説明

日立ツール株式会社により出願された特許

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【課題】HRC50以上の高硬度材のめねじ加工を安定して行うために、切削抵抗を軽減させ、高硬度材加工に耐えうる刃先強度を備えた新しい形状のねじ切りフライス工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、外周にねじ切り刃を備え、自転駆動されると共にワークに対して相対的にヘリカル送りされるねじ切りフライスであって、前記ねじ切り刃は複数のねじ山を有し、前記ねじ切り刃のうち、先行刃は、仕上げ刃よりねじ山の高さが低く形成されており、先行刃のねじ山の角度は、仕上げ刃のねじ山の角度よりも小さく、先行刃の形状は谷底を基準にして仕上げ刃に図形的に重ねたときに、先行刃が仕上げ刃に含まれるようにした形状であり、ねじ切りフライスの底部にはワークに下穴を形成するための切れ刃である底刃を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高硬度グラファイト材の高速加工や高硬度カーボンフィラーを配合したCFRP材の加工に用いるダイヤモンド被覆切削工具において、耐摩耗性、耐剥離性に優れるダイヤモンド表面被覆切削工具を提供する
【解決手段】超硬合金を基体とする切削工具の刃部にダイヤモンド皮膜を有する被覆工具において、該基体の直上にグラファイト層からなる中間層を有し、該中間層の平均厚みXは、5≦X≦15(nm)であり、該ダイヤモンド皮膜のラマンスペクトル分析において1320≦D≦1340(cm−1)及び1510≦G≦1590(cm−1)にピークを有し、1320≦D≦1340(cm−1)における半価幅Wdが、Wd≦20(cm−1)で、1510≦G≦1590(cm−1)における半価幅Wgが170≦Wg≦250(cm−1)であることを特徴とするダイヤモンド被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】潤滑油に換えて水系潤滑剤を用いてアルミニウム板またはアルミニウム合金板をバーリング加工やアイアニング加工等することを可能としつつ、製品精度、特に表面性状の平滑さを維持向上できるDLC被膜金型を提供すること。
【解決手段】金型の表面に、実質的に水素を含まないDLC膜を形成し、当該DLC膜を、密度は3.0g/cm以上3.4g/cm以下、ナノインデンテーション硬さが40GPa以上100GPa以下、算術平均粗さが0.03μm以下、最大高さが0.20μm以下、表面の欠陥密度が10個/mm以下、としたパンチやダイ等の金型。 (もっと読む)


【課題】 切削粉が撒き散らされてしまうことを防止する。
【解決手段】 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具に対してセットされる切削工具用カバーである。切削工具用カバーは、軸体に固定され、軸体の先端部を覆う本体部と、本体部におけるインサートに対応する位置から、軸体の回転方向の先方側に向かって本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備えている。フィン部は、回転方向の先方側が開口となっている。フィン部及び本体部には、開口からインサートに向かう空気流路が形成されている。 (もっと読む)


【課題】4μm以上に厚膜化した2層以上の硬質皮膜における圧縮応力を低減し、密着強度を確保し耐摩耗性に優れた硬質皮膜被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金基材側の硬質皮膜層1および表面側の硬質皮膜層2を有し、硬質皮膜層1の組成は(AlCr1−a1−x(元素の含有量は原子比であり、0.5≦a<0.7、および0.48≦x≦0.52である。)で表され、X線回折における(111)面のピーク強度Ir、(200)面のピーク強度Isとしたとき、0.3≦Is/Ir<1であり、硬質皮膜層2の組成は、(Ti1−bSi1−y(元素の含有量は原子比であり、0.01≦b≦0.15、および0.48≦y≦0.52である。)で表され、X線回折における(111)面のピーク強度Iu、(200)面のピーク強度Ivとしたとき、0.3≦Iv/Iu<1であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】切り屑のカールを制御することで分断性を高め、切り屑を小さくカールさせることで切り屑の排出性を大幅に向上させることができるドリルを提供する。
【解決手段】2枚の切れ刃を有するドリルであって、前記ドリルは、先端角が170°〜190°であり、溝幅が75°〜85°の範囲であり、第一溝底曲線は凹曲線でなり、第一溝底曲線の最大窪み位置とドリルの軸線Oの間隔は直径の0.35倍〜0.70倍とし、第一溝底曲線の最大窪み量は直径の0.03倍〜0.07倍の範囲であり、第二溝底曲線は凹曲線でなり、第二溝底曲線の最大窪み位置とドリルの軸線Oの間隔は心厚の1.5倍〜2.5倍とし、第二溝底曲線の最大窪み量は前記ドリル直径の0倍を超え0.04倍未満となる範囲であり、且つ第二溝底曲線の最大窪み量は第一溝底曲線の最大窪み量に対し小さく設定したことを特徴とするドリルである。 (もっと読む)


