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Fターム[4D020BC05]の内容

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Fターム[4D020BC05]に分類される特許

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【課題】設備費や動力を大幅に増大させず、ガスの吹抜けやガス偏流を防止して脱硫性能が高い湿式排煙脱硫装置を提供することである。
【解決手段】排ガス入口13と、上昇する排ガスに吸収液を噴霧するスプレノズル10と、吸収液を貯留するタンク6と、タンク6内の吸収液をスプレノズル10に送る循環配管8と、排ガス出口14とを備えた吸収塔1を設けた湿式排煙脱硫装置において、複数のスプレノズル10を設けたスプレヘッダ9を上下に複数段備え、各段のスプレヘッダ9に接続する各循環配管8を吸収塔1側壁の単一箇所から塔内に貫通する単一管とし、各スプレヘッダ9は略中央部が循環配管8に接続して吸収塔1内壁の周方向に沿って伸びるメインスプレヘッダ11と、メインスプレヘッダ11から分岐して循環配管8の貫通方向に伸びる複数のサブスプレヘッダ12とを備えることで、装置の製作工数が減少し、吸収塔1の内壁近傍のガス吹抜けを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】効率良く安定して石灰石の反応性を向上させ、プラントの運転コストを低減させると共に排煙の浄化性能の向上を図ることができる排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る排煙脱硫装置10は、排ガス17中のSOx、煤塵を除去する脱硫吸収塔11と、脱硫吸収塔11内に設けられるスプレーパイプ12と、脱硫吸収塔11内に石灰石を吸収剤とした吸収剤スラリーを含む吸収液21を供給する吸収液供給手段13と、スプレーパイプ12に設けられ、脱硫吸収塔11内に吸収液21を噴霧するノズル14と、脱硫吸収塔11内にアルカリ剤含有溶液44を供給するためのアルカリ剤供給手段15と、脱硫吸収塔11から排出される吸収液21を固液分離した後、得られるろ液55を排水58として排出するための排水排出管16とを有し、アルカリ剤含有溶液44の脱硫吸収塔11内への供給量が排水58の排出量に基づいて調整されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排煙脱硫装置の循環タンク部で固体側のHg濃度が増加することを防止して脱硫処理後のHgの再放出を防止することにある。
【解決手段】脱硫装置3から硫黄酸化物の吸収液を吸収塔液溜め部から抜き出し、一部の石膏を第一固液分離装置38で分離して除去した後の石膏濃度の低い側のアンダーフロー44側の液を脱硫装置3の補給水として再利用する際に、第一固液分離装置38のオーバーフロー43側の液中に高濃度で粒子径の小さいHgが含まれていることが分かったので、アンダーフロー44側の液をフィルタ40で固液分離して、得られたアンダーフロー44側の液とオーバーフロー43側の液を循環ダンク41で一緒にして際循環水とし、該再循環水に凝集剤を添加して脱硫装置3に再循環される高濃度なHgを含む微粒子を凝縮させ粒子径を大きくして、凝集剤の添加位置より下流側に設置した吸収液の固液分離装置54で固体と液体を効率よく分離する。 (もっと読む)


【課題】 脱硫系内のピクリン酸還元生成物の濃度をいち早く取得することが可能なコークス炉ガスの脱硫方法を提供すること。
【解決手段】 ピクリン酸還元生成物を含有するアルカリ性水溶液でコークス炉ガスの脱硫を行うコークス炉ガスの脱硫方法であって、脱硫系内に添加したピクリン酸の量と脱硫系外に抜き出したピクリン酸還元生成物の量との相関を、工程X−1、工程X−2、工程X−3、及び、工程X−4を1セットとして複数回繰り返すことにより得る工程Y、及び、工程Yにより得られた相関と、脱硫系内に添加するピクリン酸の量と、脱硫系外に抜き出す吸収液の量とに基づいて、脱硫系内のピクリン酸還元生成物濃度を求める工程Zを含むコークス炉ガスの脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】 簡潔構造で臭気ガスの脱臭を確実に行う脱臭処理装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の脱臭処理装置10は、内部に形成された活性炭層31a、31bの上方まで貯留水W1で覆われ、活性炭層31a、31bの下方に臭気ガスがバブル状となって送入され、活性炭層31a、31bにより脱臭した脱臭処理ガスを送出する容器12が設けられた第1の脱臭処理ユニット11と、内部に形成された活性炭層32の上方まで貯留水W2で覆われ、第1の脱臭処理ユニット11から送出する脱臭処理ガスが送入され、活性炭層32によりさらに脱臭した脱臭ガスを排出する容器22が設けられた第2の脱臭処理ユニット21とを備え、第2の脱臭処理ユニット21の上方から送出した貯留水にオゾンをバブル状に混入して第1の脱臭処理ユニット11に送入するとともに第2の脱臭処理ユニット21にも送入することとした。 (もっと読む)


