説明

一般財団法人化学及血清療法研究所により出願された特許

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【課題】 RTX(Repeats in the Structural Toxin)毒素の精製方法において、高い活性を保持しつつ高純度かつ高収量で精製する方法を提供する。
【解決手段】 RTX毒素ファミリーのうちActinobacillus pleuropneumoniaeの産生する毒素(以下、Apxと略)を、ホウ酸緩衝液存在下において、陽イオン交換クロマトグラフィー、またはシクロデキストリン結合アフィニティークロマトグラフィーにより精製することを特徴とするApxの精製方法。本精製方法により得られるApxを抗原として用いるワクチン。 (もっと読む)


【課題】 ボツリヌス感染症、ボツリヌス神経毒素中毒症に関する疾患の診断あるいは治療に有用であるボツリヌス神経毒素に特異的に結合する遺伝子組換え抗体を提供する。
【解決手段】 ボツリヌス神経毒素を中和するマウスモノクローナル抗体産生細胞より抗体分子を構成するVH領域及びVL領域遺伝子をクローニングし、このV領域の遺伝情報を元にしてヒト化抗体及び二重特異性抗体などの各種抗体を作製することを特徴とする。本発明により得られる組換え抗体は、ボツリヌス感染症、ボツリヌス神経毒素中毒症に関する疾患の診断あるいは治療に有用である。 (もっと読む)


フォンビルブラント因子(von WillebrandFactor:以下、vWFと称することがある)の特異的切断酵素(以下、ADAMTS−13と称することがある)に対する抗体(以下、本抗体を抗ADAMTS−13抗体と称することがある)が認識するエピトープ及び当該エピトープ領域を含むポリペプチドを提供する。 抗ADAMTS−13抗体が認識するADAMTS−13を構成するアミノ酸配列の449位から687位領域に存在するポリペプチドまたは当該ポリペプチドに由来するペプチド断片。 (もっと読む)


本発明のヒト由来のヒト抗ヒトIL−18抗体は、ヒトIL−18に対する抗体であり、以下の(a)または(b)のポリペプチドからなるH鎖の相補性決定領域と、(c)または(d)のポリペプチドとからなる、ヒトインターロイキン−18に対するL鎖の相補性決定領域とを含むものである。(a)配列番号4〜6に示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド。(b)(a)に記載のポリペプチドの改変体であって、H鎖の相補性決定領域となるポリペプチド。(c)配列番号10〜12に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド。(d)(c)に記載のポリペプチドの改変体であって、L鎖の相補性決定領域となるポリペプチド。これにより、ヒト抗ヒトIL−18抗体およびその利用方法を提供することが可能となる。 (もっと読む)


【目的】アルブミン凝集体及び/または不純蛋白質が低減された血清アルブミン製剤の製造方法を提供する。
【構成】血清アルブミン含有水溶液を、好適には10〜20nmの孔径を有するウイルス除去膜で除去する工程に付すことからなる。これにより、アルブミン凝集体及び/または不純蛋白質が低減されたより安全性、安定性に優れたアルブミン製剤を製造することができる。 (もっと読む)


遺伝子組換え技術により得られる改変ダニ主要アレルゲンの精製方法及び当該精製方法により精製した改変ダニ主要アレルゲンを提供する。▲1▼MF膜を用いて、遺伝子組換え技術により得られる改変ダニ主要アレルゲン含有封入体を洗浄・回収する工程、▲2▼当該封入体を溶解後、リフォールディングする工程、▲3▼限外濾過膜を用いて、改変ダニ主要アレルゲン含有液の濃縮と低分子成分の除去を行う工程、▲4▼陰イオン交換体を用いて、改変ダニ主要アレルゲンを非吸着画分に回収する工程、▲5▼疎水ゲルを用いて、改変ダニ主要アレルゲンを吸着画分に回収する工程、及び▲6▼陰イオン交換体を用いて、改変ダニ主要アレルゲンを吸着画分に回収する工程を含むことを特徴とする、遺伝子組換え技術により得られる改変ダニ主要アレルゲンの精製方法及び当該精製方法により得られた高純度の改変ダニ主要アレルゲン。 (もっと読む)


スーパー抗原の一つとして知られる黄色ブドウ球菌腸管内毒素B(SEB)の中和抗体によって中和されることなく、スーパー抗原として有効に作用しうる新規な免疫異常性疾患の予防・治療用剤を提供する。SEBに対する中和抗体(抗SEB抗体)との反応性を低減させたSEB改変体および該改変体を有効成分として含有する免疫異常性疾患の予防・治療用剤。本願発明のSEB改変体は、SEBのアミノ酸配列、とりわけ抗SEB抗体によって認識されるエピトープ部位のアミノ酸配列でアミノ酸置換を行うことにより、進化分子工学的手法により得ることができる。 (もっと読む)


感染性夾雑ウイルス混入の可能性を低減させた安全性、安定性に優れたアルブミン製剤を商業的規模で効率的に製造する。血清アルブミン含有溶液を、好適には10〜20nmの孔径を有するウイルス除去膜で除去する工程、とりわけウイルス不活性化を目的とする加熱処理に先立って当該濾過工程を実施することからなる。さらに好ましい態様として、当該濾過工程に先立ち陰イオン交換体及び/プレフィルターにより処理することからなる前処理を付す。 (もっと読む)


外来の細胞を哺乳類胚に移植する方法および目的臓器に生着させ、臓器構成細胞として生着させ分化・発育させるための方法の提供。 哺乳類体内の形態形成期の胚と胎盤の間の腔に外来細胞を移入することを含む外来細胞の哺乳類胚への移植方法。 (もっと読む)


発現誘導剤を含有しない異種蛋白質及びその製造方法を提供する。温度シフトにより発現誘導を行うことができるプロモーターの制御下に異種蛋白質を発現する組換え大腸菌を任意に低温培養して増殖させた後、発現誘導剤の非存在下に高温で培養して当該異種蛋白質を発現させる工程、又は前記大腸菌を高温培養して菌体の増殖及び異種蛋白質の発現を同時に行う工程を含む異種蛋白質の製造方法及び当該方法により得られる発現誘導剤を含有しない異種蛋白質。斯かる異種蛋白質の具体例は、ダニ主要アレルゲン、ブタ胸膜肺炎菌由来分泌性マクロファージ毒素及びブタ丹毒感染防御抗原である。 (もっと読む)


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