説明

信越石英株式会社により出願された特許

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【課題】シリカ坩堝が高温に加熱されるときの気泡及び気泡成長が最小化する壁を有するシリカ坩堝であり、成形された坩堝の上部切除部が短い切除部分であるシリカガラス坩堝を製造する方法を提供する。
【解決手段】モールド12内に形成されるキャビティと連通する複数の空気路を有する回転しているモールド12内にシリカ粒子54が堆積され、次に、厚みが実質的に均一である壁56を含む下方部分を有する坩堝の形状になるように成形される。シリカ粒子の上方部分は、成形される形状の外周のまわりに、実質的に狭い壁部分になるように成形される。シリカ粒子は加熱され、シリカが溶融されている間に、ポンプが空気路を通してガスを吸引する。狭い壁部分にわたって圧力降下が生じる。溶融後、狭い壁部分を含む坩堝の上方部分は切除される。 (もっと読む)


【課題】シリコン単結晶の引き上げの際に、引き上げられるシリコン単結晶に気泡が取り込まれることがなく、かつ湯面振動も生じさせることのないシリコン単結晶引上用石英ガラスルツボおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン単結晶引上用石英ガラスルツボ10は、R部16および底部14の内層20は、その内面より少なくとも1mmの深さの層が、結晶質合成石英粉を熔融して形成された層22であり、直胴部12の内層20は、その内面より少なくとも1mmの深さの層が、非晶質合成石英粉を熔融して形成された層24である。 (もっと読む)


【課題】 光触媒作用を効率よく発揮させることができる光触媒体及びこれの製造方法、並びにこのような光触媒体を用いた浄化装置を提供する。
【解決手段】 少なくとも、多数本のシリカガラス繊維からなる繊維状シリカガラス担体と、該繊維状シリカガラス担体の表面に形成された、光触媒となる材料の被膜とからなる繊維状光触媒体、及び、少なくとも、反応器と、該反応器内に収容された、上記の繊維状光触媒体と、紫外線ランプとを具備し、前記紫外線ランプで前記繊維状光触媒体に紫外線を照射しながら、前記繊維状光触媒体に被処理物を接触させ、光触媒作用によって該被処理物を浄化処理する浄化装置、並びに、少なくとも、多数本のシリカガラス繊維からなる繊維状シリカガラス担体を作製し、該繊維状シリカガラス担体の表面に、光触媒となる材料の被膜を形成する処理を行う繊維状光触媒体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高い化学的安定性及び機械的強度を有するとともに、光触媒作用を効率よく発揮させることができる光触媒体及びこれの製造方法、並びにこのような光触媒体を用いた浄化装置を提供する。
【解決手段】 少なくとも、連続気泡を有する多孔質シリカガラス担体を作製し、該多孔質シリカガラス担体の表面に、光触媒となる材料の被膜を形成する処理を行う多孔質光触媒体の製造方法、及び、少なくとも、連続気泡を有する多孔質シリカガラス担体と、前記多孔質シリカガラス担体の表面に形成された、光触媒となる材料の被膜とからなる多孔質光触媒体、並びに、少なくとも、反応器と、該反応器内に収容された、上記の多孔質光触媒体と、紫外線ランプとを具備し、前記紫外線ランプで前記多孔質光触媒体に紫外線を照射しながら、前記多孔質光触媒体に被処理物を通過させ、光触媒作用によって該被処理物を浄化処理する浄化装置。 (もっと読む)


