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Fターム[4E082EC13]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 検出対象 (308) | 電流 (118) | 出力電流(溶接電流) (92)

Fターム[4E082EC13]に分類される特許

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【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、アークスタート制御の方式に応じて適正化すること。
【解決手段】最終ピーク電流LIpの通電を判別すると最終ベース電流LIbを最終ベース期間LTbだけ通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、次の溶接個所のアークスタート制御がリトラクトアークスタート制御であるか通常アークスタート制御であるかに応じて、最終ベース電流LIb及び/又は最終ベース期間LTbの値を変化させる。これにより、アークスタート制御の方式に適合した溶融球が形成されるので、良好なアークスタート性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】設置状況に応じて、電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値の設定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供すること。
【解決手段】処理部32は、設定されたケーブル情報(経路情報)に従って合計抵抗値R及び合計インダクタンス値Lを推定し、合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lに基づいて、インバータ回路22を制御するための先端電圧を算出する。そして、処理部32は、算出した先端電圧を用いてインバータ回路22をPWM制御する。 (もっと読む)


【課題】設置状態に対応して発揮可能な性能を容易に把握することができる溶接用電源装置を提供すること。
【解決手段】コンタクトチップTHaを溶接対象Mに接触させ、パワーケーブル14a,14bを含み整流回路24の出力電力を伝達する経路における合計抵抗値と合計インダクタンス値を算出する。記憶装置33に格納したテーブルから抵抗値とインダクタンス値と性能指数を読み出し、算出した合計抵抗値と合計インダクタンス値に対応する性能指数を算出し、その算出した性能指数を表示装置28に表示する。 (もっと読む)


【課題】安定した溶滴の成長および安定したアークの発生を実現することができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置100は、電源回路102と、電源制御装置104とを備える。電源制御装置104は、短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、増減を繰返す波形を振幅中心電流に重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、平均電圧Vaと設定電圧Vrとの電圧差が小さくなるように振幅中心電流を増減させる。これにより、設定電圧を変更した場合などに、平均電圧と設定電圧との差が大きくなることが速やかに解消され、アークが不安定となることが防止される。 (もっと読む)


【課題】従来のアーク溶接装置では、アーク溶接装置と溶接施工対象物との間の距離が長い場合や、施工現場毎に異なる太さ(断面積)のケーブルを使用する場合等、作業現場毎に異なる配線状態における抵抗値に対し、予め設定された出力制御通りの出力波形が形成されず、アーク期間中に燃え上がりが発生し、その燃え上がりによりスパッタが発生し易くなっていた。
【解決手段】消耗電極を用いて短絡状態とアーク状態を繰り返して溶接を行うアーク溶接のアーク溶接制御方法であって、予め設定された基準電圧と短絡期間に検出された溶接出力電圧との差である電圧差を求めるステップと、前記溶接出力電圧を検出した時に検出された溶接出力電流で前記電圧差を除して抵抗値を求めるステップと、前記抵抗値に基づいて前記短絡期間に続くアーク期間の溶接出力電圧の制御を行うステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤの先端と母材とが初めから接触しているタッチスタート状態にあっても、良好なアークスタート性を実現する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進移動させて母材に一旦接触させた後に引き離してアークを発生させるリトラクトアークスタート制御と、溶接ワイヤを前進移動させて母材に接触させてアークを発生させる通常アークスタート制御とを備え、溶接開始信号Asが溶接電源に入力されて溶接ワイヤの前進移動Fiが開始された時点t2から所定期間Tt以下で溶接電流Iwが通電したときはリトラクトアークスタート制御を行い、上記所定期間Tt経過時点t3で溶接電流Iwが通電しないときは通常アークスタート制御を行う。これにより、タッチスタート状態のときは自動的にリトラクトアークスタート制御が選択されるので、良好なアークスタート性を実現できる。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いるインダクタンス値の測定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧Vaの算出にかかる電極12の先端までの合計インダクタンス値Lの測定は、仮溶接モードの実溶接中の短絡期間に行われる。つまり、インダクタンス値Lの測定は電極12を短絡状態として行う必要があるが、実溶接中の短絡期間にて実施することで電極12を短絡させる作業が不要となる。 (もっと読む)


