説明

特許機器株式会社により出願された特許

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【課題】従来のフローティング方式、硬質材料方式、いずれのタイプのインシュレータも、「オーディオ機器自身が有する振動加振源により、オーディオ機器本体が振動する」ことに起因する音響特性上の不具合(ブーミー現象の発生、ステレオ音像の定位感の低下など)を解消すると共に、アクティブ制御の制振効果、除振効果により音響特性の大幅な向上を図る。
【解決手段】オーディオ機器を支持する荷重支持部10と基礎の間に設けられたアクチュエータ24と、前記オーディオ機器の変位及び又は振動状態を検出するセンサ31から構成され、前記オーディオ機器自身が有する振動加振源によって発生する前記オーディオ機器自身の振動を抑制するように、前記センサからの情報に基づいて前記振動をアクティブ制振制御する制御装置から構成したものである。 (もっと読む)


【課題】
従来硬質材料インシュレータの場合、良質な音響素材の選択により、素材のキャラクターを利用した再生音のチューニングが図れる。しかし、適用される各種音響素材は固有の高周波特性を有するため、効果に多様性、汎用性が無く、オーディオ装置との相性に左右される。またオーディオ装置の設置環境、音楽のジャンル等が変わると、音響効果も変わるという欠点があった。
【解決手段】
オーディオ機器からインシュレータに伝達される振動の主伝搬経路に対して、風鈴部材(共振部材)を並列に配置する。基音、倍音、余韻・ゆらぎなどの多くの要因で決まる音色を有する風鈴の振動系は、オーディオ機器から伝搬される高周波振動をアシスト(増強)する。従来方式と原理の異なる上記アシスト作用により、音像の定位感、分解能、透明感、スケール感などの音響特性を飛躍的に向上させことができる。 (もっと読む)


【課題】除振装置の構成を簡単にするとともに、安定した振動制御を可能にする。
【解決手段】嫌振機器200を基礎300に対して支持する複数の荷重支持部2と、嫌振機器200と基礎300との間に介在して設けられ、嫌振機器200の振動を抑制する振動制御機構3とを備え、振動制御機構3が、嫌振機器200に対して駆動力を作用させるアクチュエータ311及び前記嫌振機器200の振動を検出する振動センサ312を対向して設けることによりコロケート配置させた振動制御ユニット31と、振動センサ312からの検出信号を取得してアクチュエータ311をフィードバック制御するアクチュエータ制御部32とを有し、振動制御ユニット31が、鉛直軸Zに対して斜めに配置されており、アクチュエータ311の駆動力が嫌振機器200に対して鉛直軸Zに対して斜めに作用するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】
構造物の固有振動モードの振動を、効率よく低減する制振技術を提供する。
【解決手段】
バネ311および少なくとも1個の減衰器316と、バネ311および減衰器316に連結された伝達体312と、バネ311および減衰器316による力を構造物300に加えるための、双方が構造物300に取り付けられ、または一方が構造物300に取り付けられ他方が構造物300の一部とされた2つの支持手段313A,313Bと、伝達体312を構造物300の二点間に加えられた力の方向に移動可能に支承する支承部材314とを備え、構造物300の二点間に前記力を加えることで構造物300に生じる振動を低減する制振装置。 (もっと読む)


【課題】上部要素又は下部要素の相対的な上下移動の変位を縮小することによって弾性部材を小型化するだけでなく、上部要素又は下部要素の転倒の恐れ等の無い安定した上下振動の抑制を可能にするとともに、構成を簡単にしつつ肥大化を防止する。
【解決手段】一端が上部要素2に連結され、他端が下部要素3に連結されたリンク要素51、52、53を有し、上部要素2及び下部要素3の姿勢を保持しながらそれら要素2、3間の相対移動を可能にする平行リンク機構5と、2つのリンク要素51、53間に連結され、上部要素2又は下部要素3の移動によるリンク要素51、53の回転運動に伴って上下移動する中間部材6と、中間部材6と下部要素3との間に介在して設けられ、中間部材6の上下移動に伴い弾性復帰力を作用する弾性部材7と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】高感度の圧電側加速度センサを提供する。
【解決手段】加振による振動板20の変形時、上下にて対向する内側圧電領域A,A’、外側圧電領域B,B’の上下の振動板取付面側に同電荷が分極帯電するように上下の圧電体22a,22bが振動板20の上下両面にそれぞれ取着され、上下の内側電極部24ai,24bi同士、上下の外側電極部24ao,24bo同士がそれぞれ短絡され、内側電極部24ai,24biと外側電極部24ao,24boは電気的に絶縁され、且つ、振動板20が支持台16と重錘14とから電気的に絶縁されている。これにより、出力電圧を従来に比べて理論上2倍にすることが可能となった。 (もっと読む)


