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Fターム[4E082EE05]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御回路構成要素 (294) | 演算回路 (58)

Fターム[4E082EE05]に分類される特許

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【課題】溶滴のくびれを検出して溶接電流を急減させるくびれ検出制御方法において、くびれ検出からアーク再発生までの時間が長いときに溶接状態が不安定になることを抑制する。
【解決手段】溶滴のくびれを検出すると、溶接電流Iwを低レベル電流値Ilまで減少させる。くびれ検出時点からの経過時間がアークが再発生する前に基準時間に達したときは、溶接電流Iwを高レベル電流値Ihまで増加させる。アークが再発生すると、溶接電流Iwを初期アーク電流値Iaiに変化させる。そして、この初期アーク電流値Iaiは、補償期間Th中の溶接ワイヤへの入熱量と相関する値に応じて変化させる。これにより、アーク再発生後のアーク長を適正化することができるので、溶接状態を安定化することができる。 (もっと読む)


【課題】設置状況に応じて、電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値の設定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供すること。
【解決手段】処理部32は、設定されたケーブル情報(経路情報)に従って合計抵抗値R及び合計インダクタンス値Lを推定し、合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lに基づいて、インバータ回路22を制御するための先端電圧を算出する。そして、処理部32は、算出した先端電圧を用いてインバータ回路22をPWM制御する。 (もっと読む)


【課題】設置状態に対応して発揮可能な性能を容易に把握することができる溶接用電源装置を提供すること。
【解決手段】コンタクトチップTHaを溶接対象Mに接触させ、パワーケーブル14a,14bを含み整流回路24の出力電力を伝達する経路における合計抵抗値と合計インダクタンス値を算出する。記憶装置33に格納したテーブルから抵抗値とインダクタンス値と性能指数を読み出し、算出した合計抵抗値と合計インダクタンス値に対応する性能指数を算出し、その算出した性能指数を表示装置28に表示する。 (もっと読む)


【課題】幅の均一なビードを形成できるアーク溶接システムおよびアーク溶接方法の提供
【解決手段】消耗電極15にパルス電流を流す溶滴移行期間と、上記溶滴移行期間の後に母材Wに形成された溶融池を冷却する冷却期間と、をそれぞれ複数回繰り返す出力回路31を備えるアーク溶接システムA21であって、設定時間Trを記憶する設定時間記憶部36と、設定数Nbを記憶する設定数記憶部35と、設定時間Trに基づき、設定時間Tr当たりの上記ピーク期間の回数である標準パルス数Naを計算するパルス数計算回路32と、上記溶滴移行期間における上記ピーク期間の回数が設定数Nbに達すると、終了指示信号Esを送る終了判断回路34と、を備え、出力回路31は、終了指示信号Esを受けたときに上記溶滴移行期間を終了する。 (もっと読む)


【課題】従来のアーク溶接装置では、アーク溶接装置と溶接施工対象物との間の距離が長い場合や、施工現場毎に異なる太さ(断面積)のケーブルを使用する場合等、作業現場毎に異なる配線状態における抵抗値に対し、予め設定された出力制御通りの出力波形が形成されず、アーク期間中に燃え上がりが発生し、その燃え上がりによりスパッタが発生し易くなっていた。
【解決手段】消耗電極を用いて短絡状態とアーク状態を繰り返して溶接を行うアーク溶接のアーク溶接制御方法であって、予め設定された基準電圧と短絡期間に検出された溶接出力電圧との差である電圧差を求めるステップと、前記溶接出力電圧を検出した時に検出された溶接出力電流で前記電圧差を除して抵抗値を求めるステップと、前記抵抗値に基づいて前記短絡期間に続くアーク期間の溶接出力電圧の制御を行うステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接トーチの前進角が大きいときでも、良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】短絡が発生すると溶接電流Iwを初期電流値Iiまで減少させて維持し、初期期間Tiが経過すると溶接電流Iwを第1傾斜K1で上昇させ、基準値Icに達すると溶接電流Iwを第1傾斜K1よりも小さな値の第2傾斜K2でアークが再発生するまで上昇させる。短絡発生時点での溶接電流値Iaを検出し、初期期間Ti中の電流差積分値Si=∫(Ia−Iw)・dtを算出し、上記の基準値Icをこの電流差積分値Siに基づいて自動設定する。これにより、溶滴の大きさと相関関係にある電流差積分値Siによって基準値Icが適正化されるので、前進角が大きいときでも良好な溶接品質を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いるインダクタンス値の測定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧Vaの算出にかかる電極12の先端までの合計インダクタンス値Lの測定は、仮溶接モードの実溶接中の短絡期間に行われる。つまり、インダクタンス値Lの測定は電極12を短絡状態として行う必要があるが、実溶接中の短絡期間にて実施することで電極12を短絡させる作業が不要となる。 (もっと読む)


