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Fターム[4K013CC09]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 溶湯の撹拌処理及びそのための装置 (212) | 溶湯を機械的な力により撹拌するもの (19) | インペラーを使用して撹拌するもの (16)

Fターム[4K013CC09]に分類される特許

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【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、溶鉱炉で溶銑を製造する際に副産物として生成されるスラグを固化させた後に粉砕処理することにより得られた固体粉状物質と、を混合することにより製造されたことを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度((質量%CaO)/(質量%SiO2))を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】金属溶湯の攪拌ムラを低減できる攪拌装置を提供すること。
【解決手段】攪拌装置における攪拌翼の下面を、回転方向の先側から後側に向けて突出高さの大きくなる傾斜面状にする。 (もっと読む)


【課題】含クロム溶鉄を対象とした場合の機械撹拌において、撹拌羽根と軸棒が一体となった「回転体」の寿命を顕著に向上させる操業方法を提供する。
【解決手段】精錬容器に収容された含クロム溶鉄を鉛直方向の回転軸を持つ撹拌羽根により機械撹拌する際に、精錬容器は内壁面の水平断面が鉛直方向の容器中心軸の周りに円形であるものを使用し、撹拌羽根は耐火物で被覆された軸棒と一体となって軸棒の中心軸を回転軸として回転するものを使用する精錬工程において、
撹拌羽根の回転軸を容器中心軸と一致させて撹拌を行う「中心撹拌モード」と、撹拌羽根の回転軸を容器中心軸からずらせて撹拌を行う「偏心撹拌モード」とを、撹拌チャージ毎に選択して規則的または不規則的に切り替える含クロム溶鉄の機械撹拌操業法。 (もっと読む)


【課題】インペラに付着したスラグ等を効率よく除去することでインペラの寿命を向上させるとともに脱硫装置の稼働率を上げることができる、脱硫装置用インペラの付着物掻き取り装置を提供する。
【解決手段】先端部に掻き板134を有し、鉛直軸周りに、かつ鉛直面内で揺動可能とされるアーム部材130を設けてなる脱硫装置用インペラの付着物掻き取り装置において、レバー状部材が水平方向に突設される回転部材122、ピストンロッドが前記レバー状部材に連結されるエアシリンダ装置からなる鉛直軸周りの揺動機構と、バランスウエイト取付部材151、該バランスウエイト取付部材の他端に固定されるバランスウエイト152、該バランスウエイト取付部材上において回転部材よりもアーム部材側に鉛直面内で揺動可能に取り付けられ、ピストンロッドが前記回転部材に連結されるエアシリンダ装置154からなる鉛直面内の揺動機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を脱硫精錬するに際し、脱硫剤を添加して脱硫を施しながら、溶鉄表面を覆った脱硫スラグの上部から水素ガスまたは水素ガスを30体積%以上含む不活性ガス(水素含有ガス)を吹き付ける。または、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から水素含有ガスを吹き付ける。水素含有ガスを吹き付けることにより、脱硫スラグからの気化脱硫が進行するので、溶鉄からスラグへの脱硫が継続し、優れた脱硫能力を発揮する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程で生成した脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、水素ガスまたは水素ガスを1体積%以上含むアルゴンガスをプラズマガスとして該スラグ上面に照射する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 鋳造終了後の取鍋内に残留するスラグを、リサイクル処理コストを高くすることなく、しかも、他の操業に悪影響を及ぼすことなく有効利用する。
【解決手段】 本発明の取鍋内スラグの再利用方法は、鋳造終了後の取鍋3内に残留したスラグ1を、熱間状態のまま前記取鍋を転倒させて溶銑8を収容した溶銑鍋6内に排出し、該溶銑鍋に前記スラグを残留させた状態で溶銑鍋から溶銑8を転炉脱炭精錬用の主原料として払い出し、その後、スラグを残留させた前記溶銑鍋6で高炉から出銑される溶銑10を受銑し、受銑後、受銑した溶銑10を、前記スラグを脱硫剤14の一部として脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】溶銑に機械攪拌式の脱硫処理を施すに際し、脱硫剤の溶銑中への巻き込み効率を高め、その反応効率を高めることのできる溶銑脱硫方法を提供する。
【解決手段】精錬容器4に装入された溶銑3に上方からインペラ6と棒部材7とを浸漬した状態で、当該溶銑3に対し脱硫剤を加えつつインペラ6で機械攪拌しながら脱硫を行う溶銑脱硫方法において、精錬容器4の中心から棒部材7の中心までの距離L、溶銑3の流れ方向に直交する方向での棒部材7の最大幅W、棒部材7において静止溶銑3に浸漬している部分の長さhが所定の関係を満たすように棒部材7を配置し、溶銑3をインペラ6で撹拌しつつ溶銑3の脱硫を行う。 (もっと読む)


