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Fターム[2B230EB13]の内容

木材等の化学的、物理的処理 (6,740) | 注入処理手段 (1,774) | 加圧、減圧 (212)

Fターム[2B230EB13]に分類される特許

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【課題】木質材の物理的特性を損なうことなく、木質材の色調を安価に効率よく調節することができる調色木質材の製造方法を提供する。
【解決手段】作業者は、まず、板状の木質材11の一面に、多価カルボン酸水溶液を塗布する(A)。次いで、作業者は、木質材11を自然乾燥させる(B)。更に、作業者は、木質材11を熱盤プレス機41にセットし(C)、熱盤411,412を200 ℃に加熱して、木質材11に30秒間の熱圧締処理を施す(D)。この熱圧締処理は、従来の乾熱処理に比べて低温且つ短時間であるため、木質材11の物理的特性が損なわれ難く、加熱に必要なコストが安価である。また、この熱圧締処理は、従来の湿熱処理のように水蒸気雰囲気下で熱圧締処理を行なう必要がないため、密閉容器を備える大型で複雑な処理装置は不要である。 (もっと読む)


【課題】被加工木材を多段に積層し,それを一括してプレス圧縮する1工程の動作中に特定の段の被加工木材の加圧圧縮により,当該特定の段のみの被加工木材の加圧力を一定とし,他の段の被加工木材の加工温度と加圧力の1つ以上を異にする制御が自在なこと。
【解決手段】被加工木材Wを上下の面で挟み,被加工木材Wを加熱及び圧縮する複数対の熱盤20が被加工木材Wの加熱及び圧縮を開始し,対の熱盤20による圧縮で被加工木材Wの厚みが特定厚みに到達したとき,被加工木材Wの圧縮を停止し,被加工木材Wを上下の面で挟む熱盤20に被加工木材Wを圧縮する外力を与えるプレス機構10の押圧エネルギを特定厚みに到達していない木材の圧縮に使用すると共に,特定厚みに到達した被加工木材Wと特定厚みに到達していない被加工木材Wの温度制御を分離して行うものである。 (もっと読む)


【課題】樹脂液を木質材料の表面から1mm以上含浸でき、比較的簡単な装置で量産可能で、しかも硬化処理後にも寸法が安定している木質材料の表面硬化方法を提供する。
【解決手段】木質材料1を70℃に予熱する予熱工程100と、木質材料1の一面を、70℃に加熱した熱硬化性樹脂2に通常の雰囲気下で所定時間浸漬する浸漬工程200と、熱硬化性樹脂2に浸漬した木質材料1を冷却して、熱硬化性樹脂2を木質材料1の表面から1mmの深さ領域に含浸させる冷却工程300と、木質材料1の表面に付着した余分な熱硬化性樹脂2を取り除く除去工程400と、木質材料1の表面に付着した熱硬化性樹脂2を紫外線照射装置により固化させる表面固化工程500と、木質材料1に含浸した熱硬化性樹脂2を熱圧プレス4にて硬化させる熱圧工程600を備える。 (もっと読む)


【課題】着色むらがなく、取り扱いも容易な着色木材の製造方法並びに着色木材及び単板及び建材を提供する。
【解決手段】ラミナを溶解度指数が10のアセトンに浸漬した状態で減圧・加圧含浸を行った後、このラミナをアセトンから引き上げて減圧処理することで、ラミナ中の余剰のアセトンを除去した。このラミナを、半均染型酸性染料1重量%、溶解助剤としての尿素20重量%、染料溶媒としての水79重量%からなる染料水溶液に浸漬した状態で、減圧・加圧含浸を行った後、このラミナを染料水溶液から引き上げて減圧処理することで、ラミナ中の余剰の染料水溶液を除去した。このようにして形成された多数のラミナLを積層接着してフリッチFを作成し、このフリッチFをスライサーにて切削することで、厚さ0.3mmの湿潤単板SPを形成した。 (もっと読む)


【課題】木質ボードにおいて、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、イソシアネ
ート樹脂等の石油系樹脂を接着剤に使用しながら接着耐久性や操作性を確保しつつシック
ハウス症候群の原因である有害化学物質を有意義な程度まで低減した木質ボードの実現。
【解決手段】単板状物、圧延により解繊したシート状物、細いスティック状物、フレーク状物及びストランド状物の少なくとも1以上の集合体からなる木材原料に接着剤を塗布または撒布して一対の熱盤を具えるホットプレスの熱圧により木質ボードを形成するのに併せて前記接着剤の加熱により発生した有害化学物質を排出手段により強制的に外部に放散させてなる有害化学物質低減木質ボードの製造方法の提供により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】木材の原料としての使用を最小限に抑えることにより環境負荷を少なくし、且つ、軽量で所望の強度が得られ、更に、意匠性にも優れた波形ボード、波形ボードの製造方法、及びこの波形ボードを用いた組立体を提供する。
【解決手段】木材からなる波形ボード3であって、この波形ボード3は、木材の維管束が伸延する方向である維管束方向と、この維管束方向に直交する方向である維管束直交方向により定義される基準面上の一方向に脈動するトポロジーを有する。 (もっと読む)