【課題】パワーケーブルの敷設状態が変化する使用態様においても制御に用いる電極先端電圧を精度良く算出でき、溶接性能の更なる向上に寄与できる溶接システムを提供する。
【解決手段】溶接ロボットシステム50では、電極12側の可動に基づいてパワーケーブル14の敷設状態が変化する。こうした変化に対応すべく複数位置α〜γ毎に測定した電極12までの測定値(抵抗値Rα〜γ、インダクタンス値Lα〜γ)が記憶装置63に複数保持される。そして、位置α〜γ毎に保持される測定値が各位置α〜γでの溶接開始指令ASα〜γにて切り替えられ、電源装置11での先端電圧Vaの算出の際にその測定値にかかる電圧変化分を個別に補正した先端電圧Vaの算出が行われる。つまり、電源装置11の制御に用いる先端電圧Vaの算出にパワーケーブル14の敷設状態に応じた電圧補正が行われるため、その時々で精度の高い先端電圧Vaの算出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】パルスTIG溶接において、ベース電圧を利用した倣いができない。
【解決手段】
外部パルス信号受信判別器52はパルス信号のピーク電圧区間及びベース電圧区間を判定する。電圧抽出器53は設定された指定電圧区間における実溶接電圧V1をサンプリング周期毎に抽出する。差電圧算出器56は抽出した実溶接電圧V1の平均電圧値とアーク基準電圧との差を算出し、トーチ動作方向判定器57及びトーチ動作方向判定器57により、溶接トーチ11の動作方向とトーチ動作量を得る。ロボット制御装置20は溶接トーチ11とワークW間の距離を制御して倣い制御する。ピーク電圧区間だけでなく、ベース電圧区間を利用して倣い制御ができ、溶接環境に適応した倣いを行うことができる。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値を電極を短絡状態として測定する際、短絡異常が発生したままでの測定を防止することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】電極先端電圧の算出にかかる電極先端までの合計抵抗値と合計インダクタンス値とを測定する測定モードにおいて、各測定値の実測定中に、検出した出力電圧Vmが電極の短絡異常を含む要因による異常値か否かが判定される。異常と判定されると、異常報知装置にて異常の旨の報知がなされる。つまり、実測定時に要求される電極の短絡状態が異常である場合、その旨の報知により作業者にて認識可能となり、短絡異常が発生したままでの実測定の継続が防止される。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いる抵抗値やインダクタンス値の測定値の良否判断や、主電路上に用いるパワーケーブルの適合性判断等を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧の算出にかかる電極12の先端までの合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lとを測定する測定モードにおいて、電源装置11と電極12間の主電路上に使用するパワーケーブル14の使用種類毎の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲が記憶装置35内にデータベース化されて保持される。制御装置31の処理部32は、現在用いているケーブル14の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲から、実際に測定した抵抗値Rやインダクタンス値Lがその適正範囲内かの判定(異常値判断)を行う。 (もっと読む)