【課題】 撹拌能力に優れる溶融金属撹拌用インペラを提供する。
【解決手段】 溶融金属撹拌用インペラ1は、回転軸2の下端部4付近から径方向に突出する4つの撹拌羽根5を備える。撹拌羽根5は、それぞれ大略的に、上面11、下面12、前面13、後面14および外側面15を有する角柱状に形成される。撹拌羽根5は、さらに、上面11から後面14にかけて角部を切欠いた傾斜面となる後部上切欠面16と、前面13から外側面15にかけて角部を切欠いた傾斜面となる前部外切欠面17と、下面12から前面13にかけて角部を切欠いた傾斜面となる前部下切欠面18とを有する。 (もっと読む)


【課題】疲労特性および耐水素割れ性に優れた一体型クランク軸を提供する。
【解決手段】鍛造用鋼塊を熱間鍛造することにより製造される一体型クランク軸であって、前記鍛造用鋼塊は、鋳型により形成され、鋼塊下部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DBOT)が、10〜80個/cmであり、鋼塊上部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DTOP)が、20〜90個/cmであり、鋼断面において観察される長径40μm以上の介在物の密度が、鋼塊下部、鋼塊上部の双方において5個/cm以下であり、かつ(DTOP)/(DBOT)≧[S]/18を満たす。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする、環境に悪影響のない脱硫剤の製造方法を提供する。
【解決手段】 発明の脱硫剤の製造方法は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した粉状の既溶融化物質と、を含有する脱硫剤の製造方法であって、前記粉状の石灰と前記粉状の既溶融化物質とを混合処理することを特徴とする。前記混合処理を、攪拌羽根を内蔵した高速攪拌混合機を用いて実施する、或いは、前記石灰と前記既溶融化物質とを同時に粉砕することにより行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で且つ高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤は、主成分がCaO粒子であるCaO系脱硫剤において、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子を、前記CaO粒子と混合させたものである。また、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子の平均粒径を10μm以上とする、前記炭素質粒子の配合率を1質量%以上とすることで、脱硫効率を一層向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 インペラーを用いて溶融金属を攪拌するに当たり、処理容器の形状、インペラーの形状、処理する溶融金属の質量に応じて、どのような場合であっても最適な攪拌条件で攪拌することができる溶融金属の攪拌方法を提供する。
【解決手段】 処理容器2の溶融金属3にインペラー4を浸漬させ、該インペラーを回転させて溶融金属の浴面に渦を形成させて溶融金属を攪拌するに際し、処理容器内の溶融金属の静止湯面から渦中心の凹みまでの距離である渦中心の凹み深さ(H)を所定の計算式によって算出したときに、渦中心の凹み深さ(H)が、前記静止湯面13からインペラー上端までの距離であるインペラーの浸漬深さ(h)よりも大きくなるように、好ましくは、インペラーの浸漬深さ(h)とインペラーの高さ(b)との和(h+b)よりも大きくなるように、攪拌条件を定める。 (もっと読む)


【課題】溶融金属中に乱流が発生することを抑制して溶融金属表面に浮いている酸化物やフラックスの巻き込みを防止し、溶融金属中に微細な気泡を均一に分散させることができるガス吹込みノズル装置を提供する。
【解決手段】溶融金属中にガスを吹込むガス吹込み装置において、軸心方向に沿ってガス吹込み通路を有する軸部2と、この軸部2の下端部に設けられ上記ガス吹込み通路2aに連通するノズル部3を備え、このノズル部3は下部に溶融金属の流入孔と、側壁3bに放出孔3cとを有し、且つ軸心回りに回転可能に構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌子を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属を精錬するに当たり、精錬剤を効率良く溶融金属中へ添加・分散させることができ、効率良く精錬を実施することのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 攪拌子4を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属3を精錬するに際し、前記攪拌子の回転角速度を精錬処理中に周期的に変更して溶融金属を攪拌する。この場合に、前記攪拌子の回転数Rに対する角速度の変化振動数Fの比である変速振動数比F/Rを、1以上とすること、前記攪拌子の回転制御をインバーターにより行うこと、及び、前記攪拌子の回転制御を、カムを用いて機械的に行うことなどが好ましい。 (もっと読む)


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