【課題】切削工具本体の強度を落とすことなく、インサートの刃先強度も維持したまま、振動の発生を抑制することができる刃先交換式回転工具を提供する。
【解決手段】切削工具本体に形成いた複数の螺旋状溝は、インサートを刃列パターンAと、刃列パターンBに基づいて配列した2種の螺旋状溝を備え、切削工具本体の側面展開図において、同一の螺旋状溝内で隣接するインサートが工具軸線となす角度を配列角としたときに、刃列パターンAにおいて、最先端と第2段目のインサートとがなす配列角をθA1、第2段目と第3段目のインサートとがなす配列角をθA2としたときに、θA1>θA2とし、第3段目以降に装着されたインサートの配列角はθA2とし、刃列パターンBでは、最先端と第2段目インサートとの配列角をθB1、第2段目と第3段目インサートとの配列角をθB2、第3段目以降の配列角をθB3としたときに、θB1>θB2>θB3としている。 (もっと読む)


【課題】従来のクリスマスカッタにおける波の深さの基準である荒加工基準形状の傾斜に対して直交する方向は、実際の切削方向とは異なる方向であるため、圧力面を切削する場合には仕上工程を含む後工程で用いられるクリスマスカッタでの切削量が相対的に増大し、精度的に重要な圧力面で十分な形状精度を得られなくなるといった問題があった。
【解決手段】刃部の先端からシャンク部側へ向かって、凸状部と凹状部を複数有するクリスマスツリー形状の外周切れ刃を有し、波形切れ刃を設けた荒加工用クリスマスカッタの荒加工基準形状における接線が前記クリスマスカッタの工具中心軸と直交する平面に対して0度を超えて30度以下で傾斜する部分において、前記波形切れ刃における波の深さは工具中心軸に直交する方向に0.1mm以上0.2mm以下の範囲内であることを特徴とする翼溝加工用クリスマスカッタである。 (もっと読む)


【課題】高精度の穴あけ精度を要求される工作物に対し、従来では必要であったリーマ加工の工程を省略し、ドリル加工の1工程のみで穴の拡大代、内周面粗さ、真円度で評価される高精度な穴あけを行うことができ、併せて加工工数の低減と、工具費の低減もできる穴あけ用ドリルを提供する。
【解決手段】ドリル先端から第1切れ刃、前記第1切れ刃よりドリル軸後部側に続く第2切れ刃、及び前記第2切れ刃よりさらにドリル後部側に続き、第3切れ刃を有する穴あけ用ドリルであって、第1先端角α1が100°<α1<125°、第2先端角α2が135°<α2<170°、及び第3先端角α3が0°<α3≦20°の範囲であり、第3切れ刃長さL3が0.1D≦L3≦0.5Dであることを特徴とする穴あけ用ドリルである。 (もっと読む)


【課題】外周切れ刃としてボディに装着する切削ブレードを用い、切削性能向上と再研削を容易にしてカッタの大幅な寿命向上を達成できるクリスマスカッタを提供する。
【解決手段】タービン翼根部加工用のクリスマスカッタであって、前記クリスマスカッタは、少なくともボティと、外周切れ刃が二番取りフライス刃形により成形された1個または2個の脱着式超硬合金製切削ブレードと、脱着式超硬合金製切削ブレードをボディに外周切れ刃のすくい面の再研削が可能な状態に取り付けるためのクランプシステムから構成され、前記切削ブレードのいずれかの外周切れ刃には、タービン翼根部のクリスマスツリー形状に対応して切削をする凸状部が、2つ以上設けられていることを特徴とするクリスマスカッタ、及び、前記切削ブレードをボディに装着したまま再研磨を繰り返して切削する前記クリスマスカッタによる切削方法である。 (もっと読む)


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