【課題】不透明石英ガラスの基体に、注目する不透明材料の著しい変化と変形のない緻密封止層を設けることができる方法を示すこと。
【解決手段】 不透明石英ガラスの基体と緻密封止層から複合体を製造する既知の方法を、基体には注目する不透明材料内に顕著な変化と変形が全くなく緻密封止層が設けられるように最適化するために、発明は以下のステップを含む方法を提案する。すなわち、(a)より大きいアモルファスSiO粒子を含む第1の泥漿を使用して基体を製造するステップと、(b)より小さいアモルファスSiO粒子を含み、少なくとも、0.2重量%ないし15重量%の範囲のSiOナノ粒子を含む点においてその組成が前記第1の泥漿のものと異なり、比較的低いガラス化温度により特徴付けられる第2の泥漿を設けるステップと、(d)前記第2の泥漿から前記基体の表面上に泥漿層を製造し、前記泥漿層を乾燥させるステップと、(e)続いて前記緻密封止層の形成を伴って前記泥漿層をガラス化するステップとである。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で直胴部上端の内側への倒れ込みを防止することができるシリコン単結晶引上用石英ガラスルツボおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】直胴部と底部を備えたシリコン単結晶引上用石英ガラスルツボにおいて、ルツボ溶融後、ルツボをモールド52内にて保持して、ルツボの外側を所定時間保温することにより該外側の仮想温度を低くして、少なくとも直胴部に仮想温度の勾配を形成し、最外側の仮想温度を最内側の仮想温度よりも25℃以上低くする。 (もっと読む)


【課題】コンパクション及び中央の複屈折に関して最適化された合成石英ガラスの光学部材を提供する。
【解決手段】石英ガラスブランクに、下記工程を含む多段階アニール処理を施す。(a)1130℃〜1240℃の高温度範囲で処理される第1の処理段階工程、(b)第1の(高速)平均冷却速度で1100℃未満の急冷温度まで石英ガラスブランクを冷却させる工程であって、1100℃以上の高平均値を有する仮想温度が石英ガラス中で達成される、冷却させる工程、(c)第2の(低速)平均冷却速度で石英ガラスブランクを冷却させることを含む第2の処理段階工程であって、石英ガラスブランクが、950℃〜1100℃の低温度範囲で処理されることにより、工程(b)に記載の仮想温度の高平均値よりも少なくとも50℃低い低平均値を有する仮想温度が石英ガラス中で達成される、第2の処理段階工程。 (もっと読む)


【課題】波長400nm以下の紫外線の照射により、波長520nmから580nmにピークを持つ蛍光を発するガラスであり、高出力での使用においても長期安定性に優れた銅含有シリカガラス及びその製造方法、並びにそれを用いたキセノンフラッシュランプを提供することを目的とする。
【解決手段】5wtppm以上200wtppm以下の銅を含有し、波長160nm以上400nm以下の紫外光の照射により520nm以上580nm以下の領域にピークを持つ蛍光を発し、かつ、波長530nmにおける厚さ2.5mmあたりの内部透過率が95%以上であるようにした。 (もっと読む)


延伸により石英ガラス管を製造する既知の方法では、石英ガラスの中空円筒が連続的に加熱ゾーンに供給され、その中で加熱ゾーン毎に軟化され、管撚り線がロール引張装置を用いて、軟化した領域から引張軸の方向に引き伸ばされる。ロール引張装置は複数の引張ロールが固定された枠を備える。引張ロールは回転軸の周りを回転可能であり、管撚り線の周囲に配置され、管撚り線の円筒形外面と接する。ここから出発して、機構的な努力をあまり必要としないで、高い引き伸ばし比が実現できる垂直引き伸ばし法を示す。これには、ロール引張装置8の形態をした取り出しユニットを用いる。これにより、同時に、得られた石英ガラス管10の寸法安定性を最良にできる。さらに、特に、楕円化と偏芯による材料損失が避けられる。本発明によれば、ロール引張装置8の枠は静止している。中空円筒4と管撚り線は引張軸2の周りを互いに回転する。相対回転は、引き伸ばされた管撚り線の直線メートル当り0.01〜5回転の範囲に設定される。
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【課題】天然石英ガラス並の高温粘度特性を有し、高温環境下にあっても変形し難い高粘度の合成石英ガラス、特に透明合成石英ガラス体及び黒色合成石英ガラス体を提供する。
【解決手段】
水酸基を含むシリカ多孔質ガラス体を、ハロゲン化シランを除く揮発性珪素化合物雰囲気中で気相反応させた後、焼成してなる緻密な合成石英ガラス体であって、天然石英ガラス並みの高温粘度特性を有し、高温環境下にあって変形し難い合成石英ガラス体であるようにした。 (もっと読む)


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