【課題】表面に天然木の質感をそのまま備えたまま、幅広、長尺で利用でき、壁紙、文具および雑貨の表面材として貼付けられる、染色した天然木薄板シート製造方法を提供する。
【解決手段】水平方向及び直交する上下方向に並べた天然木薄板を、紙、布または不織布のいずれかを材料とし0.03〜0.3mmの厚さの裏打ちシートを裏面に固定して連結したことを基本とし、天然木薄板の表面を仮止めし、裏面を下地処理し、顔料を混合した耐水性接着剤を用いて裏打ちシートの固定を追加する。更に染料液中でローラー圧縮し、解圧による染色を行う。 (もっと読む)


【課題】木材の乾燥割れを低減でき、かつ、適正な含水状態に調整可能な着色木材の製造方法を提供する。
【解決手段】水蒸気通気性を有する保水材を少なくとも木材の木口周りに配した状態で密閉空間に木材を収納し、次いで保水材に水を含ませた状態で密閉空間を昇温、昇圧して高圧水蒸気処理により木材を着色した後、密閉空間の雰囲気圧力を高圧状態から大気圧に降圧して着色木材を得る。 (もっと読む)


【課題】木材の乾燥割れを低減でき、かつ、適正な含水状態に調整可能な着色木材の製造方法を提供する。
【解決手段】下記の工程を順次経て着色した木材を製造することを特徴とする着色木材の製造方法。
工程A:木材を収納した密閉空間を昇温、昇圧して大気圧よりも高い雰囲気圧力下で高圧水蒸気処理により前記木材を着色する工程、
工程B:前記密閉空間の雰囲気圧力を降圧する工程、
工程C:前記工程Aの高圧水蒸気処理により上昇した前記木材の温度が室温に降温する前に前記密閉空間に水を導入し、大気圧雰囲気下で前記木材を水没させる工程、
工程D:前記密閉空間の水を排水して前記密閉空間の雰囲気圧力を大気圧よりも低い圧力に減圧する工程。 (もっと読む)


【課題】植林再生可能な広葉樹・針葉樹を使用でき、曲げ剛性が高く、とりわけ美麗表面保護および表面平滑性に優れた木質繊維集積板を提供する。
【解決手段】木質繊維1aを集積し、バインダー1bを用いて一体化成形された集積板であって、密度分布が0.75〜1.20g/cmの範囲であって、表層1.5mm以内において密度が0.80g cm以上の層が存在し、厚さが3.5mm以下である。バインダー1bが、ポリイソシアネート樹脂またはメラミンユリア樹脂である。ポリイソシアネート樹脂がポリメリックMDIである。芯層が木質ボードを積層した積層体であり、積層体の表層の少なくとも一方に、請求項1〜7のいずれかに記載の木質繊維集積板1を表層のうちの少なくとも一方に積層している。 (もっと読む)


【課題】複数の生単板から水分を絞る際に含水率のばらつきを是正し、また繊維方向のワレが生じにくい絞り装置を提供する。
【解決手段】ベニヤ板用の多数の生単板を上下に積層した状態で、その積層状生単板を上下方向に加圧・圧縮することにより積層状生単板の水分を絞ってその含水率を減少させる生単板絞り装置である。これは、積層状生単板を支持する定盤と、その定盤の上方に設けられ、該定盤に対して接近・離間可能な加圧部材と、その加圧部材を駆動して前記積層生単板に押し付ける加圧シリンダと、前記定盤に対して上下方向に移動可能に設けられ、該定盤から上方に向かい起立して前記積層状生単板の少なくとも対向する2辺の垂直壁に接触又はごく近接し、前記加圧部材による加圧時の前記積層状生単板の移動又は延伸を規制するとともに、その加圧部材の下降行程において該加圧部材を当接させ、その当接後は該加圧部材の下降に伴ってそれと一体的に下降する規制部材と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明では、杢目の突板や、杢目模様が印刷された塩化ビニルなどのシートを使う事もなく、また金型による応力負荷も行うことなく、板目や柾目の板材に対して装飾性の高い杢目模様を任意に付け、しかも必要とする側だけの表面から一定の深さの層だけに対して部分的に圧縮を行い、前記板材の本来の比重に近い状態の表面人工杢目板材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】板目や柾目の板材の片表面に対し、切削加工を施す事でその木目模様に変化を与え、前記板材を装飾性の高い天然の杢目の様なうねり模様を持った木目模様とし、前記切削加工によって凹凸形状を持った表面に対し、前記表面から一定の深さの層だけを部分的に軟化した後に、圧縮により前記表面を平滑化させる。 (もっと読む)


