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【課題】 小型化、動作速度の高速化、低電圧化を同時に図ることができる光変調器を、フォトニック結晶共振器にPIN構造を作製してキャリアを高速に共振器の外に引き出す。
【解決手段】本発明は、フォトニック結晶基板中に、光を閉じ込める共振器と、共振器部位を挟んで対向する2つの領域に電極領域を設け、共振器に発生させた二光子吸収キャリアを、電極領域に電界を印加して引き抜くことにより、該共振器のキャリアを、拡散によって散逸するよりも早く除去する。また、フォトニック結晶基板中で、導波路を挟んだ所定の領域に対向する2つの電極領域を設け、電極領域に挟まれた導波路中に発生させた二光子吸収キャリアを、電界印加によって拡散より早く導波路から引き抜き、除去する。 (もっと読む)


【課題】従来技術の外部共振器レーザにおいて、モードホップを回避しつつ、高速で広帯域を波長掃引することは、発信波長および位相の2つのパラメータを同時に高速に連続的に調整する必要がある。この調整のためには、複雑な機構を必要とした。外部共振器レーザ以外の導波路型の分布帰還型(DFB)レーザなどでは、外部共振器型レーザに匹敵するような広帯域の波長可変性能は、構造などの制限により未だ実現できていない。
【解決手段】本発明は、回折格子を含む外部共振器型の波長可変光源において、半導体レーザ部と回折格子との間の光路上に、異なる制御電圧で制御される屈折率変調部および偏向部を有する点に特徴がある。波長可変帯域の設定と、モードホップフリー発振の条件とを屈折率変調部および偏向部の各制御電圧E、Eで別個に独立に行なうことができる。屈折率変調部および偏向部には、KTNなどの電気光学結晶を利用し、異なる電極材料を使用する。 (もっと読む)


【課題】複数の部分導波路から成る光導波路を設けることで、合成した電磁波のメインローブが大きな略単一の指向性を有する電磁波発生素子等を提供する。
【解決手段】電磁波発生素子は、それぞれ誘電体10、11に挟まれ非線形光学結晶を含む複数の部分導波路101、104、107から成る光導波路を備える。複数の部分導波路101、104、107は、これらにおける光の伝播方向のなす角が2θと略一致する様に構成される。ここで、非線形光学結晶の光に対する屈折率をn、誘電体10、11と部分導波路101、104、107との電磁波に対する実効的な比誘電率をεeffとして、θ=cos-1(n/√εeff)と定義される。 (もっと読む)


【課題】導波路を伝播する光の非線形光学効果で円錐状に放射されるテラヘルツ波を効率良く空間に取り出すことができる光周波数変換素子などを提供する。
【解決手段】光周波数変換素子100は、導波路103と結合部104を備える。導波路103は、光の波長域における屈折率がn1,光の非線形光学結晶で構成されたコア101と、光の波長域における屈折率がn1,光より小さい材料で構成されコア101と接して配置されたクラッド102を含む。結合部104は、テラヘルツ波の波長域における屈折率がn1,光より大きい材料で構成され、クラッド102と接して配置され、導波路103を伝播する光の非線形光学効果により放射されるテラヘルツ波を空間に取り出す。結合部104はクラッド102を被覆している。或いは、クラッド102の厚さが所定の範囲に設定される。 (もっと読む)


【課題】発生するテラヘルツ波を比較的高いスピードで変調することが可能な電気光学結晶を含むテラヘルツ波発生素子などを提供する。
【解決手段】テラヘルツ波発生素子の一例は、光を伝播させる電気光学結晶4を含む導波路と、導波路を伝播する光から発生するテラヘルツ波を空間に取り出す光結合部材7と、少なくとも2つの電極6a、6bを備える。電極6a、6bは、導波路に電界を印加することにより、電気光学結晶4の1次電気光学効果により導波路を伝播する光の伝播状態に変化を与える機能を有する。導波路の電気光学結晶4の結晶軸は、2次非線形過程により発生するテラヘルツ波と導波路を伝播する光との位相整合が取れる様に設定される。 (もっと読む)


【課題】複雑な補償機構を設けることなく、群速度分散スロープによる光パルスの時間幅の広がりや波形崩れの影響を低減した高ピークパワーの短光パルスを対象物に照射できる、非線形光学装置を提供する。
【解決手段】非線形光学装置は、短光パルスを発生する短光パルス源10と、短光パルス源から発生した短光パルスを対象物に伝送するための短光パルス伝送系20とを備える。非線形光学装置内で発生する非線形光学効果が実質的に無く、該非線形光学装置内の群速度分散量が実質的に無く、短光パルス源が発生する短光パルスは、変換限界に近く、且つ、パルス時間幅(半値全幅)TFWHMが、T<TFWHM<Tを満たす。ただし、T,Tは、パルス波形に依存して決定されるパラメータkと総群速度分散スロープ量D3dとから算出される。 (もっと読む)