【課題】脱硫装置からのHgの再放出を防止し、回収した石膏の高純度化、工業用水の使用量を低減することができる湿式排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】排ガス1が水銀を含んでおり、脱硫装置本体3aのガス流れ方向上流側に、吸収液スラリ6を貯留する循環タンク20を有する上流側吸収塔と、上流側吸収液スプレノズル7と、循環タンク20内に補給水18を供給して、循環タンク20内の吸収液6の塩素イオン濃度を50,000ppm以上に維持する補給水供給手段31を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸素存在下において、二酸化炭素を選択的に吸着脱離できる二酸化炭素の吸着脱離方法及び吸着脱離装置を提供する。
【解決手段】不対電子を有する物質の還元体に二酸化炭素を吸着させて、二酸化炭素吸着体を得る工程Aと、該工程Aで得られた二酸化炭素吸着体を酸化させることにより、該二酸化炭素吸着体から二酸化炭素を脱離させて不対電子を有する物質を得る工程Bと、を含む二酸化炭素の吸着脱離方法;不対電子を有する物質の還元体に二酸化炭素を吸着させて、二酸化炭素吸着体を得る手段aと、該手段aで得られた二酸化炭素吸着体を酸化させることにより、該二酸化炭素吸着体から二酸化炭素を脱離させて不対電子を有する物質を得る手段bと、を含む二酸化炭素の吸着脱離装置。 (もっと読む)


【課題】系外にCO2を除去した処理排ガスを排出する際に、アミン系吸収液の同伴を抑制することができる排ガス処理システム及び方法を提供する。
【解決手段】例えば石炭を燃料とするボイラ11からの排ガス12中の硫黄酸化物を除去する脱硫装置13と、脱硫後の排ガス12中のCO2をアミン吸収液により除去するCO2吸収塔21及びアミン吸収液を再生する吸収液再生塔22を備えたCO2回収装置15とを具備してなると共に、前記CO2吸収塔21の塔頂部側から排出されるCO2が除去された処理排ガス16に、SOxを含む脱硫排ガス14の一部14aを供給し、処理排ガス16中に同伴される残留のミスト状のアミンを硫酸アミンに中和してなる。 (もっと読む)


【課題】ボイラからの排ガス中に含まれる水銀を効率的に除去することができる排ガス処理装置及び排ガス処理装置のORP制御方法を提供する。
【解決手段】ボイラからの排ガスを排出する煙道内に、気化した際に塩化水素とアンモニアとを生成する還元酸化助剤を供給する還元酸化助剤供給手段と、排ガス中の窒素酸化物をアンモニアで還元すると共に、塩化水素共存下で水銀を酸化する脱硝触媒を有する還元脱硝装置と、排ガス中の硫黄酸化物と還元脱硝装置において酸化された水銀を吸収液により吸収除去する湿式脱硫装置と、吸収液の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計と、湿式脱硫装置から排出される脱硫排水中の固体分及び水銀と、液体分とを分離処理する固液分離手段と、固液分離手段で分離処理された分離液を湿式脱硫装置に戻す分離液返送ラインと、湿式脱硫装置に戻される分離液に酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、酸化剤の供給量を調整して吸収液の酸化還元電位を制御する制御手段と、を有する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で、設備の大型化や費用の増大を抑えた煤塵除去性能の高い排煙脱硫装置の提供である。
【解決手段】ボイラ等からの排ガスに吸収液を噴霧する複数のスプレノズル13を有するスプレヘッダ12と、スプレヘッダ12の排ガス流れの下流側にミストエリミネータ9とを有し、排ガス中の硫黄酸化物を吸収、除去する吸収塔1を備えた排煙脱硫装置において、スプレヘッダ12とミストエリミネータ9との間に、補給水供給ライン15から供給される補給水をスプレヘッダ12のスプレノズル13よりも小さい微粒液滴にして排ガス流れに対して向流噴霧する複数の二流体スプレノズル14を有する除塵用スプレヘッダ17を設ける。スプレヘッダ12のスプレノズル13で除去できない粒径のより小さい煤塵を除塵用の二流体スプレノズル14により除去することが可能となり、また除塵用の二流体スプレノズル14に補給水を利用することで、簡素な構成となる。 (もっと読む)