【課題】設置状況に拘わらず、電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値の測定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧の算出にかかる電極12の先端までの抵抗値及びインダクタンス値を測定する測定モードへの切り替えの際、トーチTHとワイヤ供給装置13の操作リモコン42とに備えられるトーチスイッチ41とインチングスイッチ42cとを組み合わせた規定操作を行うことで、その操作したスイッチ41,42cの本来の対応動作とは別にその測定モードへの切り替えが行われる。つまり、電極12の付近にあるこれらトーチTHや操作リモコン42のスイッチ41,42cの規定操作により、測定時に電極12の先端部分の状態を確認しながら測定を容易に実施でき、また電極12との距離が大きく離間するような電源装置11自体の設置状況であっても、その測定を容易に実施可能である。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値及び合計インダクタンス値が算出され、これら抵抗値、インダクタンス値とともに、短絡中の所定期間Ta,Tbに主電路上に介挿される抵抗の抵抗値rが制御装置内に保持される。制御装置は、溶接動作時において、短絡中の所定期間Ta,Tb以外の期間では、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行い、抵抗介挿期間である短絡中の所定期間Ta,Tbでは、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値に加え、同期間Ta,Tbに介挿される抵抗の抵抗値rを含む電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、閉ループ構成の直流リアクトルDCLを用いた溶接電源装置において、スパッタの少ない溶接電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧にするインバータ回路と、溶接に適した電圧にする主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力を平滑する閉ループの直流リアクトルと、出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流を入力してPID制御するPID制御回路と、PID制御信号に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路とを備え、直流リアクトルのインダクタンス値に対応するインダクタンス係数を生成し、出力電流に基づいてインダクタンス係数を算出するインダクタンス係数回路を設け、PID制御回路にてインダクタンス係数に基づきPID制御の比例ゲイン、積分ゲイン及び微分ゲインを変更してPID制御の応答性を速くする。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値は、インバータ回路の動作にて生じる出力電流Iを電流値Ip1とした時の出力電圧の電圧値に基づいて算出される。合計インダクタンス値は、出力電流Iを直流リアクトルの通常特性領域A1と過飽和特性領域A2とに対応する2つの電流値Ip1,Ip2とした時の各インダクタンス値La1,Lb1が検出され、この2つのインダクタンス値La1,Lb1の直線補完にて関数L(I)として算出される。制御装置は、溶接動作時において、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行い、先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】 アークスタートにおける不良発生の傾向を適切に把握することが可能なアークスタート良否判定方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極ガスシールドアーク溶接におけるアークスタート良否判定方法であって、複数回の溶接において、それぞれのアークスタートにおける良否判定、および不良であった場合の不良の種類判定の結果に基づき、良好なスタートの回数、不良であった場合の各種類の回数を自動的に累積させる。このような構成により、ある溶接条件を設定すると、たとえばティーチペンダントTPの表示によって、その溶接条件においてどのような種類の不良がどのような比率で発生しているかを定量的に把握することが可能である。 (もっと読む)


【課題】溶接状態に応じて速やかに短絡を開放することで、溶接が不安定になることを防止しスパッタの発生を抑制することができるアーク溶接装置およびアーク溶接システムを提供する。
【解決手段】今回の短絡発生期間の長さを検出し、検出した短絡発生期間の長さが大きくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を増加させ、検出した短絡発生期間の長さが小さくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を減少させる。 (もっと読む)


【課題】内部インピーダンスの低いアーク溶接装置において短絡事故が発生した場合、絶対電流閾値だけで出力を停止させても間に合わず、過大な電流が流れて装置を破損する場合がある。
【解決手段】溶接出力を行う溶接電源部と、溶接電流を検出する電流検出部と、溶接電圧を検出する電圧検出部と、電流検出部の検出結果に基づいて単位時間当りの溶接電流の増加量を算出する算出部と、単位時間当りの溶接電流の増加量の閾値を設定する電流閾値設定部と、溶接電圧の閾値設定する電圧閾値設定部と、電圧検出部の検出結果と算出部の算出結果と電流閾値設定部の設定値と電圧閾値設定部の設定値に基づいて溶接電源部を制御して溶接出力の制御を行う出力制御部を備え、出力制御部は、算出部の算出結果が電流閾値設定部の設定値を超えかつ電圧検出部の検出結果が電圧閾値設定部の設定値以下である場合には溶接出力を停止する。 (もっと読む)


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