【課題】外乱を受けて振動する制御対象物の慣性空間に対する絶対速度、あるいは絶対変位を、広い周波数帯域で直接検出する振動センサ、及びこの振動センサを用いたアクティブ精密除振台、アクティブ動吸振器などの振動制御装置を提供する。
【解決手段】センサ外郭に対して質量体を支持する支持ばねと、前記センサ外郭と前記質量体の間の相対変位を検知する検知器と、前記センサ外郭と前記質量体の間に配置され前記質量体を負荷として駆動するアクチュエータと、前記検知器から得られる相対変位信号を前記アクチュエータの駆動部に帰還するサーボ回路を備えたサーボ型振動センサにおいて、地動絶対速度、あるいは地動絶対変位を検出するために、積分帰還用増幅器をセンサのサーボ回路に配置して、この積分帰還用増幅器から検出信号を取り出したものである。さらに、この積分器の極の構成と、検出信号を取り出す方法に工夫を施すことにより、広い検出帯域でゲイン・位相特性をフラットにできることを理論的に見出したものである。 (もっと読む)


【課題】ダクトや配管などに対して吊りボルトを天井躯体から傾斜して配置しても防振性能を損なわず、取り付け角度の自由度が非常に大きく、しかもフレーム強度が格段に大きい天井吊下型防振具を提供することをその課題とする。
【解決手段】この発明によれば、上側弾性座30の設備側吊りボルト21の係止端22が挿通係止される上側通孔32の内径が、装着用筒部18の内径より小さい内径(換言すれば、装着用筒部18の内径の方が上側通孔32の内径より遥かに大)で設けられているので、設備側吊りボルト21が垂直方向に対して傾斜するように設置されたとしても、大きな内径である装着用筒部18(この内径部分を下側通孔16とする。)内を設備側吊りボルト21の軸部分が大きな傾斜角度θで装着用筒部18に接触することなく傾斜して設置することができる。 (もっと読む)


【課題】振動源を内蔵する重量機器の壁面設置に好適な壁掛防振装置を提供する。
【解決手段】壁掛防振装置1は、本体フレーム2と、本体フレーム2に固定される上側支持体6及び下側支持体7と、壁面に取り付けられる上側壁取付金具3及び下側壁取付金具4と、上側支持体6と上側壁取付金具3、及び、下側支持体7と下側壁取付金具4の間のそれぞれ両端に介装される防振部材5と、を主要構成として備えている。縦枠2aは断面チャネル形状に構成され、かつ、側面側が機器10と対向する側については機器背面(又は壁面)と平行、また、壁面と対向する側については上端部から下端部に向かって幅が漸次細くなる(d1>d2)、台形形状に構成されている。 (もっと読む)


【課題】 機械強度などを保ちながら系全体のばね定数を低下させて、振動抑制装置を含む系の固有振動数を低下させ、振動抑制の特性を向上させることができる振動抑制装置を提供する
【解決手段】 基礎Bと、その基礎Bから所定距離離間して配置される振動抑制対象部Sとの間に設けられて、三次元の振動を絶縁又は減衰する振動抑制装置100であって、第1方向に伸縮可能であり、自然状態において前記基礎Bと前記振動抑制対象部Sとを所定距離離間させて保つとともに、前記基礎Bから前記振動抑制対象部Sへの振動を主として絶縁する振動絶縁機構SPと、前記基礎Bから前記振動抑制対象部Sへの振動を主として減衰する振動減衰機構8と、前記振動絶縁機構SPとともに、前記振動抑制対象部Sを前記基礎Bに対して支持する弾性リンク機構7と、を備えた。 (もっと読む)


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