説明

一般財団法人化学及血清療法研究所により出願された特許

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【課題】断続的な使用時における先端の固化を良好に防止できる生体組織接着剤塗布用具を提供する。
【解決手段】生体組織接着剤塗布用具100を、ノズル本体1と、ガス注入口2と、薬液注入口3a、3bと、薬液吐出口4a、4bと、薬液注入口3a、3b及び薬液吐出口4a、4bを各々連通する薬液流通管5a、5bと、ガス噴出口6と、薬液流通管5bに設けられ、ノズル本体1内部のガスを薬液吐出口4b方向に導入する2つの連通口8a、8bと、薬液流通管5a、5bに設けられ、薬液注入口3a、3bから当該薬液流通管5a、5b内部への薬液の流入を許容し、当該薬液流通管5a、5b内部からの薬液吐出口4a、4b方向への薬液の流出を規制する逆止弁7a、7bと、を有して構成する。 (もっと読む)


【課題】 アラム等の既存のアジュバントと比較して抗体産生能、安全性および利便性に優れた新規なアジュバントを提供することにある。
【解決手段】 生体内に存在する水溶性物質であるピロロキノリンキノン類(PQQ:Pyrroloquinoline Quinone)及び/またはその塩を含有するアジュバント、及び当該アジュバントと抗原を含有するワクチン、当該アジュバント及びワクチンの製造方法、及び当該アジュバント及びワクチンの投与方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】抗体の発現量や安定性等の性状を改善する方法を提供する。
【解決手段】ヒト抗体またはヒト化抗体の可変領域軽鎖(以下、VL鎖)の12位(Kabat numberingに従う)に位置するプロリンを、下記のいずれかのアミノ酸に置換することを特徴とする、ヒト抗体またはヒト化抗体を改良して発現量および/または安定性の向上した抗体を得る方法;
12位:Ser,His,Val,Gly,Leu,Arg,Phe,MetまたはGlu
および当該方法により得られた、発現量および/または安定性の向上したヒト抗体またはヒト化抗体またはヒト抗体もしくはヒト化抗体フラグメント。 (もっと読む)


【課題】創傷部位との接着性に優れた繊維複合体およびその調製用キットを提供する。
【解決手段】平均繊維径が0.1〜10μmの生体適合性ポリマーよりなり、厚みが10〜200μmであり、平均見かけ密度が30〜250kg/mであり、繊維表面の水滴の接触角が30度以上である繊維構造体2と、フィブリンゲルマトリクス1とを含んでなる繊維複合体ならびに当該繊維構造体、フィブリノゲン、トロンビンより構成される繊維複合体調製用キット。かかる繊維構造体は、一定条件下、エレクトロスピニング法により製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 既存のA型ボツリヌス毒素製剤よりも極めて安全に大量投与可能なボツリヌス毒素製剤を提供する。
【解決手段】 本発明は、既存のA型ボツリヌス毒素製剤よりも極めて治療域が広く、より多くの有効量を安全に投与可能なC1、D、EまたはF型ボツリヌス毒素製剤に関するものである。例えば、C1型ボツリヌス毒素であれば合計約1,925 U/kg体重まで安全に投与でき、その効力はA型ボツリヌス毒素製剤換算で約250 U/kg体重に相当する用量である。 (もっと読む)


【課題】 組換え皮膚壊死トキソイドを含有する豚萎縮性鼻炎用薬剤を提供する。
【解決手段】 ボルデテラ・ブロンキセプチカが産生する皮膚壊死毒素(Bb-DNT)のトランスグルタミナーゼ活性中心領域のアミノ酸をアラニンに置換することにより無毒化した組換えBb-DNT(組換えBb-DNTトキソイド)を有効成分として含有する豚萎縮性鼻炎用薬剤及びその製造方法、並びに該組換えBb-DNTトキソイドと他の豚感染症ワクチンとを混合してなる混合ワクチン。前記のアミノ酸置換は、配列番号1の1305位、1320位、1322位又は1323位の少なくとも一つの部位で行われる。 (もっと読む)


【課題】 豚萎縮性鼻炎用薬剤の製造方法を提供する。
【解決手段】 (1)遺伝子組み換え技術により得られたボルデテラ・ブロンキセプチカの皮膚壊死毒素産生大腸菌を培養する工程、(2)前記(1)の菌体の破砕液から可溶性に発現した皮膚壊死毒素を回収・精製する工程、(3)前記(2)の皮膚壊死毒素をホルマリンで無毒化する工程及び(4)前記(3)の無毒化皮膚壊死毒素を製剤化する工程を含む、豚萎縮性鼻炎用薬剤の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 新規な組織癒着防止剤を提供する。
【解決手段】 生体組織接着剤であるフィブリン糊にカテキンまたは塩基性ポリアミノ酸を含有させた組織癒着防止剤を提供する。本願発明の組織癒着防止剤は、(1)手術後において優れた組織癒着抑制効果を有し、(2)腹腔鏡下手術においても容易に適用可能なインジェクタブルな剤型であり、(3)適用部への固定化が容易で局所的に効果を発揮し、さらに、(4)出血部位にも使用可能である。 (もっと読む)


【課題】 沈殿・遠心工程を要さない、工業レベルの精製に適したより簡便なボツリヌス毒素の精製方法を提供する。
【解決手段】 膜ろ過法と陰イオン交換クロマトグラフィー法と陽イオン交換クロマトグラフィー法を組み合わせたことを特徴とするボツリヌス毒素の精製方法。本発明の精製方法によれば、ボツリヌス菌培養液から極めて簡便に、短期間にかつ効果的に安定性の高いボツリヌス毒素を大量調製することが可能となる。また、沈殿法・遠心分離における沈殿物の回収作業を排除したことで、製造ラインの完全自動化設備・インライン化設備の提供が可能となる。さらに、作業員の介在がなくなるともに、毒素溶液が環境に曝露されることがないため、作業者の労働安全衛生環境及びGMP準拠並びに無菌性確保を向上することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 フォンビルブランド因子切断酵素活性を有するペプチド(ADAMTS13)を有効成分として含有する細胞移植補助剤の提供。
【解決手段】 細胞移植療法における移植細胞の生体内での生存率や生体組織への生着率を高める補助剤としてフォンビルブランド因子切断酵素活性を有するペプチド(例えば、ADAMTS13及びその断片、ならびに遺伝子組換え体を含むこれらの改変体)を利用する方法及び当該ペプチドを有効成分として含有する細胞移植補助剤。移植細胞としては、肝細胞、膵島細胞及び造血幹細胞などが使用される。 (もっと読む)


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