【課題】700nmよりも短波長の領域の光を2光子吸収できる2光子吸収材料、該2光子吸収材料を含有することにより、上記波長領域の記録光を用いて2光子吸収記録でき、かつ十分な記録再生特性を有する2光子吸収記録材料、及び2光子吸収記録媒体を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物を含有する2光子吸収材料、これを用いる2光子吸収記録材料、及び2光子吸収記録媒体。


(一般式(I)中、Arは芳香族炭化水素環を、HetおよびHetは芳香族へテロ環を表し、RおよびRは炭素数1〜30の置換基を、nは0または1を表す。) (もっと読む)


【課題】異なる周期の周期分極反転構造を均一に形成することができる光機能素子の製造方法を得ること。
【解決手段】強誘電体材料からなる基板101の一の主面上の対向する一対の辺の周縁部に絶縁層102を形成する工程と、基板101の一の主面上に金属膜を形成し、他の主面上に裏面電極104を形成する工程と、金属膜103Aをパターニングし、一対の絶縁層102間に形成された領域内に、絶縁層102間を結ぶ方向に延在した所定の周期の櫛歯電極105A,105Bを、複数の周期でそれぞれ異なる領域に形成し、絶縁層102上にそれぞれの櫛歯電極105A,105Bの端部と接続される外枠電極105Cを形成する工程と、外枠電極105Cと裏面電極104との間に電圧を印加する工程と、を含み、櫛歯電極105A,105Bの延在方向における外枠電極105Cの長さは、櫛歯電極の周期が長い領域ほど短くなるように形成される。 (もっと読む)


【課題】蛍光色素や非線形光学色素等の機能性色素を高濃度で光学的に均一に分散できる高分子マトリクスを提供し、これら高分子マトリクスと前記機能性色素を含有する組成物、さらには該組成物を用いて得られる光学材料を提供する。
【解決手段】(A)成分として下記式(1)で表される構造単位を含む高分子化合物、及び(B)成分として機能性色素を含む組成物。
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【課題】光周波数の異なる2光子間の量子干渉測定を可能にする。
【解決手段】本発明の一実施形態による量子干渉装置は、光周波数の異なる2光子(1,2)のベル状態測定を行う。この量子干渉装置では、光周波数の異なる2光子の一方の光周波数を他方の光周波数に変換し、光周波数が一致した2光子(1’,2)のベル状態測定を行う。これにより、光周波数の異なる2光子間の量子干渉測定が可能になる。 (もっと読む)


【課題】多(二)光子吸収材料を実用化レベルまで高感度化した複合部材と、これを用いた三次元記録媒体、光制限素子及び光造形システム等を提供する
【解決手段】光照射によりプラズモン増強場を発生させる金属微粒子(例えば、金ナノロッド)を含む金属微粒子含有体と、多(二)光子吸収材料を含む多(二)光子吸収材料含有体とを少なくとも1つのスペーサ膜(例えば、酸化物膜:膜厚は図10に示すように多光子吸収強度が増強されるように選択する)を介して一体に複合構成して複合部材(「薄膜」または「バルク」)とする。この複合部材を用いて、三次元記録媒体、光制限素子及び光造形システム等を構成する。 (もっと読む)


【課題】入力光信号の偏波に依存しない同期タイミングで同期ビート光信号を発生することである。
【解決手段】変調信号を発生する局所発振部15と、参照光信号と時間的変調された円偏光のビート光信号とを合波する光カプラ11と、非線形効果により、合波された参照光信号及びビート光信号の位相比較信号を生成する位相比較部12と、位相比較信号及び変調信号を乗算して位相比較信号の微分値信号を位相誤差信号として出力する電気ミキサ13と、位相誤差信号を整形するループフィルタ20と、整形された位相誤差信号に基づいて、位相誤差信号を0にするビート光信号を発生して出力するOVCO30と、発生されたビート光信号を、変調信号に基づいて時間的変調する時間的変調部16と、時間的変調されたビート光信号を円偏光にして光カプラ11に出力する円偏光調整部17と、を備える。 (もっと読む)


【課題】小型化、動作速度の高速化、低電圧化を同時に図ることができる光変調器を、フォトニック結晶共振器にPIN構造を作製してキャリアを高速に共振器の外に引き出す。
【解決手段】本発明は、フォトニック結晶共振器を用いたスイッチ素子において、フォトニック結晶基板中に、共振器部位を挟んで対向する領域に電極領域を設け、共振器に発生させた二光子吸収キャリアを、電極領域に電界を印加して引き抜くことにより、該共振器のキャリアを、拡散によって散逸するよりも早く除去する。また、フォトニック結晶導波路の所定の位置に、二光子吸収キャリアを発生させ、該キャリアに起因する自由電子吸収によりスイッチングを行う光スイッチ素子において、フォトニック結晶基板中で、導波路を挟んだ所定の領域に電極領域を設け、電極領域に挟まれた導波路中に発生させた二光子吸収キャリアを、電界印加によって拡散より早く導波路から引き抜き、除去する。 (もっと読む)


