Fターム[2G045FA11]の内容
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網膜変性疾患モデル動物、及びその製造方法
【課題】簡便かつ実用的であり、倫理的問題の少ない網膜変性疾患モデル動物、その製造方法、及び該網膜変性疾患モデルを用いた網膜変性疾患の病態に作用する化合物の候補物質を同定する方法を提供する。
【解決手段】actr1b、dynactin3、又はdynactin4遺伝子の機能が欠損あるいは抑制されていることを特徴とする、網膜変性疾患モデル小型硬骨魚類。また、これらの網膜変性疾患モデル小型硬骨魚類を用いたスクリーニング法。本発明によれば、簡便かつ実用的であり、倫理的問題も少なく、かつ高スループットに網膜の形態評価が可能な網膜変性疾患の病態に作用する化合物の候補部室を同定することが可能となる。
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直接的凝固因子阻害剤を決定するためのへパリン非感受性方法
【課題】ヘパリン及びその誘導体に非感受性であり且つ凝固測定システムで直ちに自動化することができる、凝固因子阻害剤を特異的に決定するための方法を提供する。
【解決手段】試料中の凝固因子の直接的阻害剤を決定するための方法であって、以下の各工程:a)試料と酸化剤とを混合して反応混合物を形成する工程;b)前記反応混合物をインキュベートする工程;c)前記反応混合物と、前記酸化剤を中和する薬剤とを、混合する工程;d)定義された量の活性化凝固因子を前記反応混合物に添加する工程;及びe)添加された前記活性化凝固因子の阻害を決定する工程;を備える方法。
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生細胞の分析方法および生細胞の分析システム
【課題】細胞の状態を、個々の生細胞のレベルにおいて、包括的かつ直接的に分析することができる、生細胞の分析方法および生細胞の分析システムを提供する。
【解決手段】本発明の生細胞の分析方法は、生細胞を外部刺激に暴露する暴露工程と、暴露工程で外部刺激に暴露される生細胞の誘電率の経時的変化を測定する誘電率測定工程と、誘電率測定工程において測定される生細胞の誘電率の経時的変化パターンの特性を抽出する抽出工程とを含む。また、本発明の生細胞の分析システムは、生細胞を外部刺激に暴露する暴露手段と、暴露工程で外部刺激に暴露される生細胞の誘電率の経時的変化を測定する誘電率測定手段と、誘電率測定手段において測定される生細胞の誘電率の経時的変化パターンの特性を抽出する抽出手段とを備える。
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尿分析装置、尿検体情報処理装置および尿検体情報処理方法
【課題】測定結果を円滑に比較および評価することができる尿分析装置、尿検体情報処理装置および尿検体情報処理方法を提供する。
【解決手段】尿定性測定部による定性の測定結果は定性DBに記憶され、尿沈渣測定部による沈渣の測定結果は沈渣DBに記憶される。定性の測定結果が得られたときに、同一検体番号、且つ、設定時間内の沈渣の測定結果が沈渣DBに記憶されていれば、定性の測定結果と沈渣の測定結果の組み合わせがマージDBに記憶される。沈渣の測定結果が得られたときに、同一検体番号、且つ、設定時間内の定性の測定結果が定性DBに記憶されていれば、定性の測定結果と沈渣の測定結果の組み合わせがマージDBに記憶される。これにより、ユーザは、同一検体について、各回の定性の測定結果と沈渣の測定結果の組み合わせを比較することができ、当該検体に対する測定結果をより適正に評価することが可能となる。
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HIVの検出方法
【課題】HIV抗原を免疫学的に測定する前にHIV抗体を不活化する方法において、抗原の安定性を保持しつつHIV抗体を効果的に不活化する方法およびそれに用いる試薬を提供する。
【解決手段】非イオン性界面活性剤を含有する酸性アミノ酸緩衝液に還元剤であるチオール基を有する化合物および/またはホスフィンを添加した前処理液中で、試料の加熱処理を行うことを特徴とする、HIV抗原検出の前処理法、その前処理法を行う工程を含む免疫学的測定法、それらの方法のための試薬および試薬キット。
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尿分析装置および尿検体情報処理装置
【課題】尿定性の測定と沈渣の測定のうち、どちらの測定が先に行われても自動的にクロスチェックを実行できる尿分析装置および尿検体情報処理装置を提供する。
【解決手段】尿定性測定部による定性の測定結果は、定性DBに記憶され、尿沈渣測定部による沈渣の測定結果は、沈渣DBに記憶される。尿定性測定部によって検体が測定され、定性の測定結果が得られたとき、沈渣DBに当該検体の沈渣の測定結果が記憶されていれば、当該定性の測定結果と当該沈渣の測定結果とのクロスチェックが実行される。また、尿沈渣測定部によって検体が測定され、沈渣の測定結果が得られたとき、定性DBに当該検体の定性の測定結果が記憶されていれば、当該沈渣の測定結果と当該定性の測定結果とのクロスチェックが実行される。これにより、尿定性測定部の測定と尿沈渣測定部の測定のうち、どちらの測定が先に行われてもクロスチェックが実行され得る。
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タンパク質結晶化分析装置及びタンパク質結晶化分析方法