【課題】薄肉でありながら強度が高く、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造可能な圧縮木製品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の圧縮木製品の製造方法は、略椀状をなす木材からなるブランク材を、一対の金型により熱可塑性樹脂とともに加熱圧縮して圧縮木材を形成する加熱圧縮工程(ステップS3)と、前記加熱圧縮工程の後、前記一対の金型により前記圧縮木材の圧縮状態を保持しながら、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化させ、液状化した熱可塑性樹脂を前記圧縮木材に含浸させる樹脂含浸工程(ステップS4)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】木質繊維の成型板と表面化粧材とを水性接着剤を用いて積層一体化して製造する木質化粧板の不良品の発生を低減できる木質化粧板の製造方法を提供する。
【解決手段】木質繊維の成型板またはそれを表面に有する複合材の表面に水性接着剤を塗布して表面化粧材を積層一体化する木質化粧板の製造方法において、水性接着剤の塗布前に、木質繊維の成型板に対して、この木質繊維の成型板製造時の成型圧力よりも低い圧力下で加湿加熱処理を施している。 (もっと読む)


【課題】 結露水や雨水等で不燃化物質が溶出することがなく、また、有機溶媒を使用しない不燃材料の製造方法、及びその不燃材を提供すること。
【解決手段】 炭酸ガスと反応して水に対して難溶、又は不溶な不燃化物質を生じうる金属塩水溶液を可燃材料に含浸させた後、前記可燃材料を炭酸ガス雰囲気下に置いて該炭酸ガスと前記金属塩水溶液とを該可燃材料の内部、及び表面で反応させて該可燃材料の内部、及び表面に前記不燃化物質を生成させ、これによって不燃材料を製造すること。 (もっと読む)


【課題】アルンド・ドナクス(Arundo donax)(草の一種)から作られた複合材パネル及びアルンド・ドナクスから生産されたパルプを提供する。
【解決手段】アルンド・ドナクスは適当な大きさに細砕化20され、バインダーを添加40,50されバインダーと結合し、さらにマット形成60工程、前プレス70工程を経て団結80することにより建築及び/又は家具の品質基準に合致したパネルを得る。一方、微粉砕されたアルンド・ドナクスを従来のパルプ化プロセスで処理し、引張り強度が高く、木材パルプより淡い色を呈したパルプを製造する。 (もっと読む)


【課題】針葉樹材は柔らかく傷つきやすく、その硬さや強さの改質には熱圧処理が有効である。しかし、熱圧処理は木材原料の形状、水分に大きく影響され、圧縮後の寸法もどりや変形が起こりやすいなど、製品の安定性、生産性の向上が望まれている。
【解決手段】厚さや側圧を制御しながら、木材の圧縮力と応力を均衡させる状態まで加圧し、所定時間加熱して材内部の水蒸気を木材から放出させて固定化することで、安定な成形木材に改質する。 (もっと読む)


【課題】 微粒化が困難な塑性変形し易い金属やその化合物を、微粒化するとともに低粘度の薬液を作製することで、薬液中の有効成分を木材に浸透し易く、かつ、注入した成分が木材から溶出し難くしたことで、高い防腐防蟻効果を発揮する木材注入用防腐防蟻処理粒子液の作製方法を提供する。
【解決手段】 防腐防蟻効果を有する金属(または金属化合物)を含有する粒子を木材組織表面で目詰まりさせずに内部深く浸透させるために、高圧湿式ジェットミル装置を用いて、前記粒子と分散剤を混合した混合液に対して高圧噴射処理を1回以上施すことで、前記粒子の平均粒径を1000nm未満とした。 (もっと読む)


【課題】樹脂と複合化していながら良好な木質感が維持され且つ高い耐久性を有する木質複合材が得られる木質複合材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一の木質基材に熱硬化性樹脂液を含浸させた後に前記第一の木質基材を加熱・加圧する工程を含む。前記工程において前記第一の木質基材の含水率が15〜60質量%である状態でこの第一の木質基材に前記熱硬化性樹脂液を含浸させる。前記熱硬化性樹脂液が重量平均分子量1000以下の熱硬化性樹脂を含有し、且つ前記熱硬化性樹脂液の粘度が200mPa・s以下、固形分率が70質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】樹脂と複合化していながら良好な木質感が維持され且つ高い耐久性を有する木質複合材が得られる木質複合材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明方法は、含水率が10質量%以下である第一の木質基材を用意する工程、前記第一の木質基材に、重量平均分子量1000以下の熱硬化性樹脂を含有し、且つ粘度が200mPa・s以下、固形分率が70質量%以上である第一液を含浸させる工程、前記第一の木質基材に、前記熱硬化性樹脂の硬化剤を含有する第二液を含浸させる工程、及び前記第一液及び第二液が含浸している前記第一の木質基材を加熱・加圧する工程を含む。 (もっと読む)


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