説明

一般財団法人化学及血清療法研究所により出願された特許

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【課題】無菌性を保持した凍結乾燥製剤の包袋体の製造方法に関し、無菌性を維持するために高額な設備投資を必要とすることがなく、また製剤がタンパク質などの場合に変性や失活のおそれを生じさせることのない無菌的な凍結乾燥製剤の包袋体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】下記(1)乃至(3)の工程を含むことを特徴とする。
(1)無菌下で、凍結乾燥すべき製剤を容器内に収容する工程
(2)無菌下で、菌遮断性且つ通気性を有する密閉シートを前記製剤が収容された容器の周縁部に溶着する工程
(3)該密閉シートが容器の周縁部に溶着され密閉された容器を凍結乾燥する工程 (もっと読む)


【課題】止血効果及び組織接着力に優れたシート状フィブリン糊接着剤の提供。
【解決手段】有効成分としてフィブリノゲンが固定化された生体吸収性支持体、及び有効成分としてトロンビンが固定化された生体吸収性支持体より構成され、当該フィブリノゲン固定化支持体に非イオン界面活性剤を含有させることにより、止血効果及び組織接着力に優れ、両面での組織接着が可能となるため、外科手術における大血管の修復にも好適に使用される、シート状フィブリン糊接着剤。 (もっと読む)


【課題】 カルボン酸含有生体組織接着剤及びその調製方法を提供する。
【解決手段】 フィブリノゲン40mgに対して0.05mmol以上の割合のカルボン酸又はその塩を含有することを特徴とする、フィブリノゲン組成物及びトロンビン組成物から成る生体組織接着剤、フィブリノゲン組成物又はトロンビン組成物の少なくとも一つが生体吸収性シートに塗布された生体組織接着剤、並びにこれらの生体組織接着剤の製造方法。上記のカルボン酸又はその塩は、酢酸、グルタミン酸、クエン酸、酒石酸、アスパラギン酸、リンゴ酸、コハク酸又はその塩からなる群より選択される一つ又は二つ以上を組合せて用いることができる。 (もっと読む)


【課題】従来技術よりも精製段階における工程を少なくした、より簡便なボツリヌス毒素の精製方法の提供。
【解決手段】(1)全てのボツリヌス毒素複合体が共通の分子形態として持つ無毒非HA(NTNHA)に対するモノクローナル抗体および(2)当該抗体を担体に結合させたカラムにpH6でボツリヌス毒素含有溶液を供し、カラムにボツリヌス毒素複合体を吸着させた後に、pH8でボツリヌス神経毒素の溶出を行うアフィニティークロマトグラフィーによるボツリヌス神経毒素の精製方法に関する。本発明はまた、当該抗体を担体に結合させたカラムにpH6でボツリヌス毒素含有溶液を供し、カラムにボツリヌス毒素複合体を吸着させた後に、pH3でボツリヌス毒素複合体の溶出を行うアフィニティークロマトグラフィーによるボツリヌス毒素複合体の精製方法。 (もっと読む)


【課題】 C型肝炎感染発症の防止に有効性があり安全性の高い組み換えウイルス、およびこれを含むC型肝炎ウイルス用ワクチンを提供する。
【解決手段】 本発明にかかる組み換えワクシニアウイルスは、C型肝炎ウイルス遺伝子を発現することができる。本発明にかかるC型肝炎ウイルスワクチンは、上記本発明の組み換えウイルスを含むものである。 (もっと読む)


【課題】医薬品としての利用を目的とした部分欠失ADAMTS-13改変分子の製造方法及び用途の提供。
【解決手段】ADAMTS-13の全長もしくは部分欠失変異体を主成分とする診断薬あるいは医薬品。 (もっと読む)


【課題】C型肝炎ウイルス感染細胞においてウイルスの複製を抑制することができるC型肝炎ウイルス阻害剤を提供すること。
【解決手段】C型肝炎ウイルスの複製に関与するBGT−1又はAKR1C1を特異的に阻害することにより、C型肝炎ウイルスの複製を抑制することができ、C型肝炎ウイルス感染細胞を特異的に障害することができる。したがって、BGT−1又はAKR1C1の阻害物質を含むウイルス阻害剤は、C型肝炎の治療に有効である。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、O4群およびO9群に加え、対策の遅れているO7群血清型サルモネラ菌に対する不活化3価ワクチンを提供することにある。
【解決手段】 O4群、O7群およびO9群血清型に属するサルモネラ菌をそれぞれホルマリンで不活化した後に混合し、オイルアジュバントおよび非イオン性界面活性剤を添加することにより調製される、安全性および安定性に優れ、単回投与で3つの血清型全てに効果的な動物用不活化サルモネラ3価ワクチン、および該3価ワクチンの調製方法。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、未だ効果的な治療法の確立されていない血管障害に起因する網膜障害に対する新規治療剤または進展阻害剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 血液由来あるいは遺伝子組換え技術により調製した活性化プロテインCを主たる有効成分として含有することを特徴とする、血管障害に起因する網膜障害(tPA惹起性膜障害、網膜閉塞症、網膜中心静脈閉塞症、網膜中心動脈閉塞症、未熟児網膜症および糖尿病性網膜症)の治療剤または進展阻害剤。 (もっと読む)


【課題】 新規なシート状組織接着剤を提供する。
【解決手段】 本発明は、主成分としてフィブリノゲンを含有する層、主成分としてトロンビンを含有する層、及び当該両層の間に介在する中間層から構成されることを特徴とするシート状組織接着剤に関する。本発明のシート状組織接着剤は、ハイドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体からなる中間層を介在することにより、フィブリノゲンが組織接着部位に十分浸透した後に、トロンビンと反応させることが可能となり、その結果、フィブリノゲンのゲル化速度が最適化されることにより、極めて優れた組織接着効果および止血効果を達成するものである。本発明のシート状組織接着剤は、外科手術時の止血や組織閉鎖に使用される。 (もっと読む)


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