【課題】スペクトル、屈折率または偏光状態の変化を、高感度に実現する、効率良く二光子を吸収する有機材料、すなわち二光子吸収断面積の大きな有機材料を提供する。特に、ポルフィリン骨格を有し、工業展開可能な比較的簡易な構造で高い二光子吸収能を発現させることのできる有機材料を提供する。
【解決手段】下記式で示されるジアザポルフィリン誘導体からなる二光子吸収材料。
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【課題】二光子吸収断面積の大きな有機材料、即ち、高感度な二光子吸収有機材料を提供すること。また、二光子吸収断面積が大きい本発明の二光子吸収材料を少なくとも有し、記録を書き換えできない方式で行なう光記録材料を提供すること。
【解決手段】下記一般式(I)で表わされる繰り返し単位を有することを特徴とする二光子吸収ポリマー。


(式中、ArおよびArは、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基の2価基であり、Arは置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基を表わす。R、RおよびRは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、または置換もしくは無置換のアルキルチオ基から選択された基を表わし、同一でも別異でもよく、x、yおよびzは、それぞれ0から2までの整数を表わし、同一でも別異でもよく、nは1以上の整数を表わす。) (もっと読む)


【課題】非線形2光子吸収により起こる光重合により3次元的屈折率変調が可能な2光子吸収重合性組成物を提供する。
【解決手段】少なくとも2光子吸収化合物、重合開始剤、重合性化合物及びバインダーを有し、非共鳴2光子吸収により起こる光重合により3次元的屈折率変調が可能である2光子吸収重合性組成物。 (もっと読む)


【課題】高強度のテラヘルツ光を出力でき、かつ、構造をコンパクトにできるテラヘルツ光源を提供する。
【解決手段】屈折率の異なる層を交互に配設することによって形成された1次元フォトニック結晶から形成されており、1次元フォトニック結晶は、その内部にテラヘルツ光を発生し得る部材によって形成された欠陥部2と、欠陥部を挟む一対のミラー部3,3とを備えており、一対のミラー部3,3は、欠陥部2が発生するテラヘルツ光を、欠陥部2内で共振させ得る構造に形成されている。欠陥部2が発生したテラヘルツ光を欠陥部2内で共振させることができるから、テラヘルツ光源1から外部に出力されるテラヘルツ光の強度を増幅することができる。 (もっと読む)


【課題】 波長選択に加えて波長変換機能を有する小型の光学素子を提供すること。
【解決手段】 少なくとも第1の波長λを有する第1の光を導波させ、前記少なくとも第1の波長λに対して少なくとも第1の実効屈折率nを有する入力導波路と、少なくとも第2の波長λn’を有する第2の光を導波させ、前記少なくとも第2の波長λn’に対して第2の実効屈折率nn’を有する出力導波路と、前記入力導波路と前記出力導波路との間に位置し、前記第1の光と前記第2の光とを導波するリング導波路とを含む光学素子において、
前記第1の波長λと前記第2の波長λn’とは、関係λn’=λ/2を満たし、
前記リング導波路は、非線形光学単結晶上に形成され、下記の関係を満たす所定の円周L及び所定の周期Λの分極反転構造を有していることを特徴とする光学素子。
Λ=λ/2×[1/(nn’−n)]
L=K×λ/n(K:整数) (もっと読む)


【課題】所望の周波数のテラヘルツ波を発生させ、これを低損失で所望の部位まで効率よく伝搬させて、被測定物を分光計測することができるテラヘルツ波分光計測装置及び方法を提供する。
【解決手段】 異なる2波長の光1,2を出射する2波長光源12と、2波長の光から光差周波発生(DFG)によりそれらの差周波数分に相当するテラヘルツ波3を発生する非線形光学材料14と、非線形光学材料を入射端面に密着又は近接又は挿入して発生したテラヘルツ波を出射端面まで内部を伝送する可撓性の細長い中空伝送管16と、被測定物を透過したテラヘルツ波の強度を計測するテラヘルツ波検出器20とを備える。中空伝送管16は、中赤外乃至、遠赤外伝搬用の可撓性の中空ファイバである。 (もっと読む)


【課題】不等間隔に配置された複数入力光波長を変換することができ、かつ変換効率の低下の小さな波長変換素子を提供する。
【解決手段】波長変換素子の非線形媒質は、光の進行方向に周期Λの非線形光学定数の変調構造であって、周期Λごとに連続的に位相が変化し、異なる周期Λphの連続的な位相変調が付加された変調構造を有する。さらに、非線形媒質は、波長λ、λ、λに対する屈折率を各々n、n、nとすると、Δβ=2π(n/λ−n/λ−n/λ)で表される位相不整合量Δβが、2π/Λ+2πi/Λ(i=m,m+1,・・・,n:m,nは正または負の整数)で与えられる複数の変換効率のピークのうち、不等間隔に並んだ少なくとも3つのピークの変換効率が極大となるように、位相変調の変調曲線を変化させた変調構造を有する。 (もっと読む)


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