【課題】パワーケーブルの敷設状態が変化する使用態様においても制御に用いる電極先端電圧を精度良く算出でき、溶接性能の更なる向上に寄与できる溶接システムを提供する。
【解決手段】溶接ロボットシステム50では、電極12側の可動に基づいてパワーケーブル14の敷設状態が変化する。こうした変化に対応すべく複数位置α〜γ毎に測定した電極12までの測定値(抵抗値Rα〜γ、インダクタンス値Lα〜γ)が記憶装置63に複数保持される。そして、位置α〜γ毎に保持される測定値が各位置α〜γでの溶接開始指令ASα〜γにて切り替えられ、電源装置11での先端電圧Vaの算出の際にその測定値にかかる電圧変化分を個別に補正した先端電圧Vaの算出が行われる。つまり、電源装置11の制御に用いる先端電圧Vaの算出にパワーケーブル14の敷設状態に応じた電圧補正が行われるため、その時々で精度の高い先端電圧Vaの算出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接機の出力ケーブルの長さに影響されない良好なアークスタートを行う被覆アーク溶接の出力制御方法を提供する。
【解決手段】 溶接電源の出力電流値を検出し、前記出力電流値と予め定めた出力電流設定値との誤差を算出し、前記算出した誤差を予め定めた基準増幅率で増幅して誤差増幅値を算出し、前記誤差増幅値に基づいて前記溶接電源の出力電流を制御する被覆アーク溶接の出力制御方法において、前記出力電流のリップル値を算出し、前記リップ値が予め定めたリップル基準値未満のとき前記基準増幅率を予め定めた値に増加させる、ことを特徴とする被覆アーク溶接の出力制御方法である。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値を電極を短絡状態として測定する際、短絡異常が発生したままでの測定を防止することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】電極先端電圧の算出にかかる電極先端までの合計抵抗値と合計インダクタンス値とを測定する測定モードにおいて、各測定値の実測定中に、検出した出力電圧Vmが電極の短絡異常を含む要因による異常値か否かが判定される。異常と判定されると、異常報知装置にて異常の旨の報知がなされる。つまり、実測定時に要求される電極の短絡状態が異常である場合、その旨の報知により作業者にて認識可能となり、短絡異常が発生したままでの実測定の継続が防止される。 (もっと読む)


【課題】設置状況に拘わらず、電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値の測定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧の算出にかかる電極12の先端までの抵抗値及びインダクタンス値を測定する測定モードへの切り替えの際、トーチTHとワイヤ供給装置13の操作リモコン42とに備えられるトーチスイッチ41とインチングスイッチ42cとを組み合わせた規定操作を行うことで、その操作したスイッチ41,42cの本来の対応動作とは別にその測定モードへの切り替えが行われる。つまり、電極12の付近にあるこれらトーチTHや操作リモコン42のスイッチ41,42cの規定操作により、測定時に電極12の先端部分の状態を確認しながら測定を容易に実施でき、また電極12との距離が大きく離間するような電源装置11自体の設置状況であっても、その測定を容易に実施可能である。 (もっと読む)