【課題】設備や工程の複雑化及び大幅な動力の増加を伴うことなく、排ガスに含まれる環境汚染物質等の特定成分を高い除去率で除去する排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】排ガス処理装置は、吸収液20を収容する処理槽10と、吸収液20中に排ガスを噴出させ、排ガスが噴出する深さ位置から上方の部分に、排ガスの気泡と吸収液20とが気液接触するフロス層25を形成する排ガス分散管30と、処理槽10内のフロス層25よりも下方の部分に処理槽10の外部から吸収液を補給する吸収液補給管40と、フロス層25よりも下方に位置する吸収液20を撹拌して、フロス層25へ向かう吸収液の流れを発生させる攪拌機32と、フロス層25内の上部に吸収液を直接供給する吸収液供給部50と、を備える。フロス層25において吸収液と排ガスとが気液接触し、排ガスから亜硫酸ガスが除去される。 (もっと読む)


【課題】湿式排煙脱硫装置の吸収塔のスプレ部における水平断面方向での落下液量分布を均一化することにより、塔内壁部でのガス吹抜けを抑制し、高い脱硫性能で運転コストが安価な湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】吸収塔において、排ガスの流れ方向に複数段設置したスプレ段の、最上段を除く少なくとも1段以上のスプレ段を対象に、塔内中央部に比べて塔内壁部近傍における単位断面積当りの吸収液の噴霧液量を多くすることにより、吸収液の落下液量分布を均一化して、塔内壁部近傍でのガス吹抜けを抑制する。噴霧液量を多くする手段として、スプレ段の吸収塔内壁部近傍に噴霧量の大きな大容量ノズルを設置し、中央部には小容量ノズルを設置する。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化ガスから回収された二酸化炭素の様に硫化水素を含むガスから少ないエネルギーで硫化水素を除去することができ、かつ、硫化水素の除去性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】石炭ガス化ガスからCO回収系20で回収された回収CO10は、所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。吸着塔1a,1bにはチタンとモリブデンとニッケルの酸化物を含有する吸着剤が用いられ、硫化水素が吸着剤に固定される。吸着剤を再生する際には、酸化ガス12が所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。 (もっと読む)


【課題】石灰石-石膏法湿式排煙脱硫システムにおいて脱硫吸収液中の塩類濃度を増加させることなく、脱硫吸収塔での水使用量を効果的に低減させる湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】湿式排煙脱硫装置の吸収塔本体1の上流に設置した加湿機能を備えたガス冷却器21において、ガス冷却器21内を流れる水を含む流体を高温排ガスの熱を利用して蒸気を発生させて蒸気分離器19から分離した蒸気をガス冷却器21より後流側の排ガス中に混合し、排ガス温度の低下と加湿を同時に行うことで効果的に達成される。本発明では加湿も同時に行うため、同じ交換熱量でも脱硫吸収塔での蒸発水量が更に低減される。塩濃度の高い水を主成分とした液体を熱媒体として用いた場合でも、脱硫吸収液中に塩類が混入することがないため、脱硫性能が低下することはない。 (もっと読む)


【課題】ボイラ火炉からの排ガスを導入する入口ダクトの位置を酸素燃焼時と空気燃焼時のいずれでも脱硫性能を高めることができる排煙脱硫装置と該排煙脱硫装置を用いる酸素燃焼システムを提供することにある。
【解決手段】 脱硫装置3のスプレノズルより上流側に設けられた排ガスの入口ダクト1を上部入口ダクト30と下部入口ダクト31に分け、前記上部入口ダクト30と下部入口ダクト31の間の排ガス流路の全横断面に亘り第1多孔板32を設けて、前記2つの入口ダクト30,31に供給される排ガスを切り替えるダンパ34,35をそれぞれ設け、場合によっては、さらに上部入口ダクト30よりも下流側で、スプレノズルより上流側に第2多孔板33を追加して空気燃焼時は上部入口ダクト30から、また酸素燃焼時には下部入口ダクト31から排ガスを排煙脱硫装置3内に供給してSO除去性能を高める。 (もっと読む)


