daに対して、1.05Da<2r≦1.10Daおよび1.01Da≦2r1≦1.05Daの範囲に設定されているので、車両の直進走行時および旋回等の車両の走行条件に対応して適切な予圧量に設定することができる。 (もっと読む)


【課題】 誘導加熱による鋼板のプレス加工で成形されるシェル型針状ころ軸受外輪の軌道面の表面焼入れ
【解決手段】 針状ころ軸受外輪Wの内周軌道面に外周がテーパ面を有する円筒形の誘導加熱コイル20を配設し、外周面に冷却片11を有する冷却治具10を配設し、冷却片11により針状ころ軸受外輪の外周面を冷却しながら、内周軌道面軌道面を誘導加熱し、冷却手段30により上部から噴射冷却焼入れする。これにより、針状ころ軸受外輪の内周軌道面の表面のみの焼入れを行うことができ、かつ冷却水の当たりが均一になり、均一な軌道面の表面硬さが得られる。 (もっと読む)


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