【課題】 幅の均一なビードを形成できるアーク溶接方法およびアーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 消耗電極15と母材Wとの間にアークa1を発生させつつ消耗電極15から母材Wへ溶滴151を移行させる溶滴移行期間T1と、母材Wに形成された溶融池を冷却する冷却期間T2とを繰り返すアーク溶接方法であって、各溶滴移行期間T1中に、ピーク値ipで電流を流すピーク期間Tpとピーク値ipよりも小さいベース値ibで電流を流すベース期間Tbとを含む単位パルス波形の電流を、消耗電極15から母材Wへ繰り返し流す工程と、各冷却期間T2中に、溶接進行方向に、消耗電極15を母材Wに対し母材Wに沿って移動させる工程と、各溶滴移行期間T1におけるピーク期間Tpの回数が設定数に達したとき、当該溶滴移行期間T1を終了する工程と、を備える。このような構成によれば、各溶滴移行期間T1に母材Wに形成される各溶接痕の大きさを均一にすることができる。したがって、幅の均一なきれいなビードを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 被覆アーク溶接を行うとき、最大負荷電圧が高いためにアークの消弧が困難になり、タック溶接等で著しく作業性が悪くなる。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク溶接機において、整流された出力電圧を検出する出力電圧検出回路を設け、主制御回路は、インバータ回路の動作中に出力電流検出値が予め定めた出力電流基準値を超えて所定時間が経過した後、出力電圧検出値が予め定めた出力電圧基準値以上になったとき、インバータ回路の動作を所定時間停止させる、ことを特徴とするアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値及び合計インダクタンス値が算出され、これら抵抗値、インダクタンス値とともに、短絡中の所定期間Ta,Tbに主電路上に介挿される抵抗の抵抗値rが制御装置内に保持される。制御装置は、溶接動作時において、短絡中の所定期間Ta,Tb以外の期間では、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行い、抵抗介挿期間である短絡中の所定期間Ta,Tbでは、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値に加え、同期間Ta,Tbに介挿される抵抗の抵抗値rを含む電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値は、インバータ回路の動作にて生じる出力電流Iを電流値Ip1とした時の出力電圧の電圧値に基づいて算出される。合計インダクタンス値は、出力電流Iを直流リアクトルの通常特性領域A1と過飽和特性領域A2とに対応する2つの電流値Ip1,Ip2とした時の各インダクタンス値La1,Lb1が検出され、この2つのインダクタンス値La1,Lb1の直線補完にて関数L(I)として算出される。制御装置は、溶接動作時において、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行い、先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接状態に応じて速やかに短絡を開放することで、溶接が不安定になることを防止しスパッタの発生を抑制することができるアーク溶接装置およびアーク溶接システムを提供する。
【解決手段】今回の短絡発生期間の長さを検出し、検出した短絡発生期間の長さが大きくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を増加させ、検出した短絡発生期間の長さが小さくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を減少させる。 (もっと読む)


【課題】内部インピーダンスの低いアーク溶接装置において短絡事故が発生した場合、絶対電流閾値だけで出力を停止させても間に合わず、過大な電流が流れて装置を破損する場合がある。
【解決手段】溶接出力を行う溶接電源部と、溶接電流を検出する電流検出部と、溶接電圧を検出する電圧検出部と、電流検出部の検出結果に基づいて単位時間当りの溶接電流の増加量を算出する算出部と、単位時間当りの溶接電流の増加量の閾値を設定する電流閾値設定部と、溶接電圧の閾値設定する電圧閾値設定部と、電圧検出部の検出結果と算出部の算出結果と電流閾値設定部の設定値と電圧閾値設定部の設定値に基づいて溶接電源部を制御して溶接出力の制御を行う出力制御部を備え、出力制御部は、算出部の算出結果が電流閾値設定部の設定値を超えかつ電圧検出部の検出結果が電圧閾値設定部の設定値以下である場合には溶接出力を停止する。 (もっと読む)


【課題】使用状況に応じて最適な運転条件で作動させ、燃料消費効率を良好とすることができるエンジン駆動溶接機を提供する。
【解決手段】エンジン10と、エンジン10により駆動され発電を行う発電体20と、溶接負荷2への溶接電流の設定電流値Irを設定するための電流設定器34と、設定電流値Ir以上の溶接電流を供給可能なように、エンジン10及び発電体20を制御する制御部31と、発電体20からの出力電力を調整して、設定電流値Irを有する溶接電流を溶接負荷2に供給する出力調整器32とを備えたエンジン駆動溶接機1において、制御部31は、実測電流値ILが出力調整器32によって設定電流値Irに維持される範囲内で発電体20からの出力電力を低減するように、エンジン10及び発電体20を制御する出力低減制御を行う。 (もっと読む)


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