【課題】脱硫性能は現状と同程度に維持したまま、且つ低コストで排煙脱硫装置における補給水量を低減可能な節水及び省水型の排煙脱硫装置の提供である。
【解決手段】燃焼装置から排出される排ガスを導入し、吸収液を噴霧して、排ガス中に含まれる硫黄酸化物を吸収、除去する吸収塔4と、吸収塔4の出口に設けられるミストエリミネータ7と、ミストエリミネータ7を水洗するミストエリミネータ水洗装置33とを設けた排煙脱硫装置において、ミストエリミネータ7を排ガス流路の上流側と下流側に複数設け、ミストエリミネータ水洗装置33に各ミストエリミネータ7a,7bに水洗水を供給する水洗水供給ライン37a,37bを設け、排ガス流路の下流側の水洗水供給ライン37bに海水を供給する海水供給ライン24を設ける。排ガス流路の下流側のミストエリミネータ7bは海水を用いて洗浄することで、吸収塔4へ供給する水量の低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘り安定した運転が可能であり、メンテナンス性に優れる排ガス処理装置を提供する。
【解決手段】燃焼排ガスを処理する排ガス処理装置であって、湿式脱硫装置の上流側に設けられる煙道と、煙道中に液体を噴霧する複数の噴霧手段と、液体を噴霧手段に供給する配管と、煙道内に挿入され、噴霧手段及び配管を内部に収容し、内部をシール空気が流通する保護管150とを備え、保護管150に保護管150の長手方向に長軸を有する開口部155が設けられ、燃焼排ガスが流通していない場合に前記噴霧手段の噴射口141が前記開口部155の中心に対して前記保護管150の先端側に偏在し、前記噴射口141が前記保護管150の外側に突出する。 (もっと読む)


【課題】硫黄スケールの発生を効果的に抑え、メンテナンスを大幅に少なくすることができる湿式脱臭装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る湿式脱臭装置1は、硫黄系臭気成分を含む臭気ガスの流入口24と脱臭されたガスの流出口21とを有する脱臭塔2と、洗浄液5を貯留した貯留槽25と、脱臭塔の内部であって流入口および貯留槽の上方に脱臭用担体6を充填するための充填部23と、脱臭塔の内部であって流出口の下方かつ充填部の上方に洗浄液を充填部に噴射する噴射部22と、貯留槽と噴射部とを繋ぐ第1の管路3と、洗浄液を貯留槽から噴射部に送るためのポンプ4とを備え、洗浄液が噴射された脱臭用担体により臭気ガスを脱臭する湿式脱臭装置であって、さらに、洗浄液自体を酸化させることを目的とする酸化触媒7を備える。湿式脱臭装置1は、酸化触媒7で洗浄液5に含有する硫黄を水溶性の硫黄含有イオンにまで酸化させる。 (もっと読む)


【課題】排ガスの脱硫率の調整を容易に行うことができる海水排煙脱硫システムおよび発電システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る海水排煙脱硫システム10は、排ガス25と海水21aとを気液接触して排ガス25を洗浄する排煙脱硫吸収塔11と、排煙脱硫吸収塔11の後流側に設けられ、硫黄分を含んだ硫黄分吸収海水27を海水21bと希釈混合する希釈混合槽12と、海水21aを排煙脱硫吸収塔11に供給する海水供給ラインL12と、排煙脱硫吸収塔11の塔内と塔外との何れか一方または両方で海水供給ラインL12から分岐し、海水21aを希釈混合槽12に供給する余剰海水分岐配管L21、L22とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成により排ガスが希釈される問題を回避し、発電設備におけるCOの分離回収動力の低減を図って発電効率を維持できる酸素燃焼システムの排煙脱硫方法を提供する。
【解決手段】酸素燃焼システム100の排ガス系統101からの硫黄酸化物を含む排ガスを吸収塔1に導入し吸収液を散布して排ガスの硫黄酸化物を除去し、吸収液を貯留する貯留タンク5内で酸化を行わせて石膏を生成する酸素燃焼システムの排煙脱硫方法であって、吸収塔1出口の排ガスの一部を吸収塔再循環ガス12として吸収塔1の吸収液中に再循環し、吸収塔再循環ガス12に酸素20を混合して吸収塔1に供給する。 (もっと読む)


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