【課題】高感度なタンパク質結晶化分析装置を提供する。
【解決手段】
タンパク質の結晶化を分析するタンパク質結晶化分析装置Xを用いる。測定試料部3は、タンパク質結晶化溶液の入った溶液セルを固定する。この測定試料部3の溶液セルに光源1から、入射光調整部2を介して入射光を導入する。測定散乱光導入部7は、測定試料部3の溶液セルからの散乱光のみを散乱光検出部5へと導く。測定散乱光導入部7により導かれた結晶化溶液の前方小角散乱光又は後方小角散乱光は、散乱光検出部5で検出する。制御解析部9は、散乱光検出部5で検出された小角散乱光又は後方小角散乱光の強度を解析し、前記結晶化溶液におけるタンパク質の結晶化状態を分析する。
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血液分析装置及び血液分析方法
【課題】測定精度を担保しながらも、ランニングコストや被験者の負担を軽減でき、全血中のヘモグロビン濃度及び血漿中のCRP濃度を迅速かつ簡便に測定できる血液分析装置を提供する。
【解決手段】全血に溶血試薬及び免疫試薬を供給して第1試料を生成する試薬供給手段20と、第1試料に光を照射する第1光源30と、第1試料を透過した光の強度を示す第1光強度信号を出力する第1光検出手段40と、第1試料に希釈液を供給して、第1試料を所定倍率に希釈し、第2試料を生成する希釈手段60と、第2試料に光を照射する第2光源70と、第2試料を透過した光の強度を示す第2光強度信号を出力する第2光検出手段80と、第2光強度信号の値に基づいて、ヘモグロビン濃度を算出するHgb算出部51と、第1光強度信号の値及びヘモグロビン濃度に基づいて血漿中のC−反応性蛋白質濃度を算出するCRP算出部50とを具備するようにした。
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抗原抗体複合体を分離する方法
【課題】抗原抗体複合体に結合する抗原抗体複合体結合蛋白質を含み、B/F分離を省略することで測定時間を短縮することができる抗原抗体複合体を分離する方法を提供する。
【解決手段】以下の配列番号:5の一次構造を有する抗原抗体複合体認識蛋白質を用いて抗原抗体複合体を分離する。配列番号5:AQHEVTQQNAFYQVLNMPNLNADQRNAFIQSLKDDPSQSANVLGEAQKLNDSQAPK
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イオンチャネルアッセイ法
【課題】光学的分析法と両立し、高いスループット分析に容易に修正できる、生きている細胞の膜電位を調整する確実で特定の方法に対する需要が存在する。
【解決手段】候補化合物の生物学的活動をキャラクタライズする方法は、細胞を候補化合物に曝すことと、その後で、トランスメンブレンポテンシャルをターゲットイオンチャネルの予め選択された電圧依存状態に対応するレベルに設定するように、細胞を電界に繰り返し曝すこととを含むことができる。
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動脈硬化病変を評価するための方法及びキット
【課題】動脈硬化病変の進行に従ってその発現が変動するタンパク質(マーカータンパク質)群を同定し、そのタンパク質を利用して動脈硬化病変を評価する方法及び手段を提供すること。
【解決手段】被験体において、動脈硬化病変において特定の疾患ステージに特徴的な発現パターン(発現の変動)を示すマーカータンパク質を検出するステップと、
その検出結果に基づいて被験体における動脈硬化病変を評価するステップと
を含む、動脈硬化病変の評価方法。
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微量血液からの白血球ポピュレーション解析法
【課題】微量の全血から簡易かつ迅速に白血球を回収することができ、さらに個々の細胞の表現型をも迅速に同定することができる、小型で安価な装置を用いた、白血球のポピュレーション解析方法を提供すること。
【解決手段】微細加工技術を用いて直径数ミクロンの微細な貫通孔を高密度加工した白血球回収基板と、試料供給口・試料排出口を連通するマイクロ流路を接合・密封したデバイスの試料供給口から染色した全血サンプルを導入し、試料排出口から血液試料を吸引することで、全血中の白血球のみを選択的に貫通孔上に捕捉回収する。洗浄操作を行うことなく、微量な血液中に存在する全白血球をもれなく基板上に回収し、かかる基板領域内をスキャニングして細胞の観察像を取得し、免疫表現型を解析することで、各血球サブセットのポピュレーションを計測する。
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検査方法および装置
【課題】医療機関内に患者が長時間居ることにより院内感染が発生したり、あるいは患者の症状が悪化したりすることを防止できる検査方法を得る。
【解決手段】被験者から採取された検体を用いて複数の疾患に対する陽性・陰性を検査装置により検査する方法において、複数の疾患の中のある1つの疾患について陽性が確認されたとき、その他の疾患に対する検査終了を待たずに、該陽性を示す検査結果を検査装置から出力させる。
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成分測定装置
【課題】成分測定装置の基板に液体が接触したり、埃等が付着したりすることを防止する。
【解決手段】成分測定装置10は、測定部50の内部において、照射光の照射光用光路108と反射光の反射光用光路110を有するとともに試験紙70と対向する前部にレンズ88を保持する測光ブロック72と、照射光を発光する発光素子100及び反射光を受光する受光素子102が実装される基板74と、を有している。この測光ブロック72の後部には、基板74が配設される基板配置部80が備えられるとともに、該基板配置部80よりも後方に突出する隔壁112が形成されている。
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レーザ操縦を用いた多層流に基づく粒子及び細胞の分離
【課題】ホログラフィック光トラッピング操作等のレーザー操縦とさらに合わせられ得る多層流を使用して、血液、精液等の粒子状物質又は細胞物質、及び他の粒子又は細胞を、分離する方法、装置及びシステムを提供する。
【解決手段】複数の血液成分を有する第1の流れと第2の流れを提供し、第1の流れを第2の流れと接触させ、それにより第1の分離領域を提供し、接触させ、及び、複数の血液成分の第1の血液細胞成分を第2の流れ中に差別沈降させ、一方で同時に、複数の血液成分の第2の血液細胞成分を第1の流れ中に留め、差別沈降させることを含む。次いで、第1の血液細胞成分を有する第2の流れは、第2の血液細胞成分を有する第1の流れから差別除去される。ホログラフィック光トラップはまた、分離段階の一部として又は分離段階に加えて、選択された成分を1つの流れから別の流れへ移動させる様々な流れと関連して利用され得る。
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血小板凝集アッセイ
【課題】血小板凝集を決定する方法、CD40L結合部分の投与の際の凝固に対する感受性を決定する方法、およびそれらに関するキットを提供すること。
【解決手段】血小板の凝集をアッセイする方法であって、血小板と血小板活性化因子とを接触させる工程;活性化した該血小板と、CD40L結合部分とを接触させる工程;および該活性化血小板と架橋因子とを接触させる工程、を包含し、該CD40L結合部分と該架橋因子とは予め形成された免疫複合体ではなく、そして沈殿した血小板が、該血小板の凝集の指標となる、方法。
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皮膚色素沈着マーカーとその利用技術
【課題】色素沈着マーカーとなりうる物質を探索すること。
【解決手段】皮膚細胞及び/又は皮膚組織(三次元皮膚モデルを含む)における特定のタ
ンパク質の発現を測定することを含む、色素沈着の度合いを判定する方法であって、前記
特定のタンパク質は色素沈着の度合いに伴って発現が増加する、または色素沈着の素因の
程度によって発現が変化するものである前記方法及び、色素沈着の度合いを判定するため
のキット及び色素沈着の予防及び/又は改善に効果のある物質を同定する方法。
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TGFBI遺伝子変異角膜異常症の予防又は治療用薬剤学的組成物及びそのスクリーニング方法
【課題】TGFBI(形質転換成長因子β誘導性)遺伝子変異角膜異常症の予防又は治療用薬剤学的組成物の提供。
【解決手段】リチウム塩を含む薬剤学的組成物は、変異型TGFBI蛋白質の発現を抑制し、オートファジー経路を活性化して、変異型TGFBI蛋白質を選別的に分解除去するだけではなく、角膜細胞の酸化的ストレスを調節するため、TGFBI遺伝子変異角膜異常症の予防及び治療に非常に効果的である。リチウム塩が、炭酸リチウム(Li2CO3)、クエン酸リチウム(lithium citrate)、硫酸リチウム(Li2SO4)、アスパラギン酸リチウム(lithium aspartate)、オロチン酸リチウム(lithium orotate)、塩化リチウム(LiCl)、及び酢酸リチウム(lithium acetate)からなる群から選択される。
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血液サンプルの液状成分を分離する装置および方法、ならびにそのような装置を備える分析装置
【課題】本発明の目的は、血液サンプルの液状成分の少なくとも一部を分離するとともに、血液サンプルの非液状成分が液状成分の分離部と再度混ざり合うことを阻止できる装置を提供することである。
【解決手段】少なくとも1つの血液サンプルの液状成分の少なくとも一部を分離する分離装置において、隔壁(61〜68)により複数の部分(151〜158)に分割されている容器本体(41)と、複数の前記血液サンプルを受け入れて、分離後に分離した液状成分の少なくとも一部を保持する複数の試料区画(51〜58)とを有し、部分(151〜158)の少なくとも1つは、分離後に血液サンプルの非液状成分(32)を保持する保持用多孔質材層(84)を有することを特徴とする。
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新規な肉組織の鮮度判定方法
【課題】本発明は、刺身など生食用の肉の、高鮮度域での十分な識別性能を有する肉組織、特に魚介類の肉組織の鮮度測定法を提供することを課題とする。
【解決手段】下記の式、
T値(%)=100×((TMP+TH)/(TPP+TMP+TH))
[式中、TMPはチアミン−1−リン酸を表し、THは遊離チアミンを表し、TPPはチアミン−2−リン酸を表す]
より、総チアミン含量に占めるTMPとTHの割合を算出し、得られたT値から肉組織、特に魚介類の肉組織の鮮度を判定する、鮮度判定方法。
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